帝国に売られた伯爵令嬢、付加魔法士だと思ったら精霊士だった

紫宛

文字の大きさ
2 / 38
設定

小ネタ(3月6日、修正&精霊の理追加)

しおりを挟む
魔晶石

魔力無しで誰でも使用可能だが、回数に制限あり。付加魔法士の込める魔力に依存する。

魔法石

魔力無しでも、装備品に付けることで効果発現。回数制限は無いが、使用期限はある。付加魔法士の込める魔力に依存する。

精霊石

小さい精霊石は魔力無しで誰でも使用可能だが、1回使用で壊れるため魔力を与える必要はなく、その際に精霊が死ぬ事は無い。中~特大の精霊石は魔力を与える事で半永久に使用可能だが、精霊の寿命がつき死ぬと壊れる。全ての精霊石には精霊が入っている。
絆を結んだ精霊は長命になる。石の中で眠りにつく事で、与えられる魔力を使わずに生命維持に費やす事で死を免れる。


精霊

下位精霊、中位精霊、上位精霊、最高位精霊がいる。トップに精霊王。
最高位精霊は四大元素の4人と光、闇、聖属性の合計7人。滅多に見れないがセシリアの近くには現れる。

魔力

人間や魔物、魔獣の魔力は、限界200です。
セシリアの魔力も限界200ですが、精霊王の加護により無限です。今は、様々な異常により、器が育たず魔力は底辺です。

精霊の存在

精霊は自然界のエネルギーが凝縮して生まれてきます。強い力を持って生まれたものが、最高位の位を持ちます。精霊王は、次世代が生まれた時に受け継ぎをして、消滅し世界に還ります。

精霊の力

精霊は、自然界の力を扱うことが出来ます。
炎の精霊なら、炎を。聖の精霊なら、癒しを。けれど、彼らは人間に直接手を出す事は出来ません。それは世界の理であるからです。愛し子であっても、それは変えられません。上位以上の精霊は自分の力(一時的に加護)を人間に与える事で、人間は限界以上の力を発揮する事が出来ます。

世界の理、精霊の理

力のある精霊は、人間界を守らねばならない。負の感情を浄化しなければ、精霊界に影響が及び滅びてしまうからだ。その関係で、精霊は基本的に人間に干渉すことが出来ない。治癒であれ害であれ、人間に手を出せば下位の精霊は消滅する。
中位精霊、上位精霊は消滅はしないが精霊界に強制送還され暫く動けなくなるなどの制約を受ける。
最高位精霊は、消滅や送還などの被害は無いため手を出そうと思えば出せる。ただ、精霊界が影響を受けるだけ。

精霊に愛され精霊士となった者には、当てはまらない。更に、精霊石に入った精霊も一時的に理から外れ人や生き物に対して力をふるえる。しかし、精霊石が壊れ解放された精霊は再び理に縛られる。
しおりを挟む
感想 69

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

あっ、追放されちゃった…。

satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。 母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。 ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。 そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。 精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。

お前を愛することはないと言われたので、姑をハニトラに引っ掛けて婚家を内側から崩壊させます

碧井 汐桜香
ファンタジー
「お前を愛することはない」 そんな夫と 「そうよ! あなたなんか息子にふさわしくない!」 そんな義母のいる伯爵家に嫁いだケリナ。 嫁を大切にしない?ならば、内部から崩壊させて見せましょう

【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~

山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」 母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。 愛人宅に住み屋敷に帰らない父。 生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。 私には母の言葉が理解出来なかった。

聖女の座を追われた私は田舎で畑を耕すつもりが、辺境伯様に「君は畑担当ね」と強引に任命されました

さくら
恋愛
 王都で“聖女”として人々を癒やし続けてきたリーネ。だが「加護が弱まった」と政争の口実にされ、無慈悲に追放されてしまう。行き場を失った彼女が選んだのは、幼い頃からの夢――のんびり畑を耕す暮らしだった。  ところが辺境の村にたどり着いた途端、無骨で豪胆な領主・辺境伯に「君は畑担当だ」と強引に任命されてしまう。荒れ果てた土地、困窮する領民たち、そして王都から伸びる陰謀の影。追放されたはずの聖女は、鍬を握り、祈りを土に注ぐことで再び人々に希望を芽吹かせていく。  「畑担当の聖女さま」と呼ばれながら笑顔を取り戻していくリーネ。そして彼女を真っ直ぐに支える辺境伯との距離も、少しずつ近づいて……?  畑から始まるスローライフと、不器用な辺境伯との恋。追放された聖女が見つけた本当の居場所は、王都の玉座ではなく、土と緑と温かな人々に囲まれた辺境の畑だった――。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。

夢草 蝶
恋愛
 シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。  どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。  すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──  本編とおまけの二話構成の予定です。

処理中です...