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『ヒール94』
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『ヒール94』
バゲットと名前を出したら、更に怒りをかったらしい。
剣を構えてしまった。
「完全に殺しに来るよ」
「もう逃げるのはよそう。戦う」
「ハンマーで叩いてやろう」
路地裏から逃げずに戦いの選択をした。
あまりにも派手な戦いになった。
路地裏をのぞく人もいたが、危険なのがわかり、見ないふりをして去っていく。
店主の男は強かったが、今の俺にしたら勝てない相手ではなかった。
なにしろ俺はレベルが異常なレベルになったので、剣を振ってもレベル2の初期の頃とは違う。
店主の仲間も簡単に切れる。
仲間どもは倒れ、最後は店主の男だけになった。
「なんだこいつ強い。異常なまでに強い」
俺の剣を見て言った。
「さっきまでの勢いはどうしたのバカっ」
「強いぞ」
「商人の居場所を教えてくれ。どうしても知りたい」
「教えるかよ」
「教えろバカっ」
パピアナが追求するが、答える気はなさそうだ。
「いいこと教えてあげるわよ、あなたが言った竜の守りパーティーのこと。あれね私達のことよ」
「なんだと? お前らが竜の守りか、ちくしょう」
男の感じだと俺達だと思っていなかったみたいだ。
残念だが。
「残念だったな」
「あはははは竜の守りか。面白い。面白い。面白い、いいことを教えてやる」
「言いなさい!」
「トレイルはお前か?」
「俺だが」
「サリオスの雑用係だったのだろ。森の王の」
「なぜ知ってる」
なぜか店主の男はサリオスのパーティーにいたのを知っていて、薄笑いまでしていた。
「町の闘技場に行ってみな。そこで面白いものがみれるだろう」
「闘技場?」
「もっと話せこのやろうっ!」
「ああああ!」
「ミヤマ、本当に死んじゃうって」
「気絶しちゃった」
「話が聞けないよバカっ」
「仕方ないだろ」
ミヤマがハンマーで叩いたら気絶してしまった。
これ以上は話が聞けなくなってしまったが、闘技場が重要なワードだと言った。
「路地裏にずっと居るのも不味いよ。きっと騎士団が見回りに来る。見つかったら面倒になるぴょん」
「ここから去ろう」
騒ぎを起こしたので騎士団が来る前に去った。
町の中に闘技場があるのだろうか。
あの言い方だとありそうだが。
「闘技場があるみたいだな」
「闘技場なら人に聞けば誰でも知っているはずよ」
「闘技場て、金を賭けたりする場所よね。金を増やせるけど、負けたら大損するところ。魔物を戦わせるのが一般的よね。そこに商人がいるのかしら」
「行ってみるしかないかな。でもあの店主の男の言い方は気になったが」
闘技場は魔物と魔物を戦わせる場所。
客はどちらが勝つか金を賭ける。
勝ったら大金を得られるが、負けたら大金を奪われる。
そのため参加するには子供は入場出来ない。
魔物は冒険者が捕えた魔物を使用するらしいと聞いた。
俺は行ったことはないので、想像でしかわからない。
賭け事の好きな人が行くので、あまり行きたくなかった。
町の人に闘技場について聞くまでもなく、町の地図が通りに書いてあり、闘技場は直ぐに発見したからだ。
観光客向けの地図だった。
そこで闘技場に行くとなった。
「トレイルは闘技場に入ったことあるの?」
「ないよ。俺が賭け事するようにみえるかい」
「見えないかな。度胸なさそうだもん」
「博打しないタイプ」
「安全が大事ぴょん」
「みんな俺をバカにしてるな。大金を使ってみるか」
「ダメダメ、負けるぴょん」
闘技場の受付けに。
「5名です」
「どうぞ」
5名分の入場券を購入した。
子供扱いされて拒否されるかと思ったが入場できた。
入場した際に闘技場内は異様な雰囲気。
まさに賭け事してる感たっぷりな感じ。
