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第4章
坂口美和という女
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女はシャワー室から出ると身体を拭き、セミロングの髪をドライヤーで乾かすことなくロフトに上がり、持っている中で1番地味なベージュのブラジャーとパンティを手に取り、ロフトから降りた。ブラジャーはベッド横に置き、パンティを履いた。そして、畳んであったパジャマを着た。
また玄関で襲われた時の記憶が蘇る。振り向いた瞬間に口を塞がれ、手足をバタバタさせたが力敵わず眠りに堕ちたのだ。私はどこが悪かったのだろうか…。自然と大粒の涙が頬を伝った。
(一体何が悪かったの?一体あいつは誰なの?これからどうすればいいの?)
もしLINEをブロックしたら全裸の動画がばらまかれる。では、そのまま様子を見るしかないのか…
掛け時計を見ると時計の針は午前4時19分だった。間もなく夜が明ける。しかし、女の心は闇の中だ。
今日は仕事があるが、気分的に出勤できそうにない。ベッドに横座りしたまま俯いていて、何度も何度も襲ってきた男から送信されていたLINEの内容がグルグルと頭の中を廻っていた。
…『動画見たかい?キレイな肌とキレイなおまんこだね。これは誰のための身体かな?彼のためかな?では、またいつか会おう。あ、それから言っておくよ。今後連絡をすることがあるから、私からのLINEをブロックしないように。ブロックしたらこの動画を世界にばらまくよ。そうならないように行動はしっかりと考えて。では、おやすみ。』
またいつか会おうと言っている。もちろん、このままただで済むとは思っていない。今時点で脅迫されているのだ。そして、私が今分かるのは(私はいつか犯される)ということ。それは容易に想像できた。怖い…
坂口美和は今まで男性経験は1人しかいない。大学1年生の時に交際を始め、3年間交際した同じ大学の先輩だけだった。彼は優しく、遠慮がちに美和を抱き、早漏だった。3年間でそれなりの回数はあったが、毎回満足することなくコトを終えた。美和としては、盛り上がってきたところで急に終わってしまうようにしか思えていなかった。そのため、交際中からオナニーをするようになったのだ。
初めてオナニーしたのは交際が始まって1週間程経った頃だった。キスもしたことが無かったが、いつ彼とキスをするのか、そしていつ彼は身体を求めてくるのだろう?そう思うと身体が疼いていたのだ。すると自分でも気づかぬうちにパジャマの上から乳房を揉み、内腿を擦り付け、下半身をモゾモゾさせたのだ。それでは飽き足らず、パンティに利き手である右手を入れ、割れ目をなぞったのだ。初めてクリトリスに触れた。
「あっ…」
(何、この感覚…)
自分でも驚いた。そしてもっと手を伸ばして割れ目の下の方をなぞると湿っていた。いや、湿っていたという表現では済まない。パンティをじっとりと濡らし、おまんこからスケベ汁が溢れていたのだ。
「あっ、あぁ~」
自分で女体の神秘に驚いた。
女体の神秘…
(何なの?この感覚は…)
彼との初体験を妄想してしまった。どうやって愛撫されるのだろう。そう考えるとスケベ汁が溢れてくる。自宅のベッドに横になり、パジャマを着たまま左手でパジャマの上から乳房を揉み、右手をパンティの中に入れて割れ目をなぞる。
彼はどんな風におっぱいを揉んでくれるのか。優しく?それとも激しく?どんな風におまんこを触ってくれるのか。焦らすように?それともすぐに触ってくれる?
色んなことを考えながら、乳房を揉み、乳首をつまみ、吐息を漏らしてしまう。
「うぅ、はぁ…」
右手は膣穴から溢れ出たスケベ汁を中指ですくい、ヌルヌルになったものをクリトリスに擦りつける。背骨に電気が走るようにビリビリした感覚になる。自然に脚を開き、爪先をピンと伸ばしてしまう。膣穴からどんどん溢れてくるスケベ汁はお尻の方まで垂れていた。中指ですくい、クリトリスを円を描くように撫でる。そしてまた汁をすくい、クリトリスを撫でる。何度も繰り返し、割れ目をなぞると広い範囲でヌルヌルになっていた。激しく割れ目をなぞる。グチュグチュとイヤらしい音が部屋中に響き、雌の臭いが充満した。
ふと我に帰ると
(私ったら一体何を。こんなはしたないことを…。こんなこと止めないと…)
そんなことが頭をよぎったが、指が止まらない。
(何で?何でなの?)
