ハイスぺ男子は私のおもちゃ ~聖人君子な彼の秘めた執着愛~

幸村真桜

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果たしてこれはwin-winなのか

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「ありがとう、細井さん! 本当にありがとう」

 異性に抱擁されるという経験が初めての璃湖は、彼の腕の中で再び固まった。心臓がすごい勢いで早鐘を打ち、今にも口から飛び出してしまいそうだ。

 福永の香りがダイレクトに脳に響く。清潔感のある、爽やかな香りだ。香水の類ではない、福永自身の体臭なのだろうか。嫌いな匂いではない。むしろ好きだ。

 璃湖から身体を離した福永が髪をかき上げてうっとりとした表情で微笑んだ。その目に情欲の炎がちらついているのが見えて思わず身を強張らせる。

 少し怖い。欲望に負けて了承してしまったのは間違いだったかもしれないと思うが、もう後の祭りである。

「本当に嫌だったら遠慮なく言ってね」

 ポケットからネクタイを取り出した福永がそれを目元に巻いた。

「好きでもない男に大事なところを見られるのは恥ずかしいだろうから目隠しするね。アイマスクをする習慣がないから、こんなのでごめん」

 さすがの気遣いだというべきだろうか。そういう問題ではない気がするが、確かにダルダルの身体を見られるのは恥ずかしいからありがたいことではある。

 手探りで胸の辺りをまさぐっていた福永が残りのボタンを外し始める。

 あっという間に下着姿になってしまい、ワンピースを着たのは失敗だったかもしれないと思う。なぜこんな脱がしやすい服をチョイスしてしまったのか。彼の目に晒されていないのだけが幸いだ。

