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始まりの書
旅の記録3 国王?
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王室に入るまでに色々な事件があった彼らだが今は無事王様と話していた所だった。
「で、そなたが勇者の同行を願う者かの?」
彼等が王室に入ると王様が彼の上にいる彼女の事が気になったようだった。そして、その説明をしたら納得してくれた。今は最終確認のために聞いている最中だった。
「はい。私の名前は魔王と申します。将来、ここの町の舞台で踊りたいのです!ですが、今の私では踊りの限界を迎えてまして途方に暮れてました。ですが、勇者さんが魔王討伐のための冒険をすると聞いたので魔物とかの戦いで新しい踊りを見つける事が出来ると思いついて行きたいのです」
彼女はそう言うとぺこりと小さな頭を下げた。だが、彼女の名前を聞いた王様は一瞬眉をひそめた。
「そなたの名前の漢字を聞いてもよいか?」
その時彼女は一瞬焦った顔をした。その顔を見た彼は世界の終わりを覚悟したのだった。
この世界でも私たちが生きる世界と同じ漢字を利用しており、名前も漢字だった。
彼女は何か閃いた様な顔をして、俯きながら王様に報告した
「偽名なのですがよろしいですか?」
「魔王って名前が偽名なのか?」
「はい」
さっきまでは椅子の背もたれにのしかかっていた王様だが、彼女の言葉に驚き今では彼女の前に三角座りで座っていた
「何故本名を明かさんのだ?」
「私の本当の名前はあまり知られたくないのです。なので今はまだ明かしたくないのです」
彼女は申し訳なさそうに頭を深々く下げた。
「金貨30枚でもだめか?」
王様は興味津々な目でかのじょを見ていた。そんな王様を見た彼は近くにいた兵士を呼んで今の王様の現状を説明して貰った
「王様は不思議な感じを漂わした女の方が好きでして・・・。その秘密を暴くからにはどんどんお金を使うのです」
その説明してを受けた彼は頭を下げ兵士を下げた。
彼は旅費の計算をざっとした。
(えっと・・・確か旅のお金として金貨100枚に魔王のおかげて+30枚か・・・。観光をしないなら一生遊んで暮らしても余るな・・・。だが、観光は豪華にしないとな)
彼はそう決断すると彼女の手を突っつき床に60の数字を書いた。彼女はそれを察したのか顔を上げて王様に言った。
「私の名前をそんなお金で聞こうなんで信じられません・・・。この国の王様にはガッカリです・・・」
彼女は渾身の演技で力なく倒れ勇者にもたれかかった。
「はぁ・・・これは国民に告げるべきなのか・・・」
彼女は天を仰ぐような格好して次々と言葉を繋いでいく。
それを聞いた国王は慌てて兵士を呼び、何なら兵士に頼んだようだ。
「ま、待ってくれ!それだけは言わないくれ!金貨300枚で構わないか?」
国王は超慌てている様子で必死にお願いをしていた。彼女は彼が首を縦に振ったのを見て王様に言った。
「わかりました。本当ならお金で黙らしたこともいいたいですが、こんなに貰うのですから内緒にしときますね」
彼女はそう言うとウインクをした。そして、兵士が持ってきた袋には金貨430枚入っていた。
「勇者よ。気おつけるんだぞ」
「わかりました。行ってきます」
こうして、勇者と魔王の旅は始まったのだった。
彼は機嫌よく鼻歌を歌っていたが、彼女は何やら悩んでいた。
「どうしたんだ?」
頭の上で唸っている彼女が珍しくてつい聞いてしまった。
「いや・・・お主が金貨を60枚以上を要求するようにしたのは分かったのじゃが・・・」
歯切れ悪く言う彼女に痺れを切らした彼は頭の上にいる彼女の脇腹を抱え自分の目の前に持ってきた。そして彼が見た彼女の顔は自分の目の前に持ってこられても無反応でまだ何かを悩んでいる彼女だった。よして彼女は頷くとこちらを見た瞬間・・・
「ぎゃーー!何故お主が儂の目の前にいてるんじゃ!」
驚いた・・・。その時の顔は本当に6歳ぐらいの子供が何か急に目の前に現れた時のような顔だった
