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動乱篇
第四十四話:盤上の駆け引き
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シルベリア王国の王城、その最奥にある戦略会議室。巨大な円卓を、各勢力の長たちが囲んでいた。
玉座には国王アラルディス、その傍らには騎士団長ガウェインをはじめとする王国の将軍や有力貴族たち。クロスロードからはギルドマスター・カインと、商人ギルドの新代表。そして、アステリアの代表として、ルシアン、エリアナ、レン、ユリウス、ブレンナ、クララ、バルトという、異例の布陣が一堂に会していた。
部屋の空気は、来るべき戦争の重圧に、張り詰めている。
最初に口火を切ったのは、ガウェインだった。彼は、広げられた地図を指し示しながら、シルベリア側の兵力を報告する。
「現在、東部国境に展開する守備隊は二万。王都直属の騎士団五千を差し向けても、我らが即座に動かせる兵力は、合わせて二万五千が限界だ」
次に、カインがクロスロードの立場を説明した。
「我らは後方支援に徹する。冒険者ギルドが物資の輸送と護衛を、商人ギルドが備蓄している食糧と鉄の提供を約束しよう」
最後に、ブレンナとクララが、アステリアの生産状況を報告した。
「我らが村では、薬草と高栄養価の保存食の生産を、既に戦時体制へと切り替えています。クロスロード経由で、前線へ送り続けることが可能です」
その驚異的な生産力に、シルベリアの貴族たちから、わずかな感嘆の声が漏れる。
しかし、その微かな希望を打ち砕いたのは、カインがもたらした、帝国側の戦力分析だった。
「密偵からの最新情報だ。敵の戦力は、我々の想像を上回る」
カインは、地図の上に、一つの巨大な駒を置いた。
「帝国軍は、総兵力で十万を超える大軍を、既に国境付近に集結させているようだ。その主力は重装歩兵であり、相当数の騎馬兵、そして大規模な攻城兵器部隊の存在も確認されている」
彼は、さらに、一際重い響きを持つ駒を置いた。
「そして、最も厄介なのが、帝国が誇る魔術師団だ。正確な数は不明だが、その規模は、我がシルベリアのそれを遥かに凌駕すると見て間違いない」
その言葉に、それまで黙って聞いていたルシアンが、静かに口を開いた。
「それに加えて、おそらく帝国は、魔力や魔法を妨害する、何らかの魔道具を用いてくるでしょう。これまでの傾向から見て、間違いありません」
その絶望的な戦力差と、未知の脅威に、それまで気丈に振る舞っていたシルベリアの将軍たちの顔から、血の気が引いていくのが分かった。部屋は、重い、重い沈黙に支配された。
◇
重苦しい沈黙が、戦略会議室を支配していた。
十万を超える大軍、未知の魔道具。その絶望的な戦力差を前に、歴戦の将軍たちですら、なすすべなく俯いている。
その沈黙を破ったのは、ルシアンだった。
「絶望するのは、まだ早い」
その、あまりにも静かで、しかし確信に満ちた声に、会議室にいる全員の視線が、一斉に彼へと注がれた。
「確かに、兵の数では我々は圧倒的に不利です。ですが、数の差を覆しうる、いくつかの切り札が、我々にはあります」
彼は、隣に座る仲間たちを、一人、また一人と見回した。
「まず、エリアナとレンさん。この二人の魔術師は、圧倒的な機動力と、戦況を一変させうるほどの殲滅力を兼ね備えています。高速遊撃戦を得意とし、敵陣を側面から崩壊させることも可能でしょう」
「次に、ユリウス。彼の『太陽の炎』は、攻撃だけでなく、味方の傷を癒し、士気を高める力も持っています。彼が後方で支援に徹することで、前線の兵士たちは、自らの限界を超えた力を発揮できるはずです」
そして、彼は自らの胸を指差した。
「俺のこの【星見の瞳】は、戦場全体の魔力の流れを読み解き、敵の動きを事前に察知することができる。そして、切り札として、戦況を覆しうる一撃も持っています。ただし、【竜星の咆哮】…この力は、使えても二度か三度が限界でしょう」
最後に、彼は足元で静かに控えるネロに、そっと手を置いた。
「そして、これが俺たちの最後の切り札だ。このネロは、帝国が使うであろう、あらゆる魔道具を無力化し、その魔力を吸収する力を持っている。…ただし、これほどの御業だ。おそらく、一度しか使えないでしょうが」
太陽の炎、風と雷霆、未来予知にも等しい瞳、そして、魔道具の無効化。
次々と語られる、常識外れの力。シルベリアの将軍たちは、そのあまりにも荒唐無稽な話に、すぐにはついていけない。
しかし、国王アラルディスと、ギルドマスター・カインだけは、その言葉がただの虚言ではないことを、静かに理解していた。
彼らの目に、初めて、確かな希望の色が灯った。
国王が、ルシアンに問いかける。
「…ルシアン殿。君には、何か策があるのだな?」
◇
国王アラルディスの、藁にもすがるような問いかけに、会議室の全ての視線が、再びルシアンへと注がれた。
ルシアンは、静かに頷くと、テーブルに広げられた地図の前に立った。
「はい。ですが、この作戦は、あまりにも奇抜で、そして危険な賭けになります」
彼は、地図の上に駒を置きながら、その驚くべき作戦の骨子を、集まった各勢力の長たちにだけ、静かに、しかしはっきりと語り始めた。
「まず、帝国軍の最初の目標は、国境の要である『グリフォンの砦』となるはずです。我々は、そこに全ての戦力を集結させ、徹底的な籠城戦を行うと見せかけます。ですが、本当の狙いは…」
ルシアンの声が、低く、しかし確信を込めて響き渡る。
「…敵の魔術師団を誘い出し、ユリウスの支援で前線を維持しつつ…。エリアナとレンの二人には、敵の攻城兵器だけを狙わせ…。そして、敵が切り札を出してきた、その瞬間…。俺とネロは、あえて、ここで全てを…」
その、あまりにも常識外れな作戦内容に、歴戦の将軍であるガウェインですら、息を呑んだ。カインは、面白そうに口の端を吊り上げている。それは、シルベリアの兵士たちを、仲間たちを、そして自分自身をも囮に使う、非情なまでの作戦だった。
だが、これ以外に、あの絶望的な戦力差を覆す勝ち筋がないことも、そこにいる誰もが理解していた。
長い、重い沈黙の後、最初に口を開いたのは、国王アラルディスだった。
「…分かった。ルシアン殿。その作戦、王国としても全面的に支持しよう。この戦いの全権を、君に委ねる」
アステリアの存亡は、そしてシルベリア王国の未来は、一人の少年の知略と、その仲間たちの力に託された。
◇
その頃、ヴァルカス帝国、帝都の玉座の間。
ダリウス将軍は、皇帝ザハールに、最終的な進軍計画を報告していた。
「――して、グリフォンの砦を落とす具体的な筋書きは?」
玉座に座す皇帝は、ダリウスの報告を静かに聞いていた。
「はっ。この作戦の要は、敵の最大の防御を、最大の攻撃に転換させることにございます」
ダリウスは、地図を指し示しながら、その緻密で非情な計画を語り始めた。
「まず、第二軍団の騎馬兵で砦を完全に包囲し、外界から孤立させます。次に、後方部隊が敵の射程外に見せかけの攻城兵器を並べた陣地を構築。本命である新型魔導兵器『ネメシス』は、丘の裏に秘匿します」
「そして、効果の薄い陽動攻撃を繰り返し、敵の魔術師どもに、その貴重な魔力を浪費させるのです」
「ふん。小細工を弄する」
「全ては、この後のための布石にございます」と、ダリウスは続ける。
「我らの度重なる挑発に、敵は必ずや、砦の全魔力を注ぎ込んだ大規模な魔法で応じてくるでしょう。その瞬間こそが、好機。ネメシスを起動し、敵が放った全ての魔力を、根こそぎ吸収します」
「敵からすれば、必殺魔法が虚空に消え、砦を守る結界が跡形もなく消失する。理解不能な現象に、敵の士気は完全に崩壊しましょう。そして、敵の魔力を満タンまで吸収したネメシスが、即座にそれを必殺の魔力砲撃として撃ち返すのです」
「狙うは、あの英雄とやらが守る、城門の一角。敵の魔法から生まれたその一撃は、城門と城壁を完全に消滅させ、巨大な突破口を穿ちます」
「そこへ、待機していた第一軍団の重装歩兵六万が、鋼鉄の奔流となって雪崩れ込む。指揮系統と最強兵器を同時に失い、混乱の極みにある敵に、もはや抵抗する術はありません。残るネメシスの一基は、万が一の抵抗に備え、砦の中枢を狙います」
ダリウスは、顔を上げ、完璧な作戦への絶対的な自信を、その目に宿らせた。
「――以上です。我が軍の勝利は揺るぎません」
玉座に座す皇帝は、その完璧な戦略に満足げに頷いた。
「ふん、心配性な男よ。だが、それでこそ我が最強の軍団を任せるに相応しい」
帝国の圧倒的な軍勢が、シルベリア国境に向けて進軍を開始する、地響きのような行軍の音。
両軍の思惑が交錯し、いよいよ決戦の火蓋が切られようとしていた。
玉座には国王アラルディス、その傍らには騎士団長ガウェインをはじめとする王国の将軍や有力貴族たち。クロスロードからはギルドマスター・カインと、商人ギルドの新代表。そして、アステリアの代表として、ルシアン、エリアナ、レン、ユリウス、ブレンナ、クララ、バルトという、異例の布陣が一堂に会していた。
部屋の空気は、来るべき戦争の重圧に、張り詰めている。
最初に口火を切ったのは、ガウェインだった。彼は、広げられた地図を指し示しながら、シルベリア側の兵力を報告する。
「現在、東部国境に展開する守備隊は二万。王都直属の騎士団五千を差し向けても、我らが即座に動かせる兵力は、合わせて二万五千が限界だ」
次に、カインがクロスロードの立場を説明した。
「我らは後方支援に徹する。冒険者ギルドが物資の輸送と護衛を、商人ギルドが備蓄している食糧と鉄の提供を約束しよう」
最後に、ブレンナとクララが、アステリアの生産状況を報告した。
「我らが村では、薬草と高栄養価の保存食の生産を、既に戦時体制へと切り替えています。クロスロード経由で、前線へ送り続けることが可能です」
その驚異的な生産力に、シルベリアの貴族たちから、わずかな感嘆の声が漏れる。
しかし、その微かな希望を打ち砕いたのは、カインがもたらした、帝国側の戦力分析だった。
「密偵からの最新情報だ。敵の戦力は、我々の想像を上回る」
カインは、地図の上に、一つの巨大な駒を置いた。
「帝国軍は、総兵力で十万を超える大軍を、既に国境付近に集結させているようだ。その主力は重装歩兵であり、相当数の騎馬兵、そして大規模な攻城兵器部隊の存在も確認されている」
彼は、さらに、一際重い響きを持つ駒を置いた。
「そして、最も厄介なのが、帝国が誇る魔術師団だ。正確な数は不明だが、その規模は、我がシルベリアのそれを遥かに凌駕すると見て間違いない」
その言葉に、それまで黙って聞いていたルシアンが、静かに口を開いた。
「それに加えて、おそらく帝国は、魔力や魔法を妨害する、何らかの魔道具を用いてくるでしょう。これまでの傾向から見て、間違いありません」
その絶望的な戦力差と、未知の脅威に、それまで気丈に振る舞っていたシルベリアの将軍たちの顔から、血の気が引いていくのが分かった。部屋は、重い、重い沈黙に支配された。
◇
重苦しい沈黙が、戦略会議室を支配していた。
十万を超える大軍、未知の魔道具。その絶望的な戦力差を前に、歴戦の将軍たちですら、なすすべなく俯いている。
その沈黙を破ったのは、ルシアンだった。
「絶望するのは、まだ早い」
その、あまりにも静かで、しかし確信に満ちた声に、会議室にいる全員の視線が、一斉に彼へと注がれた。
「確かに、兵の数では我々は圧倒的に不利です。ですが、数の差を覆しうる、いくつかの切り札が、我々にはあります」
彼は、隣に座る仲間たちを、一人、また一人と見回した。
「まず、エリアナとレンさん。この二人の魔術師は、圧倒的な機動力と、戦況を一変させうるほどの殲滅力を兼ね備えています。高速遊撃戦を得意とし、敵陣を側面から崩壊させることも可能でしょう」
「次に、ユリウス。彼の『太陽の炎』は、攻撃だけでなく、味方の傷を癒し、士気を高める力も持っています。彼が後方で支援に徹することで、前線の兵士たちは、自らの限界を超えた力を発揮できるはずです」
そして、彼は自らの胸を指差した。
「俺のこの【星見の瞳】は、戦場全体の魔力の流れを読み解き、敵の動きを事前に察知することができる。そして、切り札として、戦況を覆しうる一撃も持っています。ただし、【竜星の咆哮】…この力は、使えても二度か三度が限界でしょう」
最後に、彼は足元で静かに控えるネロに、そっと手を置いた。
「そして、これが俺たちの最後の切り札だ。このネロは、帝国が使うであろう、あらゆる魔道具を無力化し、その魔力を吸収する力を持っている。…ただし、これほどの御業だ。おそらく、一度しか使えないでしょうが」
太陽の炎、風と雷霆、未来予知にも等しい瞳、そして、魔道具の無効化。
次々と語られる、常識外れの力。シルベリアの将軍たちは、そのあまりにも荒唐無稽な話に、すぐにはついていけない。
しかし、国王アラルディスと、ギルドマスター・カインだけは、その言葉がただの虚言ではないことを、静かに理解していた。
彼らの目に、初めて、確かな希望の色が灯った。
国王が、ルシアンに問いかける。
「…ルシアン殿。君には、何か策があるのだな?」
◇
国王アラルディスの、藁にもすがるような問いかけに、会議室の全ての視線が、再びルシアンへと注がれた。
ルシアンは、静かに頷くと、テーブルに広げられた地図の前に立った。
「はい。ですが、この作戦は、あまりにも奇抜で、そして危険な賭けになります」
彼は、地図の上に駒を置きながら、その驚くべき作戦の骨子を、集まった各勢力の長たちにだけ、静かに、しかしはっきりと語り始めた。
「まず、帝国軍の最初の目標は、国境の要である『グリフォンの砦』となるはずです。我々は、そこに全ての戦力を集結させ、徹底的な籠城戦を行うと見せかけます。ですが、本当の狙いは…」
ルシアンの声が、低く、しかし確信を込めて響き渡る。
「…敵の魔術師団を誘い出し、ユリウスの支援で前線を維持しつつ…。エリアナとレンの二人には、敵の攻城兵器だけを狙わせ…。そして、敵が切り札を出してきた、その瞬間…。俺とネロは、あえて、ここで全てを…」
その、あまりにも常識外れな作戦内容に、歴戦の将軍であるガウェインですら、息を呑んだ。カインは、面白そうに口の端を吊り上げている。それは、シルベリアの兵士たちを、仲間たちを、そして自分自身をも囮に使う、非情なまでの作戦だった。
だが、これ以外に、あの絶望的な戦力差を覆す勝ち筋がないことも、そこにいる誰もが理解していた。
長い、重い沈黙の後、最初に口を開いたのは、国王アラルディスだった。
「…分かった。ルシアン殿。その作戦、王国としても全面的に支持しよう。この戦いの全権を、君に委ねる」
アステリアの存亡は、そしてシルベリア王国の未来は、一人の少年の知略と、その仲間たちの力に託された。
◇
その頃、ヴァルカス帝国、帝都の玉座の間。
ダリウス将軍は、皇帝ザハールに、最終的な進軍計画を報告していた。
「――して、グリフォンの砦を落とす具体的な筋書きは?」
玉座に座す皇帝は、ダリウスの報告を静かに聞いていた。
「はっ。この作戦の要は、敵の最大の防御を、最大の攻撃に転換させることにございます」
ダリウスは、地図を指し示しながら、その緻密で非情な計画を語り始めた。
「まず、第二軍団の騎馬兵で砦を完全に包囲し、外界から孤立させます。次に、後方部隊が敵の射程外に見せかけの攻城兵器を並べた陣地を構築。本命である新型魔導兵器『ネメシス』は、丘の裏に秘匿します」
「そして、効果の薄い陽動攻撃を繰り返し、敵の魔術師どもに、その貴重な魔力を浪費させるのです」
「ふん。小細工を弄する」
「全ては、この後のための布石にございます」と、ダリウスは続ける。
「我らの度重なる挑発に、敵は必ずや、砦の全魔力を注ぎ込んだ大規模な魔法で応じてくるでしょう。その瞬間こそが、好機。ネメシスを起動し、敵が放った全ての魔力を、根こそぎ吸収します」
「敵からすれば、必殺魔法が虚空に消え、砦を守る結界が跡形もなく消失する。理解不能な現象に、敵の士気は完全に崩壊しましょう。そして、敵の魔力を満タンまで吸収したネメシスが、即座にそれを必殺の魔力砲撃として撃ち返すのです」
「狙うは、あの英雄とやらが守る、城門の一角。敵の魔法から生まれたその一撃は、城門と城壁を完全に消滅させ、巨大な突破口を穿ちます」
「そこへ、待機していた第一軍団の重装歩兵六万が、鋼鉄の奔流となって雪崩れ込む。指揮系統と最強兵器を同時に失い、混乱の極みにある敵に、もはや抵抗する術はありません。残るネメシスの一基は、万が一の抵抗に備え、砦の中枢を狙います」
ダリウスは、顔を上げ、完璧な作戦への絶対的な自信を、その目に宿らせた。
「――以上です。我が軍の勝利は揺るぎません」
玉座に座す皇帝は、その完璧な戦略に満足げに頷いた。
「ふん、心配性な男よ。だが、それでこそ我が最強の軍団を任せるに相応しい」
帝国の圧倒的な軍勢が、シルベリア国境に向けて進軍を開始する、地響きのような行軍の音。
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追記:2025/09/20
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