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運命の舵輪編

蒼太とメリーの日常 その3

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「あーっ。ソーくんだっ、ヤッホー(´▽`)ノ(´▽`)ノ(´▽`)ノ」

「・・・・・っ!!!」

「げぇっ!?」

 冬も迫り来る、ある晴れた月曜日の午後ー。

 久方振りに纏まった連休を取得することが出来ていた蒼太はメリアリアと共に散策がてらに、近所のスーパーマーケットへと食料品の買い出しに来ていたのであり、そしてその途上においてうっかりノエルと鉢合わせてしまった、“何か知ってる気配がするな?”と思っていた矢先、その正体に気付いた蒼太が慌てて進路を変えようとしたモノの、もう遅かった、自身もちょっとした霊感と言うか、探知能力を持っていたノエルは人混みの中から正確に、蒼太とメリアリアの姿を見付けては駆け足で近付いて来る。

「キャーッ(*^▽^*)ソーくん、メリアリアちゃん!!偶然だねえぇぇっ。こんな所で出会えるなんて、今日はなんてハッピーな日なのかしら!!」

「・・・・・」

「あ、あはは、は・・・」

 と一人テンション高めに喜びまくるノエルに対してメリアリアは蒼太の腕にしがみ付いたままでジトーッとした眼差しを向けると同時に何処か疲れた表情を浮かべ、それでも一呼吸置いてから何かを観念するかのように“ハアァ・・・ッ!!”と小さな溜息を漏らすがもう一方の蒼太はと言えば、こちらも殆ど似たり寄ったりな状況であった、落ち着いた雰囲気のある整った、それでいて精悍さ溢れるその顔は今や、カチコチに引き攣った笑みに歪み、まるで泣き出す寸前の子供のような深い悲しみの色を湛えた瞳を、このゆるふわウェーブのピンク髪ロングヘアな、年上ハーフの友人へと向けて投げ掛けるモノのとにかくこれで、せっかくイチャイチャしながらのんびりと歩いていた二人の気分は台無しにされた訳であり、代わってこれから暫くの間は突っ込み所満載の、所謂(いわゆる)“ノエルタイム”が始まるであろう事は想像に難くない事象であった。

「ねーねー、ソーくん、メリアリアちゃん。今日これから遊びに行って良い?」

「・・・・・っ!!!!?」

「えっ!?い、いやそれは・・・っ!!」

 “面倒臭い奴に見付かった”、“どうやって事を収めようか?”と考え倦(あぐ)ねていた二人の思考はしかし、次にノエルの放った何気ない一言によって一瞬で凍り付かされた、正直言って冗談では無かった、今誰かに遊びに来られたのならば不味い事この上ない程の、ある事情が彼等にはあったのであるが、それと言うのは。

 途中で何度か休憩も挟んだモノのそれでも、蒼太とメリアリアは先週の金曜日の夜から今日の明け方に至るまで実に、六十時間以上に渡って交わり続けていたのであり、そしてその後始末がまだ、完全には終わってはいなかったのだ。

 辛うじて清掃が為されていたのは二人の寝室だけであり、それもシーツやパジャマ、マットレスと言った所謂(いわゆる)、寝具関係に搾った物だけだったのであるモノの、互いを愛して求める余りに夢中になって抱き合い続け、貪り続けた彼等の行為は蒼太の部屋の、ありとあらゆる場所に及んだ、寝室は勿論、廊下、リビング、ダイニング、お風呂場、果てはトイレの中までもー。

 その間、結合が解かれた事など一秒たりとも存在せずに食事、排泄、入浴等は全て繋がったままで行われていたし、挙げ句の果てには就寝する際までも入れっ放しにされるモノの、それに加えて蒼太は更に“命そのものを分け与える秘術”を用いて己の生気と生命すらもメリアリアのそれらと混ぜ合わせては互いの身体を循環するようにさせていたために、強烈なまでの一体感が生じて二人を満たし、包み込んでいったのだ、そうしておいて。

「んぶぶうぅぅぅっ!?んぶちゅぶっ。んぼおおおっ!!!んも゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 彼女の身体と精神とに負担が掛からないようにと気を配った上で蒼太はメリアリアの事を、恐ろしい程の力と勢いとで間断無く責め立て続けるモノのただでさえ、何千回、何万回と突きまくられた彼女の膣も子宮も今や、彼氏の形を完全に覚えてそれに合うように変化しており、快感を得やすくなっていたと言うのにそこへ持ってきて蒼太が24・5cmもの剛根と力強いピストンとで最大の性感帯である子宮最奥を“これでもか”と言うくらいにまで穿ち抜いて来る為にメリアリアは凄まじいまでの無制限連続絶頂に陥ってしまい、左右対称(シンメトリー)で美しく、麗しい面持ちのその顔を、白眼を剥くまでガンギマリさせつつ、息も絶え絶えに悶絶した。

 それだけではない、蒼太は更に達して震える彼女の最奥部分へと向けて多量で濃厚なザーメンを、それも何度となく撃ち放ってはその胎内を重みを感じる程の精液の量で限界いっぱいにまで満たし尽くして行くモノの、如何に万事に心優しくて大人しい人間だったと言えども蒼太だって一人の男性だったのであり、しかもまだ十代の若者だったのだ。

 それに加えて気功や波動練法と言った、自身の身に宿るエネルギーを操る術をほぼ完全な形でマスターする事が出来ていた蒼太はだから、それらを用いて徹底的なまでに鍛え抜かれた己の身体(からだ)を常時活性化させており、そう言った事も手伝って精力は非常に旺盛であったし、その上。

「んぶちゅぶっ!!んも゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!?んぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぷっはああぁぁぁ~・・・・・っっ!!!!!はあっ、はあっ。はあっ、はあぁぁぁ・・・っ!!あああっ、そ、蒼太っ。蒼太あぁぁぁっ❤❤❤」

「はあはあっ、メリー死のうっ。一緒に死のうっ!!」

「はあっ、はあっ。はあっ、はあぁぁぁ・・・っ!!!し、死ぬっ、死にますっ。蒼太様と一緒に死にますううぅぅぅぅぅっっっ❤❤❤❤❤❤❤殺して蒼太ぁっ、イカせ殺してえええぇぇぇぇぇっっっ♪♪♪♪♪♪♪」

 普段は抑圧している様々な思いや欲求等を、セックスの際には全て軒並み性欲に変えて発散して来る為に自然とその行為は苛烈さを増して行き、そしてその結果として今では恋人が気を失ってしまっても尚、彼女の事を決して離さず奥を貫き続けるまでに深くて過激で執拗なそれへと伸長、開化して行ったのである。

「んほおおおおおおおおおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっっ!!!!!?つ、突きまくられてりゅっ。蒼太の激すご極太チンポでっ。メリーのウテルス突きまくられてえぇぇっ。メリーまらイグッ。イグイグッ、イッグウウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・ッッッ❤❤❤❤❤❤❤❤」

「うおおおおおおおおっ!!!!!」

「ーーーーーっっっ!!!!?~~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤お゛、お゛お゛お゛っ!?お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっっ!!!!!!!!!や、やめえぇぇ・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤あがぁぁ・・・・・・・・っっっ♪♪♪♪♪♪♪」

 最大の性感スポットである女性器最奥を、それもイッている最中にガン突きされて、メリアリアは自身の意識を涅槃の彼方のその先にまで追いやられていった、両腕と両脚とで彼の肉体にしがみ付き、これ以上無いほどにまで舌を突き出した状態のままでガグガクッ、ガクガクッとその華奢な全身を奥から痙攣させ続ける。

 二人の身体は幾重にも混ざり合った濃厚なまでの互いの汗と涎と精液と愛液とでベチョベチョになるまで濡れそぼっており、彼等の愛し合っている場所からは蒸れた男女の体臭と共に、それらの匂いが漂い溢れて室内中に充満し尽くしていくモノの、しかし。

「はへぇーっ、はへぇーっ。はへぇーっ、はへええぇぇぇ・・・っ❤❤❤❤❤あ、あああっ!?そ、蒼太っ。蒼太あぁぁっ!!もっと、もっとおぉぉぉ・・・っ❤❤❤」

 恋人によって掻き抱かれつつ息つく間もなく絶頂させられ、狂乱の果てにまで追いやられながらも、それでも尚もメリアリアにとってはこれ以上無いほどに幸せな時間だったのであり、心の底から湧き上がって来る喜びと恍惚感とで全身が満たされ尽くし、蕩け尽くしていった、“最愛の人と一つになれている”、“滅茶苦茶になるまで求められている”と言う事実と認識とが彼女をして一層、彼との行為にのめり込ませて行き、終いには蒼太と交わり続ける事だけで頭の中がめいっぱいになるまで埋め尽くされて行った。

 狂おしい程に峻烈極まる彼への愛慕と情欲とが後から後から湧き上がって来て止まらなくなり、遂には我慢ができなくなって、自ら恋人を貪るようにして必死になって下半身を、捏ね繰らせるようにするモノの、そんな彼女の自身に対する“確かなる思い”が嬉しい蒼太は、まるでそれに応えようとするかのようにますます律動に勢いを付けては奥を激しく抉り抜いて行ったのだ。

 それも。

「はあっ、はあっ。はあぁぁぁんっ❤❤❤❤❤あひいぃぃぃっ!?うひっ、うほっ。んひいいいぃぃぃぃぃぃっ♪♪♪♪♪♪♪んおおおおっ!?んほっ、おほっ。んほおおおおおおおっ!!!!!?んお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

(ひいぃぃっ!?ひいいいっ。ひいいいぃぃぃぃぃーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤す、凄いぃぃっ、激しいっ。堪んないいいぃぃぃぃぃっっ♪♪♪♪♪♪♪蒼太のオチンポッ、堪んないよおおぉぉぉっっ!!!!熱くて硬くてぶっ太くてえぇぇぇっ。奥ズンズン来てっ。グリグリッでえええぇぇぇぇぇっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤)

 ただ単に腰を前後させるだけでは決して無かった、円運動を加えたピストンに、更に緩急強弱を付けてその上、鋭い回転を加えた波動流を陰茎から発して纏わり付かせ、そのままー。

 熱く蠢くメリアリアの胎内(なか)を、いつまでもいつまでも刺し貫いて行くモノの、そんな彼からもたらされる、想像を絶する程に深くて激しい責めと愉悦にメリアリアは瞳を完全に裏返しにして泣き叫びつつも蒼太に抱き着き、キスを強請っては“イク”、“好き”、“愛してる”を、ただひたすらに繰り返していった、接合部分で混ざり合う、ヌルヌルと滑る互いの汗が天然の潤滑油となって摩擦を助け、行為を一層、助長させる。

 次々と際限なく放出され続ける、怒濤のような精液の奔流は到底、生殖器だけでは受け止め切れずにその奥にある卵巣にまで侵入しては、そこもパンパンになるまで膨らませて行くモノの、残りはピストンの衝撃と、押し当てられている恋人の屈強なまでの腹筋の圧迫によって逆流しては、出し入れに合わせて外界へと向けて、ブビュブビュッ、ブチュウゥゥッ!!と飛び散っていった。

「んんんっっっお゛ぉぉぉお゛お゛お゛お゛ぉぉぉぉぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛・・・・・・・っっっ!!!!!!?くっはああぁぁぁっ!!!はひぃーっ、はひぃーっ。はひぃーっ、はひいいぃぃぃ・・・・・っ❤❤❤❤❤そ、蒼太っ。蒼太ああぁぁぁっ!!もっとしてぇっ、もっとしてえええぇぇぇぇぇっっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「はあはあっ。メリーッ、言ってごらん?“あなた”って言うんだよ!!」

「・・・・・・っっっ!!!!!あ、あなたっ。あなたあなたあなたあなたあなたっ。あなたあああぁぁぁぁぁぁぁーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 耳元で優しく告げられたその言葉に、感極まったメリアリアが蒼太にしがみ付いたままで思わず絶叫するモノの、もはやこの時、彼女は限界いっぱいにまで壊れ果ててしまっていたのであり、自身を保っている事が出来なくなってしまっていた、理性の箍(たが)は須(すべから)くぶっ飛んでまともな思考など何一つとして出来なくなり、完全なる前後不覚に陥ってしまっていたモノの、にも拘わらず。

「あなたああぁぁぁぁぁっっっ❤❤❤❤❤❤❤あなたあなたあなたあなたあなた・・・・・・・・・っっっ!!!!!!!!おっ。おおおおおおっ!!!!?んお゛ぉぉぉお゛お゛お゛お゛お゛ぉぉぉぉぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 それでも尚もメリアリアは蒼太を決して離すこと無く、その逞しい肉体に自らの肢体を密着させては蕩けた表情を浮かべたままで一心不乱に腰を振るが、凡そ正気と言う正気の全てを失い尽くしてしまっていた筈の彼女をそれでも突き動かしていたモノとは一体何なのか、と言えばそれは、精神の根本から湧き上がって来る、比類無きまでに強烈な蒼太への、どこまでも一途で純粋なる愛欲と情熱そのものに他ならなかった。

 彼と愛し愛され続ける事こそが、一つに交わり続ける事こそが本心からの願望であり己の望む全てであったメリアリアはだから、それらを十全に発揮しては徹底的に青年と解け合い、身も心も、魂さえも重ね合わせていったのだ。

「んお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっ!!!!?んほおぉぉぉっ。んお゛ぉぉぉお゛お゛お゛お゛おぉぉぉぉぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛~~~・・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤あ、あがあぁぁ・・・っ!!!?あががっ、あがっ。あ・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤かか・・・・・・・・・・っっっ!!!!!!!!」

 我を忘れてしまうほどに蒼太に溺れて狂い切り、恍惚となりながらも全身全霊で彼を感じ続けては後先を考える事もせずに、ただひたすらに夢中になって恋人の事を求めて貪り続けて行く。

 彼氏によって散々なまでに突きまくられた挙げ句に強いアクメとオルガとを交互に何度となく極めさせられ続けた彼女の膣も子宮ももはや完全に蕩け切ってしまっており、まるで絡み付くかのようにして陰茎に纏わり付いて来た。

「あ゛、あ゛あ゛あ゛っ!?あ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤あ゛っ。あ゛があ゛ぁぁぁ・・・・・・・っっっ!!!!!!!お゛っ。お゛ごぉっ!?ぐぼお゛ぉぉぉお゛お゛お゛ぉぉぉぉお゛お゛お゛お゛お゛・・・・・・・っっっ!!!!!!!あ゛っ、あ゛が・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤あ゛あ゛・・・・・っっ!!!!!」

(はひぃーっ、はひぃーっ。はひぃーっ、はひいいぃぃぃ・・・っ❤❤❤あ゛っ、あ゛あ゛あ゛っ!?あ゛があ゛ぁぁ・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤かはあぁぁっ!!へはあぁーっ、へはあぁーっ。へはあぁーっ、へはああぁぁぁ・・・っ!!?ず、凄い゛っ。凄い゛い゛い゛ぃぃぃぃぃ・・・・・っっ!!!!!!!う゛っ、う゛ごお゛ぉぉぉ・・・っ。お゛、お゛お゛っ!?あ゛、あ゛が・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぷはあぁぁっ!!へはあぁーっ、へはあぁーっ。へはあぁーっ、へはああぁぁぁ・・・っ!!!お゛お゛お゛・・・・っっ!!!!!ご、殺じでっ。あなだぁっ、妻マンコのごど、ぶっ殺じでえ゛え゛え゛ぇぇぇぇぇ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤お゛っ!?お゛、お゛お゛・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤くひいいぃぃぃぃっ!!?くへえぇーっ、くへえぇーっ。くへえぇーっ、くへええぇぇぇ・・・っ❤❤❤)

 どこまでも膨らみ続ける青年への思いはやがて限界を超えて暴走し、遂には“蒼太と一つになり続けていられるならばこのまま死んでしまっても良い”と、メリアリアは本気で考えるようになるモノの、そんな彼との目眩(めくるめ)く狂喜と超愛の交わりに、僅か2日と半の間にメリアリアは大きなモノだけで800回、小さなモノまで含めれば実に3000回にも及ぶ絶頂を極めさせられた訳であり、最後の方は殆ど気絶しっ放しになってしまっていた、余りにもイカされ続けたその肢体は熱を帯びて真っ赤に染まり、女性器は最奥部分からビクウゥゥッ、ビクビクッと強い収縮と痙攣とを何度となく繰り返しては、ジンジンと疼いて止まらなくなってしまう。

 いつ果てるともなく続く強制連続無限オルガの凄絶に過ぎる激感と、それによってもたらされる、深くて鋭い反応現象の衝撃とによって心臓は何度となく止まり掛けては意識は遙かな彼方にまでぶっ飛び、腰は完全に砕け切って弛緩し尽くしてしまうモノの、しかし。

「ーーーーーーーーーっっっ!!!!!?~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤お゛お゛っ!?お゛お゛お゛お゛っ。おほおぉぉぉおおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤ゴ、ゴブッ。ゴブオォォォッ!?ブクブクブクブクブクブクブクブクッ。ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ・・・・・ッッ!!!!!」

 そんな彼女を掻き抱いたままで青年は、片時たりとも力を緩めず動きも止めずに金髪碧眼の可愛らしい自身の最愛の女性(ひと)の生殖器奥を滅茶苦茶になるまで穿ち抜き、蕩け切るまで抉り通した。

 それもただ単に、いつまでもいつまでも彼女の上にのし掛かったまま律動を繰り返していた訳では決して無かった、行為を行う際の体位も次々と変換させて行き、真正面から抱き締め合っての正常位は勿論の事、側位、後背位、騎乗位、対面座位、背面座位、種付けプレス、果ては駅弁ファックに至るまでの、ありとあらゆるやり方を試すと同時にそこへ更に角度や愛撫も様々に付け加えては、恋人である年上幼馴染の麗人の事を、いつ果てるとも無くイカせ続けていったのだ。

 体勢を変える際の手際も実に見事なモノであり、流れるようにすんなりと位置を入れ換えて行くモノの、しかもその時すらもストロークは継続されたままであり達して震える最奥部分が休み無く突き上げられ続けていった、ほんの僅かな間断もなく、延々と叩き込まれ続ける超高速ピストンと、それによってもたらされる超越的なエクスタシーの終わりなき激震の衝撃とによってメリアリアは己の精神そのものを、その根幹から超絶の果てまで追いやられてしまい、口から多量の気泡を噴き上げたままで一欠片の自我も残さず気絶し尽くしていってしまったのだった。

 そのままー。

「・・・・・っ!!!」

「・・・・・」

「・・・ソーくん、メリアリアちゃん。どうしたの?」

 結局二人は、今朝の6時ちょっと過ぎまでベッドで重なり合ったまま眠りに就いていたのであるが、それから更にイチャイチャすると同時に回復を行って、ようやく本格的に動き出したのが11時を回ってからの事であり、先ずはお風呂に入って身体を洗い、着替えを済ませた後でようやく、ベッドのシーツやマットレス等の、寝室の片付けをし始めたのであるモノの、そんな行為の最中における、自身と相手の姿や痴態を思い返しては流石に照れ臭さと恥ずかしさとを感じて蒼太もメリアリアも俯き加減となり、顔を赤らめたままで黙ってしまう。

 一方で。

 そんな事など露とも知らない当のノエルは二人の態度と雰囲気とを怪訝に思いながらもそれでも、不思議そうな表情を浮かべてマジマジとその顔を覗き込んで来るモノの、そんな彼女から発せられた心配の言葉に更にギクッとなってしまうメリアリアを庇うようにして、蒼太はそれでもなんとか冷静を保ちつつも“い、いえ別に・・・”としどろもどりになりながらもそう答えるが、正直に言ってとにかく今は、ノエルは最も関わってはいけない存在だったのであり、何としてでも彼女を来訪させる事だけは避けさせねばならない事項であった。

「・・・今日はちょっと、忙しいんですよ、ノエルさん」

「そ、そうなの。せっかくなんだけど、私達もやることがあって・・・っ!!」

「なぁんだ、そんなこと!!」

 “お姉ちゃんが手伝ってあげる!!”と親切心満載で宣(のたま)うノエルに対して蒼太とメリアリアは心底“冗談じゃない”と思った、とてもでは無いが今の部屋の状況は、他人様に見せられるモノでは無いし、ましてやノエルにだけは、絶対に見られてはならないモノだったのだ。

「あの、いえ。せっかくなのですが。・・・その、色々と、プライベートな部分もありますし・・・」

「そ、そうなのっ。見られたら恥ずかしいモノとかもあるしっ!!ノエルにもあるでしょ!?そう言うの・・・!!」

「うーん、そっかぁ・・・」

 そんな二人の言葉に少しは響くモノがあったのか、流石のノエルも視線を宙に泳がせながらも顎の部分に人差し指を当てては何事かを思案している表情を見せるが、やがて。

 “ああっ!?”と叫んだ、その顔には先程と同じような満面の笑みが浮かび上がっており、自信と喜びとに輝く瞳を二人へと向けて語り掛け始める。

「じゃあさ、じゃあさっ!!私の部屋においでよ、ねっ、ねっ!?それなら問題無いでしょう!?」

「・・・・・っ!!」

「ええ・・・っ!?」

 “そう来たか”と蒼太は思い、一方のメリアリアは驚愕の色を隠せずにいたモノの正直に言って今はとにかく、自分達の部屋の片付けを何よりも優先してしまいたかった、何しろ彼処は賃貸で借りている場所なのだ、グズグズしていると壁や床にシミが出来たり、匂いが染み付いて取れなくなってしまう可能性があったのであり、そうなるとお客様を迎えるに当たっては些か困る事態にもなるし、それに何よりかによりの話としては転居や改築等の際に“清掃料”や“修理代金”等を管理会社から別途請求される恐れが出て来るのである。

「・・・・・」

「・・・・・」

(蒼太から、聞かされた事があったけど・・・。確か結構いいお値段なのよね、今のアパートメントって・・・)

(月12万5000円なんだよね、今のマンション・・・)

 と、蒼太とメリアリアは何も言わずともしかし、同時に同じような事を考えるモノの、一方で当のノエルはそんな二人の事情などは全く気に留める様子も無くて、ただただひたすら高いテンションの赴くままに二人を遊びに誘い続ける。

「ねぇねぇソーくん、メリアリアちゃん。良いでしょ?お願い、ねっ。ねっ?」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「ねっ、ねっ?お願い・・・!!」

「うーん・・・」

「蒼太、蒼太・・・」

 “今日は遠慮しましょうよ”と、ノエルにせがまれて悩む彼氏へとメリアリアが助言をするが、やはり彼女としては先に、昨日の行為の後始末をしてしまいたいのであり、ノエルと遊ぶのは別に、後日でも構わないだろうと踏んでいたのである、ところが。

「・・・うん、やっぱりそうだよね?ノエルさんごめんね、今日はちょっと忙しくて」

「あっ、じゃ私も手伝ってあげるから・・・!!」

「いいっちゅーの、マジで!!」

 と尚も食い下がろうとする、この年上ハーフの友人に対して蒼太がキッパリと言い放つが時折、ノエルの持つ脳天気さと言うかマイペースさは罪であり、関係者を困らせる事があったのだ。

 その一例が今まさに目の前で引き起こされている訳であり、それ故に蒼太もメリアリアも彼女への対応に、苦慮を覚えて些か以上に困惑していたのである。

「え~(゜Д゜;)じゃあいつ遊びに行けば良いの~っ!!?」

「とにかく今日はダメったらダメです、やる事があるんだから!!」

「ぶー、ぶーっ。つまんなーい(`Д´)(`Д´)(`Д´)ふーんだ、ソーくんのいけず、いじわる、スケコマシッ。どすけべ、変態、レズビアン、ホモセクシャル、デカチンポ、絶倫、女泣かせ、バイリンガル、帰国子女、英検二級、普通免許、TOEIC792点、TOEFL107点、パソコン検定二級、キャプテン翼、キン肉マン、シティーハンター、ドラゴンボール、るろうに剣心、幽遊白書、りりむキッス、いちご100%、うわたたたたたたたたたたたたたーーーっっっ!!!!!」

「訳わかんねーよ、言ってる事が全然!!」

 “何だよそれ!!”と蒼太は叫ぶが特に最後の方は殆どジャンプの漫画でありトリを飾るのは“北斗の拳”である。

「“うわたたたたたっ”てなに、なんで絶叫してんのっ!?なんで拳を叩き込んでんだ、お前!!」

「ふっ、残念だったわねソーくん。さっきお前の秘孔を突いた、お前は私と遊ばなくてはならない!!」

「なんなんだよ、それ・・・!!」

(3秒後に死ぬとか、そう言うんじゃねーんだ・・・)

 と蒼太は思うがこれなのだ、ノエルの言っている事や意識の流れはイマイチ理解が出来ないのであるが、とにもかくにも彼女はこうやって人を会話に巻き込んでいく天才であり気付いた時には既にノエルのペースに乗せられている、と言うことが多々あった。

 もっとも。

 これに付いてはある意味では、蒼太(とついでに言えばメリアリアもだが)の性格もまた大きく関係していたのであるがそもそも論として二人は友達や仲間の話を聞く場合は、大切な事柄については勿論の事、例えそれがどんなに“下らない”とか“良く解らない”と思うモノであっても一応、最後までキチンと説明を聞いた上で自分なりの意見を返したり、或いは突っ込みを入れたりするようにしていたのである。

 そしてそんな二人の誠実さや姿勢と言うモノはだから、ノエルにとっては実に有り難いモノであり、とても嬉しいモノだった、正直に言って時々、暴走すると言うよりも脱線してしまう事もある自分の話にここまで真面目に付き合ってくれる人と言うのを、親以外ではノエルは今まで見た事が無かったのだ。

 勿論、彼女にだって友人知人や“同志”はいたし、彼等とも共通の話題で盛り上がる事もあったのだけれどもその誰もが結局は、皆途中で逸脱して行ってしまうのであり彼女はだから、常に欲求不満を抱えて悶々とせざるを得なかったのである。

「そう言う訳でソーくん、メリアリアちゃん。今日は行っても良いでしょ?ね、ねっ?」

「・・・・・」

「・・・・・」

 甘えるような眼差しと声とで懇願し、両手を合掌させつつも尚も食い下がって来るノエルに対して蒼太とメリアリアは互いに顔を見合わせたままで“ハアァァ・・・ッ!!”と思いっきり息を吐いた、本音を言えば二人は部屋の掃除を先ずは片付けてしまいたかったのであり、もし遊ぶのならばその後でゆっくりと遊びたかったのであるモノの、しかし。

(・・・・・)

(ねえ、どうするの・・・?)

(どうしようか、本当に・・・)

(遊んであげる?)

(うーん・・・)

「ねっ、ねっ?ソーくん、メリアリアちゃん。遊ぼ?ねっ、ねっ?」

 小声でヒソヒソと相談しあう二人であったが正直言ってノエルは苦手ではあったモノの“絶対に嫌だ”と言うような存在では決して無かったし、それになによりー。

 流石に道義や真愛から外れているようなモノについては何があってもNGであったがしかし、ノエルの場合はただひたすらに“話をしたい”、“遊びたい”と言ったそれである、何の駆け引きも裏表も無い、純真な友人から為される懸命なまでの請願に、蒼太もメリアリアも断りを入れ続けるのが些か辛い状況になってしまっていたのだ。

「ねっ、ねっ?お願いソーくん、メリアリアちゃん。美味しいお茶もお菓子もあるし、好きなだけ食べても良いから・・・」

「・・・・・」

「うーん・・・」

 何度となく繰り返される、駄々っ子のようなノエルの言葉に蒼太とメリアリアは思わず顔を見合わせると、どちらともなく困ったような表情を浮かべて“仕方ないか”と目で頷き合う。

「解った、解りました・・・」

「遊べばいいんでしょ?遊べば・・・」

「イヤッホーイ(*^▽^*)(*^▽^*)(*^▽^*)!!!」

 二人が渋々了承すると、それまでのシリアスかつ暗い雰囲気はどこへやら、いつものハイテンションな、満面の笑みを浮かべたノエルの姿がそこにはあった。

「ただしノエルさん、お断りさせていただきますけれども今日は家には上げられませんよ?それとあんまりは時間は取れません、やる事があるんですから・・・」

「二時間くらいしたら帰りますからね!?それでも良かったら遊んであげる!!」

「うんうん、それでいいよ、全然良いもん!!」

 と、一応は釘を刺しておいた二人の言葉を聞いているんだかいないんだかよく解らないノエルだったがとにかく、彼女は嬉しそうに頷くと、“それじゃあ早く買い物を済ませましょう!!”と告げて、そのまま軽い足取りで率先してスーパーへと入店していった。

「ハアァァ~・・・」

「お部屋、大丈夫かな・・・」

「一応、フローリングだしね。それにもし、どうしてもの場合はちゃんと管理会社の人に改修代金渡すから・・・」

「ソーくん、メリアリアちゃん。早く早く~っ!!」

 互いに頭を抱えつつも、今後の事について話をしていた二人の耳元へと向けて、またもやノエルの声が響き渡って来るモノの、それに対して蒼太もメリアリアも今日、何度目かの溜息を付いては二人してスーパーへと向けて、歩を進めて行った。
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