14 / 46
2章「ゲームで悪行?」
13話
しおりを挟む
―レオナの研究室―
「ったく、何で俺の書いた小説のキャラが感想を出して来たんだよ」
緩休話題が終わりレオナの研究室に戻った俺は深いため息をついた。
「大体、作者のやろーがどーして感想送って来やがったんだよ、まったく」
「えっへっへ、上手くいって良かったね」
ご機嫌ニコニコなレオナだ。
こやつの発明のお陰で緩休話題のエリアに行けた訳だ。
どういうメカニズムか俺にも分からん。
大体、俺が帰って来てから5秒位で作りやがったからな、理屈も何も分かったもんじゃない。
「ルチーナ様! お帰りなさいませ!」
惚れ薬の効果で俺にメロメロであるステラおじょー様が俺に抱き着いて来た。
「うへっ、うへっ、ステラたん、るちーなちゃんは今帰って来たよ~」
いやーこんな美人なお嬢様が俺にめろめなんてサイコーだぜ。
「そうはさせないYO。 ルチーナ嬢はこの私エリウッドのモノSA」
エリウッドが空中で上着をパージさせながら俺に飛びついた。
テメー、履いてるモンパージしやがったら分かってるだろーな?
「うぎゃあああああっ」
心の中で悪態つこうが、ステラたんに抱き着かれてる現状、エリウッド王子によるダイブアタックを避ける事は出来なかった。
不覚ナリ、反対側からエリウッドに抱き着かれてしまったのだ。
ちっくしょう、幸福と不幸を同時に押し付けんなや!
がーーー、男に抱き着かれるとかマジで気持ちわりぃぃんだけど!
けどっ、ステラたんのお胸の感触を手放すワケにわあああああっ
「お姉ちゃんだけずるいよぉ」
とレオナの声だ。
奴は男食だ、これはもしかしてもしかすると、君は俺の救世主(メシア)になってくれるんじゃないかっ!
「た、助けてくれ、レオナ」
レオナはにっこりと笑うと、例の赤色惚れ薬を取り出した。
「お兄ちゃん、のどかわかないかなぁ?」
レオナが優しくエリウッドに問いかけるが、
「心配無用、私は元気SA!」
何が元気だ言ってみやがれ、って何テメーは俺にキスしようとしやがる!!!!
ここで、レオナが俺に耳打ちをした。
「お姉ちゃん? アレはボク専用だから大丈夫、だから、口移しで飲ませてあげて欲しいなぁ」
ちょ、おま、ふざけんな! 何が悲しゅうて男同士でキスしなければならんのだ!
「大丈夫だよ☆ 1回で済むから♪」
可愛く言うなッ! チィッ確かにレオナの言う通りかもしれねぇッ、たった一度、たったの一度だけ野郎との口づけをガマンするだけで奴はレオナにメロメロになるならっ!
「クソッ」
俺はレオナから惚れ薬を受け取り、口に含む。
「さぁ、愛しきルチーナ嬢よ私の想いを受け取ってくれたまE」
エリウッド王子からのくちびるが迫る。
俺はそれを仕方無く受け入れ、惚れ薬を口移しでエリウッドに飲ませた。
「不潔ですわ!」
5秒ほどエリウッド王子様との口付けをさせられたところで、ステラおじょー様が俺とエリウッドを引きはがした。
「うげええええ」
「ハッ!? あ、貴方は! 私が求めていた美しきお方ッ」
エリウッドがレオナをみつめ、瞳をかがやかせた。
はぁ、はぁ、これでエリウッドはレオナにメロメロになるんだよな。
「えへへ、おにいちゃん、カッコイイね」
「うっぐっ、うおぉぉぉっ、神よ許したまE」
エリウッドが頭を抱えながらひざまづいた。
は? どういう事だ? レオナの惚れ薬が最優先されるんじゃねぇのか?
「大丈夫だよ」
レオナがエリウッドの隣にちょこんと座る。
「わ、わたしは、私は二人の人間を同時に好きになってしまったっ。Ah! 私は何と罪深き人間なのDA」
あ?ちょっと待て今なんつった?二人つったよな?どーゆーことだ?
俺はエリウッドの隣でニコニコ笑顔のレオナをにらみつけた。
「えへへ、お姉ちゃん☆ 僕だけがひとり占めしちゃうのはお姉ちゃんに悪いと思ったんだぁ☆」
レオナが無邪気な笑顔で俺に言う。
「エリウッド様でしたらレオナがひとり占めしても構いません事よ」
「ええ~そうなのぉ? ボク、お姉ちゃんもエリウッドさんの事好きだと思ってたんだぁ」
一見俺に気づかっている様に見えるレオナだが。
どーーーーーして君は目を泳がせてるのかなぁ? なーーーーんで君の言葉は棒読みだったのかなぁ?
原稿用紙10枚位で良いから理由をまとめて欲しいなぁ?
