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第7話:小悪魔な放課後と、嫉妬に燃えるKカップ
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第7話:小悪魔な放課後と、嫉妬に燃えるKカップ
「ねぇねぇ先輩、あそこのカフェ、パンケーキがすっごく美味しいんですよぉ?」
学園の正門を抜けた瞬間、俺の右腕は「天国」と「地獄」の境界線に囚われていた。
一年生の姫野こころが、俺の腕を自分のHカップの間に強引に挟み込み、ゼロ距離で密着しながら歩いているからだ。
(……くっ、こいつ。Hカップとはいえ、この密着度は反則だ)
彼女が楽しげに弾むたび、腕に伝わるプニプニとした弾力。
あざとい小悪魔特有の、計算された柔らかさ。
周囲の男子生徒たちの視線が、ナイフのように俺の背中に突き刺さるのがわかる。
「……こころ、離れろって。目立ちたくないんだよ、俺は」
「えー? 照れちゃって可愛いなぁ。先輩は、私だけの『特別』なんですから、これくらい当たり前ですよぉ。ほら、もっとこっち……」
彼女がさらに力を込めて、俺の腕をその豊かな肉の谷間へと深く沈めようとした、その時だった。
キィィィィィィィィィィッ!!
静かな下校路に、不釣り合いなタイヤの摩擦音が鳴り響いた。
歩道の脇に急停車したのは、一般市民なら一生に一度お目にかかれるかどうかという、漆黒の最高級リムジン。
周囲の生徒たちが「なんだなんだ?」「誰か誘拐されるのか?」とざわめく中、後部座席のドアが静かに、そして重厚に開いた。
「――そこまでです、泥棒猫さん」
凛とした、けれど氷のように冷たい声。
車から降りてきたのは、フリルとレースを完璧に着こなした、二十代後半の圧倒的な美女――瀬戸透子さんだった。
彼女が歩くたびに、メイド服の限界を超えたKカップが、怒りを表すようにゆっさ、ゆっさと重厚な波を作る。
その迫力に、道行く生徒たちは皆、モーセの十戒のごとく左右に割れた。
「……と、透子さん!? なんでここに……」
「健斗様。本日は帰宅予定時刻を17分と32秒過ぎております。……あまりに胸が騒ぐので、こうしてお迎えに参りました」
透子さんは俺の前に立つと、優雅に一礼した。
だが、その瞳は一切笑っていない。彼女の視線は、俺の腕にへばりついているこころを、まるで「排除すべき不燃ゴミ」でも見るかのように射抜いていた。
「あーら。先輩を迎えに来たっていう、おばさんメイドさん? 先輩はこれから私とデートなんです。お邪魔虫は帰ってくれますかぁ?」
こころが負けじと、俺の腕をさらに強く抱きしめ、Hカップを強調する。
若さと勢いに任せた宣戦布告。
だが、透子さんはフッと余裕の笑みを浮かべた。
「……『おばさん』、ですか。ふふ、最近の子供は言葉の教育がなっていないようですね。そして何より――」
透子さんが一歩、こころに詰め寄る。
「――その程度の『小石』で、健斗様を満足させられると思っているのですか?」
透子さんはそう言うと、自分からグイッと胸を突き出した。
ボォォォォォンッ!!
という効果音が聞こえてきそうなほどの、Kカップの圧倒的な質量。
こころのHカップも一般的には怪物級だが、透子さんの前では、大人と子供ほどの差があった。
「な……っ!? なによその……不自然なデカさ……!」
「朝倉家のメイドたるもの、主人の『むっつり』なご要望に、全身全霊でお応えするのが務め。……健斗様、どちらの感触がお好みか、今すぐ答えを出しなさいませ?」
透子さんは俺の左腕を掴み、自分のKカップの底知れぬ深みへと引きずり込んだ。
右にはあざといH、左には執着のK。
俺の両腕は、今や二人のヒロインによる「肉の万力」に挟まれていた。
「……ひ、二人とも、やめろ! みんな見てるだろ!」
「いいえ、健斗様。この女に、格の違いというものを教えなければなりません」
「わわわ、負けないもん! 先輩、私の方が柔らかいですよぉ!」
(だめだ……このままじゃ、俺の正体がバレるどころか、両腕がもぎ取られる……!)
透子さんのKカップは、もはや柔らかさを通り越して、俺の腕を飲み込み、そのまま彼女の一部にしてしまわんとするような、圧倒的な包容力(と独占欲)に満ちていた。
対するこころは、俺の耳元で「ねえ先輩、あんな年増より私の方がいいでしょ?」と、しっとりとした吐息を漏らす。
道行く生徒たちは、地味な眼鏡のモブキャラ(俺)が、モデル級の美女メイドと、学校一の小悪魔後輩に奪い合われているという地獄絵図に、完全に硬直していた。
「……透子さん、車に乗る。乗るから、一旦離してくれ!」
「かしこまりました。……ですが、このお嬢さんも連れて行きます。朝倉家の『教育』が必要なようですから」
透子さんは冷酷な笑顔のまま、こころの襟首をひょいと掴んだ。
「ええっ!? ちょっと、放してよ、おばさ――ひっ! 目が、目が笑ってない!」
「さあ、健斗様。……今夜は、たっぷりとお話しいたしましょう?」
俺とこころは、そのまま巨大な黒塗りのリムジンの中へと押し込められた。
(……俺の人生最大のピンチだ……)
走り出した車内。
隣でニコニコと(けれど胸元をパツパツに波打たせて)お茶を淹れる透子さんと、恐怖で震えながら俺にしがみつくこころ。
俺の「むっつり」な妄想を遥かに超えた、過酷な放課後が始まった。
「ねぇねぇ先輩、あそこのカフェ、パンケーキがすっごく美味しいんですよぉ?」
学園の正門を抜けた瞬間、俺の右腕は「天国」と「地獄」の境界線に囚われていた。
一年生の姫野こころが、俺の腕を自分のHカップの間に強引に挟み込み、ゼロ距離で密着しながら歩いているからだ。
(……くっ、こいつ。Hカップとはいえ、この密着度は反則だ)
彼女が楽しげに弾むたび、腕に伝わるプニプニとした弾力。
あざとい小悪魔特有の、計算された柔らかさ。
周囲の男子生徒たちの視線が、ナイフのように俺の背中に突き刺さるのがわかる。
「……こころ、離れろって。目立ちたくないんだよ、俺は」
「えー? 照れちゃって可愛いなぁ。先輩は、私だけの『特別』なんですから、これくらい当たり前ですよぉ。ほら、もっとこっち……」
彼女がさらに力を込めて、俺の腕をその豊かな肉の谷間へと深く沈めようとした、その時だった。
キィィィィィィィィィィッ!!
