9 / 56
始まりの書
旅の記録3 国王?
しおりを挟む
王室に入るまでに色々な事件があった彼らだが今は無事王様と話していた所だった。
「で、そなたが勇者の同行を願う者かの?」
彼等が王室に入ると王様が彼の上にいる彼女の事が気になったようだった。そして、その説明をしたら納得してくれた。今は最終確認のために聞いている最中だった。
「はい。私の名前は魔王と申します。将来、ここの町の舞台で踊りたいのです!ですが、今の私では踊りの限界を迎えてまして途方に暮れてました。ですが、勇者さんが魔王討伐のための冒険をすると聞いたので魔物とかの戦いで新しい踊りを見つける事が出来ると思いついて行きたいのです」
彼女はそう言うとぺこりと小さな頭を下げた。だが、彼女の名前を聞いた王様は一瞬眉をひそめた。
「そなたの名前の漢字を聞いてもよいか?」
その時彼女は一瞬焦った顔をした。その顔を見た彼は世界の終わりを覚悟したのだった。
この世界でも私たちが生きる世界と同じ漢字を利用しており、名前も漢字だった。
彼女は何か閃いた様な顔をして、俯きながら王様に報告した
「偽名なのですがよろしいですか?」
「魔王って名前が偽名なのか?」
「はい」
さっきまでは椅子の背もたれにのしかかっていた王様だが、彼女の言葉に驚き今では彼女の前に三角座りで座っていた
「何故本名を明かさんのだ?」
「私の本当の名前はあまり知られたくないのです。なので今はまだ明かしたくないのです」
彼女は申し訳なさそうに頭を深々く下げた。
「金貨30枚でもだめか?」
王様は興味津々な目でかのじょを見ていた。そんな王様を見た彼は近くにいた兵士を呼んで今の王様の現状を説明して貰った
「王様は不思議な感じを漂わした女の方が好きでして・・・。その秘密を暴くからにはどんどんお金を使うのです」
その説明してを受けた彼は頭を下げ兵士を下げた。
彼は旅費の計算をざっとした。
(えっと・・・確か旅のお金として金貨100枚に魔王のおかげて+30枚か・・・。観光をしないなら一生遊んで暮らしても余るな・・・。だが、観光は豪華にしないとな)
彼はそう決断すると彼女の手を突っつき床に60の数字を書いた。彼女はそれを察したのか顔を上げて王様に言った。
「私の名前をそんなお金で聞こうなんで信じられません・・・。この国の王様にはガッカリです・・・」
彼女は渾身の演技で力なく倒れ勇者にもたれかかった。
「はぁ・・・これは国民に告げるべきなのか・・・」
彼女は天を仰ぐような格好して次々と言葉を繋いでいく。
それを聞いた国王は慌てて兵士を呼び、何なら兵士に頼んだようだ。
「ま、待ってくれ!それだけは言わないくれ!金貨300枚で構わないか?」
国王は超慌てている様子で必死にお願いをしていた。彼女は彼が首を縦に振ったのを見て王様に言った。
「わかりました。本当ならお金で黙らしたこともいいたいですが、こんなに貰うのですから内緒にしときますね」
彼女はそう言うとウインクをした。そして、兵士が持ってきた袋には金貨430枚入っていた。
「勇者よ。気おつけるんだぞ」
「わかりました。行ってきます」
こうして、勇者と魔王の旅は始まったのだった。
彼は機嫌よく鼻歌を歌っていたが、彼女は何やら悩んでいた。
「どうしたんだ?」
頭の上で唸っている彼女が珍しくてつい聞いてしまった。
「いや・・・お主が金貨を60枚以上を要求するようにしたのは分かったのじゃが・・・」
歯切れ悪く言う彼女に痺れを切らした彼は頭の上にいる彼女の脇腹を抱え自分の目の前に持ってきた。そして彼が見た彼女の顔は自分の目の前に持ってこられても無反応でまだ何かを悩んでいる彼女だった。よして彼女は頷くとこちらを見た瞬間・・・
「ぎゃーー!何故お主が儂の目の前にいてるんじゃ!」
驚いた・・・。その時の顔は本当に6歳ぐらいの子供が何か急に目の前に現れた時のような顔だった
彼は何故目の前にいるのかを説明しながら彼女が落ち着くのを待った。
「ふむむ・・・そんなに悩んでいたかの?」
「うん。いた」
彼女はそれに対してもまた悩みかけそうなったから彼はさっき悩んでいた事を聞いた。
「あぁ、そうじゃったそうじゃった。この世界のお金の感覚が分からなくての・・・」
彼女は手を顎の上に乗せ悩む感じを出していた。
「この金があれば一生遊んで暮らしてもお釣りがじゃらじゃらって言えばわかるか?」
「ふむ・・・。なるほど。じゃ、どんな要求でも聞いてくれるかの?」
彼女は目を輝かせながら腰につけている袋を見ていた。
「まぁ、全部までとは言えんがある程度はいけるな」
「じゃ、あの服買って!」
彼女が指指した所には黄色いドレスがあった。たぶんピッタリサイズでどこかのお嬢さんが着ていそうだった。
「ダメだ。丈が長くて旅には向いていない」
その瞬間彼女は肩を落として指していた指は徐々に下がっていった。
「だが・・・」
その瞬間、彼女は下ろしかけていた手をピシッと元に戻った
「オーダーメイドで丈を短くすればいいぞ」
彼は目の前を見るとそこには彼女の残像しか残っていなかった
「え?」
驚いた彼は急いで彼女が指していた衣装屋に入ったらそこには既にお金を払い終えて手続きをしていた彼女がいた。
「値段はいくらだったんだ?」
彼はもう買ったからしょうがないと諦めれ値段を聞くことにした。あまりにも高いなら怒る予定でいたが・・・
「銀貨10枚だよ?」
「え?本当にか?」
彼女は頷いた。そして、会計を済ました時の紙を彼の目の前に出すとそこにはちゃんと銀貨10枚の文字が書かれていた
「元々のデザインの丈を短くしただけらしいから安くついたらしいぞ?」
彼女はニコニコ笑いながら最後の手続きをしてあいた。
「何日ぐらいで出来るんだ?」
それまでここに滞在しないと行けなく次の村に行く予定を変更しなければならないかもしれないから確認する事にした。
「明日には出来るらしい」
との事だった。
今はもう夕日が昇り始めていて今日はこの国に滞在する予定だった彼は予定よりこの国を遅く出ることにして明日から次の村、そして彼女の出身地(仮)のウェイパ村に向けて歩く事にした。
「で、そなたが勇者の同行を願う者かの?」
彼等が王室に入ると王様が彼の上にいる彼女の事が気になったようだった。そして、その説明をしたら納得してくれた。今は最終確認のために聞いている最中だった。
「はい。私の名前は魔王と申します。将来、ここの町の舞台で踊りたいのです!ですが、今の私では踊りの限界を迎えてまして途方に暮れてました。ですが、勇者さんが魔王討伐のための冒険をすると聞いたので魔物とかの戦いで新しい踊りを見つける事が出来ると思いついて行きたいのです」
彼女はそう言うとぺこりと小さな頭を下げた。だが、彼女の名前を聞いた王様は一瞬眉をひそめた。
「そなたの名前の漢字を聞いてもよいか?」
その時彼女は一瞬焦った顔をした。その顔を見た彼は世界の終わりを覚悟したのだった。
この世界でも私たちが生きる世界と同じ漢字を利用しており、名前も漢字だった。
彼女は何か閃いた様な顔をして、俯きながら王様に報告した
「偽名なのですがよろしいですか?」
「魔王って名前が偽名なのか?」
「はい」
さっきまでは椅子の背もたれにのしかかっていた王様だが、彼女の言葉に驚き今では彼女の前に三角座りで座っていた
「何故本名を明かさんのだ?」
「私の本当の名前はあまり知られたくないのです。なので今はまだ明かしたくないのです」
彼女は申し訳なさそうに頭を深々く下げた。
「金貨30枚でもだめか?」
王様は興味津々な目でかのじょを見ていた。そんな王様を見た彼は近くにいた兵士を呼んで今の王様の現状を説明して貰った
「王様は不思議な感じを漂わした女の方が好きでして・・・。その秘密を暴くからにはどんどんお金を使うのです」
その説明してを受けた彼は頭を下げ兵士を下げた。
彼は旅費の計算をざっとした。
(えっと・・・確か旅のお金として金貨100枚に魔王のおかげて+30枚か・・・。観光をしないなら一生遊んで暮らしても余るな・・・。だが、観光は豪華にしないとな)
