105 / 161
おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】
55
しおりを挟む
「そろそろ、終わるから私達も戻るか。」
2時間くらい見学していた。その間、何人かの上級生は疲れて壁に寄りかかり休んでいる。
短期集中で全力で頑張った結果だろう。お疲れ様。
殿下とマクスウェル様は、騎士団の方々に声掛けをしてくると言って、私は先に練武場を出ようとした時に声をかけられた。
「君、真剣に見ていた子だよねぇ。」
騎士団の方だった。
「えぇ、そうですね?」
「コンラッド殿下と一緒だったけど、ハグれたの?連れて行こうか?」
迷子扱いされたよ。
「いえ、殿下は用事があるので、私は先に戻る予定になっています。」
「へぇ。君は騎士希望なの?俺が口利きしてやろうか?」
と、肩に手を置かれる。その瞬間、背筋に悪寒が走る。
「や、やめてください。」
と、体を捻り、離れる。その行動が気に入らなかったのか、
「人が親切に言ってやれば、調子に乗りやがって。」
と、手が振り上げる。私は、咄嗟に来るであろう拳に、目をつぶった。
…が、衝撃が来ないから目を開けると、グランダル先輩が騎士の腕を掴んでいた。
「何をしているんだ。」
「いっ、このガキが生意気だから、躾をしようとしたんだ。」
「このガキ?……シュバルツバルト嬢!」
グランダル先輩と目が合った。
「はぁ、おん、な、だった、のか?」
2人に全身じっくり見られる。どうせ、運動着だと、女に見えないんてしょ!
「シュバルツバルト嬢、何があった?」
「見学を終えて、殿下と別れて先に帰ろうとしたら、この方に声をかけられたんです。で、肩を触られて、離れようとしたら、怒りだして。」
「っ、迷っていたから、親切に声かけたのに!第一、女のクセにそんな格好で来ているやつは、男漁りにきているんだろ!」
『男漁り』でブチギレた私は、悪くない、はず。
「はぁー?ふざけんな!下心丸出しで声をかけてきたのは、アンタでしょ!女とも気づいていなかったクセに!」
「な、な、なっ。」
「シュバルツバルト嬢、落ち着いて。」
「『口利き』してやろうかなんて、アンタ程度じゃ、たかが知れているわよ!」
「な、なんだとぉ!」
「シュバ「何の騒ぎだ!」
イズランド隊長が騒ぎに駆けつけてきたようだ。コンラッド殿下達もいる。
グランダル先輩がイズランド隊長に説明をして、コンラッド殿下が私を宥めて、騎士の方も、仲間に宥められていた。
隊長が騎士団から騎士に処分を下すことと、私には家の方に正式に謝罪文を出すことで、終了した。
コンラッド殿下は、
「もう、別行動させないから。」
と、青筋付きの良い笑顔で言われた。
それをマクスウェル様、グランダル先輩はうんうんと同意するかのように頷いていた。
不可抗力ですけど??
結局寮まで3人に送ってもらった。怒りが収まらず、グチグチ言う私を、3人は宥めてくる。
「男漁りって何よ!」
「アオイは漁ってないから。みんなわかっているから。」
「てか、小さい男の子目当てのアイツの方がヤバくない?!……やっぱり、蹴って、潰せばよかった。」
私は、悪い顔して言った。3人の顔が青くなった。
ロイさんに伝達魔法で出来事を伝えると、直ぐに返事がきた。内容は、お叱りだった。
不可抗力だってぇ!!
2時間くらい見学していた。その間、何人かの上級生は疲れて壁に寄りかかり休んでいる。
短期集中で全力で頑張った結果だろう。お疲れ様。
殿下とマクスウェル様は、騎士団の方々に声掛けをしてくると言って、私は先に練武場を出ようとした時に声をかけられた。
「君、真剣に見ていた子だよねぇ。」
騎士団の方だった。
「えぇ、そうですね?」
「コンラッド殿下と一緒だったけど、ハグれたの?連れて行こうか?」
迷子扱いされたよ。
「いえ、殿下は用事があるので、私は先に戻る予定になっています。」
「へぇ。君は騎士希望なの?俺が口利きしてやろうか?」
と、肩に手を置かれる。その瞬間、背筋に悪寒が走る。
「や、やめてください。」
と、体を捻り、離れる。その行動が気に入らなかったのか、
「人が親切に言ってやれば、調子に乗りやがって。」
と、手が振り上げる。私は、咄嗟に来るであろう拳に、目をつぶった。
…が、衝撃が来ないから目を開けると、グランダル先輩が騎士の腕を掴んでいた。
「何をしているんだ。」
「いっ、このガキが生意気だから、躾をしようとしたんだ。」
「このガキ?……シュバルツバルト嬢!」
グランダル先輩と目が合った。
「はぁ、おん、な、だった、のか?」
2人に全身じっくり見られる。どうせ、運動着だと、女に見えないんてしょ!
