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願ったり叶ったり(アーロン視点)
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私は、念願の医者になり、王宮専用病院に勤務している。これは、すごく名誉なことだった。けれど、王族専属医師でない限り雇われ医師の給料はそれほど高くはない。町の開業医の方が何倍も稼げるのだ。
だから、開業医の娘を狙っていた。もちろん、跡取り娘でないと意味はない。しかも、できるだけ、ばかな女が望ましい。そのばか女を、是非とも私の言いなりにさせたい。なぜなら、私には結構な借金があるからだ。
女がいっぱいいて接待してくれるところが、とても好きなのさ。医者というだけで、神のように扱ってくれる。ちやほされ、簡単にお持ち帰りもさせてくれる女の宝庫、そこは男の楽園だ!
医者になって、すぐに嵌まり、気がつけば自分では払えないくらいに膨らんでいた。給料をもらったその日に、倍に増やしてやろうと思いギャンブルに手を出したのもいけなかった。さらに、借金が2倍になった。
そんな時に、地味女のジェネシスと出会った。黒縁の眼鏡にひっつめた髪と化粧っ気のない顔は、およそ私の好みではないが。金づると思えば許容範囲だった。それに、この女は眼鏡を外し、髪を整え、化粧をさせたらそこそこ綺麗になりそうだった。
「いずれは、実家の病院を継ぐようにいわれているのよ。姉は可愛いけれど勉強が嫌いだったから・・・・・・」
そんな、美味しい話を聞いたら、もうジェネシスは私のものだ! 早速、実家の病院が見たくなった。そうして、婚約でもしてしまえば、こっちのものだ。その後にすぐ妊娠させて、逃げられないようにして、少しずつその家の財産を奪ってやるんだ。できれば、親もバカがいい! あまり、深く考えないプライドだけ高い親だとなお、いいな。
そう思って、ジェネシスの実家についていった。
*:.。 。.:*・゚✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*
「医者なのね? なら、私の夫とその彼を交換して?」
そんなぶっ飛んだことを言うばか女を、ジェネシスの実家で見つけた。 しかも、バサバサの睫で、ぽってりした唇にグロスが光る ”夜の女” のような容姿。こういう下品な女が、私は大好きだ!
こういう女を奴隷のように言いなりにさせて、口答えしたらお仕置きで縛って、尻を叩いたら楽しいだろうな・・・・・・そう思ったら、私の目はキラキラと輝いてくる。
あぁ、しかも、ありがたい! このばか女は、私をもう自分のものだと言ってくれた。おまけに両親まで乗り気だ。嬉しすぎて踊り出しそうだ。
なぜか、ステーキ屋に行くことになって、ジェネシスはお留守番だと言われていた。どうしたもんかな、と思っていたらまたしても、ばか女が素晴らしいセリフを言ってくれた!
「あら、ダーリン! 貴方は私と一緒よ? この家のお婿さんになってもらうのだから、もう家族じゃないの?」
私は嬉しさに顔を輝かせて頷いたのだった。
だから、開業医の娘を狙っていた。もちろん、跡取り娘でないと意味はない。しかも、できるだけ、ばかな女が望ましい。そのばか女を、是非とも私の言いなりにさせたい。なぜなら、私には結構な借金があるからだ。
女がいっぱいいて接待してくれるところが、とても好きなのさ。医者というだけで、神のように扱ってくれる。ちやほされ、簡単にお持ち帰りもさせてくれる女の宝庫、そこは男の楽園だ!
医者になって、すぐに嵌まり、気がつけば自分では払えないくらいに膨らんでいた。給料をもらったその日に、倍に増やしてやろうと思いギャンブルに手を出したのもいけなかった。さらに、借金が2倍になった。
そんな時に、地味女のジェネシスと出会った。黒縁の眼鏡にひっつめた髪と化粧っ気のない顔は、およそ私の好みではないが。金づると思えば許容範囲だった。それに、この女は眼鏡を外し、髪を整え、化粧をさせたらそこそこ綺麗になりそうだった。
「いずれは、実家の病院を継ぐようにいわれているのよ。姉は可愛いけれど勉強が嫌いだったから・・・・・・」
そんな、美味しい話を聞いたら、もうジェネシスは私のものだ! 早速、実家の病院が見たくなった。そうして、婚約でもしてしまえば、こっちのものだ。その後にすぐ妊娠させて、逃げられないようにして、少しずつその家の財産を奪ってやるんだ。できれば、親もバカがいい! あまり、深く考えないプライドだけ高い親だとなお、いいな。
そう思って、ジェネシスの実家についていった。
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「医者なのね? なら、私の夫とその彼を交換して?」
そんなぶっ飛んだことを言うばか女を、ジェネシスの実家で見つけた。 しかも、バサバサの睫で、ぽってりした唇にグロスが光る ”夜の女” のような容姿。こういう下品な女が、私は大好きだ!
こういう女を奴隷のように言いなりにさせて、口答えしたらお仕置きで縛って、尻を叩いたら楽しいだろうな・・・・・・そう思ったら、私の目はキラキラと輝いてくる。
あぁ、しかも、ありがたい! このばか女は、私をもう自分のものだと言ってくれた。おまけに両親まで乗り気だ。嬉しすぎて踊り出しそうだ。
なぜか、ステーキ屋に行くことになって、ジェネシスはお留守番だと言われていた。どうしたもんかな、と思っていたらまたしても、ばか女が素晴らしいセリフを言ってくれた!
「あら、ダーリン! 貴方は私と一緒よ? この家のお婿さんになってもらうのだから、もう家族じゃないの?」
私は嬉しさに顔を輝かせて頷いたのだった。
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