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決戦にて もどきと我慢比べ
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僕は、あいつが自分の頭上に開けた穴から落ちてくる普人族を界気化した魔力で調べた。…………うげ、そういう奴らか。世界樹が僕の気持ち悪いっていう気持ちを感じ取ってのか渋い声で聞いてくる。
『ヤート、何がわかった?』
「あの落ちてきた普人族、外見が普人族なだけで中身は魔石と入れ替わってる」
『何?』
「いろいろ口にしたくない気持ち悪い過程があるんだけど、要は教団に協力しすぎた結果、もっと教団に近づこうとして魔石を自分から受け入れた奴らみたいだね」
『愚かな……。狂っているとしか言いようがない』
「まともな感覚が少しでも残ってたら、誰でもそう言うと思う」
『……それならば、今あのものがしてるのは?』
「あの普人族もどきごと、あいつらの中の魔石を取り込んで自分の身体を回復してる」
そもそも魔石があれだけの人数と関われるほど普人族の勢力圏に進出してたのも本当に驚きだし、あいつに取り込まれてる普人族もどきの嬉しそうな奇声も気持ち悪い。それでも、あいつが普人族の勢力圏を侵食するための駒であるはずの普人族もどきを、自分の回復のために引き寄せたのは僕達に追い詰められた証拠と考える事もできるから気持ち悪いのは我慢しよう。
「ここで僕達が取れる選択肢は、このまま見ているか早急に止めさせるかの二つ。どっちにも良し悪しがあるから選びにくい」
『見る選択に良い点があるのか?』
「あいつが魔石を受け入れた普人族もどきを引き寄せるほど、この世界に潜む魔石がいなくなる事だね」
『それは…………確かに良い点だな』
「でしょ? だけど、あいつの回復を続けさせるのも嫌だ」
『ふむ、ならば話は単純だ。あのものが動かずに回復に徹するというのなら、我らは攻め立てるとしよう』
『この世界の掃除と、あのものへの妨害が両立できるので賛成します』
「わかった。それでいこう。世界樹、連発するよ?」
『うむ、好きなだけ我を使え』
「ありがとう。緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う魔弾、純粋なる深緑を纏う魔槍、純粋なる深緑を纏う緑葉飛斬、純粋なる深緑を纏う光線」
僕は無数の魔弾と魔槍を生み出し、世界樹の羽から無数の葉の刃や光線が放たれると同時に発射した。あいつがいくつも空間に穴を開けられるのはわかったから、それならこっちは物量で上回れば良い。僕のそういう意図を見抜いたのか、あいつの僕をにらむ目に憎悪に染まっていく。
『キサマッ‼︎ ユルサヌッ‼︎ ユルサヌゾッ‼︎』
「お前にそんな事を言ってる余裕はないよ」
『ホザク、ヌオオオオオオオオオオーーーーーーーーー‼︎』
へえ、もし動けたとしても逃げる隙間のないくらいの攻撃密度になってるはずなのに、落ちてくる普人族もどきを取り込んでの身体の回復と手当たり次第に空間の穴を開けて僕の魔法を無力化して耐えてるね。魔石を受け入れた普人族もどきの数はわからないけど、さすがに都市一つ分とかではないと思うから、そう時間はかからず落ちてこなくなるはず。
あれから一刻(前世でいう一時間)ほど、僕はシールの補助を受けながら世界樹の力を使い魔法を放ち続け、あいつは回復し続けるという我慢比べが続いてる。僕の予想ははずれた。
「シール、世界樹、魔法を止めるね」
『ま、待て、我はまだ‼︎』
『私も大丈夫です』
「同調と界気化を使える僕の判断だよ」
『クッ……』
『無念です』
僕が魔法を止めると世界樹は地面に両手と膝をつくように着陸して、一回目の数倍の湯気を身体の各部から激しく吹き出した。我慢比べは僕達の負けだな。…………はあ、始めよりは落ちてくる人数は少なくなっているものの、だいたい一刻(前世でいう一時間)経ってもあいつが開けた空間の穴から普人族もどきが落ち続けてくるとか、本当に魔石はどれだけ普人族の勢力圏に潜んでたんだ?
