ただ、好きなことをしたいだけ

ゆい

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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】

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新入生歓迎会の日が来ました!

午前中授業のあと、午後から準備をして、夕方から開催です。

そう、ドレスです。コルセット苦しい。

ドレスは、ロイ義兄様から贈られてきました。キレイな青のドレスです。上が淡い色で下に向かって濃い色合いになっています。グラデーションの配色が最高です。スカート部分には、金の刺繍が施されて、図案が薔薇で、とても素敵です。

マリアさんの他に、お城から侍女2人が来てくれて、ドレスを着せてくれました。

準備が整った頃、コンラッド殿下が迎えに来た。殿下にエスコートされて、講堂に向かう。

「夜会なんて初めてだから、ちょっと緊張します。」

「緊張し過ぎて、学園長の挨拶で寝ないでくれ。」

「寝ませんよ。」

「叔父上に、綺麗に着飾ったアオイを見せてあげたかったが。」

「カメラがあればいいんですがねぇ。」

「カメラ?」

「その場面を絵にして残すことができる機械です。仕組みがわかれば作れそうですけど、私はわからないから。」

「魔道具師に提案してみるのも、手だな。」

「どんなものかまとめておきます。」

「頼んだ。」

講堂に着き、受付を済ませて入場する。

コンラッド殿下の入場で歓声があがる。そして、隣の私は、品定めをするような不躾な視線を浴びる。マジ貴族社会怖い。でも、私は気にしないことにした。気にしたら負けだ。

私達で最後だったようで、舞台上から、生徒会役員が歓迎会の開催宣言がされた。学園長の挨拶、生徒会長の挨拶が終わると、各々歓談をはじめて、和やかな雰囲気となった。

「アオイはダンス踊れるようになったのか?」

「1曲くらいは?まだ、講師の方の足を踏んでしまいますが。」

「今日はまだ踊らなくていいから、他の人達を見て勉強するんだぞ。あと、私かライズかフィリクスから離れるなよ。」

「異世界あるあるですか?」

「異世界あるあるだ。夜会でドレスにワインをぶち撒けらるんだろ?」

「殿下が異世界あるあるに詳しくなっている。」

「毎日聞かされていれば。」

「では、次は男性が主人公の異世界あるあるを教えますよ。」

「まだあるのか?」

「たくさんありますよ。」

「……勘弁してくれ。」

殿下がげんなりしてしまった。

「コンラッド殿下、アオイ様。」

モリー様に声を掛けられた。マクスウェル様、ミリアンナ様、オリヴィア様もいた。私のおかげ?でクラスのみんなは仲が良い。婚約者や恋人がいないもの同士で入場することになっていた。

「まぁ、ミリアンナ様もオリヴィア様もステキです。」

「ありがとうございます。アオイ様もそのドレス、とてもお似合いですわ。」

「ありがとうございます。ロイ義兄様が贈ってくださいました。」

「公爵様には、大事にされていますねぇ。」

「はい。嬉しい限りです。」

ロイ義兄様に大事にされていると言われて、思わず顔が弛んでしまった。







「殿下は贈られていないんですか?」
「叔父上からだ。」
「でも、色合いが。」
「王族は、金髪碧眼だから、色で言うと、エリザベス嬢と被るが。」
「確かに。」
「でも、殿下と入場したから、勘違いしているものは多いハズです。」
「それこそ、アオイの異世界あるあるが起こらなければ、いいがな。」
「異世界あるある。結構な量で、覚えきれないです。」
「今までのは、女性主人公あるあるだったらしい。男性主人公バージョンもあるらしいぞ。」
「「恐ろしい。」」





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