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1年目 ~野球と初の人付き合い、僕の弱さを知った日々~
第7話 傷付いた感情と体
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季節の変わり目は感情が不安定になりやすい。
そう気がついたのは、もう後悔をした後の事だった。
秋。
3年生の先輩達が居なくなり、野球部の部員数は僕を含めて9人となった。
野球は9人でするスポーツなのでギリギリだ。
この時、キャプテンとなった先輩は人数がギリギリな事に不安を抱いていたのだろう。
結果から言うと、僕への上から目線な攻撃はエスカレートしていった。
だから、僕も、感情が少しずつ表れるようになっていった。
「はい、遅い。もう1本走ってきて」
「はっ? は、はい」
一瞬キレそうになったりした。
僕らはこの時、ベース間をタイムを測って走るということをやっていたのだけど、あきらかにタイムは丁度もしくは少し余裕があったはずなのに、上のやり取りのような嫌がらせをしてきたりして怒りが少しずつ蓄積されていった。
12月の話。
野球部が正月休みに入った時から、体に異変を感じた。
朝起きるとここ最近、毎日こむら返りを起こしていた。
「ぁぁぁぁぁぁ……」
朝、それも5時に基本的に朝練のため目を覚ましていた僕は、痛みに静かに耐えるしか無かった。
その痛みは現在も続いており、ふくらはぎと太ももには酷いミミズ走りのような肉割れの跡がついている。
これが、身体的な傷だと思う。
そう気がついたのは、もう後悔をした後の事だった。
秋。
3年生の先輩達が居なくなり、野球部の部員数は僕を含めて9人となった。
野球は9人でするスポーツなのでギリギリだ。
この時、キャプテンとなった先輩は人数がギリギリな事に不安を抱いていたのだろう。
結果から言うと、僕への上から目線な攻撃はエスカレートしていった。
だから、僕も、感情が少しずつ表れるようになっていった。
「はい、遅い。もう1本走ってきて」
「はっ? は、はい」
一瞬キレそうになったりした。
僕らはこの時、ベース間をタイムを測って走るということをやっていたのだけど、あきらかにタイムは丁度もしくは少し余裕があったはずなのに、上のやり取りのような嫌がらせをしてきたりして怒りが少しずつ蓄積されていった。
12月の話。
野球部が正月休みに入った時から、体に異変を感じた。
朝起きるとここ最近、毎日こむら返りを起こしていた。
「ぁぁぁぁぁぁ……」
朝、それも5時に基本的に朝練のため目を覚ましていた僕は、痛みに静かに耐えるしか無かった。
その痛みは現在も続いており、ふくらはぎと太ももには酷いミミズ走りのような肉割れの跡がついている。
これが、身体的な傷だと思う。
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