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第八話
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わたくしたちの住むアルマース王国では、同性間の結婚が可能だった。
だから、わたくしは軽いノリで聞いてみたのだ。
すると、ラインハルザ様は、お顔を真っ赤にして、耳までも赤く染めて慌てるように言ったのよ。
「ヴィー!!な、ななななな、何を!!」
「可愛い……」
「かわっ!可愛いってなんだ!!」
あら、つい思っていたことが口を吐いてしまったわ。
ごほん。まぁ、誤魔化せなくもないけど、今日は押してもいい気がしたわたくしは、ラインハルザ様に身を寄せて、耳元で鎧越しに言ったわ。
「ハルザが可愛いって言ったんだよ。食べちゃいたい……」
わたくしがそう言うと、耳を手で押さえてばっと身を離したラインハルザ様は、小さく震えてから吐き捨ているように言って走り出してしまっていた。
「ヴィーのエロがっぱ!!」
なんだそれ?可愛いんですけど!!
なになに?えろがっぱ?何その罵倒、可愛すぎでしょうか!!
自然と鎧の中の口が笑みを作っていたわたくしは、くすくす笑いながらも、ゆっくりとラインハルザ様の背中を追っていた。
寮の部屋に戻ったわたくしは、ラインハルザ様の可愛い態度にまたもや口元に笑みを作っていた。
だって、自室に籠れば顔を合わせずに済むのに、リビングルームで待っていてくれる当たりがラインハルザ様の可愛いところなのよね。
魔術で作った鎧は、わたくしを元の体の何倍も大きく見せてくれた。
そのため、手足の先は空洞で魔力で動かしている状態ではあったけど。
ラインハルザ様の座るソファーのすぐ隣に座ったわたくしは、そんな、体格を利用して、本来はわたくしよりも大きなラインハルザ様を抱き上げて、膝の上に乗せて抱きしめていた。
「ハルザ、ごめん。でも、君が可愛いと思ったのは本当だよ?ごめん。怒った?」
わたくしが、しゅんとした声でそう言うと、ラインハルザ様は緩く首を振ってくれた。
「別に……。でも、お前なんでそんなに男前なんだ?前は違ったよな?」
「……。そうか?」
「ああ、別人みたいだ。なぁ、その鎧外せよ?」
ラインハルザ様に初めて鎧を脱げと言われたわたくしは心臓が飛び出そうだった。
今まで、トイレに入る時もお風呂に入る時もお風呂から出たときも、決して鎧を脱ごうとしなかったわたくしに、何も言わずにいてくれたのに。
とうとう言われてしまったわ。
更に悪いことに、中身が別人なのではないかと疑われていることに、わたくしは鎧の中で大量に冷や汗を掻いていた。
「なぁ、いいよな?」
だけど、そう言われてしまうと嫌とは言えないかった。
お慕いしている相手に、意味合いは違うけれど、脱げと言われているのだから、脱がないなんてわたくしにはできないわ。
わたくしは恥じらいながらこう答えていた。
「全部脱ぐなんて恥ずかしい……。でも、ハルザがそう望むなら、僕は裸になってもいいよ……」
だから、わたくしは軽いノリで聞いてみたのだ。
すると、ラインハルザ様は、お顔を真っ赤にして、耳までも赤く染めて慌てるように言ったのよ。
「ヴィー!!な、ななななな、何を!!」
「可愛い……」
「かわっ!可愛いってなんだ!!」
あら、つい思っていたことが口を吐いてしまったわ。
ごほん。まぁ、誤魔化せなくもないけど、今日は押してもいい気がしたわたくしは、ラインハルザ様に身を寄せて、耳元で鎧越しに言ったわ。
「ハルザが可愛いって言ったんだよ。食べちゃいたい……」
わたくしがそう言うと、耳を手で押さえてばっと身を離したラインハルザ様は、小さく震えてから吐き捨ているように言って走り出してしまっていた。
「ヴィーのエロがっぱ!!」
なんだそれ?可愛いんですけど!!
なになに?えろがっぱ?何その罵倒、可愛すぎでしょうか!!
自然と鎧の中の口が笑みを作っていたわたくしは、くすくす笑いながらも、ゆっくりとラインハルザ様の背中を追っていた。
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だって、自室に籠れば顔を合わせずに済むのに、リビングルームで待っていてくれる当たりがラインハルザ様の可愛いところなのよね。
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そのため、手足の先は空洞で魔力で動かしている状態ではあったけど。
ラインハルザ様の座るソファーのすぐ隣に座ったわたくしは、そんな、体格を利用して、本来はわたくしよりも大きなラインハルザ様を抱き上げて、膝の上に乗せて抱きしめていた。
「ハルザ、ごめん。でも、君が可愛いと思ったのは本当だよ?ごめん。怒った?」
わたくしが、しゅんとした声でそう言うと、ラインハルザ様は緩く首を振ってくれた。
「別に……。でも、お前なんでそんなに男前なんだ?前は違ったよな?」
「……。そうか?」
「ああ、別人みたいだ。なぁ、その鎧外せよ?」
ラインハルザ様に初めて鎧を脱げと言われたわたくしは心臓が飛び出そうだった。
今まで、トイレに入る時もお風呂に入る時もお風呂から出たときも、決して鎧を脱ごうとしなかったわたくしに、何も言わずにいてくれたのに。
とうとう言われてしまったわ。
更に悪いことに、中身が別人なのではないかと疑われていることに、わたくしは鎧の中で大量に冷や汗を掻いていた。
「なぁ、いいよな?」
だけど、そう言われてしまうと嫌とは言えないかった。
お慕いしている相手に、意味合いは違うけれど、脱げと言われているのだから、脱がないなんてわたくしにはできないわ。
わたくしは恥じらいながらこう答えていた。
「全部脱ぐなんて恥ずかしい……。でも、ハルザがそう望むなら、僕は裸になってもいいよ……」
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