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2 明かされた真実
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鼓膜を打つ風の音。
山の息吹を感じさせる澄んだ空気。
それは世界の隔たりを越える際、十年前にも感じた感覚。
十倭は今、どの季節を迎えてるだろう?
秋だったら、紅葉が綺麗だ。
夏だったら、舟遊びが楽しい。
冬はちょっと寒いけれど、御簾越しに見る雪は好きだった。
(けど、やっぱり)
春がいい。
十倭が一番輝く季節だから。
「っつ」
突然、吹きつけた肌を刺す冷気。
気づけば白銀の世界にいた。
高台の上へと繋がった扉の先、眼下には厚い氷に覆われた川、平原も山も全てが雪に包まれ、風に巻き上がる粉雪。鈍色の空は陽を遮り、あっという間に身体が冷やされていく。
「桜桃さま、これを」
詩乃が肩に厚地の羽織を掛けてくれるけれど、全身の震えが止まらず、歯の根が合わない。
「美蔡さん、ここって」
「波佐です」
朝廷の置かれる古都より南東に位置する地。
幼い頃何度も覚えさせられた地図を思い出す。
「十倭にこんな寒いとこあったんだね」
自分が知る冬の寒さとは雲泥の差がある。
骨まで凍りそうになるような底冷え。
ほんと寒いいいと身を震わせる桜桃は他の面々に浮かぶ表情の硬さには気づかなかった。
空木に促されて木造の小さな家屋へと入ると、火を起した囲炉裏を囲む。
「それで、あたしは何処へ行けばいい?父様のご指示通りにするにはどうしたらいいのかな?」
「その前にーーー桜桃さま」
空木は桜桃の言葉を遮り、向き直った。
「術を解きますゆえ、目を閉じて下さい」
目を瞬き、彼女は笑う。
「あたし、術なんて掛けられた覚えは」
「その様に掛けた術なのです」
何のために?
視線を廻らせ答えを求めるけれど、誰も何も言わない。
「姫さま、空木の言うようになさって下さいませ」
「美蔡さん?でも、なんで」
空木や美蔡が偽りなど言わないのは分かっている。
けれど、素直に頷けない。
術を解くと言われた瞬間から胸騒ぎがしている。
「術が解ければすべてお分かりいただけます」
「理由を言わないのは何で?」
「姫さま」
いつもなら我が儘言うなよとでも茶化してくる朱鷺も、眉を下げ案じるような顔をしている詩乃も何も言わない。それが不安を煽る。
「やだな。何か怖くなっちゃうよ」
違うーーーもう怖いと感じている。
術を解かれたら、何を知ることになるのか。
「それでも甘受いただかねばなりません」
拒むことを許さない美蔡に桜桃は頭を振り立ち上がる。
「あたしは鏡の眼を得るのが最優先なんでしょ。術を解かなくったって支障がないなら、別に解かなくていいよ」
「---避けては通れないのです、桜桃さま」
空木が静かな面持ちでそう言う。その双眸は酷く影って見える。
「何なの?分け分かんないよ。みんな深刻そうな顔して、あたしに何か隠し」
唐突に桜桃は気づく。彼らが知っていて自分だけが知らない。自分だけに隠されている。知らせられなかった何かを隠すための術・・・なのだと。
美蔡が立ち上がり、桜桃へと手を伸ばす。
「っツ、嫌だ美蔡さん」
怖い。
それが何なのか分からないけれど、予感がする。知りたくない、思い出したくない。それは怖いことなのだ。とても嫌なことなのだ。
「あたし、知りたくない!」
「それはならないのです」
彼女の手が桜桃の眼を覆う。
「どうして!」
「御篝王家の人間だからです」
激昂した桜桃は、返った言葉に息を詰める。
「・・・狡いっ・・・」
三姉妹の味噌っかす。
一番出来がよろしくないと揶揄されてきた自分でも、幼い頃より聞き育ってきた王族の精神。それは骨の髄にまで染み込んでいる。
御篝王家の人間だから、受け入れなければならないこと。
術を解いた先にあることが、それだけの大事だと暗に示され受け入れざるを得ない。
「目を閉じてくださいーーー」
空木の声に双眸を閉じる他ない。
眼裏に光を感じる。
空木の紡ぐ詠唱が鈴の音と共に強く、深く桜桃の内へと響き渡る。
額に伸ばされた光る指先が触れた瞬間ーーー鮮明に浮き上がる記憶。
あれは、地球へ降り立ち三年が過ぎた頃だ。
10歳の桜桃は、学校から帰ると空木と美蔡の会話を聞いてしまった。
ーーー十倭国、内乱。国王夫妻死亡・・・。
難しい話は理解できなかった。
けれど知っていた。内乱が国内の戦争だと、国王夫妻が自分の両親であると。
二人は桜桃に聞かれたことに気付くと顔色を変えた。
『父様と母様が・・・って、嘘だよね』
掛ける言葉を見つけられない二人を見て、事実なのだと悟った。
『ぅ・・・帰る。十倭に帰るっ!はなして、行かせてっ』
精神のバランスを崩し、十倭への扉を開こうとした時、空木が術を行使した。
額へ打ち込まれた術は、その事実だけを忘れさせたのだ。
「お許し下さい・・・」
空木の押し殺した声。
桜桃は茫然と涙を流しながら、彼が土下座する姿を見た。美蔡たちも沈痛な面持ちで項垂れている。
「やめて・・・あたしにそんな真似しないで」
彼らが悪いわけではない。
術で事実を忘れ、安穏と過ごしてきた自分が責める資格などありはしない。
あの頃の自分では受け入れられなかった。きっと、ここまで過ごしては来れなかったはずだ。
彼らに、桜桃は守られていたのだ。自覚しているよりもずっと。
けれど、聞かなければならない。
「・・・姉さま達は?紫苑姉さま、紗羅姉さまは?」
年の離れた二人の姉の安否を確認していない。
「紫苑さまは行方が知れず・・・ご存命か否かもさだかではありません。内乱の最中、お姿を見た者の話では、馬上にて剣を振るわれていたと報告を受けております。戦場で逆賊からの侵入を阻んでおられたようです」
世継ぎ姫であった紫苑は剣技に優れ、野生の馬を乗りこなすほど雄々しい少女だった。いつも腰に剣をはき、颯爽と歩く姿が、若い武人より恰好良くて桜桃の自慢の姉。
震える息を吐き、襲い来る現実に必死で耐える。
「紗羅さまは、神域へお渡りされているので、俗世の争いとは無縁。それ故、お命が危険にされされる事はないと存じます」
神域・・・ああ、そうだった、と桜桃は思い当たる。
紗羅は14歳の春、十倭の神職最高位である姫巫女として神域と呼ばれる聖地へ至った。決して俗世へと戻ることができない世界である。
ならば、すぐ上の姉は大丈夫・・・。
「・・・本当に父様と母様は・・・・確かにそうだという証拠があるの?」
「宮廷の、前で・・・・」
食いしばった歯の間から漏れる様な彼の声に、桜桃は膝をついた。
詩乃と美蔡が支えようとするのを制し、深く息を吐く。
「聞かせて・・・見たままを」
桜桃の求めに、空木は夫妻の最後を語り始めた。
国王夫妻の救出を仲間と共に試みようとした矢先のことだった。
宮廷前に用意された磔台ーーーそこに縛り上げられた二人を前に高らかと声は上がった。
『天が見限った王に天誅を』
その直後、二人は巻き起こった炎に骨も残さず焼き尽くされたという。
悲鳴を上げる民衆、国王夫妻の最後に悲嘆の声を上げる捕らわれた重臣たち。
その炎の色は青。
天上の炎だ、と人々は叫んだという。
「天上の炎」
それは幼い頃読んだ伝承話で読んだことがある。
天におわす神が地上にある悪の根を絶やす時に下すのが、青く燃え盛る炎。すべてを浄化し無に帰すといわれる。
「主上が天に見限られるような方でないことは、十倭の良民すべてが存じていること。あの炎は何者かによる策謀に違いありません・・・申し訳ございません。あの場にもっと早く辿り着けていたらっ」
桜桃は、その言葉を反芻する。
策謀。
両親を死に追いやった者がいる。
「誰・・・?今、古都に・・・玉座にいるのは、誰なの?」
山の息吹を感じさせる澄んだ空気。
それは世界の隔たりを越える際、十年前にも感じた感覚。
十倭は今、どの季節を迎えてるだろう?
秋だったら、紅葉が綺麗だ。
夏だったら、舟遊びが楽しい。
冬はちょっと寒いけれど、御簾越しに見る雪は好きだった。
(けど、やっぱり)
春がいい。
十倭が一番輝く季節だから。
「っつ」
突然、吹きつけた肌を刺す冷気。
気づけば白銀の世界にいた。
高台の上へと繋がった扉の先、眼下には厚い氷に覆われた川、平原も山も全てが雪に包まれ、風に巻き上がる粉雪。鈍色の空は陽を遮り、あっという間に身体が冷やされていく。
「桜桃さま、これを」
詩乃が肩に厚地の羽織を掛けてくれるけれど、全身の震えが止まらず、歯の根が合わない。
「美蔡さん、ここって」
「波佐です」
朝廷の置かれる古都より南東に位置する地。
幼い頃何度も覚えさせられた地図を思い出す。
「十倭にこんな寒いとこあったんだね」
自分が知る冬の寒さとは雲泥の差がある。
骨まで凍りそうになるような底冷え。
ほんと寒いいいと身を震わせる桜桃は他の面々に浮かぶ表情の硬さには気づかなかった。
空木に促されて木造の小さな家屋へと入ると、火を起した囲炉裏を囲む。
「それで、あたしは何処へ行けばいい?父様のご指示通りにするにはどうしたらいいのかな?」
「その前にーーー桜桃さま」
空木は桜桃の言葉を遮り、向き直った。
「術を解きますゆえ、目を閉じて下さい」
目を瞬き、彼女は笑う。
「あたし、術なんて掛けられた覚えは」
「その様に掛けた術なのです」
何のために?
視線を廻らせ答えを求めるけれど、誰も何も言わない。
「姫さま、空木の言うようになさって下さいませ」
「美蔡さん?でも、なんで」
空木や美蔡が偽りなど言わないのは分かっている。
けれど、素直に頷けない。
術を解くと言われた瞬間から胸騒ぎがしている。
「術が解ければすべてお分かりいただけます」
「理由を言わないのは何で?」
「姫さま」
いつもなら我が儘言うなよとでも茶化してくる朱鷺も、眉を下げ案じるような顔をしている詩乃も何も言わない。それが不安を煽る。
「やだな。何か怖くなっちゃうよ」
違うーーーもう怖いと感じている。
術を解かれたら、何を知ることになるのか。
「それでも甘受いただかねばなりません」
拒むことを許さない美蔡に桜桃は頭を振り立ち上がる。
「あたしは鏡の眼を得るのが最優先なんでしょ。術を解かなくったって支障がないなら、別に解かなくていいよ」
「---避けては通れないのです、桜桃さま」
空木が静かな面持ちでそう言う。その双眸は酷く影って見える。
「何なの?分け分かんないよ。みんな深刻そうな顔して、あたしに何か隠し」
唐突に桜桃は気づく。彼らが知っていて自分だけが知らない。自分だけに隠されている。知らせられなかった何かを隠すための術・・・なのだと。
美蔡が立ち上がり、桜桃へと手を伸ばす。
「っツ、嫌だ美蔡さん」
怖い。
それが何なのか分からないけれど、予感がする。知りたくない、思い出したくない。それは怖いことなのだ。とても嫌なことなのだ。
「あたし、知りたくない!」
「それはならないのです」
彼女の手が桜桃の眼を覆う。
「どうして!」
「御篝王家の人間だからです」
激昂した桜桃は、返った言葉に息を詰める。
「・・・狡いっ・・・」
三姉妹の味噌っかす。
一番出来がよろしくないと揶揄されてきた自分でも、幼い頃より聞き育ってきた王族の精神。それは骨の髄にまで染み込んでいる。
御篝王家の人間だから、受け入れなければならないこと。
術を解いた先にあることが、それだけの大事だと暗に示され受け入れざるを得ない。
「目を閉じてくださいーーー」
空木の声に双眸を閉じる他ない。
眼裏に光を感じる。
空木の紡ぐ詠唱が鈴の音と共に強く、深く桜桃の内へと響き渡る。
額に伸ばされた光る指先が触れた瞬間ーーー鮮明に浮き上がる記憶。
あれは、地球へ降り立ち三年が過ぎた頃だ。
10歳の桜桃は、学校から帰ると空木と美蔡の会話を聞いてしまった。
ーーー十倭国、内乱。国王夫妻死亡・・・。
難しい話は理解できなかった。
けれど知っていた。内乱が国内の戦争だと、国王夫妻が自分の両親であると。
二人は桜桃に聞かれたことに気付くと顔色を変えた。
『父様と母様が・・・って、嘘だよね』
掛ける言葉を見つけられない二人を見て、事実なのだと悟った。
『ぅ・・・帰る。十倭に帰るっ!はなして、行かせてっ』
精神のバランスを崩し、十倭への扉を開こうとした時、空木が術を行使した。
額へ打ち込まれた術は、その事実だけを忘れさせたのだ。
「お許し下さい・・・」
空木の押し殺した声。
桜桃は茫然と涙を流しながら、彼が土下座する姿を見た。美蔡たちも沈痛な面持ちで項垂れている。
「やめて・・・あたしにそんな真似しないで」
彼らが悪いわけではない。
術で事実を忘れ、安穏と過ごしてきた自分が責める資格などありはしない。
あの頃の自分では受け入れられなかった。きっと、ここまで過ごしては来れなかったはずだ。
彼らに、桜桃は守られていたのだ。自覚しているよりもずっと。
けれど、聞かなければならない。
「・・・姉さま達は?紫苑姉さま、紗羅姉さまは?」
年の離れた二人の姉の安否を確認していない。
「紫苑さまは行方が知れず・・・ご存命か否かもさだかではありません。内乱の最中、お姿を見た者の話では、馬上にて剣を振るわれていたと報告を受けております。戦場で逆賊からの侵入を阻んでおられたようです」
世継ぎ姫であった紫苑は剣技に優れ、野生の馬を乗りこなすほど雄々しい少女だった。いつも腰に剣をはき、颯爽と歩く姿が、若い武人より恰好良くて桜桃の自慢の姉。
震える息を吐き、襲い来る現実に必死で耐える。
「紗羅さまは、神域へお渡りされているので、俗世の争いとは無縁。それ故、お命が危険にされされる事はないと存じます」
神域・・・ああ、そうだった、と桜桃は思い当たる。
紗羅は14歳の春、十倭の神職最高位である姫巫女として神域と呼ばれる聖地へ至った。決して俗世へと戻ることができない世界である。
ならば、すぐ上の姉は大丈夫・・・。
「・・・本当に父様と母様は・・・・確かにそうだという証拠があるの?」
「宮廷の、前で・・・・」
食いしばった歯の間から漏れる様な彼の声に、桜桃は膝をついた。
詩乃と美蔡が支えようとするのを制し、深く息を吐く。
「聞かせて・・・見たままを」
桜桃の求めに、空木は夫妻の最後を語り始めた。
国王夫妻の救出を仲間と共に試みようとした矢先のことだった。
宮廷前に用意された磔台ーーーそこに縛り上げられた二人を前に高らかと声は上がった。
『天が見限った王に天誅を』
その直後、二人は巻き起こった炎に骨も残さず焼き尽くされたという。
悲鳴を上げる民衆、国王夫妻の最後に悲嘆の声を上げる捕らわれた重臣たち。
その炎の色は青。
天上の炎だ、と人々は叫んだという。
「天上の炎」
それは幼い頃読んだ伝承話で読んだことがある。
天におわす神が地上にある悪の根を絶やす時に下すのが、青く燃え盛る炎。すべてを浄化し無に帰すといわれる。
「主上が天に見限られるような方でないことは、十倭の良民すべてが存じていること。あの炎は何者かによる策謀に違いありません・・・申し訳ございません。あの場にもっと早く辿り着けていたらっ」
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両親を死に追いやった者がいる。
「誰・・・?今、古都に・・・玉座にいるのは、誰なの?」
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