『フハハハハハハハハハハハハッ‼︎ ヤハリ、キサマラハ、ゼイジャクダナッ‼︎』
『おのれえええええ‼︎ 言わせておけば、この愚物があああああ‼︎』
『主人‼︎ 私に攻撃許可を‼︎』
「ダメだよ。今は身体を休めて」
『我が動けるようになった時には、ただでは済まさん‼︎』
『必ず八つ裂きにしてやります‼︎』
シールと世界樹は僕の制止を聞いて荒ぶりながらも、なんとか留まってくれた。実際のところ、あいつも自分を守りきれず僕達の魔法でかなりの重傷が進んでいるし動けないのも変わらないから、状況はそんなに悪くはない。あとは世界樹が動けるようになるまでに、あいつがどれくらい回復するかだね。うーん…………、よし、時間稼ぎをするか。
「緑盛魔法・純粋なる緑の魔弾」
『ナニッ⁉︎』
僕が周りの植物から力を貸してもらって魔弾を作り、落ちてくる普人族もどきを撃ち抜いていったらあいつはひどく動揺していた。……ああ、そうか、あいつは僕が世界樹の杖を使わないで魔法を使えるとは知らないからだね。
「緑盛魔法は僕の魔法だから発動できる。まあ、僕だけだと明らかに威力は弱くなるけど、それも状況に合わせたやり方をすれば、それなりの効果を出せるよ。例えば、お前じゃなくてお前の回復の元を撃ち抜く……とかね」
『キサマ……、ドコマデモ、ジャマヲスルカアアアアアアア‼︎』
「むしろ何で邪魔されないと思ってたかの方が不思議だよ。身の程を知るべきだね」
『キサマアアアアアアア‼︎ ラクニシネルトオモウナ‼︎』
「そういうのは動けるようになってから言えば?」
『アアアアアアアアアアアアアアッ‼︎』
あいつは動ける状態じゃないのに動こうとしたため、回復しつつあった部分がブチブチとちぎれていった。それに激怒し続けてるせいか、あいつの開けた空間の穴の制御が甘くなってる。よし、このまま時間を稼いでいこ…………いや、油断はせず無理にでも別の準備もしておくべきだな。僕はあいつから見えないようにいくつかの魔法を発動させた。
その後も、あいつを純粋なる緑の魔弾でチクチク邪魔したり、挑発であいつの集中を乱して世界樹が動けるまで待ってたんだけど……。
『フハハ、フハハハハハハハハハハハッ‼︎ カイフクガオワッタゾッ‼︎ ワレノカチダッ‼︎』
「間に合わなかったか……」
『くそっ、植物の我が自分の身体を動かせない事に、ここまで怒りを感じる日が来るとは‼︎』
『……そ……す。……そ……す』
うん? なんかシールがところどころしか聞こえないくらいの小さな声でブツブツ言ってる? あ、僕を囲んでる世界樹の杖から危険な植物が生え始めた。シールも怒ってるようで、その影響みたいだね。
「シール、世界樹、落ち着いて。怒ってたら身体が休められないよ」
『だが‼︎』
『我らが動けなければ‼︎』
「あれ? もしかして僕だけだと負けるとか思ってる?」
『い、いや、そんな事はないが……』
『私も、そこまでは……』
『ソウヤッテ、ワメキナガラ、シ、メギャッ‼︎』
僕は不用意に突進してこようとしたあいつの目へ準備しておいた純粋なる緑の 魔槍を撃ち込んだ。さて、シールと世界樹が動けるようになるまで、負けない戦いを始めよう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
『ヤート、何がわかった?』
「あの落ちてきた普人族、外見が普人族なだけで中身は魔石と入れ替わってる」
『何?』
「いろいろ口にしたくない気持ち悪い過程があるんだけど、要は教団に協力しすぎた結果、もっと教団に近づこうとして魔石を自分から受け入れた奴らみたいだね」
『愚かな……。狂っているとしか言いようがない』
「まともな感覚が少しでも残ってたら、誰でもそう言うと思う」
『……それならば、今あのものがしてるのは?』
「あの普人族もどきごと、あいつらの中の魔石を取り込んで自分の身体を回復してる」
そもそも魔石があれだけの人数と関われるほど普人族の勢力圏に進出してたのも本当に驚きだし、あいつに取り込まれてる普人族もどきの嬉しそうな奇声も気持ち悪い。それでも、あいつが普人族の勢力圏を侵食するための駒であるはずの普人族もどきを、自分の回復のために引き寄せたのは僕達に追い詰められた証拠と考える事もできるから気持ち悪いのは我慢しよう。
「ここで僕達が取れる選択肢は、このまま見ているか早急に止めさせるかの二つ。どっちにも良し悪しがあるから選びにくい」
『見る選択に良い点があるのか?』
「あいつが魔石を受け入れた普人族もどきを引き寄せるほど、この世界に潜む魔石がいなくなる事だね」
『それは…………確かに良い点だな』
「でしょ? だけど、あいつの回復を続けさせるのも嫌だ」
『ふむ、ならば話は単純だ。あのものが動かずに回復に徹するというのなら、我らは攻め立てるとしよう』
『この世界の掃除と、あのものへの妨害が両立できるので賛成します』
「わかった。それでいこう。世界樹、連発するよ?」
『うむ、好きなだけ我を使え』
「ありがとう。緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う魔弾、純粋なる深緑を纏う魔槍、純粋なる深緑を纏う緑葉飛斬、純粋なる深緑を纏う光線」
僕は無数の魔弾と魔槍を生み出し、世界樹の羽から無数の葉の刃や光線が放たれると同時に発射した。あいつがいくつも空間に穴を開けられるのはわかったから、それならこっちは物量で上回れば良い。僕のそういう意図を見抜いたのか、あいつの僕をにらむ目に憎悪に染まっていく。
『キサマッ‼︎ ユルサヌッ‼︎ ユルサヌゾッ‼︎』
「お前にそんな事を言ってる余裕はないよ」
『ホザク、ヌオオオオオオオオオオーーーーーーーーー‼︎』
へえ、もし動けたとしても逃げる隙間のないくらいの攻撃密度になってるはずなのに、落ちてくる普人族もどきを取り込んでの身体の回復と手当たり次第に空間の穴を開けて僕の魔法を無力化して耐えてるね。魔石を受け入れた普人族もどきの数はわからないけど、さすがに都市一つ分とかではないと思うから、そう時間はかからず落ちてこなくなるはず。
あれから一刻(前世でいう一時間)ほど、僕はシールの補助を受けながら世界樹の力を使い魔法を放ち続け、あいつは回復し続けるという我慢比べが続いてる。僕の予想ははずれた。
「シール、世界樹、魔法を止めるね」
『ま、待て、我はまだ‼︎』
『私も大丈夫です』
「同調と界気化を使える僕の判断だよ」
『クッ……』
『無念です』
僕が魔法を止めると世界樹は地面に両手と膝をつくように着陸して、一回目の数倍の湯気を身体の各部から激しく吹き出した。我慢比べは僕達の負けだな。…………はあ、始めよりは落ちてくる人数は少なくなっているものの、だいたい一刻(前世でいう一時間)経ってもあいつが開けた空間の穴から普人族もどきが落ち続けてくるとか、本当に魔石はどれだけ普人族の勢力圏に潜んでたんだ?
