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番外編 サマンサの場合 鳥のトイレになりました(コメディ末路)
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「ダコスちゃんに会いたいのだけれど、そこを通してちょうだい!」
私はダコスの母親のサマンサだ。娘に会いに来たっていうのになぜ下女風情が邪魔をするのよ。
「そこをどきなさいよ! 無礼者め! 私はレティラ伯爵夫人ですよ」
「なんと言われても奥様をあなたに会わすわけにはまいりません。旦那様のご命令ですので・・・・・・」
「くっ! よくお聞きなさいよ? どちらの身分が高いと思っているの? ダコスちゃんの夫は準男爵でしょう? 平民と変わらないでしょうが・・・・・・」
「なんの騒ぎですか? お母様! どんなご要件でしょうか?」
「まぁ、他人行儀な! しばらく会わないうちにますます綺麗になったのね? ところでこれから私と一緒に秘密の夜会に行きましょう?」
「夜会? 何の為にですか? 私はこれからバートンの夕食の支度で忙しいですわ」
「夕食の支度? まさか、そんなことをさせられているの?」
「はい、結構楽しいです。おいしくできると褒めてもらえて、お代わりしてくれるんですよ」
「やれやれ。貴女はそんなことをする為に産まれてきたのじゃないのよ! これから行く夜会は高位貴族の殿方がお忍びで来る楽しいところよ。私もあなたのお父様とそこで出会って伯爵夫人になれたの! 高貴な方の愛人になれば、人生が勝ち組なのよ」
「ダコスは行かないです。夜会なんて興味がないもん」
「なにを言うの? 母親の言うことが聞けないと言うの?」
聞き分けのない子には思い知らせてあげないといけないわ。手をふりあげようとしたところ、その手を掴んだのはダコスの夫のバートンだった。
「私の妻を、いかがわしいパーティに連れていくつもりか? その夜会は既婚者の遊び人が女を漁りに行くところだよな?」
「ん? バートン! アサリが獲れるの? だったらダコス行きたい。アサリのパスタ作ってあげるわ」
「違う、違う。ダコスがいる前でこんな汚い話しはしたくないな。さぁ、お帰りください! そして二度とこの屋敷には来ないでくれ!」
ーーこの旦那が早く帰って来ない日にダコスを誘わなきゃ。あの子は絶対高位貴族の男性に好かれるタイプなのよ。顔は童顔でお目々はぱっちり、それでいてバストも大きく体つきは妖艶な大人だった。ベビーフェイスのダイナマイトボディ。こんな爵位なしの男の妻なんてもったいない。王族の愛人にしたかったのに・・・・・・そして子供を産めば一生遊んで暮らせるお金をもらえるんだ。その母親の私だとて恩恵に預かることができる。
私はダコスの為にいいパトロンをみつけようとそのパーティに潜入してみた。すると見目麗しい貴公子がやってきて私を誘うのよ。
「あの、私はそんなに若くはないので・・・・・・」
「いえいえ、私はマザコンなのです! ぜひ、お願いしたい!」
私はこの不倫に胸を躍らせ・・・・・・そして夫にバレて離婚された。今は80歳のおじいさんの愛人だ。倍の年齢の愛人なんて地獄なんだけど・・・・・・
「お願い! ダコス、一緒に住めないかしら? 私、この屋敷で我慢してあげるからお母様にそこの一番いいお部屋をちょうだい!! もう愛人生活は嫌なのよ」
「あぁ、その方は王族なのですよね? お母様、昔からの夢が叶って良かったですね! え? 愛人を辞めたい? なんでですか? 私にも以前勧めたのはとても楽しいからですよね? 」
ーーあぁ、そう言われてしまえばなにも言い返せない私だった。
ダコスを見れば、とても嬉しそうに毎日にこにこと生活している。貴族でもないのに、楽しそうに・・・・・・大好きなバートンに美味しいって言ってもらうんだ、と張り切って料理を作るダコス。
もうダコスのところに来るのはやめよう。自分が惨めになってしまうわ。私はため息をついてあの老人の元に帰る馬車に乗り込もうとした。
カァー、カァーー!!