彼は何故目の前にいるのかを説明しながら彼女が落ち着くのを待った。
「ふむむ・・・そんなに悩んでいたかの?」
「うん。いた」
彼女はそれに対してもまた悩みかけそうなったから彼はさっき悩んでいた事を聞いた。
「あぁ、そうじゃったそうじゃった。この世界のお金の感覚が分からなくての・・・」
彼女は手を顎の上に乗せ悩む感じを出していた。
「この金があれば一生遊んで暮らしてもお釣りがじゃらじゃらって言えばわかるか?」
「ふむ・・・。なるほど。じゃ、どんな要求でも聞いてくれるかの?」
彼女は目を輝かせながら腰につけている袋を見ていた。
「まぁ、全部までとは言えんがある程度はいけるな」
「じゃ、あの服買って!」
彼女が指指した所には黄色いドレスがあった。たぶんピッタリサイズでどこかのお嬢さんが着ていそうだった。
「ダメだ。丈が長くて旅には向いていない」
その瞬間彼女は肩を落として指していた指は徐々に下がっていった。
「だが・・・」
その瞬間、彼女は下ろしかけていた手をピシッと元に戻った
「オーダーメイドで丈を短くすればいいぞ」
彼は目の前を見るとそこには彼女の残像しか残っていなかった
「え?」
驚いた彼は急いで彼女が指していた衣装屋に入ったらそこには既にお金を払い終えて手続きをしていた彼女がいた。
「値段はいくらだったんだ?」
彼はもう買ったからしょうがないと諦めれ値段を聞くことにした。あまりにも高いなら怒る予定でいたが・・・
「銀貨10枚だよ?」
「え?本当にか?」
彼女は頷いた。そして、会計を済ました時の紙を彼の目の前に出すとそこにはちゃんと銀貨10枚の文字が書かれていた
「元々のデザインの丈を短くしただけらしいから安くついたらしいぞ?」
彼女はニコニコ笑いながら最後の手続きをしてあいた。
「何日ぐらいで出来るんだ?」
それまでここに滞在しないと行けなく次の村に行く予定を変更しなければならないかもしれないから確認する事にした。
「明日には出来るらしい」
との事だった。
今はもう夕日が昇り始めていて今日はこの国に滞在する予定だった彼は予定よりこの国を遅く出ることにして明日から次の村、そして彼女の出身地(仮)のウェイパ村に向けて歩く事にした。
「で、そなたが勇者の同行を願う者かの?」
彼等が王室に入ると王様が彼の上にいる彼女の事が気になったようだった。そして、その説明をしたら納得してくれた。今は最終確認のために聞いている最中だった。
「はい。私の名前は魔王と申します。将来、ここの町の舞台で踊りたいのです!ですが、今の私では踊りの限界を迎えてまして途方に暮れてました。ですが、勇者さんが魔王討伐のための冒険をすると聞いたので魔物とかの戦いで新しい踊りを見つける事が出来ると思いついて行きたいのです」
彼女はそう言うとぺこりと小さな頭を下げた。だが、彼女の名前を聞いた王様は一瞬眉をひそめた。
「そなたの名前の漢字を聞いてもよいか?」
その時彼女は一瞬焦った顔をした。その顔を見た彼は世界の終わりを覚悟したのだった。
この世界でも私たちが生きる世界と同じ漢字を利用しており、名前も漢字だった。
彼女は何か閃いた様な顔をして、俯きながら王様に報告した
「偽名なのですがよろしいですか?」
「魔王って名前が偽名なのか?」
「はい」
さっきまでは椅子の背もたれにのしかかっていた王様だが、彼女の言葉に驚き今では彼女の前に三角座りで座っていた
「何故本名を明かさんのだ?」
「私の本当の名前はあまり知られたくないのです。なので今はまだ明かしたくないのです」
彼女は申し訳なさそうに頭を深々く下げた。
「金貨30枚でもだめか?」
王様は興味津々な目でかのじょを見ていた。そんな王様を見た彼は近くにいた兵士を呼んで今の王様の現状を説明して貰った
「王様は不思議な感じを漂わした女の方が好きでして・・・。その秘密を暴くからにはどんどんお金を使うのです」
その説明してを受けた彼は頭を下げ兵士を下げた。
彼は旅費の計算をざっとした。
(えっと・・・確か旅のお金として金貨100枚に魔王のおかげて+30枚か・・・。観光をしないなら一生遊んで暮らしても余るな・・・。だが、観光は豪華にしないとな)
彼はそう決断すると彼女の手を突っつき床に60の数字を書いた。彼女はそれを察したのか顔を上げて王様に言った。
「私の名前をそんなお金で聞こうなんで信じられません・・・。この国の王様にはガッカリです・・・」
彼女は渾身の演技で力なく倒れ勇者にもたれかかった。
「はぁ・・・これは国民に告げるべきなのか・・・」
彼女は天を仰ぐような格好して次々と言葉を繋いでいく。
それを聞いた国王は慌てて兵士を呼び、何なら兵士に頼んだようだ。
「ま、待ってくれ!それだけは言わないくれ!金貨300枚で構わないか?」
国王は超慌てている様子で必死にお願いをしていた。彼女は彼が首を縦に振ったのを見て王様に言った。
「わかりました。本当ならお金で黙らしたこともいいたいですが、こんなに貰うのですから内緒にしときますね」
彼女はそう言うとウインクをした。そして、兵士が持ってきた袋には金貨430枚入っていた。
「勇者よ。気おつけるんだぞ」
「わかりました。行ってきます」
こうして、勇者と魔王の旅は始まったのだった。
彼は機嫌よく鼻歌を歌っていたが、彼女は何やら悩んでいた。
「どうしたんだ?」
頭の上で唸っている彼女が珍しくてつい聞いてしまった。
「いや・・・お主が金貨を60枚以上を要求するようにしたのは分かったのじゃが・・・」
歯切れ悪く言う彼女に痺れを切らした彼は頭の上にいる彼女の脇腹を抱え自分の目の前に持ってきた。そして彼が見た彼女の顔は自分の目の前に持ってこられても無反応でまだ何かを悩んでいる彼女だった。よして彼女は頷くとこちらを見た瞬間・・・
「ぎゃーー!何故お主が儂の目の前にいてるんじゃ!」
驚いた・・・。その時の顔は本当に6歳ぐらいの子供が何か急に目の前に現れた時のような顔だった
彼は何故目の前にいるのかを説明しながら彼女が落ち着くのを待った。
「ふむむ・・・そんなに悩んでいたかの?」
「うん。いた」
彼女はそれに対してもまた悩みかけそうなったから彼はさっき悩んでいた事を聞いた。
「あぁ、そうじゃったそうじゃった。この世界のお金の感覚が分からなくての・・・」
彼女は手を顎の上に乗せ悩む感じを出していた。
「この金があれば一生遊んで暮らしてもお釣りがじゃらじゃらって言えばわかるか?」
「ふむ・・・。なるほど。じゃ、どんな要求でも聞いてくれるかの?」
彼女は目を輝かせながら腰につけている袋を見ていた。
「まぁ、全部までとは言えんがある程度はいけるな」
「じゃ、あの服買って!」
彼女が指指した所には黄色いドレスがあった。たぶんピッタリサイズでどこかのお嬢さんが着ていそうだった。
「ダメだ。丈が長くて旅には向いていない」
その瞬間彼女は肩を落として指していた指は徐々に下がっていった。
「だが・・・」
その瞬間、彼女は下ろしかけていた手をピシッと元に戻った
「オーダーメイドで丈を短くすればいいぞ」
彼は目の前を見るとそこには彼女の残像しか残っていなかった
「え?」
驚いた彼は急いで彼女が指していた衣装屋に入ったらそこには既にお金を払い終えて手続きをしていた彼女がいた。
「値段はいくらだったんだ?」
彼はもう買ったからしょうがないと諦めれ値段を聞くことにした。あまりにも高いなら怒る予定でいたが・・・
「銀貨10枚だよ?」
「え?本当にか?」
彼女は頷いた。そして、会計を済ました時の紙を彼の目の前に出すとそこにはちゃんと銀貨10枚の文字が書かれていた
「元々のデザインの丈を短くしただけらしいから安くついたらしいぞ?」
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「何日ぐらいで出来るんだ?」
それまでここに滞在しないと行けなく次の村に行く予定を変更しなければならないかもしれないから確認する事にした。
「明日には出来るらしい」
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