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コミケ町
旅の記録12 コミケ町
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「どうしたんだ日向?」
ニヤニヤと魔王と彼の事を見ている日向が気持ち悪く見えた彼は至って普通の質問をしてしまった。
あの、日向の過去を聞いてからの日向はと言うと表情豊かになり・・・いや、こんなにも感情が出るのかって言うぐらい喜怒哀楽が簡単に読み取れる。
「いや、何も無いのだ?元々表情は豊かな方だったって言われているからそう見えるだけなのだ」
彼は納得出来ないがこれ以上追求してもひらりと質問と少し違った答えが返ってきそうな気がしたから聞くのをやめた。
「今頃だけど・・・勇者さん?どこに向かっているのだ?」
魔王も起き、日向も泣き止んでんだから、次の場所に向かうのだが、目的もなしに歩いていた彼にはどう返せばいい質問なのかと悩んだ。
「どうせ、目的がないのじゃろ?なら、ここから数日歩けば着くコミケ町に行こうではないか?あそこで交渉術を身につけるのはいいと思うがの」
目的がないことがバレた彼は魔王に従うことにした。
コミケ町とは商業が盛んな町だった。そして、コミケ町出身の人がいる店はほとんどが大儲け出来るらしい。それほど交渉術を持っている人が多い町だった。序に、野菜など山の幸が一番美味しいとされていた。
「どうしたのじゃ、日向?」
急に説明口調になった日向が怖くなった魔王は少し怯えていた。あの時から、魔王は日向の表情の変化の激しさに恐怖を覚えていた。
「パンフレットなのだ!ウェイパ村で手に入れていたのだ」
「いや・・・そうじゃくての?その・・・」
珍しく歯切れが悪い魔王の方に顔を向けているとその顔は不安の表情を浮かべていた。日向が感情を思い出した(?)時から魔王も自分の足で歩いていたのだ。理由は分からないがいつもなら旅に出るとなったら自然と頭の上に乗って来るのだが、今は歩いていた。
「何か言いたいことあるのだづたら言ってもいいのだ。怒らないから」
日向は少し頬を膨らましながら魔王に言った。本当に感情を思い出したのか不安になっている彼は彼女らの話からは置いていかれていた。理由は簡単だった。それはあの説明が魔王が言うまで誰が言ったのか分からなく、日向が言ったって言われても声が違うかったから信じられなく心の中で色々な不安が出てき、そっちの方に頭を使う余裕がなかったからである。
「う・・・ん・・・・・・」
「早く言わないと魔王撃つのだ」
若干キレ気味の日向は本を開けていつでも攻撃出来る準備をしていた。
「じゃが・・・」
「3」
「何じゃ!?何故カウントダウン始めるじゃ!?」
「2」
「ちょっ!落ち着くのじゃ!」
既に魔法の詠唱を始めている日向の感情が分からずあたふたしている魔王は本当に身の危険を感じていた。
「1」
「っっ!?」
詠唱が終わりのこり撃つだけの体勢に入った日向に驚いた魔王は言葉も出なかった。
「ぜ・・・「わかった!わかったのじゃ!言うから止めるのじゃ!」・・・なら、言って?」
この時魔王と彼は思った。日向は短気なのだと。そして、まだ怒っているのか笑顔で魔王に理由を聞いた。その笑顔は魔王にとって恐怖の対象だった。魔王までもが怖がる笑顔・・・それを日向は持っていると考えるとある意味日向が最強じゃないかと誰もが思う事になるのはもう少しあとの話。
安堵のため息をついた魔王はそして、意を決したように言った。
「口が動いていなかった・・・。それなのに日向の声だった・・・。だから、儂が変じゃないのかと思ったのじゃ。だから、言えなかったのじゃ」
「うん。口は動かしていないのだ」
「「え?」」
ついに日向は壊れてしまったのかと本当に思った二人は開いた口が塞がらなかった。そんな顔を見た日向は少し呆れているのか深いため息をついていた。
「知らないのだ?腹話術を」
「「腹話術?」」
超が付くほどのド田舎出身の彼と魔界出身の魔王は何のことなのかさっぱりだった。
「私も原理はさっぱりだけど、口を動かさずお腹から声を出すような感じにすれば出来るのだ」
こうか?
急に可愛い声が聞こえた日向は辺りをきょろきょろ見渡していたが今の声の正体を彼はすぐわかった。
「魔王・・・それをやめろ。日向が真剣に探しているだろ」
「なっ!?今の魔王ちゃんなのだ!?」
魔王は可愛らしく舌を出しウィンクをし、右手をぐー、にして頭の上に置いた。そして、ついに・・・
「てへぺろ」
超営業スマイルと思われる態とらしい笑顔を日向に見せつけた。
「許すのだ!こんな可愛いのに怒る何てもったいないのだ!」
日向は鼻血が出ているから必死に抑えようとしているが逆にどんどん溢れ出るはめにあっていた。
「おや?そこの旅の人、大丈夫ですか?」
声が聞こえた方を見るとどこぞのゲームとかでもよく見かける旅商人みたいなリュックを背負った女の子が立っていた。
「少し痛いですけどしばらくこの葉っぱを鼻に入れとけばすぐ治りますよ。序に鼻詰まりや、花粉症などの症状も治せます。本当なら銀貨10枚の所なのですがこれも何かの縁。どうぞ、貰ってください」
ここで少しこの世界のお金感覚を明確にしましょう!
銅貨100枚で銀貨1枚の価値で、銀貨100枚で金貨1枚の価値。ごく普通の家なら銀貨50枚+少しの借金で、大金持ちと言われているのが金貨3枚前後。そう思うと彼らの金額のおかしさがわかっただろう。
彼女はそう言うとポケットから小さなビンに入った葉っぱを取り出し、彼の手の上に置くと、その場を去ろうとしたが、急に足を止めた。
「所で、どこまで行くのですか?」
「え?あ、とりあえずコミケ町に」
その言葉を聞いた瞬間彼女は少し考える仕草をすると手をぽんと叩いた。
「それなら、今回の代金の代わりっといっちゃ何ですが私をコミケ町まで護衛お願いできますか?」
ニヤニヤと魔王と彼の事を見ている日向が気持ち悪く見えた彼は至って普通の質問をしてしまった。
あの、日向の過去を聞いてからの日向はと言うと表情豊かになり・・・いや、こんなにも感情が出るのかって言うぐらい喜怒哀楽が簡単に読み取れる。
「いや、何も無いのだ?元々表情は豊かな方だったって言われているからそう見えるだけなのだ」
彼は納得出来ないがこれ以上追求してもひらりと質問と少し違った答えが返ってきそうな気がしたから聞くのをやめた。
「今頃だけど・・・勇者さん?どこに向かっているのだ?」
魔王も起き、日向も泣き止んでんだから、次の場所に向かうのだが、目的もなしに歩いていた彼にはどう返せばいい質問なのかと悩んだ。
「どうせ、目的がないのじゃろ?なら、ここから数日歩けば着くコミケ町に行こうではないか?あそこで交渉術を身につけるのはいいと思うがの」
目的がないことがバレた彼は魔王に従うことにした。
コミケ町とは商業が盛んな町だった。そして、コミケ町出身の人がいる店はほとんどが大儲け出来るらしい。それほど交渉術を持っている人が多い町だった。序に、野菜など山の幸が一番美味しいとされていた。
「どうしたのじゃ、日向?」
急に説明口調になった日向が怖くなった魔王は少し怯えていた。あの時から、魔王は日向の表情の変化の激しさに恐怖を覚えていた。
「パンフレットなのだ!ウェイパ村で手に入れていたのだ」
「いや・・・そうじゃくての?その・・・」
珍しく歯切れが悪い魔王の方に顔を向けているとその顔は不安の表情を浮かべていた。日向が感情を思い出した(?)時から魔王も自分の足で歩いていたのだ。理由は分からないがいつもなら旅に出るとなったら自然と頭の上に乗って来るのだが、今は歩いていた。
「何か言いたいことあるのだづたら言ってもいいのだ。怒らないから」
