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木森林木林

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ホモ

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「ぼ、僕はホモじゃないよ!!」

「ほんとかー?お前なんかなよなよしいし、怪しいな~」

「やーいやーい!ホモホモ~!!」

 僕は学校でホモだと虐められている。

 女子にさえ、顔をしかめられているし、先生に行ってもコミュニケーションの一環だとか気にするなとか言われる。

 はぁ・・どうしてなんだろう。百歩譲って僕がなよなよしいのは良いとして、

 なぜ同性愛が馬鹿にされるのだろうか。

 本場のアメリカでは馬鹿にすると、団体からリンチに会うって言うのに、、。

 肩をしぼめて歩いていると、物陰から不審な人が出てきた。

「・・・?!」

「おや?」

 その人と僕は初対面だった。

 しかし、それは見知った顔である。

 いや、僕だけじゃない。日本中のどの人も彼の顔を知っているのではないだろうか。

「あ、あなたは・・!!」

「ほう?世のことを知っているのか?」

 それは、織田信長である。

「な、なんでそんな人が?!現代に・・?いや、そっくりさん?」

 しかし、それにしては雰囲気が常人のものではないし、服装も当時のものにそっくりだった。


「そなた、わかるのか?わしが織田信長であるということを」

「だって、教科書に載ってますよ?!ほら!!」

「ふむ、有名人か。悪くない」

 何かよくわからないが本物のようだと直感した。

 そのまま話をして仲良くなったのである。

「ところで、何か悩みでもあるのか?」

「な、何故それを?!」

「我は天下人じゃぞ。そのくらい読めて当然といえよう」

「そうですか・・!実は・・!!」

「はっはhっは!!これは笑えるのお!!」

「そ、そうですよね・・あなたほどの人物ならこのくらいの悩みなんて、笑っちゃうくらい小さいですよね・・」

「いや、違うぞよ。わしがきた時代では、ホモは当たり前だったのじゃ。
 どの武将も男同士で愛をはぐくむのが普通じゃったのじゃよ」

「えっ?!うそ?!」

 そんなこと歴史の教科書に書いてなかったはずじゃ・・!!

「ふむ、わしの洞察によれば、日本は海外に比べて人口が低い故、人口を増やそうと同性愛を排斥するように政府が操作しているのじゃろうな。まったく器量の狭いやつよのぉ」

「・・確かにあなたの言う通り、日本の人口は少子高齢化が進んでいると言われていますし、政治家が子供は一人3人埋めと言って物議をかもしているってニュースで言ってました」

「ふむやっぱりな。貴様がいじめられているのは、その影響じゃろう」

「でも、だとしてもそんな・・!!」

「半信半疑ならば調べてみればいい。ではわしはさらばじゃ」

「!体が・・!!」

 彼の体が徐々に薄まっていく。おそらく元の時代に変えるのだろう。

「ありがとうございました!!」


 そして、帰ってパソコンで武将はほとんどがホモという事実を目の当たりにした僕は、次の日、教室に入ってきて、クラスの人たちがホモホモと言ってきたトキ、こういい返したのだ。


「お前ら、織田信長を敵に回したな?」


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