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『ヒール63』
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『ヒール63』
兎人の子は話し方にも特徴があった。
ぴょんという言葉をつけて話す。
服装はメイド服装で白いシャツを着ている。
「あなたは兎人なの。領主の館にいたのかな。私は猫人しか見てなくて全然気づかなかったの」
「ずっと居た。みんなの後ろに居たから見えなかったのだ。トレイルの戦いは話しで聞いた。シャークウォーニンは有名な殺し屋。それを倒したと。びっくりぴょん」
「褒められているけど、なぜか軽く思えるな」
軽く思えるのは、多分話し方のせいだろうな。
「トレイル、せっかくみんな待っていたのだし、私もお腹空いたの。食べに行こうよ!」
「ローズに賛成!」
「じゃあ猫人の皆さんと兎人の子も一緒に食べに行きましょう」
「はい!」
「行くぴょん」
ローズとパピアナがお腹が空いたと言い出して、大勢で飲食店に向かう。
メニューはお肉料理だった。
「おお、お肉、戦った後のお肉は最高だ!」
「パピアナ、私も食べる。猫人の皆さんもどうぞ!」
「うわぁ~美味しそう~」
「領主の館では、こんな料理は出なかったから、久しぶりだな~」
美味しそうに食べる猫人達。
お肉を食べる姿は見ていてホッとする。
「領主は金持ちでしょ、そしたら良い物を食べていたはずなのに、あなた達には食べさせなかったてことかな」
「そうです。領主は自分は豪勢な料理を毎日のように食べていて、私達は貧相な料理が定番でした。文句を言うのは怖くて言えませんから、我慢して食べていた」
領主の酷い態度にさらにムカついて来る。
あれだけ金持ちなのに最低の人間だな。
「美味しいぴょん」
「兎人もお肉食べるのね。ところで名前は?」
「私はシシリエンヌ。兎人もお肉は好き。トレイルと一緒に居るとお肉食べれるぴょん」
「シシリエンヌって言うのね。この後はどうするの」
「トレイルと一緒に冒険するぴょん」
いきなりびっくりする発言で、俺はお肉がのどに詰まる。
「えっ、俺と?」
「だめかぴょん?」
「いいや、ダメってことはないが、俺は冒険者をしているんだ、シシリエンヌにも危険が及ぶし、簡単なことじゃないんだ」
「トレイルと私達はダンジョンに行ったり、魔物と戦うの。シシリエンヌは危ない目に会う」
ローズからも積極的にすすめなくて、遠回しに止めるような言い方だな。
俺もその方がいいかな。
「大丈夫、魔物との戦いはある。冒険者をしていた。レベルは30はあるし、得意なのは槍だ。槍を使えるぴょん」
「レベル30!」
「私やミヤマとも変わらないレベルだわ。メイド服装でとてもそうは見えないけど!」
「へえ~、槍を使うのかい。そしてレベルが30か。凄いな俺も! 冒険者していたとは思えなかったので、謝るよ」
まさか冒険者レベルがミヤマ、パピアナと同じくらいあるとは予想してなかった。
それでパピアナとミヤマはびっくりした顔をしている。
「領主にメイドとして使われる前は魔物を狩っていた。しかし別の町にいた時のこと。偶然にも領主の目に止まり、シャークウォーニンが現れて館に連れて行かれたのが原因。本来ならダンジョンにも行く。トレイルのパーティーに入れて欲しい。館に居たくもないのに働かされた時間。あの時間を冒険をして取り戻したい。失った時間は帰ってこない。これから頑張ればいいかな。トレイルのパーティーに参加したいぴょん」
「良いと思うわ。私達のパーティーは竜の守りと言うの。現在はEランクパーティーなんだけどね。でもCランクの魔物を狩ったし、シャークウォーニンも倒したのはご存知の通り」
「トレイル、シシリエンヌは過去に嫌な思い出がある。それを忘れさせるには、冒険したいみたいよ。一緒に冒険するのは、どう?」
ローズからもお願いされる。
領主との時間は嫌な思い出か。
確かにあんな館で働かされていたら、嫌になるよな。
俺がシシリエンヌの過去を忘れさせられるのなら、こんな嬉しいことはない。
「俺はもちろん賛成だ。シシリエンヌは今日から竜の守りの正式なメンバーとする」
俺がメンバーを承認した。
まぁ承認てのは偉そうだが、仲間が増えたわけだ。
「ありがとうトレイル、みんなよろしくぴょん」
「よろしく、ちなみに私は猫人のローズ。最初にトレイルと仲間になった」
「どうもローズ」
「見てのとおり耳長族であるエルフのパピアナ。攻撃魔法が使えます」
「それと私はドワーフのミヤマ。トレイルは体を狙っていて、いつも警戒している。採掘で鍛えた体を狙われている。シシリエンヌも気をつけなさい」
「変な説明しなくていいよ。シシリエンヌが本気にするだろう、俺は違うからな」
変な紹介されてしまいシシリエンヌに見つめられるから、否定しておく。
「……メイド服を好きにしたいとか。困るぴょん」
「本気にした!」
「ミヤマ、どうしてくれるんだ。シシリエンヌが俺を疑っているだろう」
「シシリエンヌには真実を教えた。竜の守りパーティーはシシリエンヌが加わり、もっと大きなパーティーを目指そう!」
「ミヤマ、誤魔化したな」
新たな竜の守りと仲間を整理する。
竜の守り パーティー
トレイル
回復術士
18歳
ローズ
猫人族
15歳
野獣の爪
パピアナ
エルフ族
15歳
ホーリーサークル
ミヤマ
ドワーフ族
16歳
トロールハンマー
シシリエンヌ
兎人族
ーーーーーーーーー
アリストテレス
ドワーフ族
鍛冶士
ミュートエアー
騎士団
雷鳴の悪魔
cランク
クールキャット
獄炎烈剣
オレンジフィズ
トリプルシックス
男
トリプルズ
速度上昇
リルキス
男
タップアウト
男
レッドペルーシュ
ファイア魔法 レベル5
兎人の子は話し方にも特徴があった。
ぴょんという言葉をつけて話す。
服装はメイド服装で白いシャツを着ている。
「あなたは兎人なの。領主の館にいたのかな。私は猫人しか見てなくて全然気づかなかったの」
「ずっと居た。みんなの後ろに居たから見えなかったのだ。トレイルの戦いは話しで聞いた。シャークウォーニンは有名な殺し屋。それを倒したと。びっくりぴょん」
「褒められているけど、なぜか軽く思えるな」
軽く思えるのは、多分話し方のせいだろうな。
「トレイル、せっかくみんな待っていたのだし、私もお腹空いたの。食べに行こうよ!」
「ローズに賛成!」
「じゃあ猫人の皆さんと兎人の子も一緒に食べに行きましょう」
「はい!」
「行くぴょん」
ローズとパピアナがお腹が空いたと言い出して、大勢で飲食店に向かう。
メニューはお肉料理だった。
「おお、お肉、戦った後のお肉は最高だ!」
「パピアナ、私も食べる。猫人の皆さんもどうぞ!」
「うわぁ~美味しそう~」
「領主の館では、こんな料理は出なかったから、久しぶりだな~」
美味しそうに食べる猫人達。
お肉を食べる姿は見ていてホッとする。
「領主は金持ちでしょ、そしたら良い物を食べていたはずなのに、あなた達には食べさせなかったてことかな」
「そうです。領主は自分は豪勢な料理を毎日のように食べていて、私達は貧相な料理が定番でした。文句を言うのは怖くて言えませんから、我慢して食べていた」
領主の酷い態度にさらにムカついて来る。
あれだけ金持ちなのに最低の人間だな。
「美味しいぴょん」
「兎人もお肉食べるのね。ところで名前は?」
「私はシシリエンヌ。兎人もお肉は好き。トレイルと一緒に居るとお肉食べれるぴょん」
「シシリエンヌって言うのね。この後はどうするの」
「トレイルと一緒に冒険するぴょん」
