15 / 38
なずなちゃんの気持ち
しおりを挟む
次の日、わたしは学校から直接なずなちゃんちへ向かった。本当は学校帰りに寄り道はダメだけど、一度家に戻るとくじけてしまいそうだったから…。先生になずなちゃんに渡すものはないか聞いて受け取って、机にたまっていたプリントも持ってきた。
ドキドキしながらインターホンを押す。
「はい」
なずなちゃんのお母さんだ。何度か遊びに行って会ったことがあるから声でわかる。
「こんにちは、鈴奈です。…あの、学校で配られたプリントと先生からのお手紙持ってきました」
わたしはあらかじめ考えておいた言葉を伝える。
「えっ!鈴奈ちゃん!?ちょっと待ってね!…ガタッガタタ!ゴトトトン!」
インターホンごしにバタついた音が聞こえた。どうしたんだろう?
「こんにちは!わざわざありがとう!」
なずなちゃんのお母さんは息を切らして玄関までやって来た。わたしはまず、プリント類を手渡す。それから、自分で作ってきたメモも。教科別に、教科書やドリルが何ページまで進んだかを書いたものだ。
「休んでる間に授業がどこまで進んだか分かった方がいいかと思って…」
「…!」
なずなちゃんのお母さんは目をうるっとさせた。どうしたのかな?と思って見ていると、「なずながごめんね」と言って涙をこぼし始めた。それで、なずなちゃんは自分のお母さんに学校であったことを話したんだと分かった。
「わたし、なずなちゃんと仲直りがしたくて…お話したいんですけど、今日は無理そうですか?」
「聞いてくるね!えっと、とりあえずあがって!」
なずなちゃんのお母さんはリビングに案内してくれた。音速でアイスミルクティーとクッキーを用意して「おやつ食べててね!」と言うと、二階へと走っていった。
ひとくちミルクティーを飲むと、冷たさと甘さが口に広がって、すごくほっとした。自分で思っていた以上に緊張していたみたいだ。
なずなちゃんはなかなか現れなかった。時々二階から「せっかく…」とか「いつやるの!今でしょ!」とか、エキサイトしたお母さんの声が聞こえてきたから、なずなちゃんが会うのを渋っているのかもしれない。わたしは心の準備をして、話す内容もよく考えてから来たけど、なずなちゃんは違う。急に来られて困ってるかも…。
「うーん…」
ちらりと時計を見ると、なずなちゃんのお母さんが二階に上がってからもう三十分経っていた。今日はもう、帰ろう。
「あのー!わたしそろそろお暇しますねー!急に来て、すみませんでしたー!」
階段の下から大きな声でそう告げ、靴を履き始めた時、なずなちゃんのお母さんが滑り落ちんばかりの勢いで階段を降りてきた。
「ごめんね!せっかく来てくれたのに!あの、なずなは怒ってるとか意地を張ってるとかじゃなくて!ただ、臆病になってるというか…」
一生懸命に説明する姿を見て、わたしはまたほっとした。なずなちゃんは怒ってない。それが分かっただけでも、今日来て良かった。
「分かります。わたしも、ずっとなずなちゃんと話がしたくて、でもなかなか勇気が出せなくて、今日やっと来られたから…。えっと、またプリントがたまったら持ってきます。もし、その時なずなちゃんが大丈夫だったらお話しようって伝えてください」
「…分かった。本当にごめんね、ありがとう」
なずなちゃんのお母さんは、わたしがまた来ると聞いて少し安心したようだった。今日が最後のチャンスじゃない。また、何度でも話したいって伝えよう。
「それじゃ、おやつごちそうさまでした。お邪魔しました」
ズダダダダァン!!
