8 / 11
第一章 血の香り
怠け
しおりを挟む
城の前にはもう馬車が用意されている。
うちの使用人は優秀だ。
そういえば今朝指を怪我したという使用人がいたな。
彼女はまだ新人だ。
いくら私でも不慣れな新人を即刻殺したりしない。
その位の良心は持っているはずだ。
彼女にもいずれいい使用人になってほしいものだ。
ところでフリュールの姿が見当たらない。
使用人に聞く。
「フリュールはどうした?」
「フリュール様は身支度に少し時間がかかっているようです。もう少し待って欲しいとの事でした」
全くあいつという奴は。
本当に王なのか?
いつまで経っても子供のままの気分か。
そうして役10分後フリュールが現れた。
「すまない。エルフィン。少々服のボタンが止めづらくてな。」
「また肥えたのではないか。少し鍛錬を行いすぎているのではないか。
王だからといって怠っていいものではないぞ。
豪華な椅子にふんぞり返っているだけが王ではないのだ。」
「す、すまない。鍛錬を少しキツくするよ」
申し訳なさそうに頭をポリポリとかく。
全く。
「では行くぞ。」
「ああ。」
これから国の様子を見る。
最も大事な仕事だ。
うちの使用人は優秀だ。
そういえば今朝指を怪我したという使用人がいたな。
彼女はまだ新人だ。
いくら私でも不慣れな新人を即刻殺したりしない。
その位の良心は持っているはずだ。
彼女にもいずれいい使用人になってほしいものだ。
ところでフリュールの姿が見当たらない。
使用人に聞く。
「フリュールはどうした?」
「フリュール様は身支度に少し時間がかかっているようです。もう少し待って欲しいとの事でした」
全くあいつという奴は。
本当に王なのか?
いつまで経っても子供のままの気分か。
そうして役10分後フリュールが現れた。
「すまない。エルフィン。少々服のボタンが止めづらくてな。」
「また肥えたのではないか。少し鍛錬を行いすぎているのではないか。
王だからといって怠っていいものではないぞ。
豪華な椅子にふんぞり返っているだけが王ではないのだ。」
「す、すまない。鍛錬を少しキツくするよ」
申し訳なさそうに頭をポリポリとかく。
全く。
「では行くぞ。」
「ああ。」
これから国の様子を見る。
最も大事な仕事だ。
1
あなたにおすすめの小説
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
【短編】その婚約破棄、本当に大丈夫ですか?
佐倉穂波
恋愛
「僕は“真実の愛”を見つけたんだ。意地悪をするような君との婚約は破棄する!」
テンプレートのような婚約破棄のセリフを聞いたフェリスの反応は?
よくある「婚約破棄」のお話。
勢いのまま書いた短い物語です。
カテゴリーを児童書にしていたのですが、投稿ガイドラインを確認したら「婚約破棄」はカテゴリーエラーと記載されていたので、恋愛に変更しました。
悪役令嬢に相応しいエンディング
無色
恋愛
月の光のように美しく気高い、公爵令嬢ルナティア=ミューラー。
ある日彼女は卒業パーティーで、王子アイベックに国外追放を告げられる。
さらには平民上がりの令嬢ナージャと婚約を宣言した。
ナージャはルナティアの悪い評判をアイベックに吹聴し、彼女を貶めたのだ。
だが彼らは愚かにも知らなかった。
ルナティアには、ミューラー家には、貴族の令嬢たちしか知らない裏の顔があるということを。
そして、待ち受けるエンディングを。
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる