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おまけ
8 侍女はどうなった? (クリスティアーナの専属侍女視点)
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舞踏会の日、ダイアナ様とコーディ伯爵夫妻は青ざめた顔で戻ってきたが、この3人の顔にはおできとニキビが溢れていた。
「い、いったい、これはどういうことですか?」
「どうもこうもないわよぉーー。クリスティアーナが大魔女だったのよぉーー。私達はもう破滅だわ・・・・・・きっとあの子に殺されてしまうわ」
コーディ伯爵夫人が唇を震わせながら震えていた。
「あらぁ~そんな無駄なことはしませんわぁ~~」
クリスティアーナ様が突然目の前に姿を現し腰を抜かす私達。
「お父様達は離れに移っていただきます。ダイアナは私の代わりにその老人の元に嫁ぎなさい。それから、使用人は全員入れ替えですわ。皆様、クビです」
「え? いきなりクビなんて酷いです!」
私はあまりの理不尽さに声をあげた。
「あら? 貴女方が私にしたことを忘れたのですか? 汚水をかけようとしたり、わざと焼けていない魚を用意したり。それに加担した者や黙って見ていただけの者も、私からすれば同罪ですわ。さっさと出て行きなさい!」
私達侍女達が暗い顔で出て行く中、下女の数人は呼び止めら紹介状を渡されていた。
紹介状があれば、次の仕事先も容易に見つかる。なければその職場で不都合を起こしてクビになった思われるので、なかなか次の仕事につけないのだった。
嘘…どうしよう・・・・・・私は、もちろん紹介状がもらえていない。結果、どの貴族の家に行っても断られた。
「前職はコーディ伯爵家の侍女ね? で、紹介状は?」
「あ、ありません。でも、一生懸命働きますから」
「えぇーー無理よ。だって、王太子妃殿下になる方からクビになったってことでしょう? そんな人なんて雇えるわけがないわ」
ーー魔女様の逆鱗に触れた侍女など誰が雇ってくれようか・・・・・・
平民ですら雇ってくれない・・・・・・皆が尊敬し、あがめる方を貶めた罪はこれはほど重いのか
まともな働き口はひとつも見つからない。追い出された私達クリスティアーナ様の専属侍女達は、路地裏の汚いアパートの一室でその日暮らしをした。仲間の一人は身体を売ったり、飲食店から万引きするようにもなった。
ーー人が落ちぶれていくのは、あっという間だ。くっそ! ダイアナが悪いんだ! 自分が大魔女だなんて言うから! みんなあのダイアナのせいだ!
「クリスティアーナ様、申し訳ありませんでした。魔力があるなしに拘わらず、お世話をしなければならない方に酷いことをしました。人によって態度を変えていた自分が恥ずかしいです」
傍らにいた仲間の侍女が、私とは全く別なことをささやいた。
ーーなぁに良い子ぶっちゃってるのよ、ふん! 私達は当然のことをしただけじゃない? 魔力があることを黙っていたクリスティアーナ様だって、悪いじゃない! 知っていたらあんなことはしなかった。
良い子ぶっていたその侍女は突然いなくなった。文字通り消滅したのよ。怖いったらない。きっとクリスティアーナ様に殺されたんだよ。クソ忌々しいねっ!!
私は結局どこにも勤め先を見つけることができず、そのまま娼婦になって荒んだ生活をおくったのだった。
ꕤ୭*(消えた侍女視点)
「ここはどこ? すごく贅沢なお部屋ね」
私はキョロキョロしながらつぶやいた。大理石の床に、柔らかな本革のソファ。華やかなデザインの洒落た家具たち。
「おかえり」
振り向くと艶やかな銀髪に、輝くアメジストの瞳が私をっみつめた。
「クリスティアーナ様」
私はその御前にひざまづくと、謝罪の言葉を口にした。
「よろしくてよ。気づいて反省して、行いを改めようとする者は許しましょう。けれど、また邪なことをするようなら今度は許しませんわ」
「は、はい。ありがとうございます」
私は感謝にむせび泣いたのだった。
ーーこれから誠心誠意尽くすことを誓います!!
「い、いったい、これはどういうことですか?」
「どうもこうもないわよぉーー。クリスティアーナが大魔女だったのよぉーー。私達はもう破滅だわ・・・・・・きっとあの子に殺されてしまうわ」
コーディ伯爵夫人が唇を震わせながら震えていた。
「あらぁ~そんな無駄なことはしませんわぁ~~」
クリスティアーナ様が突然目の前に姿を現し腰を抜かす私達。
「お父様達は離れに移っていただきます。ダイアナは私の代わりにその老人の元に嫁ぎなさい。それから、使用人は全員入れ替えですわ。皆様、クビです」
「え? いきなりクビなんて酷いです!」
私はあまりの理不尽さに声をあげた。
「あら? 貴女方が私にしたことを忘れたのですか? 汚水をかけようとしたり、わざと焼けていない魚を用意したり。それに加担した者や黙って見ていただけの者も、私からすれば同罪ですわ。さっさと出て行きなさい!」
私達侍女達が暗い顔で出て行く中、下女の数人は呼び止めら紹介状を渡されていた。
紹介状があれば、次の仕事先も容易に見つかる。なければその職場で不都合を起こしてクビになった思われるので、なかなか次の仕事につけないのだった。
嘘…どうしよう・・・・・・私は、もちろん紹介状がもらえていない。結果、どの貴族の家に行っても断られた。
「前職はコーディ伯爵家の侍女ね? で、紹介状は?」
「あ、ありません。でも、一生懸命働きますから」
「えぇーー無理よ。だって、王太子妃殿下になる方からクビになったってことでしょう? そんな人なんて雇えるわけがないわ」
ーー魔女様の逆鱗に触れた侍女など誰が雇ってくれようか・・・・・・
平民ですら雇ってくれない・・・・・・皆が尊敬し、あがめる方を貶めた罪はこれはほど重いのか
まともな働き口はひとつも見つからない。追い出された私達クリスティアーナ様の専属侍女達は、路地裏の汚いアパートの一室でその日暮らしをした。仲間の一人は身体を売ったり、飲食店から万引きするようにもなった。
ーー人が落ちぶれていくのは、あっという間だ。くっそ! ダイアナが悪いんだ! 自分が大魔女だなんて言うから! みんなあのダイアナのせいだ!
「クリスティアーナ様、申し訳ありませんでした。魔力があるなしに拘わらず、お世話をしなければならない方に酷いことをしました。人によって態度を変えていた自分が恥ずかしいです」
傍らにいた仲間の侍女が、私とは全く別なことをささやいた。
ーーなぁに良い子ぶっちゃってるのよ、ふん! 私達は当然のことをしただけじゃない? 魔力があることを黙っていたクリスティアーナ様だって、悪いじゃない! 知っていたらあんなことはしなかった。
良い子ぶっていたその侍女は突然いなくなった。文字通り消滅したのよ。怖いったらない。きっとクリスティアーナ様に殺されたんだよ。クソ忌々しいねっ!!
私は結局どこにも勤め先を見つけることができず、そのまま娼婦になって荒んだ生活をおくったのだった。
ꕤ୭*(消えた侍女視点)
「ここはどこ? すごく贅沢なお部屋ね」
私はキョロキョロしながらつぶやいた。大理石の床に、柔らかな本革のソファ。華やかなデザインの洒落た家具たち。
「おかえり」
振り向くと艶やかな銀髪に、輝くアメジストの瞳が私をっみつめた。
「クリスティアーナ様」
私はその御前にひざまづくと、謝罪の言葉を口にした。
「よろしくてよ。気づいて反省して、行いを改めようとする者は許しましょう。けれど、また邪なことをするようなら今度は許しませんわ」
「は、はい。ありがとうございます」
私は感謝にむせび泣いたのだった。
ーーこれから誠心誠意尽くすことを誓います!!
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