玄関を出て、門扉のノブに手をかけた瞬間、家の中からすごい音がした。
「えっ…何?」
振り向き、様子を伺っていたら、玄関の扉が勢いよく開き、なずなちゃんが走り出てきた。頭はボサボサで、顔は涙に濡れてぐちゃぐちゃ。おまけに、靴もはいていない。
「まって!まって!…わたし、鈴奈ちゃんに謝りたくて…」
予想外の展開にわたしは固まってしまった。話すこととか、ちゃんと考えてきたのに、全部どっかにいってしまったみたい。
「なずなー!靴ー!!」
なずなちゃんのお母さんがサンダルを持って走り寄るが、なずなちゃんは気にもとめない。
「わたし、全然現実がわかってなかった。『正しいこと』は、誰だって守るべきで、カリンちゃんだって言えばやめてくれるって、当たり前に思ってたの。…そんな甘い世界じゃないって、ずっとここで暮らしてた鈴奈ちゃんは分かってたからわたしにどうしたらうまく過ごせるか教えてくれたのに…知りもしないでひどいこと言って、本当にごめんなさぁい!」
「…えっ…と…」
なずなちゃんは一息に話した。わたしは驚きのあまり、何て言ったらいいか分からなくなってしまう。
「怒ってるよね?」
ぐしぐしと手で涙をぬぐいながら、なずなちゃんは尋ねた。
「…正直に言うと、怒った。なんで分かってくれないのって」
「………」
「でも、今はもう怒ってない。だって、なずなちゃん謝ってくれたから…」
わたしはゆっくりとなずなちゃんに近寄り、その手を握った。涙でぬれていて、冷たい。
「…それだけじゃなくて…わたしがカリンちゃんに余計なこと言ったから、鈴奈ちゃんが一ケ月もみんなに無視された…」
ブワッと目から涙があふれる瞬間を目にする。
「うん」
「し、しかも…」
「うん」
「わたしは…鈴奈ちゃんに怒られるのが怖くて、何もできなかった…」
「ん?わたしを助けて仲間はずれにされるのが怖くてじゃなくて?」
わたしは首を傾げた。
「そ、それはいいと思ってたの。だって、自分が悪いんだから…。あと、クラス中に無視されて意地悪言われるのがこんなに辛いってことも、全然分かってなかったから…」
ひっくひっくと泣き続けるなずなちゃんはすごく苦しそうだ。だけど、わたしに説明するのをやめようとはしなかった。
「ひどいこと言ったわたしが悪いんだから早く謝らなくちゃって何度も思ったの。でも、話しかけて鈴奈ちゃんに無視されたら、怒られたら、想像しただけで苦しくて…勇気が出なくて…本当にごめんなさい」
「もういいよ」
なずなちゃんも、わたしと友達でいたくていっぱい悩んで苦しんでたんだって、よく分かった。ポケットからティッシュを取り出そうとしたら、カサッと音がする。学校でもずっと隠し持っていて、さっきなずなちゃんちのインターホンを押す前に食べたチョコレートの包み紙だった。
「わたしも、勇気がなかなか出せなくて今日まできちゃった。本当は仲直りしたかったのに」
わたしは大切にとっておいたちいかわのポケットティッシュを手渡す。
「ありがと…え!ちいかわ!もったいなくない?」
わたし達って貧乏性なとこまで似てるなぁと思って、クスッと笑ってしまう。
「いいの、だって友達だから」
リゼさんの真似をしてそう言うと、なずなちゃんはグッとのどを詰まらせて、また泣き始めた。ちいかわのティッシュはなずなちゃんの手の中に握りしめられ、活躍の場を失ったままだ。
「わっ、わたし、もう絶対ひどいこと言わない!ちゃんと、鈴奈ちゃんの話聞く!」
「ううん」
わたしはティッシュを手から取ってなずなちゃんの目元をそっとふいた。どれだけ泣いたのか、まぶたははれあがっているし、目の周りも鼻の周りも赤くなって痛そうだ。
「わたしだって、間違うことも良くないこと言うこともある。でも、それでいいじゃない。いっぱいケンカしよう?それで、その回数より一回だけ多く仲直りしよう。そうしたら、わたし達、もっともっと仲良しになれるはずだから」
なずなちゃんはしばらく考えた後、大きくうなずいてくれた。
「七草がゆ同盟、復活だね!」
そう言うなずなちゃんの笑顔は、わたしがずっと見たかったものだった。
ドキドキしながらインターホンを押す。
「はい」
なずなちゃんのお母さんだ。何度か遊びに行って会ったことがあるから声でわかる。
「こんにちは、鈴奈です。…あの、学校で配られたプリントと先生からのお手紙持ってきました」
わたしはあらかじめ考えておいた言葉を伝える。
「えっ!鈴奈ちゃん!?ちょっと待ってね!…ガタッガタタ!ゴトトトン!」
インターホンごしにバタついた音が聞こえた。どうしたんだろう?
