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『ヒール81』
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『ヒール81』
山での魔物は避けられず、この後も戦いになったなか、目的地の野草のある付近地域に到着した。
体力を710回復しました。
経験値を710獲得しました。
レベルが820にアップしました。
レベルが820にアップしました。
レベルが821にアップしました。
レベルが822にアップしました。
レベルが823にアップしました。
レベルが824にアップしました。
かなり山奥であり、普段は人も来ない感じした。
「ブーケドール、あそこにいる人達は今回の参加したパーティー達かな?」
「そうみたい。いくつかの冒険者パーティーが参加した。きっと野草を盗む奴らを一気に捕まえるためだわね。私も警戒していても野草は取られたから」
「ブーケドールが勝てない相手となる今の話から推測すると」
「野草を盗むのはバゲット。昔は冒険者をしていて、今は窃盗落ちした男」
ブーケドールの話では狙いはバゲットという名前らしい。
そいつを捕まえるのが目的だ。
「バゲットは強いのかい。ブーケドールが止められないわけでしょ」
「強いわね。私は盗む時に戦ったけども恐ろしく強かった。ボガートとはケタ違いかな。最低でもCランク以上はある」
「仲間は?」
「います。野草を売ったら金になるから仲間も集まるみたい」
一人ではないらしい。
この広い山に何人いるのか。
そしてどこから野草を盗みに来るのか。
「野草はどこに?」
「こっちよ。野草カワセミの実は」
案内してもらったカワセミの実とやらはあった。
斜面はなく一面平らな地に野草が育っていた。
ごく普通の草にも見えるが俺は草には素人なのであまり深く聞かないでおいた方がいいかな。
「囲いがある。窃盗されないためのものかな」
「囲いはしてあるけど、殆ど役に立たない。小動物からは避けられる程度ってとこ」
野草は確認させてもらい、みんなのところに戻り、見たままを話した。
ローズは頷いて話を聞いていても、パピアナは全く興味ない感じ。
そこへ冒険者パーティーの男が寄って来て、俺に向かって話しかけてきた。
「お前はどこのパーティーだよ。知らねえ顔をしてる。どうせ無名のパーティーだろう?」
「俺のパーティー?」
「そうだよ、言ってみな」
ため口なので俺はムッときたが、同じ目的のパーティーなので話すのが礼儀か。
「竜の守りパーティーだ。俺はトレイル、よろしく」
「竜の守り。おい、みんな知ってるかそんなパーティーを?」
「知らねえ!」
「聞いたことねえ!」
「あははは、みんな知らないようだ。てことは竜の守りはEランクあたりかな、俺らはCランクのパーティーだ。せめて足を引っ張ることは止めてくれ。邪魔になるからだ。言っておくがこれは遊びじゃない仕事だ。相手は窃盗団のバビットだ。帰るなら今のうちだぜ、あははは!」
男は完全に俺が格下と思っているらしく、帰れとまで言い出す始末。
よくも初めて会った人にそこまで言えるなと感じたものの、言い返すとケンカになり得るから、不満は控えるとした。
「バカっじゃない」
「なんだと、この女、俺をバカって言ったか?」
言ったのはパピアナだ。
俺は絶対に言わない。
言われた男は、信じられない顔をしているあたりは、少しは有名な冒険者とみた。
しかしパピアナにはそんなの関係ない。
「バカっじゃないてあなたに言ったのよ。竜の守りはCランクよ。ちゃんとギルドで認定されたんだから、バカっ!」
「バカってうるせえなこの女!」
「バカだからバカって言ったのよ」
「女めCランクて嘘だろ。聞いてないぜ。待てよ、聞いたことあるか。最近になってギルドで急上昇中のパーティーがあると。異例中の異例でランクアップしたとか。それがお前ら竜の守りか」
「そうだろうな」
パピアナにバカ呼ばわりされて怒り気味になったが、俺らのことを知っていた。