日向は少し頬を膨らましながら魔王に言った。本当に感情を思い出したのか不安になっている彼は彼女らの話からは置いていかれていた。理由は簡単だった。それはあの説明が魔王が言うまで誰が言ったのか分からなく、日向が言ったって言われても声が違うかったから信じられなく心の中で色々な不安が出てき、そっちの方に頭を使う余裕がなかったからである。
「う・・・ん・・・・・・」
「早く言わないと魔王撃つのだ」
若干キレ気味の日向は本を開けていつでも攻撃出来る準備をしていた。
「じゃが・・・」
「3」
「何じゃ!?何故カウントダウン始めるじゃ!?」
「2」
「ちょっ!落ち着くのじゃ!」
既に魔法の詠唱を始めている日向の感情が分からずあたふたしている魔王は本当に身の危険を感じていた。
「1」
「っっ!?」
詠唱が終わりのこり撃つだけの体勢に入った日向に驚いた魔王は言葉も出なかった。
「ぜ・・・「わかった!わかったのじゃ!言うから止めるのじゃ!」・・・なら、言って?」
この時魔王と彼は思った。日向は短気なのだと。そして、まだ怒っているのか笑顔で魔王に理由を聞いた。その笑顔は魔王にとって恐怖の対象だった。魔王までもが怖がる笑顔・・・それを日向は持っていると考えるとある意味日向が最強じゃないかと誰もが思う事になるのはもう少しあとの話。
安堵のため息をついた魔王はそして、意を決したように言った。
「口が動いていなかった・・・。それなのに日向の声だった・・・。だから、儂が変じゃないのかと思ったのじゃ。だから、言えなかったのじゃ」
「うん。口は動かしていないのだ」
「「え?」」
ついに日向は壊れてしまったのかと本当に思った二人は開いた口が塞がらなかった。そんな顔を見た日向は少し呆れているのか深いため息をついていた。
「知らないのだ?腹話術を」
「「腹話術?」」
超が付くほどのド田舎出身の彼と魔界出身の魔王は何のことなのかさっぱりだった。
「私も原理はさっぱりだけど、口を動かさずお腹から声を出すような感じにすれば出来るのだ」
こうか?
急に可愛い声が聞こえた日向は辺りをきょろきょろ見渡していたが今の声の正体を彼はすぐわかった。
「魔王・・・それをやめろ。日向が真剣に探しているだろ」
「なっ!?今の魔王ちゃんなのだ!?」
魔王は可愛らしく舌を出しウィンクをし、右手をぐー、にして頭の上に置いた。そして、ついに・・・
「てへぺろ」
超営業スマイルと思われる態とらしい笑顔を日向に見せつけた。
「許すのだ!こんな可愛いのに怒る何てもったいないのだ!」
日向は鼻血が出ているから必死に抑えようとしているが逆にどんどん溢れ出るはめにあっていた。
「おや?そこの旅の人、大丈夫ですか?」
声が聞こえた方を見るとどこぞのゲームとかでもよく見かける旅商人みたいなリュックを背負った女の子が立っていた。
「少し痛いですけどしばらくこの葉っぱを鼻に入れとけばすぐ治りますよ。序に鼻詰まりや、花粉症などの症状も治せます。本当なら銀貨10枚の所なのですがこれも何かの縁。どうぞ、貰ってください」
ここで少しこの世界のお金感覚を明確にしましょう!
銅貨100枚で銀貨1枚の価値で、銀貨100枚で金貨1枚の価値。ごく普通の家なら銀貨50枚+少しの借金で、大金持ちと言われているのが金貨3枚前後。そう思うと彼らの金額のおかしさがわかっただろう。
彼女はそう言うとポケットから小さなビンに入った葉っぱを取り出し、彼の手の上に置くと、その場を去ろうとしたが、急に足を止めた。
「所で、どこまで行くのですか?」
「え?あ、とりあえずコミケ町に」
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