「あら? 私にその様な事はありませんことよ」
「そっかぁ、あ、ルチーナお姉ちゃんごめんね☆ 惚れ薬の材料無くなっちゃったんだぁ☆」
おい、てへぺろしてごまかすんじゃねぇよ。
てへぺろってのは可愛い女の子限定の技術だぞ、そう、ステラたんみた。
「おおおおおっこのいと美しき姿ああああっ、このエリウッドの胸にキューピットの矢が貫き申したZO」
お前、何野郎のてへぺろに魅了されてんだよ。
しかもビミョーにキャラ変わってんぞコラ。
おめーいつの間に武士キャラになってんだよ。
「えへへ、ルチーナお姉ちゃん☆ 面白いモノ開発したから許してよぉ」
猫なで声でこんがんするレオナだ。
だから、それは可愛い女の子。
チッ何メロメロになってんだよエリウッドの野郎め。
「ったく、何で俺の書いた小説のキャラが感想を出して来たんだよ」
緩休話題が終わりレオナの研究室に戻った俺は深いため息をついた。
「大体、作者のやろーがどーして感想送って来やがったんだよ、まったく」
「えっへっへ、上手くいって良かったね」
ご機嫌ニコニコなレオナだ。
こやつの発明のお陰で緩休話題のエリアに行けた訳だ。
どういうメカニズムか俺にも分からん。
大体、俺が帰って来てから5秒位で作りやがったからな、理屈も何も分かったもんじゃない。
「ルチーナ様! お帰りなさいませ!」
惚れ薬の効果で俺にメロメロであるステラおじょー様が俺に抱き着いて来た。
「うへっ、うへっ、ステラたん、るちーなちゃんは今帰って来たよ~」
いやーこんな美人なお嬢様が俺にめろめなんてサイコーだぜ。
「そうはさせないYO。 ルチーナ嬢はこの私エリウッドのモノSA」
エリウッドが空中で上着をパージさせながら俺に飛びついた。
テメー、履いてるモンパージしやがったら分かってるだろーな?
「うぎゃあああああっ」
心の中で悪態つこうが、ステラたんに抱き着かれてる現状、エリウッド王子によるダイブアタックを避ける事は出来なかった。
不覚ナリ、反対側からエリウッドに抱き着かれてしまったのだ。
ちっくしょう、幸福と不幸を同時に押し付けんなや!
がーーー、男に抱き着かれるとかマジで気持ちわりぃぃんだけど!
けどっ、ステラたんのお胸の感触を手放すワケにわあああああっ
「お姉ちゃんだけずるいよぉ」
とレオナの声だ。
奴は男食だ、これはもしかしてもしかすると、君は俺の救世主(メシア)になってくれるんじゃないかっ!
「た、助けてくれ、レオナ」
レオナはにっこりと笑うと、例の赤色惚れ薬を取り出した。
「お兄ちゃん、のどかわかないかなぁ?」
レオナが優しくエリウッドに問いかけるが、
「心配無用、私は元気SA!」
何が元気だ言ってみやがれ、って何テメーは俺にキスしようとしやがる!!!!
ここで、レオナが俺に耳打ちをした。
「お姉ちゃん? アレはボク専用だから大丈夫、だから、口移しで飲ませてあげて欲しいなぁ」
ちょ、おま、ふざけんな! 何が悲しゅうて男同士でキスしなければならんのだ!
「大丈夫だよ☆ 1回で済むから♪」
可愛く言うなッ! チィッ確かにレオナの言う通りかもしれねぇッ、たった一度、たったの一度だけ野郎との口づけをガマンするだけで奴はレオナにメロメロになるならっ!
「クソッ」
俺はレオナから惚れ薬を受け取り、口に含む。
「さぁ、愛しきルチーナ嬢よ私の想いを受け取ってくれたまE」
エリウッド王子からのくちびるが迫る。
俺はそれを仕方無く受け入れ、惚れ薬を口移しでエリウッドに飲ませた。
「不潔ですわ!」
5秒ほどエリウッド王子様との口付けをさせられたところで、ステラおじょー様が俺とエリウッドを引きはがした。
「うげええええ」
「ハッ!? あ、貴方は! 私が求めていた美しきお方ッ」
エリウッドがレオナをみつめ、瞳をかがやかせた。
はぁ、はぁ、これでエリウッドはレオナにメロメロになるんだよな。
「えへへ、おにいちゃん、カッコイイね」
「うっぐっ、うおぉぉぉっ、神よ許したまE」
エリウッドが頭を抱えながらひざまづいた。
は? どういう事だ? レオナの惚れ薬が最優先されるんじゃねぇのか?
「大丈夫だよ」
レオナがエリウッドの隣にちょこんと座る。
「わ、わたしは、私は二人の人間を同時に好きになってしまったっ。Ah! 私は何と罪深き人間なのDA」
あ?ちょっと待て今なんつった?二人つったよな?どーゆーことだ?
俺はエリウッドの隣でニコニコ笑顔のレオナをにらみつけた。
「えへへ、お姉ちゃん☆ 僕だけがひとり占めしちゃうのはお姉ちゃんに悪いと思ったんだぁ☆」
レオナが無邪気な笑顔で俺に言う。
「エリウッド様でしたらレオナがひとり占めしても構いません事よ」
「ええ~そうなのぉ? ボク、お姉ちゃんもエリウッドさんの事好きだと思ってたんだぁ」
一見俺に気づかっている様に見えるレオナだが。
どーーーーーして君は目を泳がせてるのかなぁ? なーーーーんで君の言葉は棒読みだったのかなぁ?
原稿用紙10枚位で良いから理由をまとめて欲しいなぁ?
「あら? 私にその様な事はありませんことよ」
「そっかぁ、あ、ルチーナお姉ちゃんごめんね☆ 惚れ薬の材料無くなっちゃったんだぁ☆」
おい、てへぺろしてごまかすんじゃねぇよ。
てへぺろってのは可愛い女の子限定の技術だぞ、そう、ステラたんみた。
「おおおおおっこのいと美しき姿ああああっ、このエリウッドの胸にキューピットの矢が貫き申したZO」
お前、何野郎のてへぺろに魅了されてんだよ。
しかもビミョーにキャラ変わってんぞコラ。
おめーいつの間に武士キャラになってんだよ。
「えへへ、ルチーナお姉ちゃん☆ 面白いモノ開発したから許してよぉ」
猫なで声でこんがんするレオナだ。
だから、それは可愛い女の子。
チッ何メロメロになってんだよエリウッドの野郎め。
0
あなたにおすすめの小説
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる