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31~40話
40c、やだと言っているのに! ※
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「うまく達せたな」
「っはぁ……、たっ……せ……?」
グレニスの方を振り返りたいのだけれど、全身ぐったりと脱力してしまって顔を上げられない。
すがるように握りしめたままの屹立を、問いかけるようにぼんやりと見つめた。
「ああ、上手だった。だが、もっとよく慣らしておかないとな」
霞がかった頭では言われた言葉の意味さえもよくわからないけれど、上手にできたと言うのだからいいことなのだろう。
何もかも初めてのこの行為が、ちゃんとできていたのなら嬉しい。
幸せな心地でとろんと微睡んでいると、秘部にちゅぷりと何かが挿し入れられた。
「……んへっ?」
「こんなにも狭いのか……」
グレニスが何事か呟きながら、細長いそれはちゅぷぷぷと深く挿し込まれていく。
ぬるぬると滑って痛みはない。
痛みはない、けれど……。
異物が侵入してくる感触に、ものすごい違和感を感じる。
「んんっ……、ゆ、指、ですか……?」
「ああ、指一本でもきついくらいだな……。力を抜いて楽にしているといい」
そう言われても、こんな状態で楽になどしていられるわけはない。
裸でグレニスに跨がって、秘部を弄られているのだから。
ぬるーっ……
にゅぷぷぷ……
探るようにゆっくりと指が抜き挿しされる。
「ん……、うぅ……」
異物感を感じたかと思えば、引き抜かれる瞬間には切ない喪失感が込み上げて、すごく妙な感覚だ。
長い指は時折くっと中で曲がったり、かき混ぜるようにくるりと回ってみたり。
段々と動きが滑らかになってくると、さらに指が増やされたようだった。
「んっ…………あっ、やっ! それっ、バラバラに動くの、やだ……っ!」
「これが好きか」
やだと言っているのに!
「っはぁ……、たっ……せ……?」
グレニスの方を振り返りたいのだけれど、全身ぐったりと脱力してしまって顔を上げられない。
すがるように握りしめたままの屹立を、問いかけるようにぼんやりと見つめた。
「ああ、上手だった。だが、もっとよく慣らしておかないとな」
霞がかった頭では言われた言葉の意味さえもよくわからないけれど、上手にできたと言うのだからいいことなのだろう。
何もかも初めてのこの行為が、ちゃんとできていたのなら嬉しい。
幸せな心地でとろんと微睡んでいると、秘部にちゅぷりと何かが挿し入れられた。
「……んへっ?」
「こんなにも狭いのか……」
グレニスが何事か呟きながら、細長いそれはちゅぷぷぷと深く挿し込まれていく。
ぬるぬると滑って痛みはない。
痛みはない、けれど……。
異物が侵入してくる感触に、ものすごい違和感を感じる。
「んんっ……、ゆ、指、ですか……?」
「ああ、指一本でもきついくらいだな……。力を抜いて楽にしているといい」
そう言われても、こんな状態で楽になどしていられるわけはない。
裸でグレニスに跨がって、秘部を弄られているのだから。
ぬるーっ……
にゅぷぷぷ……
探るようにゆっくりと指が抜き挿しされる。
「ん……、うぅ……」
異物感を感じたかと思えば、引き抜かれる瞬間には切ない喪失感が込み上げて、すごく妙な感覚だ。
長い指は時折くっと中で曲がったり、かき混ぜるようにくるりと回ってみたり。
段々と動きが滑らかになってくると、さらに指が増やされたようだった。
「んっ…………あっ、やっ! それっ、バラバラに動くの、やだ……っ!」
「これが好きか」
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