「あっ、あうっ… 気持ちいい。いやっ、止まらない。やめないと、いやっ、やめないと。」
それでも指は更に激しさを増す。クリトリスは大きく腫れ上がり、おまんこはグチュグチュになり、いつでも入れられるぐらいになっている。
「あっ、私はこんな女じゃない!いやっ、私はこんな… こんなはずじゃ…」
脚が更に開き、爪先が伸びる。グチュグチュ、グチュグチュ…
「あっ、もう、いやっ、あうっ、だめ」
(私は変態なの?これじゃあまるで獣じゃない。でも気持ちいい、こんなにいいなんて!)
「あ、あっ、もうだめ、いくっ!」
呼吸が激しくなり、右手が激しく動き、左手では痛いぐらいにおっぱいを掴み、やがて絶頂に達した。全身が大きくビクンと波打った。そして、全身に力が入り、膝を伸ばし、爪先までピンと伸びた。
数秒後、全身脱力し美和は気を失った。
坂口美和は大学時代の彼とは週3回ほど2人きりでデートをするほか、大学内でも会う機会はあった。デートの時はもちろんときめいていた。
交際が始まって約1ヶ月。ある日の日曜日、彼のアパートに呼ばれた。事前に話があったため、勝負下着で望んだ。赤のブラジャーとパンティで行ったのだ。持っていた下着の中で1番セクシーなものだった。
初めは他愛もない話をしていたが、1時間もするとお互い見つめ合い、無口になった。
(これがきっとタイミングなんだわ…)
彼の顔が少し私に近づいた。私は目を閉じた。彼の唇が私の唇に重なった。私はドキドキしていた。彼の舌が私の唇を軽く撫でるように動く。そして、上唇と下唇の間に彼の舌が入ってきて、私の前歯をつつく。私が軽く口を開くと、彼は私の舌先をつついた。私の神経は舌先に集中している。すると彼の舌は私の口の中で動き廻る。私の前歯の上下の歯茎を撫で、歯の内側に入ったと思えば、私の舌の先や舌の脇から入り込み、舌の付け根を刺激する。
(え?こんなとこまで届くの…)
「んっ…」
美和は吐息を漏らす。
「あっ!」
美和は意表を突かれた。美和が舌先に神経を集中させてる間、いつの間にか彼は美和のブラウスのボタンを外し、美和のお腹から脇腹を直に触ってきた。身体がビクンと反応した。そして、彼はキスを続けながら右手てブラジャーのホックを器用に外した。そして、その手は前にまわり美和の乳房を優しく揉んだ。美和は下半身に何かを感じた。ジュワっとした感覚。愛液… スケベ汁が溢れてきているのだ。
(私ったら、変態と思われちゃう…)
彼のキスは唇を離れ、頬から耳たぶ、首筋へと移動した。
(なんて感覚なの?)
「あっ、あうっ」
美和は声が漏れてしまう。彼はキスをしながら美和のブラウスを脱がしていく。それと同時に赤いブラジャーも腕から外された。
彼は言った。
「とてもセクシーだね。僕は赤い下着が大好きだよ。1番セクシーに見える。」
そう言いながら、美和をベッドに寝かせ、キスを胸元に移し、両手で乳房を揉んだ。両側から中央へ寄せるように乳房を揉みながら、彼は美和のEカップの谷間へと顔を埋めた。
「柔らかくて大きな、そしてキレイなおっぱいだね。とても素敵だよ。」
美和はその言葉がとても嬉しかった。と同時に更に下半身が潤うのがわかった。ジュンジュンしている。恐らくパンティには大きな染みが付いてるだろう。
彼は美和の乳房を優しく揉んだり、強く揉んだりリズムを変えてくる。そして、彼は乳輪を舌先で囲むように舐め回した。
(あ、こんなことするの…)
美和は焦れったいと思った。彼の舌は右の乳輪を舐めた後、左の乳輪へと移った。そして、美和はいよいよ乳首を舐めてもらえる。と思ったが彼の舌は脇の下へと。美和は腕を上げ、彼の舌が這いやすいようにする。乳首を舐めてもらえずガッカリしたと思ったが、脇の下を舐められ背骨に電気が流れるような感覚があった。
(あっ、なんて刺激なの!)