「Cランクって嘘だろう。何か不正をしたに違いない。エルフに猫人、ドワーフに兎人のパーティーなんて見たことねえ。無理無理だろ。絶対にCランクじゃないぜ」
「ドワーフをバカにしたな。ハンマーで殴ってやろうか」
「ああ、ミヤマは後ろに下がっていてぴょん」
危なくハンマーを振り下ろすところだったのをシシリエンヌが下がらせる。
「あははは、みんなこのメンバーで一緒にクエストするらしいぜ!」
「ふざけてやがるなエルフ!」
「邪魔すんなよ猫人!」
いくつかのパーティーも集まり、俺達をコケにしだす。
「むむむむむむむむむむっ、むかつくーーーー」
「ローズも落ち着け。これはクエストだ。あの人達は敵じゃないだろう」
「どうしてトレイルはじっとしていられるの。下に見られているのよ。トレイルの方が強いと思う。レベルが800以上あるのはこの中にはいないわよ」
「トレイルはもっと怒るべき」
「パピアナは怒りすぎだが」
「トレイルのバカっ!」
俺が怒らないからパピアナが怒ってしまった。
わけわからない。
「不正をしてCランクになったなら、俺達の足を引っ張るなよ。もし不正をしたら、その場でボコボコにしてやる」
「……」
俺は相手にしなかった。
これ以上会話すると俺も苛立ってくるので、無視した。
冒険者パーティーは竜の守りと他には3つ参加していて、どれも俺を舐めていた感じだ。
少なくても俺の方は協力的にいきたいのだが。
「なんだか私はトレイルに失礼なクエストを紹介してしまったのかしら。このクエストの依頼は窃盗のバゲットを捕まえること。よって最初に捕まえられたパーティーに報酬が支払われる仕組みなの。つまりはパーティーは味方でもあり敵でもあるの」
「ブーケドールは悪くない。目的は窃盗のバゲットだろ。バゲットが現れたらみんな一つになるだろうよ」
「トレイルは甘い。今の感じだとバゲットよりも厄介かも」
「ここで立って話していても無駄。早く行こうぴょん!」
立ち話をしていたらシシリエンヌから言われた。
確かに無駄な時間だった。
考えるよりも追いかけて行こう。
「シシリエンヌの言うとおりだ。みんな行こうか」
山での魔物は避けられず、この後も戦いになったなか、目的地の野草のある付近地域に到着した。
体力を710回復しました。
経験値を710獲得しました。
レベルが820にアップしました。
レベルが820にアップしました。
レベルが821にアップしました。
レベルが822にアップしました。
レベルが823にアップしました。
レベルが824にアップしました。
かなり山奥であり、普段は人も来ない感じした。
「ブーケドール、あそこにいる人達は今回の参加したパーティー達かな?」
「そうみたい。いくつかの冒険者パーティーが参加した。きっと野草を盗む奴らを一気に捕まえるためだわね。私も警戒していても野草は取られたから」
「ブーケドールが勝てない相手となる今の話から推測すると」
「野草を盗むのはバゲット。昔は冒険者をしていて、今は窃盗落ちした男」
ブーケドールの話では狙いはバゲットという名前らしい。
そいつを捕まえるのが目的だ。
「バゲットは強いのかい。ブーケドールが止められないわけでしょ」
「強いわね。私は盗む時に戦ったけども恐ろしく強かった。ボガートとはケタ違いかな。最低でもCランク以上はある」
「仲間は?」
「います。野草を売ったら金になるから仲間も集まるみたい」
一人ではないらしい。
この広い山に何人いるのか。
そしてどこから野草を盗みに来るのか。
「野草はどこに?」
「こっちよ。野草カワセミの実は」
案内してもらったカワセミの実とやらはあった。
斜面はなく一面平らな地に野草が育っていた。
ごく普通の草にも見えるが俺は草には素人なのであまり深く聞かないでおいた方がいいかな。
「囲いがある。窃盗されないためのものかな」
「囲いはしてあるけど、殆ど役に立たない。小動物からは避けられる程度ってとこ」
野草は確認させてもらい、みんなのところに戻り、見たままを話した。
ローズは頷いて話を聞いていても、パピアナは全く興味ない感じ。