静かな下校路に、不釣り合いなタイヤの摩擦音が鳴り響いた。
歩道の脇に急停車したのは、一般市民なら一生に一度お目にかかれるかどうかという、漆黒の最高級リムジン。
周囲の生徒たちが「なんだなんだ?」「誰か誘拐されるのか?」とざわめく中、後部座席のドアが静かに、そして重厚に開いた。
「――そこまでです、泥棒猫さん」
凛とした、けれど氷のように冷たい声。
車から降りてきたのは、フリルとレースを完璧に着こなした、二十代後半の圧倒的な美女――瀬戸透子さんだった。
彼女が歩くたびに、メイド服の限界を超えたKカップが、怒りを表すようにゆっさ、ゆっさと重厚な波を作る。
その迫力に、道行く生徒たちは皆、モーセの十戒のごとく左右に割れた。
「……と、透子さん!? なんでここに……」
「健斗様。本日は帰宅予定時刻を17分と32秒過ぎております。……あまりに胸が騒ぐので、こうしてお迎えに参りました」
透子さんは俺の前に立つと、優雅に一礼した。
だが、その瞳は一切笑っていない。彼女の視線は、俺の腕にへばりついているこころを、まるで「排除すべき不燃ゴミ」でも見るかのように射抜いていた。
「あーら。先輩を迎えに来たっていう、おばさんメイドさん? 先輩はこれから私とデートなんです。お邪魔虫は帰ってくれますかぁ?」
こころが負けじと、俺の腕をさらに強く抱きしめ、Hカップを強調する。
若さと勢いに任せた宣戦布告。
だが、透子さんはフッと余裕の笑みを浮かべた。
「……『おばさん』、ですか。ふふ、最近の子供は言葉の教育がなっていないようですね。そして何より――」
透子さんが一歩、こころに詰め寄る。
「――その程度の『小石』で、健斗様を満足させられると思っているのですか?」
透子さんはそう言うと、自分からグイッと胸を突き出した。
ボォォォォォンッ!!
という効果音が聞こえてきそうなほどの、Kカップの圧倒的な質量。
こころのHカップも一般的には怪物級だが、透子さんの前では、大人と子供ほどの差があった。
「な……っ!? なによその……不自然なデカさ……!」
「朝倉家のメイドたるもの、主人の『むっつり』なご要望に、全身全霊でお応えするのが務め。……健斗様、どちらの感触がお好みか、今すぐ答えを出しなさいませ?」
透子さんは俺の左腕を掴み、自分のKカップの底知れぬ深みへと引きずり込んだ。
右にはあざといH、左には執着のK。
俺の両腕は、今や二人のヒロインによる「肉の万力」に挟まれていた。
「……ひ、二人とも、やめろ! みんな見てるだろ!」
「いいえ、健斗様。この女に、格の違いというものを教えなければなりません」
「わわわ、負けないもん! 先輩、私の方が柔らかいですよぉ!」
(だめだ……このままじゃ、俺の正体がバレるどころか、両腕がもぎ取られる……!)
透子さんのKカップは、もはや柔らかさを通り越して、俺の腕を飲み込み、そのまま彼女の一部にしてしまわんとするような、圧倒的な包容力(と独占欲)に満ちていた。
対するこころは、俺の耳元で「ねえ先輩、あんな年増より私の方がいいでしょ?」と、しっとりとした吐息を漏らす。
道行く生徒たちは、地味な眼鏡のモブキャラ(俺)が、モデル級の美女メイドと、学校一の小悪魔後輩に奪い合われているという地獄絵図に、完全に硬直していた。
「……透子さん、車に乗る。乗るから、一旦離してくれ!」
「かしこまりました。……ですが、このお嬢さんも連れて行きます。朝倉家の『教育』が必要なようですから」
透子さんは冷酷な笑顔のまま、こころの襟首をひょいと掴んだ。
「ええっ!? ちょっと、放してよ、おばさ――ひっ! 目が、目が笑ってない!」
「さあ、健斗様。……今夜は、たっぷりとお話しいたしましょう?」
俺とこころは、そのまま巨大な黒塗りのリムジンの中へと押し込められた。
(……俺の人生最大のピンチだ……)
走り出した車内。
隣でニコニコと(けれど胸元をパツパツに波打たせて)お茶を淹れる透子さんと、恐怖で震えながら俺にしがみつくこころ。
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