朝倉家の秘め事 ~過剰な愛と5人の獲物~

まさき

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第8話:朝倉家のおもてなし(物理)と、メイドの鉄槌

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​第8話:朝倉家のおもてなし(物理)と、メイドの鉄槌


​ 黒塗りのリムジンが、重厚な鉄門をくぐり抜けて朝倉家の敷地へと入っていく。
 車窓から見える広大な日本庭園と、その奥にそびえ立つ白亜の大豪邸。初めて足を踏み入れる「本物の支配者」の空間に、さしもの小悪魔後輩、姫野こころも顔を引きつらせていた。
​「……ねぇ、先輩。ここ、本当に先輩の家なのぉ? さすがに冗談がきつすぎるっていうか、映画のセットみたいなんだけど……」
「冗談ならどれほど良かったか。……透子さん、そろそろこころを解放してやってくれ」
​ 俺が溜息混じりに言うと、隣に座る透子さんは、柔らかな、けれど逃げ場のない微笑みを浮かべた。
 彼女の膝の上には、先ほどからずっと、俺の左腕がKカップの深淵に埋没したまま鎮座している。
​「いいえ、健斗様。このお嬢さんは、主人の隣を歩く者としての『わきまえ』が少し足りないようです。……安心してください、こころさん。朝倉家のメイド長として、私がじっくりと『おもてなし』の極意を叩き込んで差し上げますから」
​ 透子さんの背後から、どす黒いオーラが見えるのは俺の気のせいだろうか。
 車が玄関に止まり、俺たちは豪華なサロンへと案内された。
 高い天井、クリスタルのシャンデリア。そして、ふかふかの特注ソファ。
​「さあ、お座りなさい。……健斗様、本日は少し趣向を変えたお茶会にいたしましょう」
​ 透子さんはそう言うと、メイド服の襟元をわずかに緩め、ワゴンから銀のティーポットを取り出した。
 同時に、こころを自分の隣に無理やり座らせる。
​「……ねぇ、おもてなしって、お茶を飲むだけじゃないのぉ?」
「ええ、もちろん。ですが朝倉家では、お茶の香りを引き立てるのは、給仕する者の『慈愛の深さ』だと言われているのです。……さあ、始めましょうか」
​ 透子さんが立ち上がり、俺の目の前でティーカップに紅茶を注ぎ始める。
 その際、彼女はわざと深く腰を屈めた。
 
 (……っ! 透子さん、確信犯だろ、それ!)
​ 俺の「むっつりレーダー」が、爆音で警報を鳴らす。
 屈んだ姿勢により、メイド服の胸元は限界まで開き、Kカップの重量級の肉感が、重力に従って俺の目の前へとせり出してきた。
 透き通るような白い肌。そして、ブラジャーのレースが今にも弾け飛びそうなほどの膨らみ。
 彼女がポットを傾けるたび、その巨大な双丘はゆっさ、ゆっさと、まるで生き物のように重厚なリズムで揺れ動く。
​「……健斗様。このお茶の香り……いかがでしょうか?」
「あ、ああ。いい香りだ……(胸しか見てないけどな)」
​「ふふ、嬉しい。……では、こころさん。あなたもやってみなさい。健斗様に、あなたなりの『安らぎ』を差し上げるのです」
​ 透子さんに促され、こころは負けじと立ち上がった。
 彼女は透子さんの「質量の暴力」に対抗すべく、さらに大胆な行動に出た。
​「お茶を注ぐだけなんて、子供の遊びですよぉ。……先輩、こっち向いて?」
​ こころは俺の膝の間に割り込むようにして立ち、俺の顔を自分の胸元へと引き寄せた。
 Hカップ。透子さんに比べれば小ぶりだが、その分、形が整っており、弾力は尋常ではない。
 彼女はブラウスのボタンを二つ外し、自分の胸を両手で下から持ち上げるようにして、俺の鼻先に突き出した。
​「ほら……。私の匂い、お茶よりもいい香りでしょ? 先輩の好きな、あざとい匂いですよぉ」
「こ、こころ……っ。家でそんなことすんな!」
​ 鼻先に触れる、熱い肉の感触。
 Hカップの頂点が、薄い生地越しに俺の頬をなぞる。
 
「……あら、元気があるのは良いことです」
​ 透子さんの声が一段と低くなった。
 彼女は俺の背後に回り込むと、俺の頭を自分のKカップのクッションへと沈め込ませた。
 
 前からはHカップの強襲、後ろからはKカップの包囲。
 俺の視界は、もはや「肉の壁」以外の何物も捉えることができない。
​「さあ、健斗様。ここからが『鉄槌』……いえ、本番の判定です」
「判定……?」
「ええ。どちらの感触が、より健斗様を『むっつり』……失礼、リラックスさせられるか。……手を使って、確かめていただきましょう」
​ 透子さんが、俺の手を強引に引き寄せ、自分の豊かなKカップの側面に押し当てた。
 ズシリ、とした驚異的な重み。指が沈み込んでも、まだその先があるような底知れない柔らかさ。
 
「……っ!?」
「あーっ! ズルイですよおばさんメイド! 先輩、こっちも触ってください! 私の方が、跳ね返すような弾力があるんだから!」
​ こころも負けじと、俺のもう片方の手を自分のHカップへと導き、ぎゅっと抱き込ませた。
 こちらはパンッ、と張り詰めた、若さ溢れる弾力。指を押し返そうとする、力強い反発力。
​ 右手にK、左手にH。
 俺の脳内コンピュータは、もはや情報処理の限界を超えていた。
 
 透子さんは俺の耳元で「……健斗様。私は、あなたの全てを知っているのですよ?」と独占欲たっぷりに囁き、さらに指先を自分の深淵へと導く。
 こころは「先輩、顔が真っ赤! 私の勝ちでいいですよねぇ?」と、わざとらしく胸を揉みしだき、俺の目の前で形を変えて見せる。
​ (……だめだ。レーダーが……レーダーが溶ける……!)
​ あまりの熱量と密着度に、俺の「むっつり」な理性はついに崩壊した。
 
「……二人とも、もういい!……どっちも最高だ! だから一旦離せ!」
​ 叫ぶと同時に、俺は二人を優しく、けれど断固として押し返した。
 静まり返るサロン。
 肩で息をする俺の目の前には、頬を染めたメイドと、乱れた制服で呆然とする後輩。
​「……ふふ。健斗様がこれほど声を荒げるとは。……こころさん、少しは分かったかしら? 私たちの主人は、これほどまでに『溜め込んでいる』のですよ」
「……おばさんの言いたいこと、ちょっとだけ分かったかも。……先輩って、本当に『むっつり』の王様なんだねぇ」
​ こころは感心したように俺を見つめ、少しだけ敬意(?)の混じった笑みを浮かべた。
 
 その時、廊下から再び足音が聞こえてきた。
​「あら。ずいぶん楽しそうな声が聞こえるわね。……私も混ぜてもらってもいいかしら?」
​ 現れたのは、鳳凰寺蘭。
 いつの間にか朝倉家の警備を突破し、自分の家のように堂々と入ってきたJカップのギャルだった。
​「……蘭!? なんでここに……」
「お隣さんでしょ、あたしたちの家。健斗がメイドと後輩を連れ込んだって聞いたから、心配で見に来てあげたんだよ!」
​ 彼女はそう言うと、持っていたバッグを放り投げ、俺の正面に座り込んだ。
 Jカップが、その動作に合わせてダイナミックにバウンドする。
​「さーて! 第二回戦、あたしも混ざっていいよね?」
​ K、J、H。
 朝倉家のサロンは、今や世界で最も「胸騒ぎ」のする戦場へと変貌を遂げていた。
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