『フハハハハハハハハハハハハッ‼︎ ヤハリ、キサマラハ、ゼイジャクダナッ‼︎』
『おのれえええええ‼︎ 言わせておけば、この愚物があああああ‼︎』
『主人‼︎ 私に攻撃許可を‼︎』
「ダメだよ。今は身体を休めて」
『我が動けるようになった時には、ただでは済まさん‼︎』
『必ず八つ裂きにしてやります‼︎』
シールと世界樹は僕の制止を聞いて荒ぶりながらも、なんとか留まってくれた。実際のところ、あいつも自分を守りきれず僕達の魔法でかなりの重傷が進んでいるし動けないのも変わらないから、状況はそんなに悪くはない。あとは世界樹が動けるようになるまでに、あいつがどれくらい回復するかだね。うーん…………、よし、時間稼ぎをするか。
「緑盛魔法・純粋なる緑の魔弾」
『ナニッ⁉︎』
僕が周りの植物から力を貸してもらって魔弾を作り、落ちてくる普人族もどきを撃ち抜いていったらあいつはひどく動揺していた。……ああ、そうか、あいつは僕が世界樹の杖を使わないで魔法を使えるとは知らないからだね。
「緑盛魔法は僕の魔法だから発動できる。まあ、僕だけだと明らかに威力は弱くなるけど、それも状況に合わせたやり方をすれば、それなりの効果を出せるよ。例えば、お前じゃなくてお前の回復の元を撃ち抜く……とかね」
『キサマ……、ドコマデモ、ジャマヲスルカアアアアアアア‼︎』
「むしろ何で邪魔されないと思ってたかの方が不思議だよ。身の程を知るべきだね」
『キサマアアアアアアア‼︎ ラクニシネルトオモウナ‼︎』
「そういうのは動けるようになってから言えば?」
『アアアアアアアアアアアアアアッ‼︎』
あいつは動ける状態じゃないのに動こうとしたため、回復しつつあった部分がブチブチとちぎれていった。それに激怒し続けてるせいか、あいつの開けた空間の穴の制御が甘くなってる。よし、このまま時間を稼いでいこ…………いや、油断はせず無理にでも別の準備もしておくべきだな。僕はあいつから見えないようにいくつかの魔法を発動させた。
その後も、あいつを純粋なる緑の魔弾でチクチク邪魔したり、挑発であいつの集中を乱して世界樹が動けるまで待ってたんだけど……。
『フハハ、フハハハハハハハハハハハッ‼︎ カイフクガオワッタゾッ‼︎ ワレノカチダッ‼︎』
「間に合わなかったか……」
『くそっ、植物の我が自分の身体を動かせない事に、ここまで怒りを感じる日が来るとは‼︎』
『……そ……す。……そ……す』
うん? なんかシールがところどころしか聞こえないくらいの小さな声でブツブツ言ってる? あ、僕を囲んでる世界樹の杖から危険な植物が生え始めた。シールも怒ってるようで、その影響みたいだね。
「シール、世界樹、落ち着いて。怒ってたら身体が休められないよ」
『だが‼︎』
『我らが動けなければ‼︎』
「あれ? もしかして僕だけだと負けるとか思ってる?」
『い、いや、そんな事はないが……』
『私も、そこまでは……』
『ソウヤッテ、ワメキナガラ、シ、メギャッ‼︎』
僕は不用意に突進してこようとしたあいつの目へ準備しておいた純粋なる緑の 魔槍を撃ち込んだ。さて、シールと世界樹が動けるようになるまで、負けない戦いを始めよう。
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