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本編
第7話 家族?
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「どうしたの?」
「ツヨイ、チカラ、感ジル。ヒトリ、ジャナイ」
「……ローブを着たまま、様子を見ようか……」
私には分からないけど、魔族であるマルバくんには何か感じるものがあるみたい。それが何かは分からないし、危険かも分からないけど……用心するに越したことはないよね。
ここはまだ、ヴィロン王国だし。
「何か見える?」
「ヒト、4ニン、サガシテル」
マルバくんが感じた強い気配は4人で、その人達は何かを探してるみたい。村の中で、色々や人に聞き込みしてるって。
「私達を探してる?」
「ウウン、チガウミタイ。カゾク、イナイ、サガス
?」
迷子になった家族を探してるってことかな……
うーん、ならローブ外しても大丈夫かな……私には関係ないもんね。そう思って、ローブを外そうとしたけど……マルバくんはまだ心配みたい。
……町で吹っかけられたり、絡まれたり…マルバくんには心配かけまくってたもんね、仕方ないか。でも、絡まれた時……マルバくん、相手をぶ……放り投げてましたね。
マルバくんは、透明ローブを被ってる状態だったから、相手や周りは何が起きたのか分からなかっただろうけどね。
「じゃあ、マルバくん…大丈夫。気を付けるから、ね?」
「ワカッタ。ボク、ゼッタイ守ル」
……頼りないって思われてるよね……私の方が、お姉さんなのに。やっぱり、町の人に絡まれた時とかちゃんと対応出来なかったから……余計にだよね。…うぅ、もっとしっかりしないとっ!
クィ
「ん?」
「アソコ……」
決意を胸に頑張ろうって意気込んでいた時、隣から服を引っ張られて振り向くと、マルバくんが手を出してある方向を示した。そこには、私と同じ髪色をした男性がいた。
「……」
私の髪色、ヴィロン王国では見かけたこと無かったんだけど……師匠も、ヴィロン王国では見かけないって言ってたのに…
近くを通り過ぎて、でも気になって振り返ると相手の男の人も振り返ったみたいで見事に目があいました。目が会った瞬間、男の人は目をキラキラさせて嬉しそうに私に向かって走ってきました。
その様子に隣にいたマルバくんが、警戒態勢をとったのが何となく分かりました。
「っ!?」
「……え?」
こっちに向かって走って来た男の人が急に立ち止まり、表情を険しくさせて周りに視線を走らせ警戒しながら私に近づいて来ました。
その後ろから、一緒にいた他の男の人達も駆けつけてきて……その人達も何故か、嬉しそうに微笑んで駆けてくる。
「な、なに?」
「見つけた!カイム!」
え?私の……名前?
何でこの人が知ってるの?
「オネエ…」
「大丈夫、何かあったら逃げよ」
「ウン」
マルバくんと手を繋いで、2人で逃げる姿勢で、向かってくる男の人と会った。どうせ逃げても、この状態なら逃がしてくれなさそうだし……
カイム達は気付いてなかったが、向かってくる男達はカイムが逃げようとしてることに気付いていた上に、カイムの横にいるマルバの存在にも気付いていた。なので、逃がしてはくれなかっただろう。
例え、何かあったとしても逃がしてはくれなかっただろう……何故なら……カイムは…………だから。
「あの、何か私に用……ですか?」
「うん!きみ、カイムだよね?!」
「そう、ですけど……なんで私の名前知ってるんですか?」
追って、じゃないよね?
だって……要らないって、出てけって言ったのデュナメス様だし。
「やっぱり!やっと見つけた……兄上ーー!カイムだよ!カイムだ!」
目の前の男の人は、何がそんなに嬉しいのか分からないけど、後ろから追いかけて来た男の人に向かって大きな声で叫んだ。
それより私は、男の人の言葉で気になる事があった……
『見つけた』
村に入る前にマルバくんが言っていた……『カゾク、イナイ、サガス』という言葉。探してたのは、わたし?なんで?
……カゾク……
……わたしの家族?
