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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】
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「兄上大変です!」
カフェテリアの王族専用室に入るなり、コンラッド殿下は、ジークハルト王太子殿下に、グランダル先輩からエスコートの申し込みがあった件を話した。
2人が、その話をしている間、私はエリー様と、美味しく昼食をいただいている。
「エリー様、歓迎会でエスコートってどういうことですか?」
「新入生歓迎会って、社交界の夜会の学生のみの会みたいなものなのよ。ルールは夜会と同じで、誰かをエスコートするか、誰かにエスコートされるかしないと、入場できないの。平民の方達も友達同士でエスコートして入場するのよ。貴族になれば、きちんとしたお相手を探さないとなんだけど。」
「そうなんですね。でも、なんでコンラッド殿下は、焦っているんですか?」
「まぁ、そこら辺はそのうちわかるわ。」
「そうなんですね。そう言えば、エリー様、私、『コンラッド殿下に纏わりつかないで』と言われました。」
「あらあら。」
「異世界あるあるの定番がきました!本当にあるんですねぇ。」
「アオイは楽しそうね?」
「それは聞いてないぞ?」
「相手は誰かわかるかい?」
殿下達も話に加わってきた。
「テンプレきたぁ!って楽しかったです。コンラッド殿下には伝えるまでもないかな。って伝えてません。相手は、アルカード様って言っていたかな?」
「…テンプレってなにかしら?」
「アオイが報告してくれなかった。」
「アルカード侯爵家か。」
3人一度に答えないでください。
「テンプレとは、雛型、定型文のことです。今回は、恋愛物語によくある王子様に恋する乙女の行動の1つですね。」
「なるほど、アオイの世界の物語には、良くあることなのね?」
「そうなんです。現実にそんな場面に出会したことなかったし。それに他の女性からやっかみを受けるほど、顔が可愛かったり、綺麗だったりしないから、初めての経験は楽しかったです。」
「あら、アオイの黒眼黒髪は神秘的で素敵よ。」
「私の国では、ほとんどがこの色ですよ。この国は黒を持っている人が少ないから、珍しいだけですよ。まぁ、珍獣扱いですかね。」
「「「珍獣。」」」
「他の国に行くとモテるあるあるですよ。」
「「「あるある。」」」
「アオイは自分の容姿がわかっていないのか?」
「美意識の認識の違いかしら?」
「クラスの男どもから、秋波を送られても気づいていないんです。グランダル殿が私の前で言って来て、助かりました。」
「コンラッドは引き続き牽制を頼む。」
「鈍感で助かったのか、助かってないのか、ですわ。」
「アオイがもし叔父上以外に目をやれば、私達が大変なことになる。」
「「そうですね。」」
「コンラッドには迷惑をかける。私も助けてやりたいが、エリーがヤキモチ焼くからな。」
「あら、アオイ相手なら焼きませんわ。」
そんな3人の会話なんて、私が知る由もなかった。
カフェテリアの王族専用室に入るなり、コンラッド殿下は、ジークハルト王太子殿下に、グランダル先輩からエスコートの申し込みがあった件を話した。
2人が、その話をしている間、私はエリー様と、美味しく昼食をいただいている。
「エリー様、歓迎会でエスコートってどういうことですか?」
「新入生歓迎会って、社交界の夜会の学生のみの会みたいなものなのよ。ルールは夜会と同じで、誰かをエスコートするか、誰かにエスコートされるかしないと、入場できないの。平民の方達も友達同士でエスコートして入場するのよ。貴族になれば、きちんとしたお相手を探さないとなんだけど。」
「そうなんですね。でも、なんでコンラッド殿下は、焦っているんですか?」
「まぁ、そこら辺はそのうちわかるわ。」
「そうなんですね。そう言えば、エリー様、私、『コンラッド殿下に纏わりつかないで』と言われました。」
「あらあら。」
「異世界あるあるの定番がきました!本当にあるんですねぇ。」
「アオイは楽しそうね?」
「それは聞いてないぞ?」
「相手は誰かわかるかい?」
殿下達も話に加わってきた。
「テンプレきたぁ!って楽しかったです。コンラッド殿下には伝えるまでもないかな。って伝えてません。相手は、アルカード様って言っていたかな?」
「…テンプレってなにかしら?」
「アオイが報告してくれなかった。」
「アルカード侯爵家か。」
3人一度に答えないでください。
「テンプレとは、雛型、定型文のことです。今回は、恋愛物語によくある王子様に恋する乙女の行動の1つですね。」
「なるほど、アオイの世界の物語には、良くあることなのね?」
「そうなんです。現実にそんな場面に出会したことなかったし。それに他の女性からやっかみを受けるほど、顔が可愛かったり、綺麗だったりしないから、初めての経験は楽しかったです。」
「あら、アオイの黒眼黒髪は神秘的で素敵よ。」
「私の国では、ほとんどがこの色ですよ。この国は黒を持っている人が少ないから、珍しいだけですよ。まぁ、珍獣扱いですかね。」
「「「珍獣。」」」
「他の国に行くとモテるあるあるですよ。」
「「「あるある。」」」
「アオイは自分の容姿がわかっていないのか?」
「美意識の認識の違いかしら?」
「クラスの男どもから、秋波を送られても気づいていないんです。グランダル殿が私の前で言って来て、助かりました。」
「コンラッドは引き続き牽制を頼む。」
「鈍感で助かったのか、助かってないのか、ですわ。」
「アオイがもし叔父上以外に目をやれば、私達が大変なことになる。」
「「そうですね。」」
「コンラッドには迷惑をかける。私も助けてやりたいが、エリーがヤキモチ焼くからな。」
「あら、アオイ相手なら焼きませんわ。」
そんな3人の会話なんて、私が知る由もなかった。
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