「こんにちは!わざわざありがとう!」
なずなちゃんのお母さんは息を切らして玄関までやって来た。わたしはまず、プリント類を手渡す。それから、自分で作ってきたメモも。教科別に、教科書やドリルが何ページまで進んだかを書いたものだ。
「休んでる間に授業がどこまで進んだか分かった方がいいかと思って…」
「…!」
なずなちゃんのお母さんは目をうるっとさせた。どうしたのかな?と思って見ていると、「なずながごめんね」と言って涙をこぼし始めた。それで、なずなちゃんは自分のお母さんに学校であったことを話したんだと分かった。
「わたし、なずなちゃんと仲直りがしたくて…お話したいんですけど、今日は無理そうですか?」
「聞いてくるね!えっと、とりあえずあがって!」
なずなちゃんのお母さんはリビングに案内してくれた。音速でアイスミルクティーとクッキーを用意して「おやつ食べててね!」と言うと、二階へと走っていった。
ひとくちミルクティーを飲むと、冷たさと甘さが口に広がって、すごくほっとした。自分で思っていた以上に緊張していたみたいだ。
なずなちゃんはなかなか現れなかった。時々二階から「せっかく…」とか「いつやるの!今でしょ!」とか、エキサイトしたお母さんの声が聞こえてきたから、なずなちゃんが会うのを渋っているのかもしれない。わたしは心の準備をして、話す内容もよく考えてから来たけど、なずなちゃんは違う。急に来られて困ってるかも…。
「うーん…」
ちらりと時計を見ると、なずなちゃんのお母さんが二階に上がってからもう三十分経っていた。今日はもう、帰ろう。
「あのー!わたしそろそろお暇しますねー!急に来て、すみませんでしたー!」
階段の下から大きな声でそう告げ、靴を履き始めた時、なずなちゃんのお母さんが滑り落ちんばかりの勢いで階段を降りてきた。
「ごめんね!せっかく来てくれたのに!あの、なずなは怒ってるとか意地を張ってるとかじゃなくて!ただ、臆病になってるというか…」
一生懸命に説明する姿を見て、わたしはまたほっとした。なずなちゃんは怒ってない。それが分かっただけでも、今日来て良かった。
「分かります。わたしも、ずっとなずなちゃんと話がしたくて、でもなかなか勇気が出せなくて、今日やっと来られたから…。えっと、またプリントがたまったら持ってきます。もし、その時なずなちゃんが大丈夫だったらお話しようって伝えてください」
「…分かった。本当にごめんね、ありがとう」
なずなちゃんのお母さんは、わたしがまた来ると聞いて少し安心したようだった。今日が最後のチャンスじゃない。また、何度でも話したいって伝えよう。
「それじゃ、おやつごちそうさまでした。お邪魔しました」
ズダダダダァン!!
玄関を出て、門扉のノブに手をかけた瞬間、家の中からすごい音がした。
「えっ…何?」
振り向き、様子を伺っていたら、玄関の扉が勢いよく開き、なずなちゃんが走り出てきた。頭はボサボサで、顔は涙に濡れてぐちゃぐちゃ。おまけに、靴もはいていない。
「まって!まって!…わたし、鈴奈ちゃんに謝りたくて…」
予想外の展開にわたしは固まってしまった。話すこととか、ちゃんと考えてきたのに、全部どっかにいってしまったみたい。
「なずなー!靴ー!!」
なずなちゃんのお母さんがサンダルを持って走り寄るが、なずなちゃんは気にもとめない。
「わたし、全然現実がわかってなかった。『正しいこと』は、誰だって守るべきで、カリンちゃんだって言えばやめてくれるって、当たり前に思ってたの。…そんな甘い世界じゃないって、ずっとここで暮らしてた鈴奈ちゃんは分かってたからわたしにどうしたらうまく過ごせるか教えてくれたのに…知りもしないでひどいこと言って、本当にごめんなさぁい!」
「…えっ…と…」
なずなちゃんは一息に話した。わたしは驚きのあまり、何て言ったらいいか分からなくなってしまう。
「怒ってるよね?」
ぐしぐしと手で涙をぬぐいながら、なずなちゃんは尋ねた。
「…正直に言うと、怒った。なんで分かってくれないのって」
「………」
「でも、今はもう怒ってない。だって、なずなちゃん謝ってくれたから…」
わたしはゆっくりとなずなちゃんに近寄り、その手を握った。涙でぬれていて、冷たい。
「…それだけじゃなくて…わたしがカリンちゃんに余計なこと言ったから、鈴奈ちゃんが一ケ月もみんなに無視された…」
ブワッと目から涙があふれる瞬間を目にする。
「うん」
「し、しかも…」
「うん」
「わたしは…鈴奈ちゃんに怒られるのが怖くて、何もできなかった…」
「ん?わたしを助けて仲間はずれにされるのが怖くてじゃなくて?」
わたしは首を傾げた。
「そ、それはいいと思ってたの。だって、自分が悪いんだから…。あと、クラス中に無視されて意地悪言われるのがこんなに辛いってことも、全然分かってなかったから…」
ひっくひっくと泣き続けるなずなちゃんはすごく苦しそうだ。だけど、わたしに説明するのをやめようとはしなかった。
「ひどいこと言ったわたしが悪いんだから早く謝らなくちゃって何度も思ったの。でも、話しかけて鈴奈ちゃんに無視されたら、怒られたら、想像しただけで苦しくて…勇気が出なくて…本当にごめんなさい」
「もういいよ」
なずなちゃんも、わたしと友達でいたくていっぱい悩んで苦しんでたんだって、よく分かった。ポケットからティッシュを取り出そうとしたら、カサッと音がする。学校でもずっと隠し持っていて、さっきなずなちゃんちのインターホンを押す前に食べたチョコレートの包み紙だった。
「わたしも、勇気がなかなか出せなくて今日まできちゃった。本当は仲直りしたかったのに」
わたしは大切にとっておいたちいかわのポケットティッシュを手渡す。
「ありがと…え!ちいかわ!もったいなくない?」
わたし達って貧乏性なとこまで似てるなぁと思って、クスッと笑ってしまう。
「いいの、だって友達だから」
リゼさんの真似をしてそう言うと、なずなちゃんはグッとのどを詰まらせて、また泣き始めた。ちいかわのティッシュはなずなちゃんの手の中に握りしめられ、活躍の場を失ったままだ。
「わっ、わたし、もう絶対ひどいこと言わない!ちゃんと、鈴奈ちゃんの話聞く!」
「ううん」
わたしはティッシュを手から取ってなずなちゃんの目元をそっとふいた。どれだけ泣いたのか、まぶたははれあがっているし、目の周りも鼻の周りも赤くなって痛そうだ。
「わたしだって、間違うことも良くないこと言うこともある。でも、それでいいじゃない。いっぱいケンカしよう?それで、その回数より一回だけ多く仲直りしよう。そうしたら、わたし達、もっともっと仲良しになれるはずだから」
なずなちゃんはしばらく考えた後、大きくうなずいてくれた。
「七草がゆ同盟、復活だね!」
そう言うなずなちゃんの笑顔は、わたしがずっと見たかったものだった。
0
あなたにおすすめの小説
アリアさんの幽閉教室
柚月しずく
児童書・童話
この学校には、ある噂が広まっていた。
「黒い手紙が届いたら、それはアリアさんからの招待状」
招かれた人は、夜の学校に閉じ込められて「恐怖の時間」を過ごすことになる……と。
招待状を受け取った人は、アリアさんから絶対に逃れられないらしい。
『恋の以心伝心ゲーム』
私たちならこんなの楽勝!
夜の学校に閉じ込められた杏樹と星七くん。
アリアさんによって開催されたのは以心伝心ゲーム。
心が通じ合っていれば簡単なはずなのに、なぜかうまくいかなくて……??
