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5 悪魔達の断罪
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「あら、あら。その病の唯一の治療法は魔物の肉を食べることよ。辺境の地に魔物が住む森があるのを知っている? その森の手前に屋敷をプレゼントしてあげるから感謝してね。魔物を毎日狩りに行き、アイリスにお料理してもらってシャーロットも交えて皆で食べると良いと思うわ」
「ひっ。なんで私達まで?」
アイリスの顔はすっかり引きつっている。
「だって、仲良し家族なのでしょう?・・・・・・それにあなたたちも伝染病にすでに犯されているかもしれないわよ? 魔物を早く狩りに行って食べないと手遅れになるかも。アイリスのお腹は大丈夫なの?」
私の言葉が終わるとほぼ同時期にアイリスのお腹がすごい音を鳴らせ悪臭が辺り一面に漂った。漏らしたのだ。
お腹を抱えて苦しむアイリスに私は冷めた眼差しを向けた。アイリスにはホテルを出発する前の朝食のジュースに下剤を入れた。
恥ずかしさと下痢の苦しさでうずくまるアイリスを無視して私は話を続けた。
「さてと、マイクとアイリス。今まで愛し合っていたのに一緒になれなかったのは辛かったわね? 可哀想に。私は先ほども行ったように離婚してあげます。だってこれほど愛し合っている二人の邪魔はできませんからね」
私はマイク達に、嘘の涙を浮かべて自分の離婚決意を宣言したのだ。
「離婚? そんなことはする必要がないよ。なぜホテルの従業員がここにいるのかわからないが、僕達にやましいことはひとつもない」
マイクはそう言いながらも目が泳いで声も震えていた。
「そうよ、なにも悪いことなどしていないわ」
アイリスはうずくまりながらも、私から目を逸らせて嘘を吐く。
「この方はオークリー女伯爵の振りをなさっておりました」
「お二人でイチャイチャとホテル内を練り歩いていらっしゃいました」
続々と証言するホテルの従業員達と私が魔石に録音した会話。言い逃れは最早できない二人だと思われたが。
「ちょっと待て! ホテルの従業員が客の秘密を暴露するのは業務上の守秘義務違反じゃないのか! そのホテルのオーナーに慰謝料を請求したい!」
マイクが反撃開始。
「そうよ、そうよ。こんなふうにホテルでの様子を証言する従業員なんておかしいわ! 莫大な慰謝料をふんだくってやるんだから!」
アイリスはお金が手に入る期待にお腹が痛いのも忘れて目を輝かせている。
「うふふ、残念。ホテルのオーナーはこの私よ? あなた方は不倫をして私に慰謝料を払わなければならないことを忘れていないかしら? ということで、ホテルオーナとしての私が払う慰謝料と不倫をしたあなた方が私に支払う慰謝料を相殺ということにしましょう。アイリスの夫のロジャーはこれからここに来ますから、そちらからも慰謝料を請求されるわね」
「ロジャーに払う金などないぞ! どうしたらいいんだ・・・・・・」
「あぁ、だから魔物を狩って食べて余ったら売ればいいわ。魔物の肉は高級品だから高い値で売れるじゃない? 一家で協力して狩りをするのよ。素敵でしょう?」
「魔物なんて狩れるわけがないだろう? ただの人間が魔物に勝てるはずがない」
「ポピーにしたことを忘れたの? あなた達は悪魔よ。悪魔なら魔物にだって対抗できますとも! むしろ魔物ですら呆れるほどの邪悪さです!」
「お母様! 私を見捨てるの? 私はお母様の養女ですよ」
私達の会話を聞いていたシャーロットが急に可愛らしい声を出して私にすがって来る。
「あら、あなたが大好きなのはママでしょう? 私は産みの母でも育ての母でもないわよ。だってあなたはなにひとつ私の言うことを聞かなかったじゃない? さようなら」
「そんな・・・・・・」
私はシャーロットを捨てた。まだ子供なのだから更生の余地はあったのかもしれない。けれどポピーを殴ったり蹴っていたという事実は私にシャーロットを更生させたいという気持ちを失わせた。
彼らは辺境の地に建てた小さな小屋に追放してやった。そこは魔物の住む森のすぐ近く。彼らには剣と鎌とナイフもプレゼントしてあげた。それで魔物を殺すか・・・・・・自分達が死ぬか・・・・・・自業自得だ・・・・・・ポピーを虐待したような人間に私は同情しない。
ポピーは私が育てる。そしてその傍らには同じく妻に裏切られていたロジャーが協力する為に離れに引っ越してくることになった。ポピーの心のケアには実の父親がそばにいることも大事だったからだ。
そしてポピーは・・・・・・
「ひっ。なんで私達まで?」
アイリスの顔はすっかり引きつっている。
「だって、仲良し家族なのでしょう?・・・・・・それにあなたたちも伝染病にすでに犯されているかもしれないわよ? 魔物を早く狩りに行って食べないと手遅れになるかも。アイリスのお腹は大丈夫なの?」
私の言葉が終わるとほぼ同時期にアイリスのお腹がすごい音を鳴らせ悪臭が辺り一面に漂った。漏らしたのだ。
お腹を抱えて苦しむアイリスに私は冷めた眼差しを向けた。アイリスにはホテルを出発する前の朝食のジュースに下剤を入れた。
恥ずかしさと下痢の苦しさでうずくまるアイリスを無視して私は話を続けた。
「さてと、マイクとアイリス。今まで愛し合っていたのに一緒になれなかったのは辛かったわね? 可哀想に。私は先ほども行ったように離婚してあげます。だってこれほど愛し合っている二人の邪魔はできませんからね」
私はマイク達に、嘘の涙を浮かべて自分の離婚決意を宣言したのだ。
「離婚? そんなことはする必要がないよ。なぜホテルの従業員がここにいるのかわからないが、僕達にやましいことはひとつもない」
マイクはそう言いながらも目が泳いで声も震えていた。
「そうよ、なにも悪いことなどしていないわ」
アイリスはうずくまりながらも、私から目を逸らせて嘘を吐く。
「この方はオークリー女伯爵の振りをなさっておりました」
「お二人でイチャイチャとホテル内を練り歩いていらっしゃいました」
続々と証言するホテルの従業員達と私が魔石に録音した会話。言い逃れは最早できない二人だと思われたが。
「ちょっと待て! ホテルの従業員が客の秘密を暴露するのは業務上の守秘義務違反じゃないのか! そのホテルのオーナーに慰謝料を請求したい!」
マイクが反撃開始。
「そうよ、そうよ。こんなふうにホテルでの様子を証言する従業員なんておかしいわ! 莫大な慰謝料をふんだくってやるんだから!」
アイリスはお金が手に入る期待にお腹が痛いのも忘れて目を輝かせている。
「うふふ、残念。ホテルのオーナーはこの私よ? あなた方は不倫をして私に慰謝料を払わなければならないことを忘れていないかしら? ということで、ホテルオーナとしての私が払う慰謝料と不倫をしたあなた方が私に支払う慰謝料を相殺ということにしましょう。アイリスの夫のロジャーはこれからここに来ますから、そちらからも慰謝料を請求されるわね」
「ロジャーに払う金などないぞ! どうしたらいいんだ・・・・・・」
「あぁ、だから魔物を狩って食べて余ったら売ればいいわ。魔物の肉は高級品だから高い値で売れるじゃない? 一家で協力して狩りをするのよ。素敵でしょう?」
「魔物なんて狩れるわけがないだろう? ただの人間が魔物に勝てるはずがない」
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「お母様! 私を見捨てるの? 私はお母様の養女ですよ」
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そしてポピーは・・・・・・
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