私は捨てられたんだって、だから師匠が拾ってくれて育ててくれてるんだって、デュナメス様が言ってた……
師匠も、森で見つけたって……
「レライエ、見つけたのはお手柄ですが大声を出さないで。カイムが驚いているでしょう」
「……大丈夫?」
後から来た男の人で私と同じ髪色の綺麗な人が、最初に来た男の人に注意し、黒髪で前髪で目を隠した男の人が心配そうに私に『大丈夫』と、問いかけてきた。
更にもう1人男の人がいて、その人は綺麗な氷のような髪色で……目の前の3人の男の人と私を見て嬉しそうに笑っていた。
「ツヨイ、チカラ、感ジル。ヒトリ、ジャナイ」
「……ローブを着たまま、様子を見ようか……」
私には分からないけど、魔族であるマルバくんには何か感じるものがあるみたい。それが何かは分からないし、危険かも分からないけど……用心するに越したことはないよね。
ここはまだ、ヴィロン王国だし。
「何か見える?」
「ヒト、4ニン、サガシテル」
マルバくんが感じた強い気配は4人で、その人達は何かを探してるみたい。村の中で、色々や人に聞き込みしてるって。
「私達を探してる?」
「ウウン、チガウミタイ。カゾク、イナイ、サガス
?」
迷子になった家族を探してるってことかな……
うーん、ならローブ外しても大丈夫かな……私には関係ないもんね。そう思って、ローブを外そうとしたけど……マルバくんはまだ心配みたい。
……町で吹っかけられたり、絡まれたり…マルバくんには心配かけまくってたもんね、仕方ないか。でも、絡まれた時……マルバくん、相手をぶ……放り投げてましたね。
マルバくんは、透明ローブを被ってる状態だったから、相手や周りは何が起きたのか分からなかっただろうけどね。
「じゃあ、マルバくん…大丈夫。気を付けるから、ね?」
「ワカッタ。ボク、ゼッタイ守ル」
……頼りないって思われてるよね……私の方が、お姉さんなのに。やっぱり、町の人に絡まれた時とかちゃんと対応出来なかったから……余計にだよね。…うぅ、もっとしっかりしないとっ!
クィ
「ん?」
「アソコ……」
決意を胸に頑張ろうって意気込んでいた時、隣から服を引っ張られて振り向くと、マルバくんが手を出してある方向を示した。そこには、私と同じ髪色をした男性がいた。
「……」
私の髪色、ヴィロン王国では見かけたこと無かったんだけど……師匠も、ヴィロン王国では見かけないって言ってたのに…
近くを通り過ぎて、でも気になって振り返ると相手の男の人も振り返ったみたいで見事に目があいました。目が会った瞬間、男の人は目をキラキラさせて嬉しそうに私に向かって走ってきました。
その様子に隣にいたマルバくんが、警戒態勢をとったのが何となく分かりました。
「っ!?」
「……え?」
こっちに向かって走って来た男の人が急に立ち止まり、表情を険しくさせて周りに視線を走らせ警戒しながら私に近づいて来ました。
その後ろから、一緒にいた他の男の人達も駆けつけてきて……その人達も何故か、嬉しそうに微笑んで駆けてくる。
「な、なに?」
「見つけた!カイム!」
え?私の……名前?
何でこの人が知ってるの?
「オネエ…」
「大丈夫、何かあったら逃げよ」
「ウン」
マルバくんと手を繋いで、2人で逃げる姿勢で、向かってくる男の人と会った。どうせ逃げても、この状態なら逃がしてくれなさそうだし……
カイム達は気付いてなかったが、向かってくる男達はカイムが逃げようとしてることに気付いていた上に、カイムの横にいるマルバの存在にも気付いていた。なので、逃がしてはくれなかっただろう。
例え、何かあったとしても逃がしてはくれなかっただろう……何故なら……カイムは…………だから。
「あの、何か私に用……ですか?」
「うん!きみ、カイムだよね?!」
「そう、ですけど……なんで私の名前知ってるんですか?」
追って、じゃないよね?
だって……要らないって、出てけって言ったのデュナメス様だし。
「やっぱり!やっと見つけた……兄上ーー!カイムだよ!カイムだ!」
目の前の男の人は、何がそんなに嬉しいのか分からないけど、後ろから追いかけて来た男の人に向かって大きな声で叫んだ。
それより私は、男の人の言葉で気になる事があった……
『見つけた』
村に入る前にマルバくんが言っていた……『カゾク、イナイ、サガス』という言葉。探してたのは、わたし?なんで?
……カゾク……
……わたしの家族?
私は捨てられたんだって、だから師匠が拾ってくれて育ててくれてるんだって、デュナメス様が言ってた……
師匠も、森で見つけたって……
「レライエ、見つけたのはお手柄ですが大声を出さないで。カイムが驚いているでしょう」
「……大丈夫?」
後から来た男の人で私と同じ髪色の綺麗な人が、最初に来た男の人に注意し、黒髪で前髪で目を隠した男の人が心配そうに私に『大丈夫』と、問いかけてきた。
更にもう1人男の人がいて、その人は綺麗な氷のような髪色で……目の前の3人の男の人と私を見て嬉しそうに笑っていた。
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