「シュバルツバルト嬢、何があった?」
「見学を終えて、殿下と別れて先に帰ろうとしたら、この方に声をかけられたんです。で、肩を触られて、離れようとしたら、怒りだして。」
「っ、迷っていたから、親切に声かけたのに!第一、女のクセにそんな格好で来ているやつは、男漁りにきているんだろ!」
『男漁り』でブチギレた私は、悪くない、はず。
「はぁー?ふざけんな!下心丸出しで声をかけてきたのは、アンタでしょ!女とも気づいていなかったクセに!」
「な、な、なっ。」
「シュバルツバルト嬢、落ち着いて。」
「『口利き』してやろうかなんて、アンタ程度じゃ、たかが知れているわよ!」
「な、なんだとぉ!」
「シュバ「何の騒ぎだ!」
イズランド隊長が騒ぎに駆けつけてきたようだ。コンラッド殿下達もいる。
グランダル先輩がイズランド隊長に説明をして、コンラッド殿下が私を宥めて、騎士の方も、仲間に宥められていた。
隊長が騎士団から騎士に処分を下すことと、私には家の方に正式に謝罪文を出すことで、終了した。
コンラッド殿下は、
「もう、別行動させないから。」
と、青筋付きの良い笑顔で言われた。
それをマクスウェル様、グランダル先輩はうんうんと同意するかのように頷いていた。
不可抗力ですけど??
結局寮まで3人に送ってもらった。怒りが収まらず、グチグチ言う私を、3人は宥めてくる。
「男漁りって何よ!」
「アオイは漁ってないから。みんなわかっているから。」
「てか、小さい男の子目当てのアイツの方がヤバくない?!……やっぱり、蹴って、潰せばよかった。」
私は、悪い顔して言った。3人の顔が青くなった。
ロイさんに伝達魔法で出来事を伝えると、直ぐに返事がきた。内容は、お叱りだった。
不可抗力だってぇ!!
81
あなたにおすすめの小説
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
みんながみんな「あの子の方がお似合いだ」というので、婚約の白紙化を提案してみようと思います
下菊みこと
恋愛
ちょっとどころかだいぶ天然の入ったお嬢さんが、なんとか頑張って婚約の白紙化を狙った結果のお話。
御都合主義のハッピーエンドです。
元鞘に戻ります。
ざまぁはうるさい外野に添えるだけ。
小説家になろう様でも投稿しています。
女騎士と文官男子は婚約して10年の月日が流れた
宮野 楓
恋愛
幼馴染のエリック・リウェンとの婚約が家同士に整えられて早10年。 リサは25の誕生日である日に誕生日プレゼントも届かず、婚約に終わりを告げる事決める。 だがエリックはリサの事を……
【完結】僻地の修道院に入りたいので、断罪の場にしれーっと混ざってみました。
櫻野くるみ
恋愛
王太子による独裁で、貴族が息を潜めながら生きているある日。
夜会で王太子が勝手な言いがかりだけで3人の令嬢達に断罪を始めた。
ひっそりと空気になっていたテレサだったが、ふと気付く。
あれ?これって修道院に入れるチャンスなんじゃ?
子爵令嬢のテレサは、神父をしている初恋の相手の元へ行ける絶好の機会だととっさに考え、しれーっと断罪の列に加わり叫んだ。
「わたくしが代表して修道院へ参ります!」
野次馬から急に現れたテレサに、その場の全員が思った。
この娘、誰!?
王太子による恐怖政治の中、地味に生きてきた子爵令嬢のテレサが、初恋の元伯爵令息に会いたい一心で断罪劇に飛び込むお話。
主人公は猫を被っているだけでお転婆です。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる