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科学が確実に成功するために
しおりを挟む科学。それは、現代の生活をささえる重要なもの。
それによって、パソコン、家電製品、建築物など、様々な人としての営みが行われている。
その化学は、いうなれば、試作の繰り返しによってできたものだ。
何回も実験して、得た経験をもとに、あらゆる道具を作り出していった。
正確には、実験し、法則を得ることを基礎科学、実際に作ってみることを工業というらしいが、
ここでは前者について述べる。
科学は何度も実験すると言うが、前提となる法則を使って実験することがほとんどだろう。
すでに得た知識で以て新しい法則を導く。
つまり、積み重ね方式、何回も少しずつレベルを上げていくことができる。
だが、逆に言うならば、前提となる知識が間違っていた時、その知識を前提にした法則は全て間違いということだ。
実際、論文の捏造によって、こういった問題が起きているというニュースを聞いたことがある。
だが、時代は電子の時代。
現実での実験は、コンピューター上で全てシミュレートすることができるようになった。100%に近いリアリティを実現し、高速でいくつもの基礎実験を行うことができるようになった。
これによって、科学が超スピードで発展することになるのだが、、そうなる前に軽く失敗を経験することになる。
それは、前提となる実験が間違っていた場合、そこから派生した実験まであくえいきょうを及ぼすということだ。
つまり、その実験が古ければ古いほど、その影響力は大きくなっていく。
例えば、、あるAという法則を見つけ、それによって生まれたB、C,D,E・・何百という実験が無駄になってしまうということである。
それによって、コンピューターによって膨大に発見したと思われた実験だったが、その一部が無意味だということが分かったのだ。
つまり、、前提となる実験ほど、何回も入念に試行し、確実なものとしなくてはならない。
それが分かった時、コンピューターシミュレートの実験における、決まりを作った。
ある実験をシミュレートする際、それを基にした実験も全てシミュレートするというものだ。
つまり、いくつも派生されている重要な法則ほど、たくさんシミュレートされ正しさが証明されるのである。
逆に、あまり派生していない実験は、その価値に見合った回数シミュレートされるのだ。
だが・・・この現象が起こるのは、ごく低確率だが・・
多くの派生先がある重要な実験、何年も正しいとされてきたそれが、ある確率で、ある狭い状況で、『間違い』とされるということだ。
超低確率とはいえ、派生先は何千何百とあるのだ。その微量とはいえ、積み重なり、派生先で大きな弊害が起きることもある。
そうなった場合、新しい法則に置き換えるなどすればいいのだが、、そうなった場合、派生先を全て新しく置き換えなければならない。
だが、問題ないだろう。何せ一秒間に何億ものシミュレートが可能なのだ。ダメになった派生先は気軽にまた新しく作ればいい。またダメになったと言ってもそのメソッドが別のところで役に立つこともある。
そうやって、新しい派生先が生まれていく。
絶対などないが、絶対に近づくように日々蠢いている。
強固だと思っていた固定概念が、ちょっとした間違いで簡単に吹き飛ぶ。その中で生き残った概念こそが正しいということなのだ。
そして、その生き残った概念も、絶対に正しいとは言えない。もっと正しいものがこれから生まれるかもしれないからだ。
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