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ゆっくりお風呂に浸かり、脱衣所で髪を乾かしていると、視界に折り畳みの椅子がある事に気がつく。あ、椅子があるのは嬉しいかも。椅子に座り髪を乾かす。うん、楽だ。
乾かし終わり、バスローブのままで自分用の部屋に向かう。扉を開け、美緒はびっくりする。狭い1DKの部屋に住んでいるが、その全面積の4倍は有りそうな部屋だ。ベッド・ドレッサー・テレビ等々あり、壁面には大きなクローゼットがある。クローゼットがあっても入れる中身がないのよ~、と思いながら開けてみると、またまたびっくり!今から夏にかけて着れる服がびっしり詰まっているのだ。合わせられるる靴や鞄も収納されている。しかも、クローゼット内の引き出しには下着類も充実していて、サイズもぴったりだ。
何でサイズ知ってるの!?
とりあえずパジャマは無いのかなぁ?とクローゼット内を見ていると、何故かスケスケなキャミソールとか出てくる。着ないよっ!と思いながら見ていると、シンプルな普通のキャミソールとショートパンツを発見する。
ま、これでいいか。
バスローブよりも全然普通だよね?
部屋着っぽいし。
美緒はそれに着替えてベッドに入る。今日は一日疲れたよう。仕事終わってから、夕食ご馳走になって、ブローチから部品が出てきて変な部屋に入って。このマンションに連れて来られて、逃げたら誘拐されそうになって、キスされたり・・・。1日の出来事を思い返しているうちに、美緒はいつの間にか眠っていたのだ。
『コンコンッ』
扉を叩く音がする。
ん?休みの日なんだからまだ寝かせてよ~。
しかし、扉を叩く音はまだ続いている。目を開けると、知らない部屋だ。
!?
あ、ああ。昨日、無理矢理連れて来られて、監視下に置かれたんだった。ムクリと起き上がり、扉を開ける。すると、見た事の無い人が立っている。
「おはようございます。こちらのお手伝いをしております『宮田』と申します。よろしくお願いします」
50代位だろうか?優しそうな女性だ。
「朝食、召し上がられますよね?」
「はあ、頂きます」
ダイニングに向かうと、朝食の準備がしてある。
「葉月様は用事で出掛けられました」
そして、宮田さんは自分以外にもう1人、同世代の通いのお手伝いさんがいると教えてくれる。朝食時から午後1時位まで、朝食と夕食の準備や掃除・洗濯をしてくれるらしい。夕食は冷蔵庫に入れて置いてくれるようだ。
「美緒様もご要望があれば、おっしゃって下さいね。嫌いな食べ物とか、必ず食べたい物、冷蔵庫に置いて欲しい物など。きちんと対応させていただきますので」
ニコリと宮田さんは微笑んでくれる。
「好き嫌いは無いので、大丈夫です。ミネラルウォーターがあれば嬉しいです」
「ああ、それならサーバーがあるので大丈夫ですよ?」
と、リビング内の一角を指す。
ははっ・・・、笑いが出てくる。
乾かし終わり、バスローブのままで自分用の部屋に向かう。扉を開け、美緒はびっくりする。狭い1DKの部屋に住んでいるが、その全面積の4倍は有りそうな部屋だ。ベッド・ドレッサー・テレビ等々あり、壁面には大きなクローゼットがある。クローゼットがあっても入れる中身がないのよ~、と思いながら開けてみると、またまたびっくり!今から夏にかけて着れる服がびっしり詰まっているのだ。合わせられるる靴や鞄も収納されている。しかも、クローゼット内の引き出しには下着類も充実していて、サイズもぴったりだ。
何でサイズ知ってるの!?
とりあえずパジャマは無いのかなぁ?とクローゼット内を見ていると、何故かスケスケなキャミソールとか出てくる。着ないよっ!と思いながら見ていると、シンプルな普通のキャミソールとショートパンツを発見する。
ま、これでいいか。
バスローブよりも全然普通だよね?
部屋着っぽいし。
美緒はそれに着替えてベッドに入る。今日は一日疲れたよう。仕事終わってから、夕食ご馳走になって、ブローチから部品が出てきて変な部屋に入って。このマンションに連れて来られて、逃げたら誘拐されそうになって、キスされたり・・・。1日の出来事を思い返しているうちに、美緒はいつの間にか眠っていたのだ。
『コンコンッ』
扉を叩く音がする。
ん?休みの日なんだからまだ寝かせてよ~。
しかし、扉を叩く音はまだ続いている。目を開けると、知らない部屋だ。
!?
あ、ああ。昨日、無理矢理連れて来られて、監視下に置かれたんだった。ムクリと起き上がり、扉を開ける。すると、見た事の無い人が立っている。
「おはようございます。こちらのお手伝いをしております『宮田』と申します。よろしくお願いします」
50代位だろうか?優しそうな女性だ。
「朝食、召し上がられますよね?」
「はあ、頂きます」
ダイニングに向かうと、朝食の準備がしてある。
「葉月様は用事で出掛けられました」
そして、宮田さんは自分以外にもう1人、同世代の通いのお手伝いさんがいると教えてくれる。朝食時から午後1時位まで、朝食と夕食の準備や掃除・洗濯をしてくれるらしい。夕食は冷蔵庫に入れて置いてくれるようだ。
「美緒様もご要望があれば、おっしゃって下さいね。嫌いな食べ物とか、必ず食べたい物、冷蔵庫に置いて欲しい物など。きちんと対応させていただきますので」
ニコリと宮田さんは微笑んでくれる。
「好き嫌いは無いので、大丈夫です。ミネラルウォーターがあれば嬉しいです」
「ああ、それならサーバーがあるので大丈夫ですよ?」
と、リビング内の一角を指す。
ははっ・・・、笑いが出てくる。
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