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第79話
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◆神坂夏菜 視点◆
冬樹と美晴さんが帰ってから、間もなく同じクラスの五十嵐君がお母様を伴って訪れてきた。
「神坂さん、怪我をさせてしまって申し訳ありませんでした。
怪我をさせるつもりなんかなかったけど、こんな事になってしまい反省しています」
「頭を上げてくれ、お母様もそんな態度ではちゃんとお話もできませんよ」
「そんな。うちの息子が怪我をさせてしまったのですから頭を下げさせてください」
「いえ、そもそも五十嵐君も悪気がなかったのは私もわかっています。
実際に押された時に力などほとんど感じませんでした。たまたまバランスが取れず踏ん張りが効かなかったのでそのまま転んでしまっただけですし、運悪く転んだ先に机があっただけですから」
「そもそも俺が神坂さんを囲んでいた輪の中に入って、文句なんか言わなかったらこんな事にならなかったから・・・」
「たしかにそうだが、あの時は五十嵐君以外も大勢いたし、特に五十嵐君はクラス出展で頑張っていたんだから中止と聞いて心中穏やかじゃなかったのは理解できる。
それに包帯こそ巻いているが、検査では異常はなく脳震盪を起こして一時的に気を失ってしまっていただけらしいから、取り立てて騒ぐようなことでもない」
「それだって女子の顔に傷なんか付けてしまって・・・」
「傷も大したことがなく綺麗に治るそうだからそれも心配しないでいい」
「それでも、何もしないなんて気が済まない。何でもするから償わせてくれないか?
もちろんお金はお袋に建て替えてもらってすぐ払うけど、それ以外に何かさせてほしい」
「と言われてもな・・・わかった。なら生徒会の手伝いをしてくれないか。
情けないことに冬樹、弟の冤罪の噂の流布をしたと校内で風評が流れてしまったせいで、一部のメンバーが協力を渋っていてな、少々人手に困っていたところなんだ」
「それくらい喜んでさせてもらうよ。
でも、本当にすまなかった」
「だから、もう頭は下げないでいいと言っただろ。
お母様も、頭を上げてください」
「いいえ、神坂さん。うちの愚息が本当に申し訳ありませんでした」
「先程も言いました通り、不幸な事故ですから気になさらないでください。
幸いすぐに傷も塞がるようですし、こんなにも早くご足労いただいただけてお気持ちは十分いただきました」
「怪我をさせてしまったのにお気遣いいただいて恐縮です。
お母様も妹さん?もご迷惑をお掛けてしてすみませんでした」
「娘が申しました通り大した怪我ではなかったですから、治療費はご負担いただけるということですし、あまり気に病まないでいただければと思います」
「お母様、妹さん、すみませんでした!
夏菜さんの事は俺が全力で支えますので安心してください!」
「おっ、おい、それじゃまるで結婚でも申し込む様な言い方じゃないか」
「すっ、すまん!」
「まぁ、明日は念のための検査があるから学校を休むが、明後日には登校するのでよろしく頼む」
◆五十嵐優 視点◆
帰りのSHRで今年の文化祭中止の発表がされた。
俺はクラス出展の学校周辺のジオラマ作りで夏休みの半分以上登校して準備をしていたのもあり、中止と言うのがショックで他の生徒が詰め寄っているのに混ざって生徒会長の神坂さんへ詰め寄った。
単純に言い掛かりをぶつけるだけの人間も居たが、俺は準備に時間をかけていたのを今更なかったことにしたくないと訴え、その際に振っていた手が勢い余って神坂さんへ当たってしまい、大した力ではなかったけどそのまま転ばせて更に机の角に頭をぶつけさせてしまった。
悪気がなかったとは言え、怪我をさせ剰え気を失わせてしまったことで救急車を呼ぶ事態になり大いに反省した。神坂さんが救急車で搬送されていくのを見届けたら、すぐお袋に電話して事情を説明し謝罪のために病院へ同行してくれることと治療費や慰謝料の支払いの建て替えを頼み了承してもらった。
お袋が学校へ到着し、神坂さんへ謝罪に行くためにどこの病院へ搬送されたのかを聞いたら、神坂さんの家族に確認を取ってくれて病院がわかったのですぐに向かった。
怪我をさせたのだからどれほど罵られても仕方がないと覚悟をしていたが、悪気がなかったからとあっさり許してくれ、またクラス展示に注力していた事を知っていて気持ちがわかるとまで言ってくれた。
普段神坂さんとは話をしないものの他の生徒とのやり取りを見ていて、細かい事にまで必要以上に当たりが強く注意をする冷たさを持っている印象だったけど、そんなものとは無縁の対応ものだった。
また、普段とは違い表情も穏やかかつ笑顔でいつもとは違う魅力を感じドキッとし、そんな気持ちもあり暴走してしまった感はあるけど神坂さんの怪我は大したことがなくて良かったし、償い方を示してもらえてよかった。
