ただ、好きなことをしたいだけ

ゆい

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おばちゃん異世界に来ました!

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ダンさんは、薬と包帯を持って来ると言ってその場から離れ、私は椅子に座り、右足の包帯を解き始めた。薬がよく効いてくれたのか、傷の治りが早かった。いつもなら、サカムケなんて5日くらいはジクジク痛いのに。

ダンさんは薬と包帯を持って、ロイさんと一緒に戻ってきた。

「アオイ、起きたらベッドにいなかったから、心配したぞ。ダン、俺が包帯を代える。」

と、ダンさんに手を出した。薬を寄越せとジェスチャーしているようだ。ダンさんは、ロイさんに渡して、

「では、朝食の準備をしてきます。」

と、炊場に行った。

ロイさんは、私の正面に跪き、足を見て薬を塗ってくれる。

「痛みとかはないか?」

「もう痛くないよ。」

「治りが早く良かったよ。治癒魔法が使えれば、直ぐに治せたんだけど。」

「おお、ファンタジー!」

「ふぁ、たじー?」

「ファンタジーです。空想・幻想のことです。私の世界は治癒魔法がなくて、怪我や病気はお医者さんに診てもらうの。その代わり、医学が発達しているんだよ。」

「魔法がない世界なのか?」

「魔力?がある人はいるかもしれないけど、科学が発達していて、魔法が使えなくても、生活に必要な便利なものはいっぱいあるよ。」

「便利なもの。…魔道具みないなものか?」

「魔道具?」

「生活に必要な便利なもの。」

電化製品はとかは、こちらでは魔道具に変換されるのかな?電気がなく、魔力で使用する物っぽい。

「王都にはいっぱいあるから、王都に行ったら、商会に見に行くか?」

「うん。楽しみにしているね。」

話しながらも、器用に包帯を巻いてくれた。

ちょうどダンさんも朝食を運んでくれる。私も手伝うと言うが、やっぱり断られた。お客様状態はやっぱり慣れない。





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