脇の下から二の腕、肘、上腕から手の甲、そして指まで咥えたのだ。指の股の舌先で舐められると美和はどんどんとスケベ汁を溢れさせる。
予想もしていなかった彼の行動は美和の身体を獣化させていった。美和の下半身、美和のおまんこはもうグショグショに濡れている。まだ直接男性に触られたこともないのに…
美和は指の股を舐められている。そして、人差し指、中指、薬指、と順番に咥えられ、舌を絡められる。また手の甲、上腕から肘、二の腕と彼の舌は戻っていき、脇の下から肩へと移動し、胸元へと戻ってきた。彼の両手は美和の引き締まった腹部や脇腹を優しく撫でる。舌は乳輪をふた回りするとようやく乳首に到達した。舌を左右に動かし、乳首をチロチロと舐めたり、唇で挟んだり。
彼の左手が腰から美和の身体の下に入り込んだため、美和は少し腰を浮かせた。右手が美和の左の腰から臀部にかけて摩るようにしたあと、少し持ち上げるようにしたため、美和は左半身を上にし横になった。すると彼はスカートのホックを外し、ファスナーを下ろした。そして、スカートの後ろを開くようにしながら美和を仰向けに戻す。
美和は少し腰を持上げ、彼が両手でスカートを脱がすのを手伝った。この日はフレアスカートでストッキングは履いていなかったので生足だ。彼はスカートを脱がせた後、美和の太ももの前方を軽く撫でた。そして内腿へと移動し、美和の脚を軽く開かせる。赤いレースのパンティが鮮やかに見える。
彼の上半身へのキスは止まらない。乳首をチロチロとしたり、乳輪を全部口に含んだり。下乳と横乳を舐め回し、やがて脇腹、へそ回り、へそ、そしてパンティの上部の縁へとたどり着いた。彼にも鮮やかな赤いレースのパンティが見えているはずだ。
そして、彼は私に脚を開くように無言で促す。両手で膝の後ろを軽く持たれた。美和はそれに従う。大きく脚を開いた。パンティは大きな染みどころか、とろっとした液体が溢れているのがわかった。彼の舌はパンティの縁をたどる。美和の大陰唇はぽってりとしていて赤みがかっている。パンティの脇からそれが僅かに見えている。美和は見られているのが恥ずかしかった。が、内心興奮した。さらにスケベ汁は溢れてくる。
美和は意表を突かれた。彼が急にパンティの布を横にずらして、割れ目をさらけ出したのだ。そして、スケベ汁を音を立ててすすった。ジュルジュルジュルー。室内にイヤらしい音が響いた。そして美和の喘ぎ声も漏れた。
「あっ、あうっ…」
大陰唇からややグレーがかった小陰唇がビラビラと出ている。それを彼は吸ったり、舌で左右にペロペロしたり弄んだ。急に美和は腰を持上げられ、パンティを脱がされた。これで美和は全裸だ。
割れ目の上には申し訳程度の薄い毛が生えている。彼は両手の親指で美和の割れ目を開いた。
「キレイだよ。」
と囁いた。そして、穴から溢れ出すスケベ汁を舌ですくい、それをクリトリスに撫でるように付ける。そして、クリトリスをチロチロと舐める。
「あっ、あんっ…」
美和は堪らず喘いでしまう。
大学時代から仲良くしている女友達の言葉を思い出した。
「エッチってすごく気持ちいいよ。美和もそう思える時が来るよ。凄いんだから!もうエッチならずっとしてたいって思っちゃうから!」
そんなことを言ってたのは、少しギャルが入った今井楓だった。
美和は
(きっと今日、私は大人になるんだわ…)
と思った。本当だ。楓が言ってたのも分かる気がする。自分でもオナニーをしていたが、自分の思ってるのと違うところを刺激されたりするととても気持ちよく感じたりする。私もエッチがたまらなく好きになるのかなぁ…
そんなことを考えながら彼の愛撫を感じていた。彼は口の周りをベチョベチョにしたまま美和の顔に近づいて来た。おまんこを舐めた口で美和にキスをしてきた。
(私ってこんな味がするのね…)
何となくまた興奮した。
彼はキスをしながら服を脱いでいる。すぐに全裸になった。そして、枕の下から何かを取り出した。そしてピリッと音がした。コンドームだろう。彼がそれを付け終わると私の脚の間に入る。私は仰向けで彼を受け入れるのだ。彼が腰を近づける。そして、割れ目に硬いものが当たる。
「あのね、私初めてなの…」
と彼に伝えた。彼は
「うん」
とだけ言った。そして唇を重ねた。美和は腰を二つ折りにされるように腰を曲げた。そして、彼のものがクリトリスを何回か擦った後で割れ目の下に行き、穴の入口付近で止まった。
彼のペニスが割れ目の入口で止まった。彼は胸と胸を付け、彼の腕を美和の首の後ろに腕をまわし、抱き締めてきた。そして、顔は美和の顔の横へと移動し、頬を付けてきた。その体制で腰を少しずつ押してきたのだ。ヌルヌルしているので表面はとても滑らかだ。亀頭の先が美和のおまんこに収まろうとしている。だが、処女であるため簡単には先に進まない。
美和は彼を受け入れる期待感と処女の痛みの恐怖とで内心複雑だった。だが、彼は3秒で1ミリ進むペースという優しさで、途中引き裂かれるような痛みはあったものの大きな痛みは感じなかった。
約3分かけて美和のグチョグチョに濡れたおまんこは彼のペニスを根元まで受け入れた。彼は
「入ったよ。痛い?」
と美和の耳元で囁いた。
「大丈夫」
と答えた。2人は繋がったまま唇を重ねた。そして、彼は身体を起こし、美和の腰の両側をつかんだ。そして、腰を引くようにしておまんこからペニスを引き出す。これももちろんゆっくりだ。そして、押し込むようにして奥へと進む。ゆっくりとゆっくりとこれを繰り返す。美和はだんだんと痛みは軽くなっていき、少しずつ心地よさを感じてきた。彼はペニスが半分ほど入った状態で美和のクリトリスを右手の親指で撫でてきた。グチョグチョに溢れ出たスケベ汁を親指に付け、指の腹で撫でるのだ。美和は
「うっ…」
と顔を歪めた。痛いわけではない。感じてる顔を彼にあまり見られたくない、淫らな女と思われたくない。そんな気持ちから我慢しようとした声が漏れてしまったため、そのような表情になったのだ。
今まで何度となくオナニーでクリトリスを自分で刺激してきた。しかし、ペニスが挿入されてる状態で同時にクリトリスを刺激されるなんて、嫌らしすぎるよ…。
クリトリスは痛みはなく、快感しかない。それを彼は気付き、右手の親指でグリグリと激しく撫でまわした。美和はクリトリスの快感で腟内の痛みが和らいだ。彼は少しずつ動きを早める。約3秒で奥まで入れ、3秒で引き出す。ペースを少しずつ早める。2秒で奥まで入れ、引き抜く。1秒で奥まで入れ、引き抜く。
そして、彼の両手は美和のEカップの乳房へと移り、鷲掴みにした。美和は痛気持ちよさを覚えた。今度はおまんことおっぱいの同時刺激。両方痛気持ちいいのだ。美和は思わず
「あうっ、あん、あん…」
と声を漏らした。すると彼はこの声に刺激されたのか
「うっ、出ちゃう」
と言い、一瞬美和のおまんこの中でペニスが膨張したと思ったら膣奥へと熱いものを放出した。それはコンドームの中ではあったが。
美和は自分でも気づかぬうちに涙を流していた。彼はすぐにそれに気づき、ペニスを引き抜き美和に言った。
「大丈夫?ごめんね。痛かった?」
「ううん。違うの。優しくしてくれて嬉しかったの。」
美和はそう答えると2人はキスをして抱き締めあった。そして、ベッドに隣り合わせに横になり。1時間ほど眠った。
その日は彼の部屋でシャワーを浴びて帰った。そして、友達である今井楓にLINEした。
『さっきまで彼と一緒だったよ。初体験してきたよ。』
と報告した。すると今井楓はすぐに
『おめでとう』
と返信してきた。
また玄関で襲われた時の記憶が蘇る。振り向いた瞬間に口を塞がれ、手足をバタバタさせたが力敵わず眠りに堕ちたのだ。私はどこが悪かったのだろうか…。自然と大粒の涙が頬を伝った。
(一体何が悪かったの?一体あいつは誰なの?これからどうすればいいの?)
もしLINEをブロックしたら全裸の動画がばらまかれる。では、そのまま様子を見るしかないのか…
掛け時計を見ると時計の針は午前4時19分だった。間もなく夜が明ける。しかし、女の心は闇の中だ。
今日は仕事があるが、気分的に出勤できそうにない。ベッドに横座りしたまま俯いていて、何度も何度も襲ってきた男から送信されていたLINEの内容がグルグルと頭の中を廻っていた。
…『動画見たかい?キレイな肌とキレイなおまんこだね。これは誰のための身体かな?彼のためかな?では、またいつか会おう。あ、それから言っておくよ。今後連絡をすることがあるから、私からのLINEをブロックしないように。ブロックしたらこの動画を世界にばらまくよ。そうならないように行動はしっかりと考えて。では、おやすみ。』
またいつか会おうと言っている。もちろん、このままただで済むとは思っていない。今時点で脅迫されているのだ。そして、私が今分かるのは(私はいつか犯される)ということ。それは容易に想像できた。怖い…
坂口美和は今まで男性経験は1人しかいない。大学1年生の時に交際を始め、3年間交際した同じ大学の先輩だけだった。彼は優しく、遠慮がちに美和を抱き、早漏だった。3年間でそれなりの回数はあったが、毎回満足することなくコトを終えた。美和としては、盛り上がってきたところで急に終わってしまうようにしか思えていなかった。そのため、交際中からオナニーをするようになったのだ。
初めてオナニーしたのは交際が始まって1週間程経った頃だった。キスもしたことが無かったが、いつ彼とキスをするのか、そしていつ彼は身体を求めてくるのだろう?そう思うと身体が疼いていたのだ。すると自分でも気づかぬうちにパジャマの上から乳房を揉み、内腿を擦り付け、下半身をモゾモゾさせたのだ。それでは飽き足らず、パンティに利き手である右手を入れ、割れ目をなぞったのだ。初めてクリトリスに触れた。
「あっ…」
(何、この感覚…)
自分でも驚いた。そしてもっと手を伸ばして割れ目の下の方をなぞると湿っていた。いや、湿っていたという表現では済まない。パンティをじっとりと濡らし、おまんこからスケベ汁が溢れていたのだ。
「あっ、あぁ~」
自分で女体の神秘に驚いた。
女体の神秘…
(何なの?この感覚は…)
彼との初体験を妄想してしまった。どうやって愛撫されるのだろう。そう考えるとスケベ汁が溢れてくる。自宅のベッドに横になり、パジャマを着たまま左手でパジャマの上から乳房を揉み、右手をパンティの中に入れて割れ目をなぞる。
彼はどんな風におっぱいを揉んでくれるのか。優しく?それとも激しく?どんな風におまんこを触ってくれるのか。焦らすように?それともすぐに触ってくれる?
色んなことを考えながら、乳房を揉み、乳首をつまみ、吐息を漏らしてしまう。
「うぅ、はぁ…」
右手は膣穴から溢れ出たスケベ汁を中指ですくい、ヌルヌルになったものをクリトリスに擦りつける。背骨に電気が走るようにビリビリした感覚になる。自然に脚を開き、爪先をピンと伸ばしてしまう。膣穴からどんどん溢れてくるスケベ汁はお尻の方まで垂れていた。中指ですくい、クリトリスを円を描くように撫でる。そしてまた汁をすくい、クリトリスを撫でる。何度も繰り返し、割れ目をなぞると広い範囲でヌルヌルになっていた。激しく割れ目をなぞる。グチュグチュとイヤらしい音が部屋中に響き、雌の臭いが充満した。
ふと我に帰ると
(私ったら一体何を。こんなはしたないことを…。こんなこと止めないと…)
そんなことが頭をよぎったが、指が止まらない。
(何で?何でなの?)
「あっ、あうっ… 気持ちいい。いやっ、止まらない。やめないと、いやっ、やめないと。」
それでも指は更に激しさを増す。クリトリスは大きく腫れ上がり、おまんこはグチュグチュになり、いつでも入れられるぐらいになっている。
「あっ、私はこんな女じゃない!いやっ、私はこんな… こんなはずじゃ…」
脚が更に開き、爪先が伸びる。グチュグチュ、グチュグチュ…
「あっ、もう、いやっ、あうっ、だめ」
(私は変態なの?これじゃあまるで獣じゃない。でも気持ちいい、こんなにいいなんて!)
「あ、あっ、もうだめ、いくっ!」
呼吸が激しくなり、右手が激しく動き、左手では痛いぐらいにおっぱいを掴み、やがて絶頂に達した。全身が大きくビクンと波打った。そして、全身に力が入り、膝を伸ばし、爪先までピンと伸びた。
数秒後、全身脱力し美和は気を失った。
坂口美和は大学時代の彼とは週3回ほど2人きりでデートをするほか、大学内でも会う機会はあった。デートの時はもちろんときめいていた。
交際が始まって約1ヶ月。ある日の日曜日、彼のアパートに呼ばれた。事前に話があったため、勝負下着で望んだ。赤のブラジャーとパンティで行ったのだ。持っていた下着の中で1番セクシーなものだった。
初めは他愛もない話をしていたが、1時間もするとお互い見つめ合い、無口になった。
(これがきっとタイミングなんだわ…)
彼の顔が少し私に近づいた。私は目を閉じた。彼の唇が私の唇に重なった。私はドキドキしていた。彼の舌が私の唇を軽く撫でるように動く。そして、上唇と下唇の間に彼の舌が入ってきて、私の前歯をつつく。私が軽く口を開くと、彼は私の舌先をつついた。私の神経は舌先に集中している。すると彼の舌は私の口の中で動き廻る。私の前歯の上下の歯茎を撫で、歯の内側に入ったと思えば、私の舌の先や舌の脇から入り込み、舌の付け根を刺激する。
(え?こんなとこまで届くの…)
「んっ…」
美和は吐息を漏らす。
「あっ!」
美和は意表を突かれた。美和が舌先に神経を集中させてる間、いつの間にか彼は美和のブラウスのボタンを外し、美和のお腹から脇腹を直に触ってきた。身体がビクンと反応した。そして、彼はキスを続けながら右手てブラジャーのホックを器用に外した。そして、その手は前にまわり美和の乳房を優しく揉んだ。美和は下半身に何かを感じた。ジュワっとした感覚。愛液… スケベ汁が溢れてきているのだ。
(私ったら、変態と思われちゃう…)
彼のキスは唇を離れ、頬から耳たぶ、首筋へと移動した。
(なんて感覚なの?)
「あっ、あうっ」
美和は声が漏れてしまう。彼はキスをしながら美和のブラウスを脱がしていく。それと同時に赤いブラジャーも腕から外された。
彼は言った。
「とてもセクシーだね。僕は赤い下着が大好きだよ。1番セクシーに見える。」
そう言いながら、美和をベッドに寝かせ、キスを胸元に移し、両手で乳房を揉んだ。両側から中央へ寄せるように乳房を揉みながら、彼は美和のEカップの谷間へと顔を埋めた。
「柔らかくて大きな、そしてキレイなおっぱいだね。とても素敵だよ。」
美和はその言葉がとても嬉しかった。と同時に更に下半身が潤うのがわかった。ジュンジュンしている。恐らくパンティには大きな染みが付いてるだろう。
彼は美和の乳房を優しく揉んだり、強く揉んだりリズムを変えてくる。そして、彼は乳輪を舌先で囲むように舐め回した。
(あ、こんなことするの…)
美和は焦れったいと思った。彼の舌は右の乳輪を舐めた後、左の乳輪へと移った。そして、美和はいよいよ乳首を舐めてもらえる。と思ったが彼の舌は脇の下へと。美和は腕を上げ、彼の舌が這いやすいようにする。乳首を舐めてもらえずガッカリしたと思ったが、脇の下を舐められ背骨に電気が流れるような感覚があった。
(あっ、なんて刺激なの!)