血走っている目をしている男が多い。
たぶん負けたのだろうな。
「何か怖いぴょん」
「金を賭けてるから。下手に声をかけると怒られそうです」
「怒られる」
「あれを見て。魔物の名前が書かれているぴょん」
「次に出場する魔物だな。私はエインガナが勝つ方に賭ける」
「やめなミヤマ」
「いいや、賭けたい」
「遊びに来たのかい」
ミヤマは自分の思った魔物にお金を賭けていた。
戦う魔物の名前とオッズがあった。
オッズが高い方が弱い。
オッズが低い魔物が強いとされる。
オッズが低いと勝ってもあまり儲からない仕組み。
ミヤマはオッズの高い方に賭けていたから、勝つ確率は低いが。
闘技場は柵に覆われていて、客は囲むように観戦する。
客に魔物から危害を与えられる心配はない設計だ。
柵自体も魔法が付与されていて、物理攻撃と魔法攻撃にも耐えられると書かれてあった。
「さぁ、ミヤマの賭けた魔物が出てきたわ!」
「絶対に勝つ!」
魔物はヘビの形をしていた。
「次の対戦はエインガナ対カリカンジャロスです。オッズはカリカンジャロスが有利、どちらが勝つか!」
「対戦相手の魔物はゴブリンみたいな魔物だ。勝てそうよ」
場内でにらみ合う魔物。
魔物からしたら勝つしか生き残る道はない。
過酷である。
賭けてる人からしたら、魔物の気持ちは考えないのだろう。
興奮している。
戦いが始まった。
大歓声がわき起こった。
ミヤマも自分の金を賭けているので、興奮気味。
熱気が充満している場内。
魔物の叫び声がして、一方が倒れたから、勝負がついたらしい。
勝ったのはカリカンジャロスだった。
熱狂する声と、酷い罵声とが交差していて、ゴブリン似の方に賭けた人は熱狂している。
「負けた~~わ」
「だから言ったでしょ、負けるって」
「あのヘビ、弱すぎ!」
「あははは、賭け事なんてそんなもの」
「残念だったな」
ミヤマは負けて悔しがるが、問題は別にある。
この闘技場に来たのは賭ける為じゃなくて、商人を探して来たてことだ。
今のところ、手がかりはなしだった。
バゲットと名前を出したら、更に怒りをかったらしい。
剣を構えてしまった。
「完全に殺しに来るよ」
「もう逃げるのはよそう。戦う」
「ハンマーで叩いてやろう」
路地裏から逃げずに戦いの選択をした。
あまりにも派手な戦いになった。
路地裏をのぞく人もいたが、危険なのがわかり、見ないふりをして去っていく。
店主の男は強かったが、今の俺にしたら勝てない相手ではなかった。
なにしろ俺はレベルが異常なレベルになったので、剣を振ってもレベル2の初期の頃とは違う。
店主の仲間も簡単に切れる。
仲間どもは倒れ、最後は店主の男だけになった。
「なんだこいつ強い。異常なまでに強い」
俺の剣を見て言った。
「さっきまでの勢いはどうしたのバカっ」
「強いぞ」
「商人の居場所を教えてくれ。どうしても知りたい」
「教えるかよ」
「教えろバカっ」
パピアナが追求するが、答える気はなさそうだ。
「いいこと教えてあげるわよ、あなたが言った竜の守りパーティーのこと。あれね私達のことよ」
「なんだと? お前らが竜の守りか、ちくしょう」
男の感じだと俺達だと思っていなかったみたいだ。
残念だが。
「残念だったな」
「あはははは竜の守りか。面白い。面白い。面白い、いいことを教えてやる」
「言いなさい!」
「トレイルはお前か?」
「俺だが」
「サリオスの雑用係だったのだろ。森の王の」
「なぜ知ってる」
なぜか店主の男はサリオスのパーティーにいたのを知っていて、薄笑いまでしていた。
「町の闘技場に行ってみな。そこで面白いものがみれるだろう」
「闘技場?」
「もっと話せこのやろうっ!」
「ああああ!」
「ミヤマ、本当に死んじゃうって」
「気絶しちゃった」
「話が聞けないよバカっ」
「仕方ないだろ」
ミヤマがハンマーで叩いたら気絶してしまった。
これ以上は話が聞けなくなってしまったが、闘技場が重要なワードだと言った。
「路地裏にずっと居るのも不味いよ。きっと騎士団が見回りに来る。見つかったら面倒になるぴょん」
「ここから去ろう」
騒ぎを起こしたので騎士団が来る前に去った。
町の中に闘技場があるのだろうか。
あの言い方だとありそうだが。
「闘技場があるみたいだな」
「闘技場なら人に聞けば誰でも知っているはずよ」
「闘技場て、金を賭けたりする場所よね。金を増やせるけど、負けたら大損するところ。魔物を戦わせるのが一般的よね。そこに商人がいるのかしら」
「行ってみるしかないかな。でもあの店主の男の言い方は気になったが」
闘技場は魔物と魔物を戦わせる場所。
客はどちらが勝つか金を賭ける。
勝ったら大金を得られるが、負けたら大金を奪われる。
そのため参加するには子供は入場出来ない。
魔物は冒険者が捕えた魔物を使用するらしいと聞いた。
俺は行ったことはないので、想像でしかわからない。
賭け事の好きな人が行くので、あまり行きたくなかった。
町の人に闘技場について聞くまでもなく、町の地図が通りに書いてあり、闘技場は直ぐに発見したからだ。
観光客向けの地図だった。
そこで闘技場に行くとなった。
「トレイルは闘技場に入ったことあるの?」
「ないよ。俺が賭け事するようにみえるかい」
「見えないかな。度胸なさそうだもん」
「博打しないタイプ」
「安全が大事ぴょん」
「みんな俺をバカにしてるな。大金を使ってみるか」
「ダメダメ、負けるぴょん」
闘技場の受付けに。
「5名です」
「どうぞ」
5名分の入場券を購入した。
子供扱いされて拒否されるかと思ったが入場できた。
入場した際に闘技場内は異様な雰囲気。
まさに賭け事してる感たっぷりな感じ。
血走っている目をしている男が多い。
たぶん負けたのだろうな。
「何か怖いぴょん」
「金を賭けてるから。下手に声をかけると怒られそうです」
「怒られる」
「あれを見て。魔物の名前が書かれているぴょん」
「次に出場する魔物だな。私はエインガナが勝つ方に賭ける」
「やめなミヤマ」
「いいや、賭けたい」
「遊びに来たのかい」
ミヤマは自分の思った魔物にお金を賭けていた。
戦う魔物の名前とオッズがあった。
オッズが高い方が弱い。
オッズが低い魔物が強いとされる。
オッズが低いと勝ってもあまり儲からない仕組み。
ミヤマはオッズの高い方に賭けていたから、勝つ確率は低いが。
闘技場は柵に覆われていて、客は囲むように観戦する。
客に魔物から危害を与えられる心配はない設計だ。
柵自体も魔法が付与されていて、物理攻撃と魔法攻撃にも耐えられると書かれてあった。
「さぁ、ミヤマの賭けた魔物が出てきたわ!」
「絶対に勝つ!」
魔物はヘビの形をしていた。
「次の対戦はエインガナ対カリカンジャロスです。オッズはカリカンジャロスが有利、どちらが勝つか!」
「対戦相手の魔物はゴブリンみたいな魔物だ。勝てそうよ」
場内でにらみ合う魔物。
魔物からしたら勝つしか生き残る道はない。
過酷である。
賭けてる人からしたら、魔物の気持ちは考えないのだろう。
興奮している。
戦いが始まった。
大歓声がわき起こった。
ミヤマも自分の金を賭けているので、興奮気味。
熱気が充満している場内。
魔物の叫び声がして、一方が倒れたから、勝負がついたらしい。
勝ったのはカリカンジャロスだった。
熱狂する声と、酷い罵声とが交差していて、ゴブリン似の方に賭けた人は熱狂している。
「負けた~~わ」
「だから言ったでしょ、負けるって」
「あのヘビ、弱すぎ!」
「あははは、賭け事なんてそんなもの」
「残念だったな」
ミヤマは負けて悔しがるが、問題は別にある。
この闘技場に来たのは賭ける為じゃなくて、商人を探して来たてことだ。
今のところ、手がかりはなしだった。
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