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ダンジョンの外
72宴会
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「んあっそうなのか?まあ……確かにお前さんは新米っぽいし弱そうだもんなぁ。それにしてもかわいい顔をしているが良かったらあっちで宴会をするんだ。来ないか?」
「私は上級冒険者のランズだ。まだ新米冒険者である
ロジェを変な目で見ないでもらおうか?」
「ああ、すまんすまん……そんなつもりなんかないんだよ。嫌な気分にさせてしまったなら申し訳無かった。その、お詫びと言ったら何だが、今日の夜はここの森で俺達はテントをはるから良かったら夜ご馳走させて貰えないか?」
今迄はそんなお誘いにも上手く断っていたランズだが、今回は後ろで控えている一行が大人数だった為、少し悩んでいる様だった。
「分かった。夜お邪魔してもいいか?」
「ちょっとランズ?」
「ひひっ、ご馳走様を用意しておくよ。じゃあまた後ほど……」
そう言った彼は大人数の一行の方に戻って行ってしまった。
「ねぇ、ランズ。なんで夜ご飯の誘いに乗ったのさ、絶対怪しい人達じゃないか……」
誰かに聞かれると不味いので、小さな声でランズに聞いてみる。
「ああ……今回は危ないと思って誘いに乗ったんだ」
「はあ?危なかったら誘いに乗ったらダメじゃないか!!」
「私は上級冒険者のランズだ。まだ新米冒険者である
ロジェを変な目で見ないでもらおうか?」
「ああ、すまんすまん……そんなつもりなんかないんだよ。嫌な気分にさせてしまったなら申し訳無かった。その、お詫びと言ったら何だが、今日の夜はここの森で俺達はテントをはるから良かったら夜ご馳走させて貰えないか?」
今迄はそんなお誘いにも上手く断っていたランズだが、今回は後ろで控えている一行が大人数だった為、少し悩んでいる様だった。
「分かった。夜お邪魔してもいいか?」
「ちょっとランズ?」
「ひひっ、ご馳走様を用意しておくよ。じゃあまた後ほど……」
そう言った彼は大人数の一行の方に戻って行ってしまった。
「ねぇ、ランズ。なんで夜ご飯の誘いに乗ったのさ、絶対怪しい人達じゃないか……」
誰かに聞かれると不味いので、小さな声でランズに聞いてみる。
「ああ……今回は危ないと思って誘いに乗ったんだ」
「はあ?危なかったら誘いに乗ったらダメじゃないか!!」
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