脇の下から二の腕、肘、上腕から手の甲、そして指まで咥えたのだ。指の股の舌先で舐められると美和はどんどんとスケベ汁を溢れさせる。
予想もしていなかった彼の行動は美和の身体を獣化させていった。美和の下半身、美和のおまんこはもうグショグショに濡れている。まだ直接男性に触られたこともないのに…
美和は指の股を舐められている。そして、人差し指、中指、薬指、と順番に咥えられ、舌を絡められる。また手の甲、上腕から肘、二の腕と彼の舌は戻っていき、脇の下から肩へと移動し、胸元へと戻ってきた。彼の両手は美和の引き締まった腹部や脇腹を優しく撫でる。舌は乳輪をふた回りするとようやく乳首に到達した。舌を左右に動かし、乳首をチロチロと舐めたり、唇で挟んだり。
彼の左手が腰から美和の身体の下に入り込んだため、美和は少し腰を浮かせた。右手が美和の左の腰から臀部にかけて摩るようにしたあと、少し持ち上げるようにしたため、美和は左半身を上にし横になった。すると彼はスカートのホックを外し、ファスナーを下ろした。そして、スカートの後ろを開くようにしながら美和を仰向けに戻す。
美和は少し腰を持上げ、彼が両手でスカートを脱がすのを手伝った。この日はフレアスカートでストッキングは履いていなかったので生足だ。彼はスカートを脱がせた後、美和の太ももの前方を軽く撫でた。そして内腿へと移動し、美和の脚を軽く開かせる。赤いレースのパンティが鮮やかに見える。
彼の上半身へのキスは止まらない。乳首をチロチロとしたり、乳輪を全部口に含んだり。下乳と横乳を舐め回し、やがて脇腹、へそ回り、へそ、そしてパンティの上部の縁へとたどり着いた。彼にも鮮やかな赤いレースのパンティが見えているはずだ。
そして、彼は私に脚を開くように無言で促す。両手で膝の後ろを軽く持たれた。美和はそれに従う。大きく脚を開いた。パンティは大きな染みどころか、とろっとした液体が溢れているのがわかった。彼の舌はパンティの縁をたどる。美和の大陰唇はぽってりとしていて赤みがかっている。パンティの脇からそれが僅かに見えている。美和は見られているのが恥ずかしかった。が、内心興奮した。さらにスケベ汁は溢れてくる。
美和は意表を突かれた。彼が急にパンティの布を横にずらして、割れ目をさらけ出したのだ。そして、スケベ汁を音を立ててすすった。ジュルジュルジュルー。室内にイヤらしい音が響いた。そして美和の喘ぎ声も漏れた。
「あっ、あうっ…」
大陰唇からややグレーがかった小陰唇がビラビラと出ている。それを彼は吸ったり、舌で左右にペロペロしたり弄んだ。急に美和は腰を持上げられ、パンティを脱がされた。これで美和は全裸だ。
割れ目の上には申し訳程度の薄い毛が生えている。彼は両手の親指で美和の割れ目を開いた。
「キレイだよ。」
と囁いた。そして、穴から溢れ出すスケベ汁を舌ですくい、それをクリトリスに撫でるように付ける。そして、クリトリスをチロチロと舐める。
「あっ、あんっ…」
美和は堪らず喘いでしまう。
大学時代から仲良くしている女友達の言葉を思い出した。
「エッチってすごく気持ちいいよ。美和もそう思える時が来るよ。凄いんだから!もうエッチならずっとしてたいって思っちゃうから!」
そんなことを言ってたのは、少しギャルが入った今井楓だった。
美和は
(きっと今日、私は大人になるんだわ…)
と思った。本当だ。楓が言ってたのも分かる気がする。自分でもオナニーをしていたが、自分の思ってるのと違うところを刺激されたりするととても気持ちよく感じたりする。私もエッチがたまらなく好きになるのかなぁ…
そんなことを考えながら彼の愛撫を感じていた。彼は口の周りをベチョベチョにしたまま美和の顔に近づいて来た。おまんこを舐めた口で美和にキスをしてきた。
(私ってこんな味がするのね…)
何となくまた興奮した。
