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本編
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けっ・・・結婚?今結婚と言ったのこのオーク?
いやいやいや、いくらなんでもそれはないわ。ブサメンどころか人間ですらない、だって豚よ?豚人間よ?そんなの好きになれる訳ないじゃない。
「ごめん、無理!」
ガビーン!!
私がそう言うとオークからそんな音が聞こえたような気がした。
「おいルゥア!お前の言う通りにしたら振られたぞ?やっぱ花束の方が良かったんじゃないか!?」
「兄さん、相手は姫だよ?そんな安いもので釣られる訳ないでしょ!」
そういう問題じゃない、生理的に受け付けないと言っている。だけどその言葉を真に受けたバカが一人いた。
「貴様!スティアーナは私の婚約者だぞ、オーク風情が求婚していいと思っているのか!?」
私を奪われまいとアロルドが必死になって言う。皇子、どんだけ余裕ないのよ!
だけどそれを聞いてオークがニヤけた。
「ほう、こいつは驚いた。あの弓兵の他にもまだ婚約者がいたのか?」
アロルドが聞き返す。
「何の話だオーク?」
まずっ!?それだけはダメ!お願いだからそれ以上は言わないで!!
「聞け婚約者とやら、姫にはお前の他にも冒険者の恋人がいて、さらにこの俺様と三股をかけていたのだ。とんだビッチ姫だな」
「スティアーナ、それは本当か!?」
「・・・」
二股をかけていたのは事実だけどオークに股をかけたつもりはない! ああ~もう、フィールのことは秘密だったのに全部バラしてどうしてくれるの?身から出た錆とはいえ、これでフィールまで処罰されたら私はあなたを一生恨む。
私は黙ってオークを睨みつけた。でもオークは、
「だが許そう、伴侶の浮気も許容してこそオークの王だ」
このオーク器がでかすぎる、ちょっとくらい幻滅しなさいよ!
アロルドは私達を指さした。
「くぅ~っ!!!
許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん!
絶対に許さんっ!!
私と言うものがありながら他に三人も浮気相手がいたとは、ここまで恥をかかされたのは初めてだ、お前等全員処刑してやる!」
他三人って・・・フィールにオークに、まさかラルクまでカウントされてるの!?ぶっちゃけると一人は女の子なんだけど?
するとオークが突然壇上を持ち上げる。
何?何なの!?
私は足場から転げ落ちて地面に腰を強く打った。
痛たたた・・・ラルクは!?
すぐに起き上がって彼女の安否を確認する。ラルクもまた地面に倒れていた、あの状態じゃきっと受け身なんて取れてない、頭を打ってないか酷く心配する。そして怒り心頭で思う、
あのオークは一体何を考えてるの?
オークは持ち上げたそれを思いきりアロルドに投げつけた。
「!!!!!!!?」
ドガシャーンとVIP席に物々しい音が鳴る。
間一髪、鉄台の下敷きを逃れたロギーニャが「はわわわ・・・」と情けない声を出して這いずる。しかしアロルドは「うぎゃっ!」と言って無残にもそれに押し潰されてしまった。
嫌な奴だったけどなんと惨い最後か、私は思わず目を覆う。
「処刑?逆だ、俺様がお前等を皆殺す。男なら欲しい女は力づくで奪い取れ、死んだ婆ちゃんが言っていた」
そしてオークは私を掴んで肩に抱えた。
「行くぞ、スティアーナ」
オークに連れ去られる!?
ちょっと待っ・・・やだ、やだやだやだ!私は足掻いた、だけど剣を持たない私は無力だ、どんなにジタバタしても奴等の力には抗えない。
「誰か助けて、行きたくない、私行きたくないよ!」
涙目になりながらそう叫ぶ、だけどその声は誰にも届かない。奴等の巣に連れていかれたらきっとまた犯されるだろう、毎晩、毎日、ひたすら奴等の汚い一物を入れられる、奴等の性欲を満たすための生きた玩具にされる。それは死よりも辛いことだ。
私はオークに米俵のように担がれて、顔を真っ赤にしながら叫んだ。ラルク、フィール、お父様・・・だけど誰も返事をしてくれない。
ああ・・・皆が遠ざかっていく・・・
私の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
黒い風が颯爽と駆け抜けた。
ガキンッ!
武器と武器が激しくかち合い黒いオークは足を止める。
「何だお前は?」
「私はデュナス、スティアーナの兄だ。一体誰の許可を得て大事な妹を連れて行こうと言うのだ?」
お兄様!?くしゃくしゃだった私の顔が緩む。
「!?・・・では俺様の義兄さんと言うことか?」
「誰が義兄さんだ!?生憎と豚に義兄呼ばわりされる筋合いはない」
そう言ってデュナスは黒刀を構える。
“勝った!”
