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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】
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「神様。」
「教会にも来ないから、話もできなくて。まあ、元気そうで何より。」
「……私、聞きたいけど聞きたくなくて。でも、聞かなくてはいけないし、」
「大丈夫。気持ちはわかるから。端的に言えば、願い通りにした。後のことは、向こうの神様にも頼んできた。それ以上は、知りたくないだろ?」
「……はい。ありがとうございます。」
「気持ちの整理がついて、後の状況を詳しく知りたくなったら、いつでも聞きにきてくれ。それと、その緑の球がすまない。これでも、私の子供のようなものだ。実は、この森、領地からアオイが離れてしまったことで、癒し手の力がもらえなくなったことで、力を失いつつあるのだ。きちんと説明しろと言ったにも関わらず、アオイが来るまで、何もしなかったとは。」
「だって、すぐに来るかと思っていたんだもん。」
「こいつはこれだから。他の神樹達は、人間にはきちんと説明したぞ。」
「他にも神樹に魔力を流せる人がいるんですか?」
「いるにはいるんだが、相性の問題もある。こいつは、この世界では、まだ若い方で生まれて200年くらいしか経っていない。でも、100~500年に1回は、人間から魔力を流してもらわないと森周辺にも緑を満たす事が出来ない時期が来る。その時に魔力の相性の良い人間を探して、教会を通じて神託を出すのだが、今回はその限りではなかった。ということだ。」
「なるほど。この世界にいなくて、別世界の私を呼んだんですね。」
「アオイには申し訳ないが、こいつに魔力を流してやってくれ。」
「わかりました。っていうか、そのためにここに戻ってきたんだから。」
「そうか。それと一気に流すんでなく、少しずつ流すんだぞ。アオイの方が倒れてしまうからな。」
「了解です。」
緑の球が近づいてきて、
「無理やり連れてきてごめんなさい。でも、あなたに助けて欲しいの。酷いことをしたのは理解したわ。もう、二度としないって誓う。」
私は、人差し指で球体をつつきながら、
「約束は守ってね。また会いましょう。」
目が覚めた。寝た時は昼前だったが、もう夜になっていた。
「アオイ、目が覚めたか?」
枕元のランプで目が開いたのが確認できたんだろう。
「ロイ義兄様。寝過ぎたようでね?」
「今、ご飯持ってくるけど、食べられそうか?」
「いえ、今は食欲がなくて。」
「そうか。なら、朝まで寝ていなさい。」
「義兄様も休んでください。」
「アオイが眠ったら寝るよ。」
柔らかく言っているが、寝るつもりなんてないのだろう。
「義兄様の部屋は、この部屋から遠いんですか?」
「アオイと一緒のこの部屋だよ?」
「えっ。なんで?」
「アオイ以外全員男だよ?万が一間違いなんてあったらどうするの?」
「…ロイ義兄様が一番危険ではないでしょうか?」
「……なんでそう思うの?」
きつい眼差しで問いかける。
「私は知っています。でも知らない振りをしています。それが答えです。」
「……そっか、知ってて知らない振りか。アオイは結構残酷だね?」
酷く困ったような顔をした。
「ロイ義兄様に聞きます。私とどういう関係になりたいのですか?」
ロイがアオイを抱きしめてくる。
「アオイの…恋人になりたい!義兄のままでいて、アオイが他の男を選んだら、そいつを殺すかもしれない。俺以外がこの体を抱きしめたりするなんて、想像だけでも怒りでどうにかなりそうだ。」
ロイの強い気持ちの言葉に、反対に私の心が冷めていく。抱きしめられた腕を退かした。
「……想像で相手を勝手に殺さないでください。私は、家族になってくれると言ったから、『義兄様』と呼んでいます。でも、あなたが恋人としてお望みなら、『義兄様』とはもう呼びません。恋人になったら、家族には戻れません。もう『義兄様』呼びはしません。それに、ロイさんは私を抱きたいんでしょう?抱いてもいいですよ?」
「…アオイ?」
ロイは困惑しだした。
