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21 〜ジオン視点1〜
普段と変わらない昼食の時間、いつもの騎士食堂へ向かった。騎士はココで、朝・昼・夜を食べるのだが、俺は朝はギリギリまで寝てたいので午前中の勤務は辛いが朝は食べない。他の騎士からは昨日新しい子が入ったと午前中に話していたが興味はない。
しかし、食堂に入った瞬間、俺の身体に激震が走った。
『お疲れですっ!』
の声に顔を向けると無邪気に笑いかけてくる少女がいるのだ。ありえないが、彼女の周りにピンク色の花が一気に咲いたような感覚に陥る。2秒程止まってしまったが、兄の後ろに並びトレーを手に取る。
食堂に天使がいる!?
顔が緩んでしまいそうになり、目に力を込めた。狼の群れの中に天使か。大丈夫か?
席に着き食べ始めると兄が話しかけてくる。
「お前、昨日の昼は外だったもんな。彼女昨日からで名前はジュリアちゃんだ。ユーバの従姉妹らしいぞ?で、そのユーバが俺らの部屋掃除を彼女にやってもらってもいいかって。何でも彼女、家の借金の為にココで住み込みだって。2人の部屋掃除を週1で5,000ルビーでどうだって話しなんだけどいいか?」
「あ?ああ。俺は構わないが、あの部屋の掃除任せて大丈夫か?」
「仕方ないだろ?俺らに片付ける能力が備わって無いんだから」
そしてしばらく経ってから正式に頼む事になった。
俺の休日は昼まで寝て、目が覚めたら大体昼になっているから昼飯を食べに行く。
その日は共有スペースの物音がいつもよりも響いていた。兄が何か探しているのか?気にせず俺は寝る。グッスリ寝ていると悲鳴が聞こえた。
『ギャア!!』
一応は女性の悲鳴のように思う。
ああ?しまった、ジュリアが掃除に来る日だったか。しかも俺が裸を見られたのにジュリアが悲鳴とは。
多分、男の体を見慣れてないって事か?反応が見たく俺はパンツだけ履き、部屋を出た。さすがに真っ裸は無理だな。
部屋の扉を開け俺はびっくりした。共有スペースが見事に片付けられている。ユーバも片付けてくれてはいたが、ここまでは綺麗ではなかった。
俺はジュリアを気にせず歯を磨く。
ジュリアの顔は赤いが知らん振りをする。やはり身体を見慣れていないのだろう。俺はジュリアの反応が嬉しくなる。
可愛いなと純粋に思う。
女に対してそんな事を思うのは初めてだった。
しかし、食堂に入った瞬間、俺の身体に激震が走った。
『お疲れですっ!』
の声に顔を向けると無邪気に笑いかけてくる少女がいるのだ。ありえないが、彼女の周りにピンク色の花が一気に咲いたような感覚に陥る。2秒程止まってしまったが、兄の後ろに並びトレーを手に取る。
食堂に天使がいる!?
顔が緩んでしまいそうになり、目に力を込めた。狼の群れの中に天使か。大丈夫か?
席に着き食べ始めると兄が話しかけてくる。
「お前、昨日の昼は外だったもんな。彼女昨日からで名前はジュリアちゃんだ。ユーバの従姉妹らしいぞ?で、そのユーバが俺らの部屋掃除を彼女にやってもらってもいいかって。何でも彼女、家の借金の為にココで住み込みだって。2人の部屋掃除を週1で5,000ルビーでどうだって話しなんだけどいいか?」
「あ?ああ。俺は構わないが、あの部屋の掃除任せて大丈夫か?」
「仕方ないだろ?俺らに片付ける能力が備わって無いんだから」
そしてしばらく経ってから正式に頼む事になった。
俺の休日は昼まで寝て、目が覚めたら大体昼になっているから昼飯を食べに行く。
その日は共有スペースの物音がいつもよりも響いていた。兄が何か探しているのか?気にせず俺は寝る。グッスリ寝ていると悲鳴が聞こえた。
『ギャア!!』
一応は女性の悲鳴のように思う。
ああ?しまった、ジュリアが掃除に来る日だったか。しかも俺が裸を見られたのにジュリアが悲鳴とは。
多分、男の体を見慣れてないって事か?反応が見たく俺はパンツだけ履き、部屋を出た。さすがに真っ裸は無理だな。
部屋の扉を開け俺はびっくりした。共有スペースが見事に片付けられている。ユーバも片付けてくれてはいたが、ここまでは綺麗ではなかった。
俺はジュリアを気にせず歯を磨く。
ジュリアの顔は赤いが知らん振りをする。やはり身体を見慣れていないのだろう。俺はジュリアの反応が嬉しくなる。
可愛いなと純粋に思う。
女に対してそんな事を思うのは初めてだった。
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