メサイアの灯火

ハイパーキャノン

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運命の舵輪編

メリアリアside3

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 自分の事を愛せない人間は、他人の事も愛せない。

 自分の事が大事に出来ない人間は、他人の事も大事に出来ない。

 自分に優しくない人間は、他人にも優しくする事は出来ない。

 自分自身の事が出来ないのに、他人の事など出来る道理が無いからだ。

 ただしー。

 それは必ずしも、利己に走れ、と言っている訳では無い。

 名も無き者の教訓。
ーーーーーーーーーーーーーー
 あくまでも“女殺し”と言う意味での観点から出た話であったがー。

 蒼太は実は天性の素質を秘めているんじゃ無かろうかと、メリアリアはふと考える時があった、それと言うのも彼はそれこそ本当に“自分は何も知りません”、“虫も殺せません”等と言うような、涼しげな顔をしていながらその実、股間にはあんな立派なモノを持ち、しかもエッチの際には人が変わったかのように、強く激しく責め立てて来る。

 かと言って。

 肉体関係だけに特化した存在なのか、と言えばそんな事は決して無かった、自分(メリアリア)の事を本当に大切に思い、現にしてくれてもいるし、何かあるときは心の底から真摯に向き合ってくれるのだ。

 しかもそれを計算ではなくて、真心でやっていると言うのがまた恐ろしい所であり確かに、“女殺し”とでも言うのであれば、これ以上無い程の適性を備えている事になる。

 だけど。

 同時に“それでもいい”と、メリアリアは思っていた、少なくとも彼は一生懸命に生きて来たのであるし、彼女に対してもまた、それを貫いてくれているのである、そしてそこに打算の入る余地など全く持って無かった事はメリアリアが一番、良く知っている。

 ならばそれで良いでは無いか、後はそれを自分が受け止めるだけだと、メリアリアは考えていたのだ。

 ・・・しかし。

「んお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっっ!!!!!?んぼおおおっ、んっぼおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んごおおおおおおおっ!?んふうぅぅぅっ。んふーっ、んふーっ、んふーっ。んふううぅぅぅぅっ❤❤❤ん、んぶおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおっっっ!!!!?んごおぉぉ、んごんごっ。んっごおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぐぶぼおおぉぉぉっ!?くぼぉーっ、ぐほぉーっ、ぐほぉーっ。ぐほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤」

 そんな彼女の密かな危惧も、逡巡も、そして真なる決意までをも諸共蒼太は抱き込んで、恋人を激しく貪って行く。

 メリアリアが気を失ってしまった直後に、直ちにその回復へと回った蒼太はそれと同時に一層、律動を加速させて、グッタリとしている恋人の奥を休むこと無く突き上げ続けた、陰茎の波動流と肺の気流とに回復呪文の法力と風の力とをミックスさせて混ぜ合わせたまま、上下で動きを連動させてメリアリアの最も弱い部分呼吸器官と子宮最奥を強く鋭く圧搾する。

 そんな最愛の彼からの常軌を逸する程の求めに、メリアリアは程なく現(うつつ)へと帰還を果たすと直ぐさま以前とは比べ物にならない程の勢いと苛烈さとで心の底から悶えに悶えた。

「んっぶおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおっ!!?んぶんぼっ、んぼぼぼっ。んっぼおおおおぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んっばおぉぉぉぉっ!?んほおぉぉっ、んほおぉぉっ、んほおぉぉっ。んほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤ん、んぶぶぶっ。んっぶおおおおおおっ!!?んぼぼぼっ。んぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んおおおっ!?んほおぉぉっ、んほおぉぉっ、んほおぉぉっ。んほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤」

(い、愛しいっ。凄いわ、愛してるっ。してして蒼太ぁっ。もっと抱いてえええぇぇぇぇっっっ❤❤❤❤❤❤❤)

 自身も再び彼氏に腕を回して抱き着くと、苦しみの中にも恍惚とした表情を湛えたままで恋人の全てを受け入れ始める。

 散々に突きまくられた挙げ句に射精までをも受けてしまったその胎内(なか)は燃え上がるように熱くなり、奥から疼いて止まらなくなってしまうがそこを蒼太が“これでもか”と言う位に刺し貫いてくるために、メリアリアは頭がおかしくなるほどの凄まじい愉悦に、それも連続して襲われ始めた。

「んぼぼぼっ、んごおおおっ。んっぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぶぶぶううぅぅぅっ!?んふーっ、んふーっ、んふーっ。んふううぅぅぅ・・・っ❤❤❤ん、んぶんぼっ!?んぼぼぼっ。んっぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぶべえぇぇぇっ。んべえぇぇっ、んべえぇぇっ、んべえぇぇっ。んべええぇぇぇ・・・っ❤❤❤」

(激しいっ。感じる、狂っちゃうううぅぅぅぅっっっ❤❤❤❤❤❤❤それでも良いのっ。抱いて蒼太あああぁぁぁぁっっっ❤❤❤❤❤❤❤)

 甘く危険なエクスタシーに身体を芯から戦慄かせたまま、メリアリアは半狂乱となりくぐもった嬌声を発してはただひたすらに悦び喘ぐ。

 下の下まで下がり切ってしまっていた女性器全体が、それでも陰茎に纏わり付くかのように絡み付き、ウゾウゾと蠢いてその根元から刮ぎ立てるように収縮を繰り返している様が、波動流越しにさえハッキリと感じられた。

「んぐおごおおぉぉぉぉぉっっっ!!?んぶんぼっ。うっごおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぼおおぉぉぉっ!?んごーっ、んごーっ、んごーっ。んごおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤ん、んぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぉっ!?んぼ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぶえええぇぇぇぇっ!?んべえぇぇっ、んべえぇぇっ、んべえぇぇっ。んべええぇぇぇ・・・っ❤❤❤」

(はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ。あああっ!?蒼太もっと。もっとおおぉぉぉっ!!)

 気が狂いそうな程の愛しさと悦楽の中で、メリアリアはそれでも尚も蒼太を求めて自ら彼氏を強く抱き寄せ、その下腹部をクイクイッと擦り付けるようにするモノの、そんな彼女の気持と行動とが嬉しくて愛しい青年は、ますます動きを先鋭化させて激化させ、敏感に震える最奥部分を滅茶苦茶なまでに穿ち抜く。

 嚙み合わさった律動は、二人に得も言われぬ程の気持ち良さと心地好さとをもたらしてただでさえ濃密極まるその情事を余計に燃え上がらせて行った。

「んっぼぼぼぼぼぼぼっ!?んごごご、んごおおおっ。んぐおおぉぉぉ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぼおぉぉぉっ!?んぼぉーっ、んぼぉーっ、んぼぉーっ。んぼおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤ん、んぶんぼっ。んぼぼぼっ。んぼ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぴいぃぃぃっ!?んぴーっ、んぴーっ、んぴーっ。んぴいいぃぃぃ・・・っ❤❤❤」

(はひーっ、はひーっ、はひーっ。はひいいぃぃぃ・・・っ!!!あああんっ❤❤❤来て来て蒼太っ。ギュッてしてよおおぉぉぉっ❤❤❤❤❤❤❤)

 いつ果てるともなく繰り返される、深いアクメとオルガの嵐にメリアリアは遂には腰が跳ねっ放しになってしまい、蒼太に組み敷かれたままで全身をビクビクと震わせ続ける、しかし。

 それらを平然と跳ね返しては、蒼太はまるで何事も無かったかのように激しいピストンを継続させて引っ切り無しに震えて窄まる生殖器奥の中心目掛けて、その男根を突き立て続けた、筋肉質な彼氏の肉体(からだ)は見た目以上に力も強くて体重もあり、のし掛かられるようにして抱き締められるとメリアリアは身動き一つも取れなくなってしまうと言うのに、そこへ持ってきてその剛直もまた、ただ大きくて熱いだけでは決して無かった。

 かなりの質量を誇っていた彼自身の、鋭くて重たい一撃を今や最大の性感スポットと化してしまっている子宮最奥で直に受け続けてしまったメリアリアは幾度となく強い絶頂を極め続けて、その意識を涅槃の内のその先にまで追いやられて行く。

 挙げ句の果てには。

「ふごぉーっ、ふごぉーっ、ふごぉーっ。ふごおぉぉぉ・・・っ❤❤❤ん、んぶおぉぉぉっ!?んぶんぼっ。んっぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んっごおぉぉぉっ!?んぼぉーっ、んぼぉーっ、んぼぉーっ。んぼおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤ん、んぶんぼっ!?ごぼぼぼぉっ!!んぼんぼんぼんぼんぼんぼんぼんぼっ。んっぼおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぷほおぉぉぉっ!?ぷほぉーっ、ぷほぉーっ、ぷほぉーっ。ぷほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤」

(ひいいっ!?ひいいぃぃぃ・・っっ!!!蒼太許してっ。もう許してえええぇぇぇぇぇっっっ❤❤❤❤❤❤❤)

 上は唇を奪われて気流で肺胞までを抉られ、下は生殖器官の奥の奥まで陰茎が捻じ込まれているためにどんなに彼女が悶えようともその結合の度合いや密着が、些かも揺らぐことは無かった、それどころか、蒼太の体幹や重心も全くブレずに、心行くまで自身の胎内(なか)の、その最奥部分へと向けて、剛直をひたすら打ち込んで来る。

 そんな彼との激しい交わりに、極度の興奮状態に陥ってしまったメリアリアは荒く息を付きながらも涙を流してよがり狂った、意識は何度となくパチンと弾けてその度毎に神経と言う神経が遮断され、その自我は深淵の奥底へと沈み込んでいってしまうが蒼太によって与えられる熾烈な責めとその愉悦とに直ぐさま揺さ振り起こされては、再びの悦楽の渦中へと引き摺り込まれて悶絶する、と言った事を際限なく繰り返した。

 何度となく噴出し続ける汗に塗れた二人の身体は今やヌルヌルに濡れそぼりその匂いも若干、キツいモノになっていた、互いにしっかりと密着し合っている関係上、接合部分で混ざり合うそれらが天然の潤滑油となって摩擦を助け、行為を一層、助長させて行った。

「んごごご、んぼんぼっ。んぼ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぶほおぉぉぉっ!?んほおぉぉっ、んほおぉぉっ、んほおぉぉっ。んほおおぉぉぉっ❤❤❤ん、んぶぶぶっ!?んぶぼぉっ。んぼんぼんぼんぼんぼんぼおおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおっっっぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

(・・・・・っっ❤❤❤ーーーーーーーーーっっっ❤❤❤❤❤❤❤あ、あがあぁぁっ!?あぐあがっ。あがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤)

 迸る電流のような、過激なエクスタシーの連続にメリアリアは完全に前後不覚に陥ってしまい、息も絶え絶えに戦慄き叫ぶ。

 青空色のその瞳は真っ白くなるまで裏返り、意識も途切れ途切れとなって呼吸すら侭ならなくなるモノの、しかし。

「ん、んごぉっ!?んごごごごごごごっっ!!!んごおぉぉ・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぼっ、んほっ。んほおぉぉぉっ!?んほぉっ、んほぉっ、んほぉっ、んほおぉぉぉ・・・っ❤❤❤んぶ、んぼっ。んおおおおおおおっ!?んおぉぉ・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ごほおぉぉぉっ!!ごほぉっ、ごほぉっ、ごほぉっ。こほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤」

(ーーーーーっっっ!!!!!?~~~~~~~~~~~っっっっっ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪あ、あがっ。あぁぁぁあああぁぁぁぁあああああっっっっっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~・・・・・・・・・・・っっっっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤)

 それでもメリアリアは蒼太を抱き締めたままで離さず、俊敏で鋭いそのストロークになるべくタイミングを合わせるかのようにして腰を必死に振りたくり、それと同時に膣までをもキュッキュッと締め付けるようにする。

 もっともその力はかなり緩いモノになっており、女性器全体の収縮もまた、彼の突き込みの勢いに追い付けなくなっていた、限界が近付いていたのだ。

 如何に“回復を施されている”とは言ってもそれと前後するかのようにして鍛え抜かれた肉体から繰り出される全力ピストンの直撃を、敏感な子宮最奥で受け続けていたメリアリアの体内では快楽が無限とも言えるまでに反復しては増幅され、極め付けの特大絶頂を何度となく誘発させた。

 その衝撃は彼女の感覚を吹き飛ばさせて精神を蕩かせ、メリアリアを極限の彼方へと追いやって行ったのだ、にも拘わらず。

「・・・・・ん、んごおぉぉっ!?んごんごっ。んご・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤お、おほぉっ!?んほぉっ、んほぉっ、んほぉっ。んほおぉぉ・・・っ!!お、おおおおっ!?ぐほぉ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤ぐふぉぉぉっ!?ぐほぉっ、ぐほぉっ、ぐほぉっ。ぐほおぉぉ・・・っ❤❤❤」

(~~~~~~~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤そ、そうら!?そう、ら。そうらあぁぁ・・・っ❤❤❤)

 もはや正気など、欠片も残っていない筈なのに、メリアリアはそれでも蒼太を求めて彼に抱き着き、その身を捧げ尽くすかのように全身をスリスリと擦り付けるようにした。

 顕在意識を遥かに超えた、無我の境地の中枢部、その更に先の先の先の先、魂から溢れ出る彼女からの求愛行動に、蒼太は自らを奮い立たせて全身を思いっ切り力ませる、そうしておいてー。

 気と意識とをこの瞬間に集中させて、その肉体に宿る能力(ちから)を余すこと無く開花させ、下腹部全体が歪み切ってしまう程の力と勢いとで半狂乱へと陥ってしまった恋人の胎内(なか)を、徹底的に突き上げ始めた。

「ーーーーー・・・・・・・・・・・・っっっっっ!!!!!?んんんんんんんんんっっっっっぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっっっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 想像を遥かに絶する程の、凄まじいまでの大激感にメリアリアはその意識を完全に破壊され尽くしてしまい、自我という自我を残らず喪失してしまうが、しかしー。

 それでも蒼太は律動を継続させて、熱く蠢く最奥部分を容赦なく刺し貫いて来る。

 それどころか射精を次々と連発させてもはやピクリともしなくなったメリアリアの生殖器奥を、その卵巣ごと特濃精液で満たして行った。

 ビュクー、ビュクビュクビュクビュクッ!!

 キュウゥゥッ、ビクビクッ。ビクンビクンビクンビクンッ!!

「・・・・・っっ!!?ーーーーーーーーーっっっ!!!!!~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 ビュクー、ビュクビュクビュクビュクビュクンッ!!

 ビクウゥゥッ。ビクンビクンビクンッ。ビクビクビクビクビクビクッ!!

「ーーーーーっっ!!!!!ーーーーーーー・・・・・・・・・・っっっ♪♪♪♪♪♪♪~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 ビュクビュクビュクビュクッ、ドプドプッ、ビュルルルル~ッッ!!!

 キュウゥゥゥッ、ビクビクビクビクビクビクッ。ビクンビクンビクンッ、ビックウウゥゥゥッッ!!!

「ーーーーーーーーーーっっ❤❤❤❤❤❤❤❤ーーーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 繰り返し吐き出されて来る、蒼太の熱くて多量な滾りに、気を失ってはいたものの、メリアリアはそれにはビクビクと反応して更なるオルガを極め続ける。

 その身体はもはや芯から弛緩し切ってしまっており、股間を全開にしたままで、恋人からの突き込みに合わせてガクガクと揺さ振られるだけだった。

 ドピュー、ドピュドピュッ。ビュクビュクビュクビュクッ、ビュルルルルル~ッッ!!!

 キュウゥゥゥッ、キュウッ、キュウッ。ビクンビクン、ビクビクビクビクビクビクッ。ビックウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!

「ーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 ドピュドピュトピュドピュッ、ドプドプッ。ビュクビュクビュクビュクッ、ビュルルルルルルル~ッッッ!!!!!

 ビクビクビクビクッ、ビクンビクンビクンビクンッ。キュウゥゥゥッ、キュウッ、キュウッ。ビクビクッ、ビックウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!!!

「~~~~~~~~~~~~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤ーーーーーー・・・・・・・・・・・・っっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 ドプドプドプドプッ、ビュクビュク、ビュルルルルッ。ビュクンビュクンビュクンビュクンッ。ドリュリュリュ、ビュルルルルルルル~ッッッ!!!!!

 キュウッ、キュウッ、キュウウゥゥゥッ!!ビクウゥゥッ。ビクビクビクビクビクビクッ!!ビクンビクンビクンビクンッ。ビックウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!!!

「~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤ーーーーーーーーー・・・・・・・・・・っっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 峻烈極まる連続絶頂と連続射精とに、メリアリアは何度となくイカされ続けて終いには汗と涎と精液と愛液とで全身がベチョベチョになってしまった、それでもー。

 彼女の顔には尚も喜悦の笑みが浮かび上がり、その瞳からは歓喜の涙がこぼれ続けていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 翌朝。

「はあ、はあっ。メリーッ、メリーッ!!!」

「はあっ、はあっ。はひっ、あひっ!?そ、そうらっ。そうらあぁぁっ❤❤❤」

 自我を回復させたメリアリアは蒼太に掻き抱かれたまま、その姿はまだベッドの上の中央に在った、彼等は一晩中交わりを続けており、それは朝になっても衰える気配を見せなかった。

 その周囲は互いの体液の交じったモノで水溜まりが出来るまで濡れ切ってしまっており、シーツはおろかマットレスまでもがグチョグチョになってしまっていた。

 ビュクビュク、ビュクンビュクンビュクンビュクンッ。ドリュリュリュ、ビュルルルルルルルルルルルル~ッッッ!!!!!

 ビックウゥゥッ、ビクビクビクビクビクビクッ。キュウゥゥゥッ、キュウゥゥゥッ!!ビクンビクン、ビックウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!!!

「んんんっごおおおおおおっっっぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

「はあはあっ。ふうぅ・・・っ。メリー、ようやく力まずにイケるようになったね」

「はあっ、はあっ、はあっ、はあぁぁ・・・っ❤❤❤ああん、また蒼太に開発されちゃったよぅ・・・❤❤❤❤❤」

 責任とってくれる?と、メリアリアは甘えた声で恋人に尋ねると、彼からは力強く“もちろん”と言う答えが返って来た、蒼太はいつもそうだった、絶対に無責任な事はしないし、人の心を踏み躙(にじ)るような事をしたことが無かった。

 彼は子供の頃から優しかった、とっても暖かくて誠実な人だったが、それだけではなくて、多分その当時からとっても強い人だった、それは武力がどうのと言う意味では無い、人として強かったのだ。

 ・・・本人にはまるで自覚が無かったけれど。

(彼はただ、一生懸命に生きてきただけなんだわ)
 
 自分の恋人は何処までも純朴で、真っ直ぐな人なんだとメリアリアは改めてそう思い、理解するがそうでなければとてもの事、蒼太の行動原理の説明が着かない、いや別に彼にしてみれば普通のことであり、日常を当たり前のように過ごしているだけなのかも知れないが、その心のあり方や存在そのものがメリアリアにとっては救いであり、生き甲斐であり、ただただ愛しくて有り難かった。

 人によってはうだつの上がらない、余りパッとしない外見をしてる、なんて言うかもだけど、そんな事は無い、自分の彼氏は世界で1番、ううん、宇宙で1番立派で頼もしくて、そして最愛の人なんだとメリアリアは心の底からそう思い、感じていた。

 ここに初めて来た時。

 メリアリアは疲労困憊(ひろうこんぱい)の余りに倒れそうになっていたし、何より頭の中がいっぱいになってしまっていた、別に悲しいことだけでは無い、嬉しい事、喜ばしい事、それら全てがごちゃ混ぜになって一遍に押し寄せて来て、精神がオーバーヒートしてしまったのだ、心が滅茶苦茶に掻き乱されてしまったのだ。

 蒼太と再会出来た、ただただ嬉しい、愛(いとお)しい。

 それは良かったのだけれども、同時に話さなければならないこともいっぱいあって、どれから、どう言う風に話せば良いのかが解らなくなってしまっていた、そうこうしている内に時間が過ぎ、するべき話をするべき時を完全に逸してしまった。

 蒼太に聞きたいことも山ほどあった、今は何をしているのか、とか、どうやって生きて来たのか、とか、自分以外に恋人は出来たのか、とか、出来てしまったのか、とか。

 なにより。

 自分の事をどう思っているのか、とか。

 だけど恐くて聞けなかった、もし望まない答えが返って来たならと考えると、今のこの関係も、即ち自分の事をメリーニとして受け入れて、曲がり形にも側に置いてくれている関係も崩れてしまうんじゃないかと考えると(つまりは“蒼太と一緒に過ごすんだ”、“過ごせるんだ”と言う自分の幸せの形が崩れてしまうじゃないだろうかと考えると)空恐ろしくて仕方が無かった。

 “これから一体、どうなるんだろう”、“自分はどうしたら良いんだろう”。

 その答えを見出す事は、遂に出来なかった、いやもっと正確に言えば見出す前に蒼太が自分から進んで色々な事を告白してくれて、やってくれた、蒼太からしてみれば既に最初の段階で自分の事に目星を付けて、見抜いてくれていたみたいだったから助かった、なにしろあの時のメリアリアは本当にフラフラであり、ただただ“蒼太に会いたい”と言うその一心で生きていたようなモノだったから、もし彼と出会えなかったら、また仮に出会えたとしても彼が自分だと解ってくれなかったら最悪、あそこで野垂れ死にしていた可能性すらあったのだ。

 蒼太とずっと一緒にいたい、昔のように愛し合いたい、愛されたいー。

 その思いは最高の形で叶う事となった、自分の本当の姿が彼によって認められ、クロードの事も話しが着いた、蒼太は解ってくれていたのだ、何も自分は心配する必要なんて無かったのだ、もっと彼を信用して、彼に全てを委ねれば良かった、自分の全てを曝(さら)け出して、彼の懐に飛び込んで行けば良かったのである。

 そう言う意味で自分は汚い人間だと、メリアリアは思っていた、自分を矮小な人間だと思ってしまっていたのだ、それは状況的に仕方が無いモノだと、逆に彼女は思っていなかった、メリアリアにとって蒼太は生き甲斐であり希望でもあったから、その彼を失う事は、彼との事を失う事は何としても避けたかったのである。

 それは人としては当たり前の気持であり思いであり、反応であったのだけど、同時に彼女は“自分で自分が傷付くのを恐れただけだ”と思っていた、蒼太の事では無くて、自分の事を優先したのだと、自分自身を責めていたのだ、しかし。

 そんな自分を、蒼太はそれでも笑って優しく受け入れてくれた、その葛藤も迷いも苦しみも、弱さすらも全て引っくるめて昔のように変わらずに、否、もっと深く激しく愛してさえくれたのだ。

 それどころか。

(それなのに・・・。あんな事言われたら。“自分が忘れさせてやる!!”なんて言われたらぁっ!!キュンキュン来ちゃうよ、疼いちゃうよおおぉぉぉっ。蒼太っ、蒼太ああぁぁぁっっ❤❤❤❤❤)

 蒼太は本当に強い人間なんだと改めて思った、それと同時にきっといっぱい傷付いて、苦労して来たんだろうなと、メリアリアは考える。

 あの額の傷だってそうだ、誰にやられたのだか知らないけれども、少なくともメリアリアが蒼太に一生モノの傷を付けた人間を一生許すことは無いだろう。

 どれだけ謝ったって許すことはしないだろう。

 もし。

 蒼太が光だとするのならば、自分は闇だとメリアリアは感じていた、でもそれでも良いと、彼女は同時に考えてもいたのだ。

 蒼太と共に歩めるのならば、共に生きる事が出来るのならば、それで全然構わないと、この時のメリアリアは心の底からそう思っていた。

 ・・・それが蒼太の心に更なる炎を燃えたぎらせて、自身を一層、激しく貪らせる遠因となるとも知らずに。
ーーーーーーーーーーーーーー
 人間とは必ず“光”と“闇”を抱えて生きているモノである、どっちか一方のみと言うのは有り得ない。

 それは、夜だけ、昼だけの世界と一緒になってしまう、それでは生命は育まれないし育たない、何も出来ない世界となってしまう。

 大切な事はバランスを取る事、即ち陰陽を和合させる事である。

 人間とは強さだけでなく、弱さも兼ね備えているモノである。

 強いだけの人など有り得ない、弱さも時折、人生に絶妙なスパイスを与えてくれる、大切な香辛料だ。

 ただし、余り自責の念に囚われてしまってもいけない、あれは自分の波動を、その存在を、そして幸せを1番、傷付ける猛毒のようなモノだから。

 なにも“反省をしなくていい”と言っている訳ではない、“過度な自責は止めなさい”と言う事だ。

 ある年長者の言葉。
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