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1章「おっさん田中太郎悪役令嬢に転生」
5話「正ヒロインステラお嬢様」
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―なんちゃら家中庭―
いい加減な主人公ルチーナのせいで正式名称の登場が遅れてしまった家。
ここには悪役令嬢物語に必須らしい、王子様と婚約を遂げる正ヒロインが住んでいる家である。
正式名称はキルミール家であり、正ヒロインの座に手にした令嬢はステラ・キルミールと言う名だ。
歳はルチーナと同じく14歳で背丈や体形は女子平均。。
ブラウンカラーで滑らかなミドルヘアーをし、アクセサリーとして薄水色のカチューシャを身に付けている。
美しく、また清らかに礼儀正しいその風貌は王子様を射止めただけの事はあり、大衆からの評判も高く、王子との婚約が決まった後も陰ながらに想いだけを伝える男性は後を絶たなかった。
今日は、お忍びでやって来た王子様と楽しい時を過ごしている様だ。
小鳥のさえずりが優しく耳にひびき渡り、おだやかな風が柔らかく身体を包み込む。
中庭に配置された木製のテーブルに配備されている木製の椅子に座り、陶器製のカップに注がれたローズティーを、対面に座る王子とたしなんでいる。
カレンで清楚な王道令嬢ステラの婚約者、エリウッド・タルティア・アスモフ王子は笑顔でこたえながらローズティーをゆっくりと口にする。
エリウッドは、肩程まで掛かる美しいブロンドヘアーをそっとなでた。
その仕草を見たステラは口元にそっと手を充て柔らかい笑みを浮かべる。
髪の美しさだけで無く、日々の鍛錬により鍛え上げられた美しき肉体、男性の平均よりも高い長身、そして誰がどう見てもイケメンと認める美しき容姿。
ステラと同じく、婚約が決まった後にも関わらず令嬢、他国の王女から陰ながら想いを伝えられる事は多い。
どちらも清く正しき心も美貌をも持つ完璧なカップルであろう。
「フフフ、美しい君を妃に迎え入れらるこの僕は幸せな人間だよ」
甘いマスクを持つイケメン王子様が、優しい笑みを浮かべながらステラに対してそっとささやく。
彼にこの様な事を言われ、ほれこまない女性などまずい居ないだろう。
「わたくしも殿下と共に歩むこれから先の人生を幸せに感じとうございます」
美しく清楚な令嬢ステラもエリウッドと同じく、天使が舞い降りたかの様な柔らかな笑顔を返す。
彼女もまた、ほれ込まない男性を探す方が無理だろう。
夕日が沈むまでの間、王子エリウッドと令嬢ステラの神聖とも言えるデートは続いたのであった。
―レオナルトの研究室―
俺、ルチーナの部屋にあったデスクの引き出しとレオナの研究室はつながっていたみたいだ。
よく分からない真っ暗な空間を通過した後俺は今彼の研究室にいる。
広さはあの小僧が使うには十二分に広い。
室内のイメージは小綺麗な研究室と言った所だ。
何だか知らないが、部屋の奥には押し入れみたいな空間がある。
多分失敗作か研究中の資料を入れるのだろう。
「いかにもって感じですわね」
「えっへん! すごいでしょう!」
腰に手をあて胸を逸らしながら自慢に言うレオナだ。
巨乳な女の子がじまんの胸を、目の前に居るまな板女の子に対して見せ付ける仕草に似ている。
だからキミは男の子でしょうに!
と言いたくなってくるが、本人にその意思があるのか分からない以上気にしないでおいてやろう。
クソッ! なんかムカついてくるんですがっ!
「えへへ、大丈夫だよ? お姉ちゃん? まだまだ成長するからね! それに、イザって時はボクの発明で何とかするから!」
俺が自分に胸が無い事を気にしていると思ったのか、レオナがなぐさめてくれたみたいだ。
「レオナルト。 悪役令嬢は何をすれば良いのかしら?」
実は、悪役令嬢については生前人気があるジャンルだった以上の事を知らない。
「ふふふ、お姉ちゃん? それならボクに任せてよ! 悪役令嬢がやるべき事を記したモノを作るよ!」
にっこりと笑顔を見せるレオナ。
あっさりと作ると言う辺り、さすが女神がオプションとして付けた天才科学者か。
「ありがとう、頼みますわよ」
しばらく時間が掛かるだろうと思った俺は、部屋のすみに配置されている椅子に向かった。
「出来たよ! お姉ちゃん!」
椅子に辿り着き、座ろうとした所でレオナが叫んだ。
え? 早くね?
俺がレオナの方へ振り返るとニコニコ笑顔で両手をぶんぶんとしていた。
右手にはきらりと光る金属物質を持っているのが見えた。
「それは?」
俺はレオナの元に近付き、彼が右手に持つ物についてたずねた。
「えっへん! 悪役令嬢に関しての手引書が内蔵された指輪だよ! これを指にはめると、この指輪に内蔵されたデータをよびだせるんだ!」
レオナは説明を続ける。
○すげー便利な指輪(発明ナンバー1)
・「ステータス・オープン」頭で言えばステータス画面が表示される。
そこから必要な本等を思えば開いてくれる。 また、普通の本として出す事も可能。
・内蔵されてるデータは順次アップデートされる。
その他便利機能が沢山ある。
・基本的には、この話を面白くする為都合の良いモノになっている。
「レオナルト君、その様なモノを開発なされるなんて素晴らしい事でありますわ」
「へっへっへ! 試しに使ってみてよ!」
俺はレオナルトから、銀色の指輪を受け取った。
何の飾り気も無くシンプルなデザインの指輪を左手小指にはめた。
少しばかり大きいと思ったが、嵌めた途端に指輪は俺の指のサイズに合わせ変化し丁度良いサイズとなった。
指輪を身に着けた俺は早速『悪役令嬢の手引書』を呼び出した。
呼び出した手引書とやらは数ページしかないみたいだ。
まぁ、あんな短時間で作ったなら仕方ないと言うか、この量でもフツーは不可能だし、その内続きを書いてくれるのだろう。
俺は深い事を気にする事無く書かれていた情報を眺める。
おん? 悪役令嬢たるもの、第一に正ヒロインと王子様の間に結ばれたこんにゃくを破棄する事が定石である。
だって? うーん? 幾ら悪役令嬢モノの知識が無い俺でもこれは婚約破棄の間違いと思うが?
違和感を覚えた俺はレオナをチラッと見るが、得意気な表情を浮かべている。
むー。 こんなすげぇ指輪をものの数秒で作り上げる天才がそんなベタベタで誰が聞いても真冬の北海道並みに寒い間違いする訳ねぇよなぁ?
うむ、この世界の悪役令嬢は正ヒロインのこんにゃくを破棄するのが真っ先にやるべき事なのだろう!
「レオナルト君、改めて感謝致しますわ。 さっそくわたくしは悪役令嬢としての役目を果たして参ります」
俺はレオナに対しニコっと笑顔を見せ彼の研究室を後にした。
「僕は研究の続きをするよ!」
レオナは嬉しそうに俺を見送ると、押し入れに向かったのであった。
いい加減な主人公ルチーナのせいで正式名称の登場が遅れてしまった家。
ここには悪役令嬢物語に必須らしい、王子様と婚約を遂げる正ヒロインが住んでいる家である。
正式名称はキルミール家であり、正ヒロインの座に手にした令嬢はステラ・キルミールと言う名だ。
歳はルチーナと同じく14歳で背丈や体形は女子平均。。
ブラウンカラーで滑らかなミドルヘアーをし、アクセサリーとして薄水色のカチューシャを身に付けている。
美しく、また清らかに礼儀正しいその風貌は王子様を射止めただけの事はあり、大衆からの評判も高く、王子との婚約が決まった後も陰ながらに想いだけを伝える男性は後を絶たなかった。
今日は、お忍びでやって来た王子様と楽しい時を過ごしている様だ。
小鳥のさえずりが優しく耳にひびき渡り、おだやかな風が柔らかく身体を包み込む。
中庭に配置された木製のテーブルに配備されている木製の椅子に座り、陶器製のカップに注がれたローズティーを、対面に座る王子とたしなんでいる。
カレンで清楚な王道令嬢ステラの婚約者、エリウッド・タルティア・アスモフ王子は笑顔でこたえながらローズティーをゆっくりと口にする。
エリウッドは、肩程まで掛かる美しいブロンドヘアーをそっとなでた。
その仕草を見たステラは口元にそっと手を充て柔らかい笑みを浮かべる。
髪の美しさだけで無く、日々の鍛錬により鍛え上げられた美しき肉体、男性の平均よりも高い長身、そして誰がどう見てもイケメンと認める美しき容姿。
ステラと同じく、婚約が決まった後にも関わらず令嬢、他国の王女から陰ながら想いを伝えられる事は多い。
どちらも清く正しき心も美貌をも持つ完璧なカップルであろう。
「フフフ、美しい君を妃に迎え入れらるこの僕は幸せな人間だよ」
甘いマスクを持つイケメン王子様が、優しい笑みを浮かべながらステラに対してそっとささやく。
彼にこの様な事を言われ、ほれこまない女性などまずい居ないだろう。
「わたくしも殿下と共に歩むこれから先の人生を幸せに感じとうございます」
美しく清楚な令嬢ステラもエリウッドと同じく、天使が舞い降りたかの様な柔らかな笑顔を返す。
彼女もまた、ほれ込まない男性を探す方が無理だろう。
夕日が沈むまでの間、王子エリウッドと令嬢ステラの神聖とも言えるデートは続いたのであった。
―レオナルトの研究室―
俺、ルチーナの部屋にあったデスクの引き出しとレオナの研究室はつながっていたみたいだ。
よく分からない真っ暗な空間を通過した後俺は今彼の研究室にいる。
広さはあの小僧が使うには十二分に広い。
室内のイメージは小綺麗な研究室と言った所だ。
何だか知らないが、部屋の奥には押し入れみたいな空間がある。
多分失敗作か研究中の資料を入れるのだろう。
「いかにもって感じですわね」
「えっへん! すごいでしょう!」
腰に手をあて胸を逸らしながら自慢に言うレオナだ。
巨乳な女の子がじまんの胸を、目の前に居るまな板女の子に対して見せ付ける仕草に似ている。
だからキミは男の子でしょうに!
と言いたくなってくるが、本人にその意思があるのか分からない以上気にしないでおいてやろう。
クソッ! なんかムカついてくるんですがっ!
「えへへ、大丈夫だよ? お姉ちゃん? まだまだ成長するからね! それに、イザって時はボクの発明で何とかするから!」
俺が自分に胸が無い事を気にしていると思ったのか、レオナがなぐさめてくれたみたいだ。
「レオナルト。 悪役令嬢は何をすれば良いのかしら?」
実は、悪役令嬢については生前人気があるジャンルだった以上の事を知らない。
「ふふふ、お姉ちゃん? それならボクに任せてよ! 悪役令嬢がやるべき事を記したモノを作るよ!」
にっこりと笑顔を見せるレオナ。
あっさりと作ると言う辺り、さすが女神がオプションとして付けた天才科学者か。
「ありがとう、頼みますわよ」
しばらく時間が掛かるだろうと思った俺は、部屋のすみに配置されている椅子に向かった。
「出来たよ! お姉ちゃん!」
椅子に辿り着き、座ろうとした所でレオナが叫んだ。
え? 早くね?
俺がレオナの方へ振り返るとニコニコ笑顔で両手をぶんぶんとしていた。
右手にはきらりと光る金属物質を持っているのが見えた。
「それは?」
俺はレオナの元に近付き、彼が右手に持つ物についてたずねた。
「えっへん! 悪役令嬢に関しての手引書が内蔵された指輪だよ! これを指にはめると、この指輪に内蔵されたデータをよびだせるんだ!」
レオナは説明を続ける。
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・基本的には、この話を面白くする為都合の良いモノになっている。
「レオナルト君、その様なモノを開発なされるなんて素晴らしい事でありますわ」
「へっへっへ! 試しに使ってみてよ!」
俺はレオナルトから、銀色の指輪を受け取った。
何の飾り気も無くシンプルなデザインの指輪を左手小指にはめた。
少しばかり大きいと思ったが、嵌めた途端に指輪は俺の指のサイズに合わせ変化し丁度良いサイズとなった。
指輪を身に着けた俺は早速『悪役令嬢の手引書』を呼び出した。
呼び出した手引書とやらは数ページしかないみたいだ。
まぁ、あんな短時間で作ったなら仕方ないと言うか、この量でもフツーは不可能だし、その内続きを書いてくれるのだろう。
俺は深い事を気にする事無く書かれていた情報を眺める。
おん? 悪役令嬢たるもの、第一に正ヒロインと王子様の間に結ばれたこんにゃくを破棄する事が定石である。
だって? うーん? 幾ら悪役令嬢モノの知識が無い俺でもこれは婚約破棄の間違いと思うが?
違和感を覚えた俺はレオナをチラッと見るが、得意気な表情を浮かべている。
むー。 こんなすげぇ指輪をものの数秒で作り上げる天才がそんなベタベタで誰が聞いても真冬の北海道並みに寒い間違いする訳ねぇよなぁ?
うむ、この世界の悪役令嬢は正ヒロインのこんにゃくを破棄するのが真っ先にやるべき事なのだろう!
「レオナルト君、改めて感謝致しますわ。 さっそくわたくしは悪役令嬢としての役目を果たして参ります」
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