「ロイさんが私を抱いたら、恋人という関係になったら、わたしはもう二度とあなたとは会いません。」
にっこり笑って、私はそう言い放った。
「教会にも来ないから、話もできなくて。まあ、元気そうで何より。」
「……私、聞きたいけど聞きたくなくて。でも、聞かなくてはいけないし、」
「大丈夫。気持ちはわかるから。端的に言えば、願い通りにした。後のことは、向こうの神様にも頼んできた。それ以上は、知りたくないだろ?」
「……はい。ありがとうございます。」
「気持ちの整理がついて、後の状況を詳しく知りたくなったら、いつでも聞きにきてくれ。それと、その緑の球がすまない。これでも、私の子供のようなものだ。実は、この森、領地からアオイが離れてしまったことで、癒し手の力がもらえなくなったことで、力を失いつつあるのだ。きちんと説明しろと言ったにも関わらず、アオイが来るまで、何もしなかったとは。」
「だって、すぐに来るかと思っていたんだもん。」
「こいつはこれだから。他の神樹達は、人間にはきちんと説明したぞ。」
「他にも神樹に魔力を流せる人がいるんですか?」
「いるにはいるんだが、相性の問題もある。こいつは、この世界では、まだ若い方で生まれて200年くらいしか経っていない。でも、100~500年に1回は、人間から魔力を流してもらわないと森周辺にも緑を満たす事が出来ない時期が来る。その時に魔力の相性の良い人間を探して、教会を通じて神託を出すのだが、今回はその限りではなかった。ということだ。」
「なるほど。この世界にいなくて、別世界の私を呼んだんですね。」
「アオイには申し訳ないが、こいつに魔力を流してやってくれ。」
「わかりました。っていうか、そのためにここに戻ってきたんだから。」
「そうか。それと一気に流すんでなく、少しずつ流すんだぞ。アオイの方が倒れてしまうからな。」
「了解です。」
緑の球が近づいてきて、
「無理やり連れてきてごめんなさい。でも、あなたに助けて欲しいの。酷いことをしたのは理解したわ。もう、二度としないって誓う。」
私は、人差し指で球体をつつきながら、
「約束は守ってね。また会いましょう。」
目が覚めた。寝た時は昼前だったが、もう夜になっていた。
「アオイ、目が覚めたか?」
枕元のランプで目が開いたのが確認できたんだろう。
「ロイ義兄様。寝過ぎたようでね?」
「今、ご飯持ってくるけど、食べられそうか?」
「いえ、今は食欲がなくて。」
「そうか。なら、朝まで寝ていなさい。」
「義兄様も休んでください。」
「アオイが眠ったら寝るよ。」
柔らかく言っているが、寝るつもりなんてないのだろう。
「義兄様の部屋は、この部屋から遠いんですか?」
「アオイと一緒のこの部屋だよ?」
「えっ。なんで?」
「アオイ以外全員男だよ?万が一間違いなんてあったらどうするの?」
「…ロイ義兄様が一番危険ではないでしょうか?」
「……なんでそう思うの?」
きつい眼差しで問いかける。
「私は知っています。でも知らない振りをしています。それが答えです。」
「……そっか、知ってて知らない振りか。アオイは結構残酷だね?」
酷く困ったような顔をした。
「ロイ義兄様に聞きます。私とどういう関係になりたいのですか?」
ロイがアオイを抱きしめてくる。
「アオイの…恋人になりたい!義兄のままでいて、アオイが他の男を選んだら、そいつを殺すかもしれない。俺以外がこの体を抱きしめたりするなんて、想像だけでも怒りでどうにかなりそうだ。」
ロイの強い気持ちの言葉に、反対に私の心が冷めていく。抱きしめられた腕を退かした。
「……想像で相手を勝手に殺さないでください。私は、家族になってくれると言ったから、『義兄様』と呼んでいます。でも、あなたが恋人としてお望みなら、『義兄様』とはもう呼びません。恋人になったら、家族には戻れません。もう『義兄様』呼びはしません。それに、ロイさんは私を抱きたいんでしょう?抱いてもいいですよ?」
「…アオイ?」
ロイは困惑しだした。
「ロイさんが私を抱いたら、恋人という関係になったら、わたしはもう二度とあなたとは会いません。」
にっこり笑って、私はそう言い放った。
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