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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】
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「どうしますか?」
「アオイは、…俺から離れたいのか?」
「家族だって言ったのは、あなたです。私は、私の家族は子供達だけだったんです。その子供達から離されて、ここでは、あなたが家族になるって言ってくれたんです。弱っている時に充分効き目がある言葉でしたよ?だから、妹として振る舞ったのに、あなたは今度は恋人になれって言ってきた!私はもう、恋人も旦那もいらないって言ったのに!私の話をきちんと聞いていたんですか?!」
「ア、アオイ…すまない。」
「1回抱けば、気が済むんでしょう?だったら、付き合ってあげますよ。」
私は服を脱ぎ出す。
「アオイ、やめてくれ!」
「妹扱いをしていたのに、性欲をぶつけてくる義兄なんて私はいらない!もう、あなたとの関係性を全部なかったことにしたい!」
両手首を押さえられる。服を脱ぐのを止められる。
「アオイ、悪かった。そこまでとは思っていなかった。もう泣かないでくれ。」
どうやら、私は泣いていたようだ。ロイは、脱いだ服を着させていく。
「恋人や旦那に対して、嫌悪感がそこまで強いとは思わなかった。私の配慮が足りなかった。」
「…私を好きになる要素が分からない。」
「…一目惚れ、かな。『帰りたい』って泣くアオイを守らないといけないと思った。怒っても、笑っても、好きな気持ちが大きくなって。無視されている時は辛かった。でも会えない日々を送ると、もっと辛くて、本当に逢いたくてたまらなかった。自分から言ったのに、義兄なんていう立場だけでは足りなくなるんだ。でも、家族ならそばにいるのを許してくれる。そう思っていたのに、いざ会ってみると、感情が押さえられなくて、アオイを困らせてしまった。」
「…。」
「アオイ、最初からやり直させてくれないか?」
「何を?」
「俺はアオイが好きだ。愛している。恋人になりたい。アオイを守る存在になりたい。結婚とかの形が嫌なら、しなくていい。ただ、アオイの気持ちをゆっくりでいいから、俺に傾けて欲しい。」
「…傾かないかもしれないよ?」
「気長に待つさ。俺が希うのは、アオイだけだ。」
「…他にステキな人が現れるかもし。」
「いや、アオイだけだ。」
「私…ヒドイ女かも。」
「男を焦らして、待たせる最高の女だよ。」
「…訳わからないよ。」
フハッて笑ってしまった。
「やっと笑った。…アオイ、すまなかった。本当はまだ気持ちを伝えるつもりはなかった。」
「……うん。」
「アオイが俺の気持ちに気づいていた。アオイは家族であることを願ったのに、俺は家族ではなく、恋人を選んでしまったんだな。」
「…うん。だからもう『義兄様』とは呼ばないよ?」
「ああ。」
「保護対象者と後見人だから、もう家族扱いはしないで。」
「そこは、…っ、考えさせてくれ。」
「欲張ったって何も手に入らないよ?」
「……そうだな。わかった。家族扱いはもうしない。…でも、ゆっくりでいいから、俺を知って?男は、旦那だけでないことも知ってほしい。」
「頭では旦那とロイさんが違うのはわかっているけど、…まだ、怖い。」
「…そうか。今日は、隣の部屋で寝るから、何かあったら呼んでくれ。」
「…うん。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」
ロイは部屋を出て行った。
『好きだ』『愛している』と言われたのに、全く心が動かなかった。『恋人になりたい』と切望されても頷けない。
旦那とはそれでも、激しくはなくとも穏やかに付き合い、結婚したはずが、いつの間にか、浮気という裏切りにあった。
『幸せを知らなければ、不幸を知ることはない。』誰かが言った言葉、本当にその通りだ。知らない幸せもあるのだ。
ロイさんからの愛情を受け取ったら、もしくは、付き合いだしたら、また裏切られるのでは?と疑心暗鬼の生活を送るのも、不安な毎日を過ごすのも嫌だ。
私は、本当に恋愛に向いていない。愛して欲しいのに、愛したくない。愛して裏切られるのが怖い。
「アオイは、…俺から離れたいのか?」
「家族だって言ったのは、あなたです。私は、私の家族は子供達だけだったんです。その子供達から離されて、ここでは、あなたが家族になるって言ってくれたんです。弱っている時に充分効き目がある言葉でしたよ?だから、妹として振る舞ったのに、あなたは今度は恋人になれって言ってきた!私はもう、恋人も旦那もいらないって言ったのに!私の話をきちんと聞いていたんですか?!」
「ア、アオイ…すまない。」
「1回抱けば、気が済むんでしょう?だったら、付き合ってあげますよ。」
私は服を脱ぎ出す。
「アオイ、やめてくれ!」
「妹扱いをしていたのに、性欲をぶつけてくる義兄なんて私はいらない!もう、あなたとの関係性を全部なかったことにしたい!」
両手首を押さえられる。服を脱ぐのを止められる。
「アオイ、悪かった。そこまでとは思っていなかった。もう泣かないでくれ。」
どうやら、私は泣いていたようだ。ロイは、脱いだ服を着させていく。
「恋人や旦那に対して、嫌悪感がそこまで強いとは思わなかった。私の配慮が足りなかった。」
「…私を好きになる要素が分からない。」
「…一目惚れ、かな。『帰りたい』って泣くアオイを守らないといけないと思った。怒っても、笑っても、好きな気持ちが大きくなって。無視されている時は辛かった。でも会えない日々を送ると、もっと辛くて、本当に逢いたくてたまらなかった。自分から言ったのに、義兄なんていう立場だけでは足りなくなるんだ。でも、家族ならそばにいるのを許してくれる。そう思っていたのに、いざ会ってみると、感情が押さえられなくて、アオイを困らせてしまった。」
「…。」
「アオイ、最初からやり直させてくれないか?」
「何を?」
「俺はアオイが好きだ。愛している。恋人になりたい。アオイを守る存在になりたい。結婚とかの形が嫌なら、しなくていい。ただ、アオイの気持ちをゆっくりでいいから、俺に傾けて欲しい。」
「…傾かないかもしれないよ?」
「気長に待つさ。俺が希うのは、アオイだけだ。」
「…他にステキな人が現れるかもし。」
「いや、アオイだけだ。」
「私…ヒドイ女かも。」
「男を焦らして、待たせる最高の女だよ。」
「…訳わからないよ。」
フハッて笑ってしまった。
「やっと笑った。…アオイ、すまなかった。本当はまだ気持ちを伝えるつもりはなかった。」
「……うん。」
「アオイが俺の気持ちに気づいていた。アオイは家族であることを願ったのに、俺は家族ではなく、恋人を選んでしまったんだな。」
「…うん。だからもう『義兄様』とは呼ばないよ?」
「ああ。」
「保護対象者と後見人だから、もう家族扱いはしないで。」
「そこは、…っ、考えさせてくれ。」
「欲張ったって何も手に入らないよ?」
「……そうだな。わかった。家族扱いはもうしない。…でも、ゆっくりでいいから、俺を知って?男は、旦那だけでないことも知ってほしい。」
「頭では旦那とロイさんが違うのはわかっているけど、…まだ、怖い。」
「…そうか。今日は、隣の部屋で寝るから、何かあったら呼んでくれ。」
「…うん。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」
ロイは部屋を出て行った。
『好きだ』『愛している』と言われたのに、全く心が動かなかった。『恋人になりたい』と切望されても頷けない。
旦那とはそれでも、激しくはなくとも穏やかに付き合い、結婚したはずが、いつの間にか、浮気という裏切りにあった。
『幸せを知らなければ、不幸を知ることはない。』誰かが言った言葉、本当にその通りだ。知らない幸せもあるのだ。
ロイさんからの愛情を受け取ったら、もしくは、付き合いだしたら、また裏切られるのでは?と疑心暗鬼の生活を送るのも、不安な毎日を過ごすのも嫌だ。
私は、本当に恋愛に向いていない。愛して欲しいのに、愛したくない。愛して裏切られるのが怖い。
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