お見舞いが終わってからの帰りにお袋から『美人さんとお近付きになれてよかったわねぇ』なんて軽口で誂われ、口では反発していたけど内心では同意しかなかった。また、神坂さんへの治療費や慰謝料については建て替えてもらって、大学受験が終わってバイトをする様になってから返済するようにお願いしていたのに対して返さないで良いと言われたけど、自分で稼いだお金で払いたかったのでお袋には感謝をしつつ肩代わりは固辞した。
翌日、朝早く登校し神坂さんが俺のことを許してくれただけでなく気持ちを考えてくれていたことをクラスメイトや他のクラスの友人や知人に説明し、少しでも神坂さんの印象を良くするようにと働きかけた。
その後も休み時間など自由になる時間はひたすら神坂さんの事を説明して回った甲斐もあってか神坂さんへの風当たりが少しはましになった様に思う。
◆赤堀みゆき 視点◆
ピアノ講師として復帰するための相談をするために先日師匠の元を訪れていた。
その結果、あっさり元の音楽教室へ戻れることになった。
そもそも私が同性愛者だからという理由でのクレームは捏造だったことが発覚したためだ。私がカミングアウトしていた同僚が私の評判に嫉妬していて自分がよく担当をしている生徒さんの名前を騙ってクレームしていた。その調査をするきっかけは師匠が『本当にそんなクレームが有ったのなら証拠を出しなさい。もし不確かな理由で弟子を蔑ろにしたと言うなら私にも考えがあります』と会社の役員へ圧力をかけつつ掛け合ってくれたことがきっかけで、騙られた生徒さんにヒアリングして嘘が判明したという経緯だ。
また、調査と並行して渡辺さんなどが抗議のクレームをしてくれていたのもあって、責任者の室長が謝罪してくれて、またアウティングしてクレームを捏造までした同僚は解雇にはならなかったけど早々に退職を決めて既に来なくなっているらしい。
私の人を見る目がなかったことが災いしたけど、少しの空白期間で陽茉梨ちゃん達には今まで通りでピアノを教えてあげられる様になってよかったと思うことにする。
『慰謝料請求ができると思うけどどうする?』なんて聞かれもしたけど、お金には困っていないし関わりたくないという気持ちが強いのでこれ以上何もしてこないなら放っておこうと思う。
両親とはまだこじれたままだけど、アラサーで親元にいるのも難だしということで、もうしばらく冬樹の家に居候させてもらいつつ教室の近くに部屋を探して一人暮らしを始めようかと考えてみた。
冬樹と美晴さんが帰ってから、間もなく同じクラスの五十嵐君がお母様を伴って訪れてきた。
「神坂さん、怪我をさせてしまって申し訳ありませんでした。
怪我をさせるつもりなんかなかったけど、こんな事になってしまい反省しています」
「頭を上げてくれ、お母様もそんな態度ではちゃんとお話もできませんよ」
「そんな。うちの息子が怪我をさせてしまったのですから頭を下げさせてください」
「いえ、そもそも五十嵐君も悪気がなかったのは私もわかっています。
実際に押された時に力などほとんど感じませんでした。たまたまバランスが取れず踏ん張りが効かなかったのでそのまま転んでしまっただけですし、運悪く転んだ先に机があっただけですから」
「そもそも俺が神坂さんを囲んでいた輪の中に入って、文句なんか言わなかったらこんな事にならなかったから・・・」
「たしかにそうだが、あの時は五十嵐君以外も大勢いたし、特に五十嵐君はクラス出展で頑張っていたんだから中止と聞いて心中穏やかじゃなかったのは理解できる。
それに包帯こそ巻いているが、検査では異常はなく脳震盪を起こして一時的に気を失ってしまっていただけらしいから、取り立てて騒ぐようなことでもない」
「それだって女子の顔に傷なんか付けてしまって・・・」
「傷も大したことがなく綺麗に治るそうだからそれも心配しないでいい」
「それでも、何もしないなんて気が済まない。何でもするから償わせてくれないか?
もちろんお金はお袋に建て替えてもらってすぐ払うけど、それ以外に何かさせてほしい」
「と言われてもな・・・わかった。なら生徒会の手伝いをしてくれないか。
情けないことに冬樹、弟の冤罪の噂の流布をしたと校内で風評が流れてしまったせいで、一部のメンバーが協力を渋っていてな、少々人手に困っていたところなんだ」
「それくらい喜んでさせてもらうよ。
でも、本当にすまなかった」
「だから、もう頭は下げないでいいと言っただろ。
お母様も、頭を上げてください」
「いいえ、神坂さん。うちの愚息が本当に申し訳ありませんでした」
「先程も言いました通り、不幸な事故ですから気になさらないでください。
幸いすぐに傷も塞がるようですし、こんなにも早くご足労いただいただけてお気持ちは十分いただきました」
「怪我をさせてしまったのにお気遣いいただいて恐縮です。
お母様も妹さん?もご迷惑をお掛けてしてすみませんでした」
「娘が申しました通り大した怪我ではなかったですから、治療費はご負担いただけるということですし、あまり気に病まないでいただければと思います」
「お母様、妹さん、すみませんでした!