彼はそう決断すると彼女の手を突っつき床に60の数字を書いた。彼女はそれを察したのか顔を上げて王様に言った。
「私の名前をそんなお金で聞こうなんで信じられません・・・。この国の王様にはガッカリです・・・」
彼女は渾身の演技で力なく倒れ勇者にもたれかかった。
「はぁ・・・これは国民に告げるべきなのか・・・」
彼女は天を仰ぐような格好して次々と言葉を繋いでいく。
それを聞いた国王は慌てて兵士を呼び、何なら兵士に頼んだようだ。
「ま、待ってくれ!それだけは言わないくれ!金貨300枚で構わないか?」
国王は超慌てている様子で必死にお願いをしていた。彼女は彼が首を縦に振ったのを見て王様に言った。
「わかりました。本当ならお金で黙らしたこともいいたいですが、こんなに貰うのですから内緒にしときますね」
彼女はそう言うとウインクをした。そして、兵士が持ってきた袋には金貨430枚入っていた。
「勇者よ。気おつけるんだぞ」
「わかりました。行ってきます」
こうして、勇者と魔王の旅は始まったのだった。
彼は機嫌よく鼻歌を歌っていたが、彼女は何やら悩んでいた。
「どうしたんだ?」
頭の上で唸っている彼女が珍しくてつい聞いてしまった。
「いや・・・お主が金貨を60枚以上を要求するようにしたのは分かったのじゃが・・・」
歯切れ悪く言う彼女に痺れを切らした彼は頭の上にいる彼女の脇腹を抱え自分の目の前に持ってきた。そして彼が見た彼女の顔は自分の目の前に持ってこられても無反応でまだ何かを悩んでいる彼女だった。よして彼女は頷くとこちらを見た瞬間・・・
「ぎゃーー!何故お主が儂の目の前にいてるんじゃ!」
驚いた・・・。その時の顔は本当に6歳ぐらいの子供が何か急に目の前に現れた時のような顔だった
彼は何故目の前にいるのかを説明しながら彼女が落ち着くのを待った。
「ふむむ・・・そんなに悩んでいたかの?」
「うん。いた」
彼女はそれに対してもまた悩みかけそうなったから彼はさっき悩んでいた事を聞いた。
「あぁ、そうじゃったそうじゃった。この世界のお金の感覚が分からなくての・・・」
彼女は手を顎の上に乗せ悩む感じを出していた。
「この金があれば一生遊んで暮らしてもお釣りがじゃらじゃらって言えばわかるか?」
「ふむ・・・。なるほど。じゃ、どんな要求でも聞いてくれるかの?」
彼女は目を輝かせながら腰につけている袋を見ていた。
「まぁ、全部までとは言えんがある程度はいけるな」
「じゃ、あの服買って!」
彼女が指指した所には黄色いドレスがあった。たぶんピッタリサイズでどこかのお嬢さんが着ていそうだった。
「ダメだ。丈が長くて旅には向いていない」
その瞬間彼女は肩を落として指していた指は徐々に下がっていった。
「だが・・・」
その瞬間、彼女は下ろしかけていた手をピシッと元に戻った
「オーダーメイドで丈を短くすればいいぞ」
彼は目の前を見るとそこには彼女の残像しか残っていなかった
「え?」
驚いた彼は急いで彼女が指していた衣装屋に入ったらそこには既にお金を払い終えて手続きをしていた彼女がいた。
「値段はいくらだったんだ?」
彼はもう買ったからしょうがないと諦めれ値段を聞くことにした。あまりにも高いなら怒る予定でいたが・・・
「銀貨10枚だよ?」
「え?本当にか?」
彼女は頷いた。そして、会計を済ました時の紙を彼の目の前に出すとそこにはちゃんと銀貨10枚の文字が書かれていた
「元々のデザインの丈を短くしただけらしいから安くついたらしいぞ?」
彼女はニコニコ笑いながら最後の手続きをしてあいた。
「何日ぐらいで出来るんだ?」
それまでここに滞在しないと行けなく次の村に行く予定を変更しなければならないかもしれないから確認する事にした。
「明日には出来るらしい」
との事だった。
今はもう夕日が昇り始めていて今日はこの国に滞在する予定だった彼は予定よりこの国を遅く出ることにして明日から次の村、そして彼女の出身地(仮)のウェイパ村に向けて歩く事にした。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる