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Mission 9*正体
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しおりを挟む「待て待て!」
「ん?」
「『ん?』じゃねーよ! なんでいきなり帰る?」
「だから、調べたいことが――」
伊織の顎を強引に引き上げ、キスする。
「んん……」
「帰すわけねーだろ」
「でも――」
もう一度、キスで唇を塞ぐ。
伊織の口の中を味わいながら、彼女の手からバッグを取り上げ、床に落とす。
「圭!」
「帰さねーよ?」
抱き締めてチュウッと首筋に吸い付くと、伊織が身を捩った。
「痕、つけちゃダメ!」
「じゃあ、帰んな」
「圭!」
呆れるほど、伊織が欲しくてたまらない。何度抱いても抱き足りない。一瞬でも離れていたくない。
「やっぱ、一緒に暮らそう」
「それは――」
「離れてるのヤダ」
伊織のシャツのボタンを外しながら、言った。
「ヤダって……。って! 脱がさないで!」
「ムリ!」
俺ははだけたシャツから露わになった胸に唇を当てた。グイッとブラジャーを引き下げる。
「だめ……」
「身体はダメそうじゃないけど?」
舌で転がすと、先端が色づいて硬くなった。
パンツのボタンを外し、ショーツの中に手を滑り込ませる。
「圭!」
「ホント、離れていたくない……」
「んっ……。やぁ…………」
指で弄ると、伊織の艶っぽい声が漏れた。
その声に、俺の下半身がいきり立つ。
「まだ、帰りたい?」
潤んだ入り口を撫でると、彼女の身体がピクンと跳ねた。
「伊織?」
「意地悪……しないで……」
浅い呼吸の合間を縫って甘く高い声で啼く伊織の瞳に、涙が浮かぶ。
指を這わせたまま、脚でパンツを脱がせる。そのまま彼女の脚に自分の脚を絡ませて、大きく開かせた。開放された入り口に指を押し込む。
「あ……」
「伊織……」
「ん……。け……い……」
伊織の手に頬を撫でられ顔を上げると、グイッと引き寄せられた。彼女の舌が俺の舌に吸い付く。
唇を重ねたまま、俺は伊織の膣内に深く身を沈めた。
「圭のバカ」
俺の肩で、伊織が呟いた。
「なんでだよ。二回目はお前が――」
「違うもん!」
「……もっとしてって言ったくせに……」
「言ってない!」
「はいはい。俺の妄想だったのね」
俺は彼女の額にキスをした。
「そろそろ、行くか」と言って、起き上がる。
「え?」
「帰りたいんだろ?」
伊織もタオルケットで胸を隠しながら、起き上がった。
「今日はお前ん家に泊まる」
伊織がふっと笑った。
「圭のそういうトコ、大好き」
不意を突かれると弱い。
「早く支度しないと、帰さねーぞ」
背後で伊織が、また笑った。
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