彼はキスをしながら服を脱いでいる。すぐに全裸になった。そして、枕の下から何かを取り出した。そしてピリッと音がした。コンドームだろう。彼がそれを付け終わると私の脚の間に入る。私は仰向けで彼を受け入れるのだ。彼が腰を近づける。そして、割れ目に硬いものが当たる。
「あのね、私初めてなの…」
と彼に伝えた。彼は
「うん」
とだけ言った。そして唇を重ねた。美和は腰を二つ折りにされるように腰を曲げた。そして、彼のものがクリトリスを何回か擦った後で割れ目の下に行き、穴の入口付近で止まった。
彼のペニスが割れ目の入口で止まった。彼は胸と胸を付け、彼の腕を美和の首の後ろに腕をまわし、抱き締めてきた。そして、顔は美和の顔の横へと移動し、頬を付けてきた。その体制で腰を少しずつ押してきたのだ。ヌルヌルしているので表面はとても滑らかだ。亀頭の先が美和のおまんこに収まろうとしている。だが、処女であるため簡単には先に進まない。
美和は彼を受け入れる期待感と処女の痛みの恐怖とで内心複雑だった。だが、彼は3秒で1ミリ進むペースという優しさで、途中引き裂かれるような痛みはあったものの大きな痛みは感じなかった。
約3分かけて美和のグチョグチョに濡れたおまんこは彼のペニスを根元まで受け入れた。彼は
「入ったよ。痛い?」
と美和の耳元で囁いた。
「大丈夫」
と答えた。2人は繋がったまま唇を重ねた。そして、彼は身体を起こし、美和の腰の両側をつかんだ。そして、腰を引くようにしておまんこからペニスを引き出す。これももちろんゆっくりだ。そして、押し込むようにして奥へと進む。ゆっくりとゆっくりとこれを繰り返す。美和はだんだんと痛みは軽くなっていき、少しずつ心地よさを感じてきた。彼はペニスが半分ほど入った状態で美和のクリトリスを右手の親指で撫でてきた。グチョグチョに溢れ出たスケベ汁を親指に付け、指の腹で撫でるのだ。美和は
「うっ…」
と顔を歪めた。痛いわけではない。感じてる顔を彼にあまり見られたくない、淫らな女と思われたくない。そんな気持ちから我慢しようとした声が漏れてしまったため、そのような表情になったのだ。
今まで何度となくオナニーでクリトリスを自分で刺激してきた。しかし、ペニスが挿入されてる状態で同時にクリトリスを刺激されるなんて、嫌らしすぎるよ…。
クリトリスは痛みはなく、快感しかない。それを彼は気付き、右手の親指でグリグリと激しく撫でまわした。美和はクリトリスの快感で腟内の痛みが和らいだ。彼は少しずつ動きを早める。約3秒で奥まで入れ、3秒で引き出す。ペースを少しずつ早める。2秒で奥まで入れ、引き抜く。1秒で奥まで入れ、引き抜く。
そして、彼の両手は美和のEカップの乳房へと移り、鷲掴みにした。美和は痛気持ちよさを覚えた。今度はおまんことおっぱいの同時刺激。両方痛気持ちいいのだ。美和は思わず
「あうっ、あん、あん…」
と声を漏らした。すると彼はこの声に刺激されたのか
「うっ、出ちゃう」
と言い、一瞬美和のおまんこの中でペニスが膨張したと思ったら膣奥へと熱いものを放出した。それはコンドームの中ではあったが。
美和は自分でも気づかぬうちに涙を流していた。彼はすぐにそれに気づき、ペニスを引き抜き美和に言った。
「大丈夫?ごめんね。痛かった?」
「ううん。違うの。優しくしてくれて嬉しかったの。」
美和はそう答えると2人はキスをして抱き締めあった。そして、ベッドに隣り合わせに横になり。1時間ほど眠った。
その日は彼の部屋でシャワーを浴びて帰った。そして、友達である今井楓にLINEした。
『さっきまで彼と一緒だったよ。初体験してきたよ。』
と報告した。すると今井楓はすぐに
『おめでとう』
と返信してきた。
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