『呪いの人形』
この人形、何度捨てても戻ってくる
体調が悪くなった陽菜は、原因が突然現れた人形のせいではないかと疑いはじめる。
人形の存在が恐ろしくなって捨てることにするが、ソレはまた家に現れた。
陽菜にずっと付き纏う理由とは――。
『恐怖の鬼ごっこ』
アリアさんに招待されたのは、美亜、梨々花、優斗。小さい頃から一緒にいる幼馴染の3人。
突如アリアさんに捕まってはいけない鬼ごっこがはじまるが、美亜が置いて行かれてしまう。
仲良し3人組の幼馴染に一体何があったのか。生き残るのは一体誰――?
『招かれざる人』
新聞部の七緒は、アリアさんの記事を書こうと自ら夜の学校に忍び込む。
アリアさんが見つからず意気消沈する中、代わりに現れたのは同じ新聞部の萌香だった。
強がっていたが、夜の学校に一人でいるのが怖かった七緒はホッと安心する。
しかしそこで待ち受けていたのは、予想しない出来事だった――。
ゾクッと怖くて、ハラハラドキドキ。
最後には、ゾッとするどんでん返しがあなたを待っている。
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
大事なのは最後まで諦めないこと——and take a chance!
(also @ なろう)
笑いの授業
ひろみ透夏
児童書・童話
大好きだった先先が別人のように変わってしまった。
文化祭前夜に突如始まった『笑いの授業』――。
それは身の毛もよだつほどに怖ろしく凄惨な課外授業だった。
伏線となる【神楽坂の章】から急展開する【高城の章】。
追い詰められた《神楽坂先生》が起こした教師としてありえない行動と、その真意とは……。
ノースキャンプの見張り台
こいちろう
児童書・童話
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
黒地蔵
紫音みけ🐾書籍発売中
児童書・童話
友人と肝試しにやってきた中学一年生の少女・ましろは、誤って転倒した際に頭を打ち、人知れず幽体離脱してしまう。元に戻る方法もわからず孤独に怯える彼女のもとへ、たったひとり救いの手を差し伸べたのは、自らを『黒地蔵』と名乗る不思議な少年だった。黒地蔵というのは地元で有名な『呪いの地蔵』なのだが、果たしてこの少年を信じても良いのだろうか……。目には見えない真実をめぐる現代ファンタジー。
※表紙イラスト=ミカスケ様
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
化け猫ミッケと黒い天使
ひろみ透夏
児童書・童話
運命の人と出会える逢生橋――。
そんな言い伝えのある橋の上で、化け猫《ミッケ》が出会ったのは、幽霊やお化けが見える小学五年生の少女《黒崎美玲》。
彼女の家に居候したミッケは、やがて美玲の親友《七海萌》や、内気な級友《蜂谷優斗》、怪奇クラブ部長《綾小路薫》らに巻き込まれて、様々な怪奇現象を体験する。
次々と怪奇現象を解決する《美玲》。しかし《七海萌》の暴走により、取り返しのつかない深刻な事態に……。
そこに現れたのは、妖しい能力を持った青年《四聖進》。彼に出会った事で、物語は急展開していく。
あだ名が242個ある男(実はこれ実話なんですよ25)
tomoharu
児童書・童話
え?こんな話絶対ありえない!作り話でしょと思うような話からあるある話まで幅広い範囲で物語を考えました!ぜひ読んでみてください!数年後には大ヒット間違いなし!!
作品情報【伝説の物語(都道府県問題)】【伝説の話題(あだ名とコミュニケーションアプリ)】【マーライオン】【愛学両道】【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】【トモレオ突破椿】など
・【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】とは、その話はさすがに言いすぎでしょと言われているほぼ実話ストーリーです。
小さい頃から今まで主人公である【紘】はどのような体験をしたのかがわかります。ぜひよんでくださいね!
・【トモレオ突破椿】は、公務員試験合格なおかつ様々な問題を解決させる話です。
頭の悪かった人でも公務員になれることを証明させる話でもあるので、ぜひ読んでみてください!
特別記念として実話を元に作った【呪われし◯◯シリーズ】も公開します!
トランプ男と呼ばれている切札勝が、トランプゲームに例えて次々と問題を解決していく【トランプ男】シリーズも大人気!
人気者になるために、ウソばかりついて周りの人を誘導し、すべて自分のものにしようとするウソヒコをガチヒコが止める【嘘つきは、嘘治の始まり】というホラーサスペンスミステリー小説
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる