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動乱篇
第四十三話:絡みあう心
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クロスロードの冒険者ギルド、そのギルドマスター室。
「――というわけだ。宝珠は、砕け散った」
ルシアンは、カインに「魂の宝珠」の依頼についての顛末を、淡々と報告していた。
「依頼そのものは、失敗ということになる。すまない」
しかし、カインは一行の、特にエリアナ、レン、ユリウスの三人が纏う、以前とは比較にならないほど強大な魔力の気配に気づいていた。その瞳が、静かに細められる。
(…宝珠以上のものを、手に入れてきたか)
彼は、依頼の失敗を咎めることなく、むしろ安堵したように頷いた。
「いや、構わん。お前たちの本来の目的は、達せられたのだろう?」
その言葉に、ルシアンは静かに頷いた。
カインは、机の上に置かれていた、シルベリア王国の公印が押された羊皮紙を、ルシアンへと差し出した。
「お前たちが戻るのを待っていたかのように、ガウェイン騎士団長から、公式な連絡があった」
その内容は、簡潔にして、重いものだった。
「帝国との開戦まで、残された時間は少ない。シルベリア王都にて、アステリア、クロスロード、王国騎士団による、三者合同の戦略会議を開催する、とな」
ルシアンは、その場で評議会の主要メンバー――ブレンナ、クララ、コンラッド、バルディンたちにも、王都へ向かうよう、ギルドの伝令を通じて手配した。数日後、王都で合流し、アステリアとしての正式な方針を決めることになったのだ。
来るべき戦争を前に、全ての駒が、王都という盤上へと集まろうとしていた。
◇
王都へ向かう数日間の準備期間。その昼下がり、ルシアンとエリアナは、二人きりでクロスロードの喧騒から少し離れた食堂のテーブルについていた。
アステリアでの穏やかな時間とは違う、どこかぎこちない空気が流れる。ルシアンは黙ってスープを口に運び、エリアナは目の前のカップを意味もなく指でなぞるばかりで、なかなか食事が進まない。
その沈黙に、耐えきれなくなったのはエリアナだった。彼女は、意を決したように顔を上げると、ルシアンの目をまっすぐに見つめた。
「単刀直入に聞きたいの」
「…レンのこと、どう思ってる?」
その、あまりにもまっすぐな問いに、ルシアンは一瞬驚き、スープを飲む手を止めた。
彼は、スプーンを置くと、同じようにエリアナの目を誠実に見つめ返した。
「…そうか。まず、」
「俺は、エリアナが好きだ」
「レンに対して、同じ感情は持っていない」
その言葉に、エリアナの心に張り詰めていた糸が、ふっと緩んだ。安堵と、抑えきれない喜びで、彼女の表情が、一瞬、花が咲くように輝いた。
「…そっか…。そう、なんだ…」
しかし、その輝きはすぐに、複雑な色を帯びて揺らめいた。
ルシアンは続ける。
「最近のレンの行動を見て、もしかして、とは思っていたんだが…やっぱり、そうなのか?」
「…うん。間違いなく、ルシアンに気があると思う…」
エリアナは、確信を込めて、しかしどこか苦しそうに頷いた。
「そうか…。なら、俺から、ちゃんと伝えないとな」
エリアナは、自分の問いが、ルシアンに新たな苦悩を与え、そして、レンを傷つける未来へと繋がってしまったことに気づき、喜びで温かくなったはずの胸が、ちくりと痛んだ。
「でも、待って!」
エリアナは、思わずルシアンの言葉を遮る。
「私、レンとの今の関係、好きなの。ルシアンの気持ちを聞いて、安心はした。でも、それも確かにそうかもなんだけど…」
言葉が、うまくまとまらない。
「レンと一緒にいたい、のも本当なの…! だから…」
「?」
ルシアンは、ただ困惑した表情で彼女を見つめている。
「一旦、二人の関係を、リセットしない…?」
その、あまりにも突拍子もない提案に、今度はルシアンが言葉を失う番だった。
◇
「え…? どういうことだ」
ルシアンは、エリアナの突拍子もない提案に、ただ困惑した。
「今のままは、なんか辛くて…」
エリアナの声が、震える。
「ううん、幸せだよ。本当に。ルシアンが、同じ気持ちでいてくれたこと、すごく、すごく嬉しい…。ずるいよね、私。それを聞いた後で、こんなわがままを言うなんて…」
彼女の瞳から、ぽろぽろと、大粒の涙がこぼれ落ちた。
「だけど! なんか嫌なの! レンが、ルシアンのことを見てる時の、あの顔…。分かるから。痛いほど、分かるから…! だって、私もずっと、そうだったから。ルシアンが誰かと楽しそうに話してるだけで、胸が苦しくなって…。レンの気持ちも分かるから、余計に辛いの! 私、レンのことも大好きなの。レンとも、今までみたいに、素直に一緒にいたい!」
ルシアンは、胸が締め付けられるような思いで、静かに問い返した。
「…それは、俺が、邪魔だということか?」
「違う!」
エリアナは、叫ぶように首を振った。
「ルシアンも一緒よ! 今の、私たちみんなの関係が好きなの! ルシアンも、レンも、ネロも、誰も、離れてほしくないの!」
その魂の叫びに、ルシアンは何も言えなくなった。
(…本心では、納得したくない。だが、彼女のこのめちゃくちゃなようで、どこまでも優しい願いを、俺は…)
彼は、アステリアで笑い合う仲間たちの顔を、そして、今、目の前で涙を流す、愛しい人の顔を思い浮かべた。
「…分かった。俺も、今の皆との関係は好きだ。一緒にいたい」
彼は、一度、言葉を切ると、強い意志を込めて、エリアナの瞳をまっすぐに見つめた。
「でも、これだけは忘れないでくれ。エリアナ。愛してる」
その、どこまでもまっすぐな言葉に、エリアナの心にあった最後の不安が、すうっと溶けていく。彼女は、涙で濡れた顔のまま、それでも、心の底から嬉しそうに、はにかんだ。
「…うん。…わたしも、だよ」
◇
翌日。王都への出発を前にした、夕食。
宿屋の一室、テーブルに並んだ温かい食事を前に、四人の間には、どこかぎこちない沈黙が流れていた。誰も、目の前の料理に手をつけようとしない。
ルシアン。
「皆に、話があるんだ」
彼は、昨日のエリアナとの会話、そして、二人が下した結論を、レンとユリウスに、一言一句違わずに共有した。
話が終わると、レンは唇をきつく結び、俯いてしまった。
「そんな…私は、そんな風にしてほしく、は、ない…」
その声は、震えていた。
「確かに、ルシアンへの気持ちはある! だけど、それは、自分から本来伝えるべきで、しっかりと結果を受け止めて、前を向くべきだったのは私だ! そして!私はそれから逃げたんだ...エリアナとルシアンが、気を遣う話じゃない…!」
「なぜ…」
「レン。聞いてくれ」
ルシアンは、静かに、しかし強い意志を込めて言った。
「俺は、大切なものを守りたい。確かに、エリアナを愛している。一番大切だ。だが、レン、お前も大事な仲間だ。そして、ユリウスも含めた、このチームが好きで、守りたい。レンの気持ちを勝手に踏みにじったことは、謝る。すまない。だけど、もう一度、絡まった糸はほぐして、皆の気持ちも整理した上で、一緒にいたい。そう思ったんだ」
「私は…」
レンは、自分の不甲斐なさに、拳を握りしめる。
「私は、正直に言うと、自分が許せない。私が、自分でなんとかして、変なことをせずに、ちゃんと…」
「レン!!」
エリアナが、レンの言葉を遮るように、その背中から、強く、強く抱きしめた。
「ごめん…! こんなことして、私、嫌なやつだよね。自分の居場所がいいことに、勝手に憐れむような真似して…」
エリアナの瞳から、涙がこぼれ落ちる。
「でも、レンのことが好きで! あなたの気持ちも、痛いほど分かって! もう、それが耐えられなかったの! レンは、自分が逃げたって言ったけど、それは私も同じ。今、こうやって、自分の嫌な気持ちから逃げてるんだから!」
「だから! 私も、レンも、ルシアンも、もう一度やり直そう! ちゃんと自分の気持ちに正面から向き合って、それぞれが、ちゃんと自分で答えを出そうよ!!」
その、まっすぐな魂の叫びに、レンの心の最後の壁が、崩れ落ちた。
「…わかったわ…。エリアナ…」
彼女の瞳から、一粒だけ、綺麗な涙がこぼれ落ちる。
そして、彼女は涙を拭うと、吹っ切れたような、不敵で、いつものレンらしい笑みを浮かべた。た。
「後悔しないでね。私は、負けないから」
そして、彼女はルシアンに向き直り、涙と笑顔で、はっきりと告げた。
「ルシアン! 好きよ!」
ルシアンは、その言葉を、ただ静かに、そして真摯に受け止めた。
その、あまりにも濃密な空間を、ユリウスの穏やかな声が、ふわりと和らげた。
「さ、皆さん。冷めないうちに、食べましょう! エリアナも、ほら!」