カラスがひと鳴きして、頭に生暖かいものがかかった。・・・・・・まさか、やっぱり
私はそれ以来、鳥に糞をかけられる不運にあい続けそれは死ぬまで続いた。これって・・・・・・
୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧
なんていうか、あまり面白くもない末路になりました。
やっぱ、残酷じゃない末路がうまく書けない(•́ε•̀;ก)💦・・・・・・
お父さんのほうも、ぱっとしない末路になりそう😅
私はダコスの母親のサマンサだ。娘に会いに来たっていうのになぜ下女風情が邪魔をするのよ。
「そこをどきなさいよ! 無礼者め! 私はレティラ伯爵夫人ですよ」
「なんと言われても奥様をあなたに会わすわけにはまいりません。旦那様のご命令ですので・・・・・・」
「くっ! よくお聞きなさいよ? どちらの身分が高いと思っているの? ダコスちゃんの夫は準男爵でしょう? 平民と変わらないでしょうが・・・・・・」
「なんの騒ぎですか? お母様! どんなご要件でしょうか?」
「まぁ、他人行儀な! しばらく会わないうちにますます綺麗になったのね? ところでこれから私と一緒に秘密の夜会に行きましょう?」
「夜会? 何の為にですか? 私はこれからバートンの夕食の支度で忙しいですわ」
「夕食の支度? まさか、そんなことをさせられているの?」
「はい、結構楽しいです。おいしくできると褒めてもらえて、お代わりしてくれるんですよ」
「やれやれ。貴女はそんなことをする為に産まれてきたのじゃないのよ! これから行く夜会は高位貴族の殿方がお忍びで来る楽しいところよ。私もあなたのお父様とそこで出会って伯爵夫人になれたの! 高貴な方の愛人になれば、人生が勝ち組なのよ」
「ダコスは行かないです。夜会なんて興味がないもん」
「なにを言うの? 母親の言うことが聞けないと言うの?」
聞き分けのない子には思い知らせてあげないといけないわ。手をふりあげようとしたところ、その手を掴んだのはダコスの夫のバートンだった。
「私の妻を、いかがわしいパーティに連れていくつもりか? その夜会は既婚者の遊び人が女を漁りに行くところだよな?」
「ん? バートン! アサリが獲れるの? だったらダコス行きたい。アサリのパスタ作ってあげるわ」
「違う、違う。ダコスがいる前でこんな汚い話しはしたくないな。さぁ、お帰りください! そして二度とこの屋敷には来ないでくれ!」
ーーこの旦那が早く帰って来ない日にダコスを誘わなきゃ。あの子は絶対高位貴族の男性に好かれるタイプなのよ。顔は童顔でお目々はぱっちり、それでいてバストも大きく体つきは妖艶な大人だった。ベビーフェイスのダイナマイトボディ。こんな爵位なしの男の妻なんてもったいない。王族の愛人にしたかったのに・・・・・・そして子供を産めば一生遊んで暮らせるお金をもらえるんだ。その母親の私だとて恩恵に預かることができる。
私はダコスの為にいいパトロンをみつけようとそのパーティに潜入してみた。すると見目麗しい貴公子がやってきて私を誘うのよ。
「あの、私はそんなに若くはないので・・・・・・」
「いえいえ、私はマザコンなのです! ぜひ、お願いしたい!」
私はこの不倫に胸を躍らせ・・・・・・そして夫にバレて離婚された。今は80歳のおじいさんの愛人だ。倍の年齢の愛人なんて地獄なんだけど・・・・・・
「お願い! ダコス、一緒に住めないかしら? 私、この屋敷で我慢してあげるからお母様にそこの一番いいお部屋をちょうだい!! もう愛人生活は嫌なのよ」
「あぁ、その方は王族なのですよね? お母様、昔からの夢が叶って良かったですね! え? 愛人を辞めたい? なんでですか? 私にも以前勧めたのはとても楽しいからですよね? 」
ーーあぁ、そう言われてしまえばなにも言い返せない私だった。
ダコスを見れば、とても嬉しそうに毎日にこにこと生活している。貴族でもないのに、楽しそうに・・・・・・大好きなバートンに美味しいって言ってもらうんだ、と張り切って料理を作るダコス。
もうダコスのところに来るのはやめよう。自分が惨めになってしまうわ。私はため息をついてあの老人の元に帰る馬車に乗り込もうとした。
カァー、カァーー!!
カラスがひと鳴きして、頭に生暖かいものがかかった。・・・・・・まさか、やっぱり
私はそれ以来、鳥に糞をかけられる不運にあい続けそれは死ぬまで続いた。これって・・・・・・
୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧
なんていうか、あまり面白くもない末路になりました。
やっぱ、残酷じゃない末路がうまく書けない(•́ε•̀;ก)💦・・・・・・
お父さんのほうも、ぱっとしない末路になりそう😅
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