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「アリア、まだ10歳だよな?」
「10歳だね。でもまあ、一応王族だから婚約者がいる場合は多いかな?兄様もまだだけど。因みにランチェスのゴリー王子は兄様と同じ15歳だよ。でも、あの人達がやった事は許さない。婚約なんて絶対にしないわっ!リューク、私を守ってね!」
「そんな思惑でやってくるなら、排除決定だな。アリアのそばに来たら最低限の接触のみで追い払ってやる」
意思の強い眼差しで見られて、ドキドキする。でも、リュークがいてくれるなら安心だわ。
「この3日乗り切ったらすぐに『収穫祭』が来るな。警護のシフトから外れる時間に、少し、祭りに行くか?ま、イヤな事をこなした後のご褒美だな」
「行くっ!無事に逃げ切って、リュークとデートするっ!」
頑張るっ!
「で、デートってアリア・・・」
リュークは口をパクパクするが、約束だもんっ!
朝食後、王城の自室でのんびりお茶をしていると、リュークともう1人騎士(ライ)が護衛にやって来た。ライさんにはグーリーを夜間預かってもらっていた人で、グリフィン騎士団でリュークの同期だ。アリアの見習い騎士団入りを知っている人なので気が楽だ。
ティーサロンに移動し、3人でグリフィンについて色々話しを聞いていると、その時が来た。来なくていいのに。
3人で謁見の間に移動し、父である国王の玉座の斜め後ろに控えて立つ。顔を上げたゴリーがいきなり呟く。
「マリアンヌ・・・。あ、失礼しました。知り合いに似ていたもので。ランチェス王国、王太子のゴリー・ダンダンです。この度は視察の許可を頂きありがとうございます。もしよろしければ、皇女殿下に視察の案内をして頂きたく思います」
「うむ。そうしたいのは山々だが、公務が重なっておっての、こちらの王太子に案内させよう。歳も同じはず」
国王が手招きし、サイノスが前に出る。
「サイノス・ラトリアです。あまり案内する場所はありませんが、ラトリアを楽しんでいって下さい」
ああ、お兄様『お前に案内する場所なんて、ねーんだよ。さっさと帰りやがれ』と耳が勝手に変換するんですけど、気のせいでしょうか?まあ、お兄様はそんな言葉は言わないでしょうが。見習い騎士団では、幅広い育ちの方々がいるので、耳に変換能力がついてしまったのでしょうか?
「10歳だね。でもまあ、一応王族だから婚約者がいる場合は多いかな?兄様もまだだけど。因みにランチェスのゴリー王子は兄様と同じ15歳だよ。でも、あの人達がやった事は許さない。婚約なんて絶対にしないわっ!リューク、私を守ってね!」
「そんな思惑でやってくるなら、排除決定だな。アリアのそばに来たら最低限の接触のみで追い払ってやる」
意思の強い眼差しで見られて、ドキドキする。でも、リュークがいてくれるなら安心だわ。
「この3日乗り切ったらすぐに『収穫祭』が来るな。警護のシフトから外れる時間に、少し、祭りに行くか?ま、イヤな事をこなした後のご褒美だな」
「行くっ!無事に逃げ切って、リュークとデートするっ!」
頑張るっ!
「で、デートってアリア・・・」
リュークは口をパクパクするが、約束だもんっ!
朝食後、王城の自室でのんびりお茶をしていると、リュークともう1人騎士(ライ)が護衛にやって来た。ライさんにはグーリーを夜間預かってもらっていた人で、グリフィン騎士団でリュークの同期だ。アリアの見習い騎士団入りを知っている人なので気が楽だ。
ティーサロンに移動し、3人でグリフィンについて色々話しを聞いていると、その時が来た。来なくていいのに。
3人で謁見の間に移動し、父である国王の玉座の斜め後ろに控えて立つ。顔を上げたゴリーがいきなり呟く。
「マリアンヌ・・・。あ、失礼しました。知り合いに似ていたもので。ランチェス王国、王太子のゴリー・ダンダンです。この度は視察の許可を頂きありがとうございます。もしよろしければ、皇女殿下に視察の案内をして頂きたく思います」
「うむ。そうしたいのは山々だが、公務が重なっておっての、こちらの王太子に案内させよう。歳も同じはず」
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「サイノス・ラトリアです。あまり案内する場所はありませんが、ラトリアを楽しんでいって下さい」
ああ、お兄様『お前に案内する場所なんて、ねーんだよ。さっさと帰りやがれ』と耳が勝手に変換するんですけど、気のせいでしょうか?まあ、お兄様はそんな言葉は言わないでしょうが。見習い騎士団では、幅広い育ちの方々がいるので、耳に変換能力がついてしまったのでしょうか?
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