戦いを前に、彼らは全てのわだかまりをぶつけ合い、より強く、複雑で、そして温かい絆で、再び結束した。
「――というわけだ。宝珠は、砕け散った」
ルシアンは、カインに「魂の宝珠」の依頼についての顛末を、淡々と報告していた。
「依頼そのものは、失敗ということになる。すまない」
しかし、カインは一行の、特にエリアナ、レン、ユリウスの三人が纏う、以前とは比較にならないほど強大な魔力の気配に気づいていた。その瞳が、静かに細められる。
(…宝珠以上のものを、手に入れてきたか)
彼は、依頼の失敗を咎めることなく、むしろ安堵したように頷いた。
「いや、構わん。お前たちの本来の目的は、達せられたのだろう?」
その言葉に、ルシアンは静かに頷いた。
カインは、机の上に置かれていた、シルベリア王国の公印が押された羊皮紙を、ルシアンへと差し出した。
「お前たちが戻るのを待っていたかのように、ガウェイン騎士団長から、公式な連絡があった」
その内容は、簡潔にして、重いものだった。
「帝国との開戦まで、残された時間は少ない。シルベリア王都にて、アステリア、クロスロード、王国騎士団による、三者合同の戦略会議を開催する、とな」
ルシアンは、その場で評議会の主要メンバー――ブレンナ、クララ、コンラッド、バルディンたちにも、王都へ向かうよう、ギルドの伝令を通じて手配した。数日後、王都で合流し、アステリアとしての正式な方針を決めることになったのだ。
来るべき戦争を前に、全ての駒が、王都という盤上へと集まろうとしていた。
◇
王都へ向かう数日間の準備期間。その昼下がり、ルシアンとエリアナは、二人きりでクロスロードの喧騒から少し離れた食堂のテーブルについていた。
アステリアでの穏やかな時間とは違う、どこかぎこちない空気が流れる。ルシアンは黙ってスープを口に運び、エリアナは目の前のカップを意味もなく指でなぞるばかりで、なかなか食事が進まない。
その沈黙に、耐えきれなくなったのはエリアナだった。彼女は、意を決したように顔を上げると、ルシアンの目をまっすぐに見つめた。
「単刀直入に聞きたいの」
「…レンのこと、どう思ってる?」
その、あまりにもまっすぐな問いに、ルシアンは一瞬驚き、スープを飲む手を止めた。
彼は、スプーンを置くと、同じようにエリアナの目を誠実に見つめ返した。
「…そうか。まず、」
「俺は、エリアナが好きだ」
「レンに対して、同じ感情は持っていない」
その言葉に、エリアナの心に張り詰めていた糸が、ふっと緩んだ。安堵と、抑えきれない喜びで、彼女の表情が、一瞬、花が咲くように輝いた。
「…そっか…。そう、なんだ…」
しかし、その輝きはすぐに、複雑な色を帯びて揺らめいた。
ルシアンは続ける。
「最近のレンの行動を見て、もしかして、とは思っていたんだが…やっぱり、そうなのか?」
「…うん。間違いなく、ルシアンに気があると思う…」
エリアナは、確信を込めて、しかしどこか苦しそうに頷いた。
「そうか…。なら、俺から、ちゃんと伝えないとな」
エリアナは、自分の問いが、ルシアンに新たな苦悩を与え、そして、レンを傷つける未来へと繋がってしまったことに気づき、喜びで温かくなったはずの胸が、ちくりと痛んだ。
「でも、待って!」
エリアナは、思わずルシアンの言葉を遮る。
「私、レンとの今の関係、好きなの。ルシアンの気持ちを聞いて、安心はした。でも、それも確かにそうかもなんだけど…」
言葉が、うまくまとまらない。
「レンと一緒にいたい、のも本当なの…! だから…」
「?」
ルシアンは、ただ困惑した表情で彼女を見つめている。
「一旦、二人の関係を、リセットしない…?」
その、あまりにも突拍子もない提案に、今度はルシアンが言葉を失う番だった。
◇
「え…? どういうことだ」
ルシアンは、エリアナの突拍子もない提案に、ただ困惑した。
「今のままは、なんか辛くて…」
エリアナの声が、震える。
「ううん、幸せだよ。本当に。ルシアンが、同じ気持ちでいてくれたこと、すごく、すごく嬉しい…。ずるいよね、私。それを聞いた後で、こんなわがままを言うなんて…」
彼女の瞳から、ぽろぽろと、大粒の涙がこぼれ落ちた。
「だけど! なんか嫌なの! レンが、ルシアンのことを見てる時の、あの顔…。分かるから。痛いほど、分かるから…! だって、私もずっと、そうだったから。ルシアンが誰かと楽しそうに話してるだけで、胸が苦しくなって…。レンの気持ちも分かるから、余計に辛いの! 私、レンのことも大好きなの。レンとも、今までみたいに、素直に一緒にいたい!」