私はそう確信した。
いやいやいや、いくらなんでもそれはないわ。ブサメンどころか人間ですらない、だって豚よ?豚人間よ?そんなの好きになれる訳ないじゃない。
「ごめん、無理!」
ガビーン!!
私がそう言うとオークからそんな音が聞こえたような気がした。
「おいルゥア!お前の言う通りにしたら振られたぞ?やっぱ花束の方が良かったんじゃないか!?」
「兄さん、相手は姫だよ?そんな安いもので釣られる訳ないでしょ!」
そういう問題じゃない、生理的に受け付けないと言っている。だけどその言葉を真に受けたバカが一人いた。
「貴様!スティアーナは私の婚約者だぞ、オーク風情が求婚していいと思っているのか!?」
私を奪われまいとアロルドが必死になって言う。皇子、どんだけ余裕ないのよ!
だけどそれを聞いてオークがニヤけた。
「ほう、こいつは驚いた。あの弓兵の他にもまだ婚約者がいたのか?」
アロルドが聞き返す。
「何の話だオーク?」
まずっ!?それだけはダメ!お願いだからそれ以上は言わないで!!
「聞け婚約者とやら、姫にはお前の他にも冒険者の恋人がいて、さらにこの俺様と三股をかけていたのだ。とんだビッチ姫だな」
「スティアーナ、それは本当か!?」
「・・・」
二股をかけていたのは事実だけどオークに股をかけたつもりはない! ああ~もう、フィールのことは秘密だったのに全部バラしてどうしてくれるの?身から出た錆とはいえ、これでフィールまで処罰されたら私はあなたを一生恨む。
私は黙ってオークを睨みつけた。でもオークは、
「だが許そう、伴侶の浮気も許容してこそオークの王だ」
このオーク器がでかすぎる、ちょっとくらい幻滅しなさいよ!
アロルドは私達を指さした。
「くぅ~っ!!!
許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん!
絶対に許さんっ!!
私と言うものがありながら他に三人も浮気相手がいたとは、ここまで恥をかかされたのは初めてだ、お前等全員処刑してやる!」
他三人って・・・フィールにオークに、まさかラルクまでカウントされてるの!?ぶっちゃけると一人は女の子なんだけど?
するとオークが突然壇上を持ち上げる。
何?何なの!?
私は足場から転げ落ちて地面に腰を強く打った。
痛たたた・・・ラルクは!?
すぐに起き上がって彼女の安否を確認する。ラルクもまた地面に倒れていた、あの状態じゃきっと受け身なんて取れてない、頭を打ってないか酷く心配する。そして怒り心頭で思う、
あのオークは一体何を考えてるの?
オークは持ち上げたそれを思いきりアロルドに投げつけた。
「!!!!!!!?」
ドガシャーンとVIP席に物々しい音が鳴る。
間一髪、鉄台の下敷きを逃れたロギーニャが「はわわわ・・・」と情けない声を出して這いずる。しかしアロルドは「うぎゃっ!」と言って無残にもそれに押し潰されてしまった。
嫌な奴だったけどなんと惨い最後か、私は思わず目を覆う。
「処刑?逆だ、俺様がお前等を皆殺す。男なら欲しい女は力づくで奪い取れ、死んだ婆ちゃんが言っていた」
そしてオークは私を掴んで肩に抱えた。
「行くぞ、スティアーナ」
オークに連れ去られる!?
ちょっと待っ・・・やだ、やだやだやだ!私は足掻いた、だけど剣を持たない私は無力だ、どんなにジタバタしても奴等の力には抗えない。
「誰か助けて、行きたくない、私行きたくないよ!」
涙目になりながらそう叫ぶ、だけどその声は誰にも届かない。奴等の巣に連れていかれたらきっとまた犯されるだろう、毎晩、毎日、ひたすら奴等の汚い一物を入れられる、奴等の性欲を満たすための生きた玩具にされる。それは死よりも辛いことだ。
私はオークに米俵のように担がれて、顔を真っ赤にしながら叫んだ。ラルク、フィール、お父様・・・だけど誰も返事をしてくれない。
ああ・・・皆が遠ざかっていく・・・
私の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
黒い風が颯爽と駆け抜けた。
ガキンッ!
武器と武器が激しくかち合い黒いオークは足を止める。
「何だお前は?」
「私はデュナス、スティアーナの兄だ。一体誰の許可を得て大事な妹を連れて行こうと言うのだ?」
お兄様!?くしゃくしゃだった私の顔が緩む。
「!?・・・では俺様の義兄さんと言うことか?」
「誰が義兄さんだ!?生憎と豚に義兄呼ばわりされる筋合いはない」
そう言ってデュナスは黒刀を構える。
“勝った!”
私はそう確信した。
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