いきなりびっくりする発言で、俺はお肉がのどに詰まる。
「えっ、俺と?」
「だめかぴょん?」
「いいや、ダメってことはないが、俺は冒険者をしているんだ、シシリエンヌにも危険が及ぶし、簡単なことじゃないんだ」
「トレイルと私達はダンジョンに行ったり、魔物と戦うの。シシリエンヌは危ない目に会う」
ローズからも積極的にすすめなくて、遠回しに止めるような言い方だな。
俺もその方がいいかな。
「大丈夫、魔物との戦いはある。冒険者をしていた。レベルは30はあるし、得意なのは槍だ。槍を使えるぴょん」
「レベル30!」
「私やミヤマとも変わらないレベルだわ。メイド服装でとてもそうは見えないけど!」
「へえ~、槍を使うのかい。そしてレベルが30か。凄いな俺も! 冒険者していたとは思えなかったので、謝るよ」
まさか冒険者レベルがミヤマ、パピアナと同じくらいあるとは予想してなかった。
それでパピアナとミヤマはびっくりした顔をしている。
「領主にメイドとして使われる前は魔物を狩っていた。しかし別の町にいた時のこと。偶然にも領主の目に止まり、シャークウォーニンが現れて館に連れて行かれたのが原因。本来ならダンジョンにも行く。トレイルのパーティーに入れて欲しい。館に居たくもないのに働かされた時間。あの時間を冒険をして取り戻したい。失った時間は帰ってこない。これから頑張ればいいかな。トレイルのパーティーに参加したいぴょん」
「良いと思うわ。私達のパーティーは竜の守りと言うの。現在はEランクパーティーなんだけどね。でもCランクの魔物を狩ったし、シャークウォーニンも倒したのはご存知の通り」
「トレイル、シシリエンヌは過去に嫌な思い出がある。それを忘れさせるには、冒険したいみたいよ。一緒に冒険するのは、どう?」
ローズからもお願いされる。
領主との時間は嫌な思い出か。
確かにあんな館で働かされていたら、嫌になるよな。
俺がシシリエンヌの過去を忘れさせられるのなら、こんな嬉しいことはない。
「俺はもちろん賛成だ。シシリエンヌは今日から竜の守りの正式なメンバーとする」
俺がメンバーを承認した。
まぁ承認てのは偉そうだが、仲間が増えたわけだ。
「ありがとうトレイル、みんなよろしくぴょん」
「よろしく、ちなみに私は猫人のローズ。最初にトレイルと仲間になった」
「どうもローズ」
「見てのとおり耳長族であるエルフのパピアナ。攻撃魔法が使えます」
「それと私はドワーフのミヤマ。トレイルは体を狙っていて、いつも警戒している。採掘で鍛えた体を狙われている。シシリエンヌも気をつけなさい」
「変な説明しなくていいよ。シシリエンヌが本気にするだろう、俺は違うからな」
変な紹介されてしまいシシリエンヌに見つめられるから、否定しておく。
「……メイド服を好きにしたいとか。困るぴょん」
「本気にした!」
「ミヤマ、どうしてくれるんだ。シシリエンヌが俺を疑っているだろう」
「シシリエンヌには真実を教えた。竜の守りパーティーはシシリエンヌが加わり、もっと大きなパーティーを目指そう!」
「ミヤマ、誤魔化したな」
新たな竜の守りと仲間を整理する。
竜の守り パーティー
トレイル
回復術士
18歳
ローズ
猫人族
15歳
野獣の爪
パピアナ
エルフ族
15歳
ホーリーサークル
ミヤマ
ドワーフ族
16歳
トロールハンマー
シシリエンヌ
兎人族
ーーーーーーーーー
アリストテレス
ドワーフ族
鍛冶士
ミュートエアー
騎士団
雷鳴の悪魔
cランク
クールキャット
獄炎烈剣
オレンジフィズ
トリプルシックス
男
トリプルズ
速度上昇
リルキス
男
タップアウト
男
レッドペルーシュ
ファイア魔法 レベル5
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