 ブラの上から双丘を揉まれ、璃湖はピクリと身体を震わせた。感じるとまではいかないが、不快ではない。

「すごい、大きい。マシュマロみたいに柔らかい」

「ふ、太ってるので。……あんっ」

 無駄に育ってしまいHカップある胸を揉んでいた福永の指がいつの間にか勃ち上がっていた胸の突起を掠める。自分の口から漏れた甘い声に驚いて、手で口を塞ぐ。

 下着の上から乳首を擦られると、自分で触ったときに感じたことのない甘い痺れが下腹部に走った。

「そういえば乳首を虐めるおもちゃはなかったけど、ここは自分の指で触ってるの?」

「んんっ、使ったことはあるんですけど、私には刺激が強すぎて痛かったので。あんまり自分で触っても気持ち良くないので、いつも下だけ。あんんっ」

 きゅっと乳首を摘まれて、人差し指で弾かれると秘奥が疼いた。これは紛れもなく快感だ。ひとりでしたときはこんな風にはならなかったのに、どうしてなのか。

 混乱している間にブラがずらされて、剥き出しの乳房を揉みしだかれる。

「直接触るともっと柔らかい。すごいビクビクしてるけど、気持ちいい?」

「んんっ、はぅ……いい、です」

 素直に答えると硬く勃ち上がった乳首を親指で弄くり回しながら福永が笑った。

「ふふ、ここだけでイケるようになるくらい、俺が開発してあげるね」

「ひあぁっ」

 どこか嬉しそうな福永が乳首を口に含んだ。温かい粘膜に包まれ、璃湖は背を大きく仰け反らせた。胸元に目をやると、赤い舌が突起を舐め上げるのが目に入る。

 指でされるより数倍気持ち良くて、璃湖は漏れそうになる声を必死に堪えた。

 だが、ちゅっと音をたてて吸われ、ぬるぬると舌で扱かれるとあまりの快楽に我慢が利かなくなってくる。

「んん、……ああん、あっ、ふう……んんっ」

 甘い嬌声が抑えられない。みんなの憧れの福永が璃湖の乳首を舐めているという事実も、璃湖の羞恥を煽り感度を上げていた。

 どうしてこんなにいいのか、困惑する璃湖をよそに福永は舌と指で乳首を嬲り続ける。

「ひぅ、ああ、あんん、福永さ……も、ダメ」

「どうして? すごく良さそうだけど。舐められる方が好き? はあ、細井さんの肌スベスベで柔らかくて気持ちいい。クセになりそう」

 脇腹に触れられて、くすぐったさに身を捩る。さりげなく肉を摘むのはやめて欲しい。臍の穴をくるりと撫でた指がショーツのクロッチで止まった。

 それを追うように福永の唇が下に降りていく。太股の内側にちゅっとキスをされ、璃湖はハッとした。

「あ、待って、そこは本当にダメです」

「こんなに濃いエッチな匂いをさせてるのに?」

 中心を指で押されると、くちゅりという水音が璃湖の耳に届いた。彼が割れ目をなぞる度に卑猥な音が部屋に響く。

「ふぅ、ああ……ダメです、もう……」

「おっぱい虐められてたくさん感じちゃったんだね。エッチな汁で、パンツがびしょびしょだ。クリトリスも、コリコリしてきてる」

 これは本当にあの福永なのか。彼から出る卑猥な言葉に、驚きを隠せない。それに興奮して蜜を溢れさせてしまう自分も、信じられなかった。

 福永がそこに顔を近づけクンクンと匂いを嗅いでいるのが視界に入り、あまりの羞恥に璃湖は頬を真っ赤に染め上げた。

「はー、いい匂い。どんな味がするのかな、細井さんの愛液。……舐めてみたい」

「ああんっ!」

 ぽつりと呟いた福永が、ショーツの上から陰核を舌先で突いた。あられもない声が口から漏れ、逃げようとした璃湖の腰を福永ががっちりと掴む。

 形を確かめるように、唇が陰核のまわりを円を描くように動いていく。

「あ、ダメ、福永さん、本当にダメです」

「はあ、はあ……いい匂い。勃ちすぎて痛いなんて、生まれて初めてだ。ああ、細井さんのクリトリス、ぷっくり丸くてかわいい。こんなところまでかわいいなんて、反則だよ」

 璃湖の声など聞こえていないかのようにぶつぶつと呟いた福永が、ショーツのクラッチを横にずらした。熱い息が直接秘所にかかり、璃湖は本気で焦り福永の頭に手を伸ばす。

「待って、福永さん、落ち着いてください。一回、止まって……ああぁっ」

 熱い濡れた粘膜が花芽に吸いつく。舌先で扱かれると、信じられないほどの快感が全身を突き抜ける。秘奥から溢れた蜜を、福永がじゅるじゅると音をたてて吸い込んだ。

「んん……細井さんの愛液美味しい。クリ、ぐりぐりされるの好きなんだ。また溢れてきた」

「ああ、んんっ、……ひんん、あ、あ……、嫌です。はうぅ、ダメェ……お願い、福永さ……止まってぇ」

 蜜壺に舌を突っ込まれ、掻き回されて腰が浮く。このままではまずい。本当に達してしまう。だが、どれだけお願いしても福永は動きを止めてくれない。

 がっちりと腰をつかみ、一心不乱になって璃湖の秘部を舐め続けている。嫌だと言ったら止めてくれると言っていたのに、これでは話が違うではないか。

 普段、紳士的だからと油断していた。これこそまさに羊の皮を被った狼。

 古来から言われているではないか。男は皆、狼なのだと。

 「ああ、すごい、どんどん溢れてくる。あの舌のおもちゃ気に入ってたもんね。ここ、舐められるの好きだよね。いっぱい、してあげる。俺、細井さんの愛液の中なら溺れ死んでもいい」

「ひああぁ、そんな……ああんっ、うぅ……」

 性癖を言い当てられて、恥ずかしくて堪らなくなる。福永の言う通り、クンニというものに憧れてあれを購入した。一度使ったらはまってしまって毎日使っているほど気に入っている。


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