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100%
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滅びを恐れるあまりに・・
「ああ・・・!!」
人類大統領はうめいた。
その役職は、その名の通り、全ての人類の国にたいして権限を持つ大統領だ。
すなわち、絶対王政に近い役職であり、それが全世界において権限が及ぶのである。
そう言った政治システムは、トップが無能か、もしくは狂うことで災害と呼ぶに等しい被害を生むのが、歴史上明らかになっているが、しかしそれが可能となった技術ができたのである。
そう、それは完全な精神チェックだ。
長年のカウンセラーの経験、そしてAIの分析によって、その者がどういう人物なのかを完全に知ることができるシステムだった。
これを人類大統領は常に受けている。皮膚に埋め込んだ極小のチップが彼の精神を読み取り、各国、そして住民全員に知れ渡っているのである。
これにより、人類大統領はだれにとってもくるっているかどうか、正常かどうかが一目瞭然なのだ。
むろん狂って政策を行うことは許されてはいない。もし精神的に異常を来した場合、解任され、すぐに次の候補が繰り上がることになる。
かつ、精神状態だけでなく、性格、つまり、不正をしない真面目な人か、優しくて博愛精神のあるものか?と言ったことも徹底的に分析されるのだ。その甲斐あって、歴代の人類大統領は常に正しいものがその席を座っていったのである。
こういった万全のチェック体制によって人類大統領は成り立っていた。
ところで、技術的には可能なこの政治システム。なぜ作られたのかと言った経緯に疑問を覚えたかもしれない。
そんな莫大な権力を一つに集めるというのは、危険極まりない行為だ。もし、絶対あり得ないことではなるが、システムに不備があった場合莫大な損失を被るのである。それはあまりにも恐怖を感じることではないか。
そう、このシステムが必要とされる自体が起きたのだ。
それは世界の危機。
数十年前、地球に悪い宇宙人がやってきて侵略を行ったのである。そのため迅速な判断を求めるために、人類大統領は生まれたのだ。
むろんこうして彼らが生き延びていることからわかるように、無事その侵略者を撃退することに成功したのだが、今後こういった事態に対処するためにシステム自体は残すことになったのである。
その判断は、まさしく正解だった。人類大統領は、外的な問題に対処するだけでなく、世界のあらゆる不合理を正すためにその権力を行使し、不平等、富の偏り、犯罪組織の粛清など、あらゆる問題が解決に導いてきたのだ。
そして、、もはや問題は残されていない。そう誰もが実感するときに彼は人類大統領に選出されたのである。
彼は、むろん優しくて、問題を犯すような人物ではない。だが、臆病だった。そして、こう考えた。
(今後、人類が何らかの拍子で滅びるかもしれない)と、
そう、かもしれない。
悪魔の証明という言葉を知っているだろうか。
不可能であるということは、完全には照明しきれないのである。
ならば、何らかの拍子で、滅びるかもしれない。些細なことが原因で。なんの対策もできずに。
それを阻止するために彼は全力を尽くした。あらゆる事態に警戒し、さらに素の科学力を発展させてあらゆる突拍子のない異変に自動的に解決できるようにした。
だが、、いくらやっても、100%にはならないのだ。彼は頭脳明晰ゆえにそれが分かっていた。
「ああ・・・だめだ・・・こんなんじゃ・・だめだ・・もっと・・もっと100%を・・・」
そして、閃く。
「・・そうか。こうすればいいんだ」
そして、彼はその数年後、世界を滅ぼすことになる。
人類を代替したAIを作り出し、サーバーを無限に作るユニットを量産して宇宙にばらまいたのだ。
そうすることで、世界は絶対的に平穏を保てると考えたのである。
「ああ・・・!!」
人類大統領はうめいた。
その役職は、その名の通り、全ての人類の国にたいして権限を持つ大統領だ。
すなわち、絶対王政に近い役職であり、それが全世界において権限が及ぶのである。
そう言った政治システムは、トップが無能か、もしくは狂うことで災害と呼ぶに等しい被害を生むのが、歴史上明らかになっているが、しかしそれが可能となった技術ができたのである。
そう、それは完全な精神チェックだ。
長年のカウンセラーの経験、そしてAIの分析によって、その者がどういう人物なのかを完全に知ることができるシステムだった。
これを人類大統領は常に受けている。皮膚に埋め込んだ極小のチップが彼の精神を読み取り、各国、そして住民全員に知れ渡っているのである。
これにより、人類大統領はだれにとってもくるっているかどうか、正常かどうかが一目瞭然なのだ。
むろん狂って政策を行うことは許されてはいない。もし精神的に異常を来した場合、解任され、すぐに次の候補が繰り上がることになる。
かつ、精神状態だけでなく、性格、つまり、不正をしない真面目な人か、優しくて博愛精神のあるものか?と言ったことも徹底的に分析されるのだ。その甲斐あって、歴代の人類大統領は常に正しいものがその席を座っていったのである。
こういった万全のチェック体制によって人類大統領は成り立っていた。
ところで、技術的には可能なこの政治システム。なぜ作られたのかと言った経緯に疑問を覚えたかもしれない。
そんな莫大な権力を一つに集めるというのは、危険極まりない行為だ。もし、絶対あり得ないことではなるが、システムに不備があった場合莫大な損失を被るのである。それはあまりにも恐怖を感じることではないか。
そう、このシステムが必要とされる自体が起きたのだ。
それは世界の危機。
数十年前、地球に悪い宇宙人がやってきて侵略を行ったのである。そのため迅速な判断を求めるために、人類大統領は生まれたのだ。
むろんこうして彼らが生き延びていることからわかるように、無事その侵略者を撃退することに成功したのだが、今後こういった事態に対処するためにシステム自体は残すことになったのである。
その判断は、まさしく正解だった。人類大統領は、外的な問題に対処するだけでなく、世界のあらゆる不合理を正すためにその権力を行使し、不平等、富の偏り、犯罪組織の粛清など、あらゆる問題が解決に導いてきたのだ。
そして、、もはや問題は残されていない。そう誰もが実感するときに彼は人類大統領に選出されたのである。
彼は、むろん優しくて、問題を犯すような人物ではない。だが、臆病だった。そして、こう考えた。
(今後、人類が何らかの拍子で滅びるかもしれない)と、
そう、かもしれない。
悪魔の証明という言葉を知っているだろうか。
不可能であるということは、完全には照明しきれないのである。
ならば、何らかの拍子で、滅びるかもしれない。些細なことが原因で。なんの対策もできずに。
それを阻止するために彼は全力を尽くした。あらゆる事態に警戒し、さらに素の科学力を発展させてあらゆる突拍子のない異変に自動的に解決できるようにした。
だが、、いくらやっても、100%にはならないのだ。彼は頭脳明晰ゆえにそれが分かっていた。
「ああ・・・だめだ・・・こんなんじゃ・・だめだ・・もっと・・もっと100%を・・・」
そして、閃く。
「・・そうか。こうすればいいんだ」
そして、彼はその数年後、世界を滅ぼすことになる。
人類を代替したAIを作り出し、サーバーを無限に作るユニットを量産して宇宙にばらまいたのだ。
そうすることで、世界は絶対的に平穏を保てると考えたのである。
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