そこへ冒険者パーティーの男が寄って来て、俺に向かって話しかけてきた。
「お前はどこのパーティーだよ。知らねえ顔をしてる。どうせ無名のパーティーだろう?」
「俺のパーティー?」
「そうだよ、言ってみな」
ため口なので俺はムッときたが、同じ目的のパーティーなので話すのが礼儀か。
「竜の守りパーティーだ。俺はトレイル、よろしく」
「竜の守り。おい、みんな知ってるかそんなパーティーを?」
「知らねえ!」
「聞いたことねえ!」
「あははは、みんな知らないようだ。てことは竜の守りはEランクあたりかな、俺らはCランクのパーティーだ。せめて足を引っ張ることは止めてくれ。邪魔になるからだ。言っておくがこれは遊びじゃない仕事だ。相手は窃盗団のバビットだ。帰るなら今のうちだぜ、あははは!」
男は完全に俺が格下と思っているらしく、帰れとまで言い出す始末。
よくも初めて会った人にそこまで言えるなと感じたものの、言い返すとケンカになり得るから、不満は控えるとした。
「バカっじゃない」
「なんだと、この女、俺をバカって言ったか?」
言ったのはパピアナだ。
俺は絶対に言わない。
言われた男は、信じられない顔をしているあたりは、少しは有名な冒険者とみた。
しかしパピアナにはそんなの関係ない。
「バカっじゃないてあなたに言ったのよ。竜の守りはCランクよ。ちゃんとギルドで認定されたんだから、バカっ!」
「バカってうるせえなこの女!」
「バカだからバカって言ったのよ」
「女めCランクて嘘だろ。聞いてないぜ。待てよ、聞いたことあるか。最近になってギルドで急上昇中のパーティーがあると。異例中の異例でランクアップしたとか。それがお前ら竜の守りか」
「そうだろうな」
パピアナにバカ呼ばわりされて怒り気味になったが、俺らのことを知っていた。
「Cランクって嘘だろう。何か不正をしたに違いない。エルフに猫人、ドワーフに兎人のパーティーなんて見たことねえ。無理無理だろ。絶対にCランクじゃないぜ」
「ドワーフをバカにしたな。ハンマーで殴ってやろうか」
「ああ、ミヤマは後ろに下がっていてぴょん」
危なくハンマーを振り下ろすところだったのをシシリエンヌが下がらせる。
「あははは、みんなこのメンバーで一緒にクエストするらしいぜ!」
「ふざけてやがるなエルフ!」
「邪魔すんなよ猫人!」
いくつかのパーティーも集まり、俺達をコケにしだす。
「むむむむむむむむむむっ、むかつくーーーー」
「ローズも落ち着け。これはクエストだ。あの人達は敵じゃないだろう」
「どうしてトレイルはじっとしていられるの。下に見られているのよ。トレイルの方が強いと思う。レベルが800以上あるのはこの中にはいないわよ」
「トレイルはもっと怒るべき」
「パピアナは怒りすぎだが」
「トレイルのバカっ!」
俺が怒らないからパピアナが怒ってしまった。
わけわからない。
「不正をしてCランクになったなら、俺達の足を引っ張るなよ。もし不正をしたら、その場でボコボコにしてやる」
「……」
俺は相手にしなかった。
これ以上会話すると俺も苛立ってくるので、無視した。
冒険者パーティーは竜の守りと他には3つ参加していて、どれも俺を舐めていた感じだ。
少なくても俺の方は協力的にいきたいのだが。
「なんだか私はトレイルに失礼なクエストを紹介してしまったのかしら。このクエストの依頼は窃盗のバゲットを捕まえること。よって最初に捕まえられたパーティーに報酬が支払われる仕組みなの。つまりはパーティーは味方でもあり敵でもあるの」
「ブーケドールは悪くない。目的は窃盗のバゲットだろ。バゲットが現れたらみんな一つになるだろうよ」
「トレイルは甘い。今の感じだとバゲットよりも厄介かも」
「ここで立って話していても無駄。早く行こうぴょん!」
立ち話をしていたらシシリエンヌから言われた。
確かに無駄な時間だった。
考えるよりも追いかけて行こう。
「シシリエンヌの言うとおりだ。みんな行こうか」
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