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7 彼女の不安、俺の過去
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彩は、吐息に音が混じった程度にしか喘がなくて、油断している時に攻められると、よく啼く。
本当に感じている時は、呼吸を忘れて俺を締め付ける。
声や言葉より、確かな表現。
「は――っ……。あ……!」
「何回シても、あんま慣れないな」
温かく、柔らかい彼女の膣内に身を沈め、俺は言った。
「ちゃんと、息しろ」
俺とするまで、彩はイッたことがなかった。
指や舌でイクことには慣れてきたようだが、膣内では抵抗があるらしく、挿れると身体が緊張する。
ある意味、快感を期待するからこそなのかもしれない。
「彩……」
「ん……?」
「先にイカして」
はぁ、とゆっくり息を吐く。
釧路のアパートでは落ち着かないのは俺も一緒で、札幌のマンションに帰ってくると気兼ねなくデキる。
「え?」
「お前、締め付け良過ぎなんだよ」
早い方ではなかったはずなのに、彩が相手だと気が逸る。
今夜は時間があるから、二回目はじっくり時間をかけよう。
彩の両足を肩に担ぎ、強めに奥を突く。
苦しそうに浅い呼吸を繰り返す彩にキスをして舌を絡ませると、早くも限界に達した。
彼女を抱き締め、余韻に浸っていると、壁際に置いてあった紙袋がバサッと倒れた。
中身は、鞄。
彩からの誕生日プレゼント。今の鞄は長く使っていて、底の皮が剥げていたから、ちょうど良かった。
昨年は、靴だった。
実用的なものばかりなのは彩の性分かもしれない。
俺からのプレゼントも、実用的なものばかりリクエストするから。
俺は、指輪はまだ早いにしても、ネックレスやブレスレットのような、いつも身に着けていられるようなものを贈りたかった。が、彩は頑なに拒んだ。
女にアクセサリーを贈り、身に着けさせようとする男は、独占欲が強いのだと聞いたことがある。
俺は、自分が独占欲が強いとは思っていないけれど、本気になった女にはアクセサリーを贈りたくなる。
アクセサリーを贈りたくなった女は、彩で二人目。
一人目の女は喜んで受け取り、俺の贈ったネックレスを着けて、他の男との結婚を口にした。
あれから、まともな恋愛はしていなかった。
彩を好きになるまでは。
「起こしちゃった?」
嫌な夢を見て目を覚ますと、彩が俺の腕からすり抜けようとしていた。
二度目のセックスの後で、眠ってしまったらしい。
「どこ行くんだよ」
俺は彩の腰を抱いて、ベッドの中に連れ戻した。
「シャワー」
「却下」
「なんで?」
「もう一回、するから」
「しないから!」
「残念、勃った」
「はぁ?」
「ほら」
彩の腰に俺のモノを押し付けると、早くも観念した。なんだかんだ言って、許してくれるのが、嬉しい。
彩の手が俺のモノに触れ、撫でる。
「おい?」
強めに握られ、擦られると、ソコから全身に快感が広がる。
「彩」
「早めで」
「色気ねぇな」
「もう若くないんで」
まだ、年の事気にしてんのか……?
本当に感じている時は、呼吸を忘れて俺を締め付ける。
声や言葉より、確かな表現。
「は――っ……。あ……!」
「何回シても、あんま慣れないな」
温かく、柔らかい彼女の膣内に身を沈め、俺は言った。
「ちゃんと、息しろ」
俺とするまで、彩はイッたことがなかった。
指や舌でイクことには慣れてきたようだが、膣内では抵抗があるらしく、挿れると身体が緊張する。
ある意味、快感を期待するからこそなのかもしれない。
「彩……」
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早い方ではなかったはずなのに、彩が相手だと気が逸る。
今夜は時間があるから、二回目はじっくり時間をかけよう。
彩の両足を肩に担ぎ、強めに奥を突く。
苦しそうに浅い呼吸を繰り返す彩にキスをして舌を絡ませると、早くも限界に達した。
彼女を抱き締め、余韻に浸っていると、壁際に置いてあった紙袋がバサッと倒れた。
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一人目の女は喜んで受け取り、俺の贈ったネックレスを着けて、他の男との結婚を口にした。
あれから、まともな恋愛はしていなかった。
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「おい?」
強めに握られ、擦られると、ソコから全身に快感が広がる。
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「もう若くないんで」
まだ、年の事気にしてんのか……?
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