女王様の言う通り

水道水

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第一章 血の香り

思考

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フリュールの部屋を後にし、真っ直ぐに書斎へと戻る。
読みかけの本を読む為
でもあるが先程の話が気にかかる。

どうして急に我が国へ援助を希望してきた?
べーレルには我が国に逆らえる要素は何一つ無いはずだ。
むしろ物資なども買い付けてやっている。
要するにミヒールはベーレルの
お得意様ということだ。
そして兵力強化している事も気になる要素だ。

明らかに我が国への攻め込みを企てているに違いない。

兵力強化や、新兵器作成しているとの噂は
届いているがその他にも
食物、衣類等の国民の生活必需品が枯渇している、そして餓死や疫病等も流行しているということも。

このタイミングで我が国へ援助を希望してくるのは分からないことではない。
しかし、その援助が国民に使われることはないだろう。
何故ならばその様な国民が危機的な状態に兵力強化等している段階で知れている。

明らかに何かを仕掛けようとしている。

それも我が国へ。

それもそうだろう。
お得意様と言うだけで国のありったけの物資を買われ、自国は貧困化。
何かしてやりたいという考えに合点が行く。

さて、どう潰そうか。
兵力強化の物資を買い占めてしまうのもよい。
さらに火がついて我が国に仕掛けてくるタイミングも早くなるだろう。
逆に国民に資源を渡してやってもいい。
国民から謀反を起こされ国は崩壊し、べーレルの民はミヒールの国に忠実な下僕になるだろう。

アイデアが止まらない。
思わず口元が緩む。
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