響 蒼華

響 蒼華

ほそぼそと連載をしていきたいと思っています。 頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 感想など頂けると大変励みになります。
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――私は待つ、いつか訪れるその時を。 時は大正。処は日の本、華やぐ帝都。 珂祥伯爵家の長女・菫子(とうこ)は家族や使用人から疎まれ屋敷内で孤立し、女学校においても友もなく独り。 それもこれも、菫子を取り巻くある噂のせい。 『不幸の菫子様』と呼ばれるに至った過去の出来事の数々から、菫子は誰かと共に在る事、そして己の将来に対して諦観を以て生きていた。 心許せる者は、自分付の女中と、噂畏れぬただ一人の求婚者。 求婚者との縁組が正式に定まろうとしたその矢先、歯車は回り始める。 命の危機にさらされた菫子を救ったのは、どこか懐かしく美しい灰色の髪のあやかしで――。 そして、菫子を取り巻く運命は動き始める、真実へと至る悲哀の終焉へと。 ※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。 ※この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』『Novelism』『エブリスタ』様にも掲載しています。
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小説 111,349 位 / 111,349件 歴史・時代 1,403 位 / 1,403件
文字数 152,526 最終更新日 2021.06.10 登録日 2021.05.28
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