夏菜さんの事は俺が全力で支えますので安心してください!」
「おっ、おい、それじゃまるで結婚でも申し込む様な言い方じゃないか」
「すっ、すまん!」
「まぁ、明日は念のための検査があるから学校を休むが、明後日には登校するのでよろしく頼む」
◆五十嵐優 視点◆
帰りのSHRで今年の文化祭中止の発表がされた。
俺はクラス出展の学校周辺のジオラマ作りで夏休みの半分以上登校して準備をしていたのもあり、中止と言うのがショックで他の生徒が詰め寄っているのに混ざって生徒会長の神坂さんへ詰め寄った。
単純に言い掛かりをぶつけるだけの人間も居たが、俺は準備に時間をかけていたのを今更なかったことにしたくないと訴え、その際に振っていた手が勢い余って神坂さんへ当たってしまい、大した力ではなかったけどそのまま転ばせて更に机の角に頭をぶつけさせてしまった。
悪気がなかったとは言え、怪我をさせ剰え気を失わせてしまったことで救急車を呼ぶ事態になり大いに反省した。神坂さんが救急車で搬送されていくのを見届けたら、すぐお袋に電話して事情を説明し謝罪のために病院へ同行してくれることと治療費や慰謝料の支払いの建て替えを頼み了承してもらった。
お袋が学校へ到着し、神坂さんへ謝罪に行くためにどこの病院へ搬送されたのかを聞いたら、神坂さんの家族に確認を取ってくれて病院がわかったのですぐに向かった。
怪我をさせたのだからどれほど罵られても仕方がないと覚悟をしていたが、悪気がなかったからとあっさり許してくれ、またクラス展示に注力していた事を知っていて気持ちがわかるとまで言ってくれた。
普段神坂さんとは話をしないものの他の生徒とのやり取りを見ていて、細かい事にまで必要以上に当たりが強く注意をする冷たさを持っている印象だったけど、そんなものとは無縁の対応ものだった。
また、普段とは違い表情も穏やかかつ笑顔でいつもとは違う魅力を感じドキッとし、そんな気持ちもあり暴走してしまった感はあるけど神坂さんの怪我は大したことがなくて良かったし、償い方を示してもらえてよかった。
お見舞いが終わってからの帰りにお袋から『美人さんとお近付きになれてよかったわねぇ』なんて軽口で誂われ、口では反発していたけど内心では同意しかなかった。また、神坂さんへの治療費や慰謝料については建て替えてもらって、大学受験が終わってバイトをする様になってから返済するようにお願いしていたのに対して返さないで良いと言われたけど、自分で稼いだお金で払いたかったのでお袋には感謝をしつつ肩代わりは固辞した。
翌日、朝早く登校し神坂さんが俺のことを許してくれただけでなく気持ちを考えてくれていたことをクラスメイトや他のクラスの友人や知人に説明し、少しでも神坂さんの印象を良くするようにと働きかけた。
その後も休み時間など自由になる時間はひたすら神坂さんの事を説明して回った甲斐もあってか神坂さんへの風当たりが少しはましになった様に思う。
◆赤堀みゆき 視点◆
ピアノ講師として復帰するための相談をするために先日師匠の元を訪れていた。
その結果、あっさり元の音楽教室へ戻れることになった。
そもそも私が同性愛者だからという理由でのクレームは捏造だったことが発覚したためだ。私がカミングアウトしていた同僚が私の評判に嫉妬していて自分がよく担当をしている生徒さんの名前を騙ってクレームしていた。その調査をするきっかけは師匠が『本当にそんなクレームが有ったのなら証拠を出しなさい。もし不確かな理由で弟子を蔑ろにしたと言うなら私にも考えがあります』と会社の役員へ圧力をかけつつ掛け合ってくれたことがきっかけで、騙られた生徒さんにヒアリングして嘘が判明したという経緯だ。
また、調査と並行して渡辺さんなどが抗議のクレームをしてくれていたのもあって、責任者の室長が謝罪してくれて、またアウティングしてクレームを捏造までした同僚は解雇にはならなかったけど早々に退職を決めて既に来なくなっているらしい。
私の人を見る目がなかったことが災いしたけど、少しの空白期間で陽茉梨ちゃん達には今まで通りでピアノを教えてあげられる様になってよかったと思うことにする。
『慰謝料請求ができると思うけどどうする?』なんて聞かれもしたけど、お金には困っていないし関わりたくないという気持ちが強いのでこれ以上何もしてこないなら放っておこうと思う。
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