ルシアンは、胸が締め付けられるような思いで、静かに問い返した。
「…それは、俺が、邪魔だということか?」
「違う!」
エリアナは、叫ぶように首を振った。
「ルシアンも一緒よ! 今の、私たちみんなの関係が好きなの! ルシアンも、レンも、ネロも、誰も、離れてほしくないの!」
その魂の叫びに、ルシアンは何も言えなくなった。
(…本心では、納得したくない。だが、彼女のこのめちゃくちゃなようで、どこまでも優しい願いを、俺は…)
彼は、アステリアで笑い合う仲間たちの顔を、そして、今、目の前で涙を流す、愛しい人の顔を思い浮かべた。
「…分かった。俺も、今の皆との関係は好きだ。一緒にいたい」
彼は、一度、言葉を切ると、強い意志を込めて、エリアナの瞳をまっすぐに見つめた。
「でも、これだけは忘れないでくれ。エリアナ。愛してる」
その、どこまでもまっすぐな言葉に、エリアナの心にあった最後の不安が、すうっと溶けていく。彼女は、涙で濡れた顔のまま、それでも、心の底から嬉しそうに、はにかんだ。
「…うん。…わたしも、だよ」
◇
翌日。王都への出発を前にした、夕食。
宿屋の一室、テーブルに並んだ温かい食事を前に、四人の間には、どこかぎこちない沈黙が流れていた。誰も、目の前の料理に手をつけようとしない。
ルシアン。
「皆に、話があるんだ」
彼は、昨日のエリアナとの会話、そして、二人が下した結論を、レンとユリウスに、一言一句違わずに共有した。
話が終わると、レンは唇をきつく結び、俯いてしまった。
「そんな…私は、そんな風にしてほしく、は、ない…」
その声は、震えていた。
「確かに、ルシアンへの気持ちはある! だけど、それは、自分から本来伝えるべきで、しっかりと結果を受け止めて、前を向くべきだったのは私だ! そして!私はそれから逃げたんだ...エリアナとルシアンが、気を遣う話じゃない…!」
「なぜ…」
「レン。聞いてくれ」
ルシアンは、静かに、しかし強い意志を込めて言った。
「俺は、大切なものを守りたい。確かに、エリアナを愛している。一番大切だ。だが、レン、お前も大事な仲間だ。そして、ユリウスも含めた、このチームが好きで、守りたい。レンの気持ちを勝手に踏みにじったことは、謝る。すまない。だけど、もう一度、絡まった糸はほぐして、皆の気持ちも整理した上で、一緒にいたい。そう思ったんだ」
「私は…」
レンは、自分の不甲斐なさに、拳を握りしめる。
「私は、正直に言うと、自分が許せない。私が、自分でなんとかして、変なことをせずに、ちゃんと…」
「レン!!」
エリアナが、レンの言葉を遮るように、その背中から、強く、強く抱きしめた。
「ごめん…! こんなことして、私、嫌なやつだよね。自分の居場所がいいことに、勝手に憐れむような真似して…」
エリアナの瞳から、涙がこぼれ落ちる。
「でも、レンのことが好きで! あなたの気持ちも、痛いほど分かって! もう、それが耐えられなかったの! レンは、自分が逃げたって言ったけど、それは私も同じ。今、こうやって、自分の嫌な気持ちから逃げてるんだから!」
「だから! 私も、レンも、ルシアンも、もう一度やり直そう! ちゃんと自分の気持ちに正面から向き合って、それぞれが、ちゃんと自分で答えを出そうよ!!」
その、まっすぐな魂の叫びに、レンの心の最後の壁が、崩れ落ちた。
「…わかったわ…。エリアナ…」
彼女の瞳から、一粒だけ、綺麗な涙がこぼれ落ちる。
そして、彼女は涙を拭うと、吹っ切れたような、不敵で、いつものレンらしい笑みを浮かべた。た。
「後悔しないでね。私は、負けないから」
そして、彼女はルシアンに向き直り、涙と笑顔で、はっきりと告げた。
「ルシアン! 好きよ!」
ルシアンは、その言葉を、ただ静かに、そして真摯に受け止めた。
その、あまりにも濃密な空間を、ユリウスの穏やかな声が、ふわりと和らげた。
「さ、皆さん。冷めないうちに、食べましょう! エリアナも、ほら!」
戦いを前に、彼らは全てのわだかまりをぶつけ合い、より強く、複雑で、そして温かい絆で、再び結束した。
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