青春の罪と罰 ～とある中学生の物語～

３年目 青春最後の罰 ～後悔のない物語を～

第２３話 友人

人付き合いによって、価値観や世界観が変わる。
それは僕にとっても都合の良い事だった。
創作仲間が出来た。

最近、よく人と関わる。
小学校からの付き合いであるツインテ巨乳女子の師匠。
なんで、彼女をそう呼んでいるのかは、僕に絵を教えてくれているからだ。
あともうね、ダッポンダッポン揺れるから、目のやり場が困るときがある。
続いて、これも小学校からの付き合いであるだんちょー。
 彼女は、ハネ気味のショートカットヘアーで顔もそれなりに可愛いとは思う。
彼氏持ちで恋愛を楽しんでいる。
僕にはもう叶わない事だけど。
ここ最近、恋愛に対しての興味が消え去った。
別に誰のせいでも無い。
そして、浮世絵好きのオクさん。
彼は、僕とは幼稚園からの腐れ縁。
全てがダルそうな目付きは眼鏡をかければイケメンに見える。
僕と同じくらいの身長だ。
そして、絵がめっちゃ上手い。
このメンバー＋僕でよく関わる事が多い。
僕はちょうどこの頃に処女作である恋愛小説を書き始めたから、彼女らが持っている世界観を使わせてもらっていたりした。
特にだんちょーの彼氏とのイチャイチャはとても参考になった。
僕は卒業までこのメンバーで関わる事が多かったのだけど、彼女らと居た時間はとても有意義だった。
人との関わり方を変えただけで、少し未来が変わった。