絵描き令嬢は元辺境伯の愛に包まれスローライフを謳歌する

(旧32)光延ミトジ

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幕章 ︎︎オリオン青年物語

82:過去編⑪:終戦、そして:Sideオリオン

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 穏やかな、春の日差しが王都を照らす。やわらかい風がどこからか花と果実の甘い香りを運んできて、ざわつくオリオンの気持ちをほんの少しだけ落ち着けてくれた。

 彼は今、王都にあるメザーフィールド侯爵家の屋敷――背の高い噴水の傍らにいた。限られた王都の土地に建てられた屋敷の広大さは、そのまま侯爵家の権勢を窺わせる。噴水の細かな水飛沫が煌めき、オリオンの白銀の髪を濡らした。赤い目をゆっくりとまたたかせ、深い溜め息を吐く。

 帝国の侵攻による王国南部における戦争は、今から半年ほど前に、敵の撤退をもって一応の終わりを見た。

 オリオンが皇女ナイイェルと共に帝都を襲撃してすぐ、前線にいた敵は大河を渡って退いて行った。南部の辺境伯軍は追撃しなかった。敵軍の行動に驚愕し、動揺したこともあるが、何よりも大河周辺の防衛力強化を優先したからだ。

 今回、領地で内乱を先導した不穏分子を排除できはしたが、異国の手の者がそれで全てとは限らない。またいつ帝国の侵攻があるかわからない以上、防衛力を高め、警戒しておく必要がある。南部の辺境領――かつて国だった土地に住まう者は、治める一族は、この一戦で戦争というものを思い出したのだ。今後は、ただの王国の食糧庫ではなくなるだろう。

「しけた顔をしていますね」
「ティグルス……」
「今日の主役の自覚がないらしい」

 近づいて来たのは友人のティグルス=メザーフィールドだ。オリオンとは寄宿学校の同期で、寮で同じ部屋だったこともあり親交を深めた。

 侯爵家次男の彼は近々家が持つ伯爵の爵位を継ぐとかで、何かと忙しくしているそうだ。そんな中、ティグルスとは頻繁に手紙のやり取りをし、戦争を終結させるため動いてもらった。ティグルスが友情に厚いから何を置いてでもも協力してくれた……のではなく、忙しい中でもそれだけのことができるほど、有能な人物だということだ。

 数日前、久しぶりに顔を合わせた友人は、自分よりも遥かに年上の貴族を袖にして、オリオンと会ってくれた――否、正確には詰め寄って来た、だ。

 誘われるがまま、王都にあるメザーフィールド侯爵家へやって来たオリオンの元へ、ティグルスは槍を片手にやって来た。周りがオリオンの功績を讃える中、彼は『誰が敵国に単騎で乗り込めなんて言いました?』と不満そうで、オリオンが『成り行き上……』と返事を濁した瞬間、貴族の嗜みとして寄宿学校で身につけた槍を振るったのである。

『そんなに死に急いでいるのなら友人として願いを叶えてさしあげましょう!』

 そう激怒していたのは記憶に新しい。もっとも、それはその時だけの一時的な感情の爆発であったのだが。友情に起因する感情の起伏はすぐになりを潜めて、彼は貴族らしい打算的な振る舞いを始めた。槍を片手に『お見事でした』と取り繕った友人には呆れるしかない。

 その時から今日まで、友人は実に、ティグルス=メザーフィールドであった。今日もまた、名門貴族の子息として、次期伯爵として、王国の式典に参列するに相応しい正装をした彼に、オリオンは短く息を吐いた。

「立派な格好だな」
「君には負けますよ。主役に相応しい格好です」
「やめろ。そういうのじゃないことは話しただろ」

 オリオンが嫌そうに顔を顰めると、ティグルスが小さく笑う。

「栄誉なことではありませんか。辺境伯領出身の者が、王家から勲章を授与されるのは四人目、北部出身の者では初めてのことなのですから」
「そんなものに価値があるとは思えない」
「聞いているのが僕だけでなければ、不敬だと騒がれていましたよ」
「お前しかいないから言ったんだ」

 南部での戦争の終結に起因したことで、オリオンは王家から勲章を授与されることが決まった。南部辺境伯家のメンドーサ家の人間を差し置いて、ホワイトディア家の当主でも嫡男でもない、援軍の将でしかない自分が授与されるわけにはいかない――と、そんな建て前で断ろうとしたが、それは叶わず今に至る。

 王家は、戦争に援軍を出さなかった。南部に最大限に恩を売れる機を見定めるために、あれこれ理由をつけて金も兵力も出し渋ったのだ。南部の人間だけでなく、援軍できた北部の人間――オリオンの仲間が多く、傷ついた。そんな相手から授けられる勲章に価値を見い出せない。

「貰えるものは貰っておきなさい。勲章のひとつやふたつ、かさばる荷物になるわけでもないでしょう」

 建て前で断れないのなら、本心をぶちまけてやろうか。南部で戦後処理をしていたオリオンは、立て続けに来る王家からの使者に対してそんな不遜なことを考えていた。

 そんな彼の考えを渋々ながらも受け入れる方向へ変えさせたのは、ティグルスから届いた手紙だ。オリオンがどう出るかなど、とっくに察していたのだろう。ティグルスからの、王都へ来るようにという内容の手紙には、ホワイトディア領の辺境伯夫妻――オリオンの実父母からの手紙が添えてあった。

 オリオンが王家からの打診を断ると踏み、あらかじめホワイトディア領の両親と交渉し、息子に短気を起こさせない手紙を書かせた。王都から北部、北部から南部の手紙のやり取りには、かなりの時間を要するだろう。それにも関わらず、オリオンが本心をぶちまける前に手紙が届いたのは、勲章授与の件をとうの昔に知っていたことに他ならない。

「勲章の授与は、王家の意思ではないだろう」
「王家の意思なら素直に受け取っていましたか?」
「なわけない」
「ええ、そうでしょう。血を流そうともしない、責を負おうともしない者からの褒賞なんて、君は決して受け取らない。侮辱だとすら思うかもしれない。それでもこうして君が王都にいるのは、友情の成せる業でしょう?」
「友情か。利用するのも、ほどほどにしておけ」

 友人は、使えるものは猫でも使う、立っていれば高位貴族でも顎で使う、そんな男だ。にこやかな顔で言うティグルスに対して、利用された怒りは微塵もなく、むしろ呆れが大半を占めている。

「知っていて利用されてくれるんですから、たいしたものですよ」
「お前には借りがある。それにお前は、俺を貶めるほうへは友情を利用しないからな」
「……これはこれは」

 にこやかに笑っていたティグルスが目をまたたかせた。

「なんだ?」
「君くらいですよ。メザーフィールドの人間を捕まえて、そんな評価をするのは」

 どこか皮肉っぽく、けれど、どこか嬉しそうに彼は言う。

 ティグルスという友人は、学生時代も含めて常に微笑みを湛えていて、本心を見せない子供だった。それが処世術であり、戦略であることは、早い段階で気づいた。敵対する相手は自分の手を汚さず排除するし、もっと言えば、敵になる前に芽を摘んでおくことも多々あった。入学してしばらくは王都の高位貴族はこういうものかとも思っていたが、それがメザーフィールド侯爵家の特色だと知った時は、なるほどと納得したものだ。

『笑いながら怒れるのか。たまに鼻につくけど、お前、すごいな』

 北の辺境出身の野蛮人だと馬鹿にされ、相手を報復でボコボコにした。暴れて寮の部屋に戻ったところを『もう少し上手くできないのですか?』と聞かれて、それから何言か言葉を交わし、ふと口をついて出たひと言。ティグルスは目を丸くし、おそらくそれが、初めて彼の素顔に触れた瞬間だった。

 その日から、およそ十年。

 信頼は深く、友情は厚く、確かなものへと育った。

 とはいえ、だ。

「誰の思惑にしろ、気が乗らない」
「戦争の『英雄』と成るのは気が重いですか?」
「重いんじゃない。乗らないと言ったんだ」

 白銀の髪を掻く。

「話しただろ。俺は何もしていない。せいぜい足になったくらいだ」
「聞きましたよ。でもね、帝国の侵攻を防いだ功績が帝国の人間にある、なんて誰も受け入れられませんよ。民衆も貴族も、時代が求めているのは、王国の『英雄』なんですから」
「……馬鹿馬鹿しい」
「何も馬鹿馬鹿しくありません。王都を中心とする中央部の大半の食糧事情は、南部の農畜産に依存しています。メンドーサ領はあまりにも豊かな地ゆえ、東部や西部に卸す食糧も決して少なくない……今回の戦争が一年以上続いたことで、各地で食糧の価格が高騰しました」

 特に、主食の小麦は中央地域で倍、王都に至っては三倍近くまで価格が跳ね上がったらしい。収穫期を二度に渡って満足に迎えられなかったため、領の外に出せる小麦が減った。

 主食の値段が跳ね上がったことが一番生活に影響が出るのは、貴族ではなく民衆だ。貧しければ貧しいほど、その打撃は計り知れない。民衆は苦しみ、貴族は自領の民への減税や公庫の開放で手を打ったが乗り切れず、各地で多数の死者が出たそうだ。このまま戦争が終わらず食糧の価格高騰が続き、食糧難が加速すれば、どうなるのか。学のあるなしに関わらず、貧富の差に関わらず、誰もがわかっていた。

 そんな時、ひとりの青年が――高貴な血を受け継ぐ、猛々しい飛竜騎士が、単騎で帝国に乗り込んで大打撃を与えて終戦に導いた。衝撃的で、喜ばしい『話』に、誰もが熱狂した。王家の対応はすでに皆が知るところであり、彼らは降って湧いた『英雄』に褒賞を与えることで、手柄のおこぼれを得ることにしたのだ。

 王家を中心とする中央貴族の思惑をオリオンは理解している。彼の両親――ホワイトディア辺境伯夫妻も理解し、その上で受け入れるように言ってきたのだ。

 ティグルスがもう何度もその話をしてきた。何度されても納得できない。それでも彼は――オリオン=ホワイトディアは勲章を受け取るため、王都にいた。

「仮初だ。仮初の『英雄』だ」
「仮初でも『英雄』です」
「なあ、ティグルス。俺は……こんなに惨めな気分になるのは、初めてだ」

 重苦しい澱が、胸の奥に溜まっている。この場にいて、勲章を貰おうとしている自分に吐き気すら覚えた。気持ちが悪い。自分自身がどうしようもなく薄汚く感じ、嫌いになってしまいそうだ。

「惨め、とは?」
「何も成していないのに過大な評価をされた。これが惨めでなければなんだ? 俺は『英雄』なんかじゃない」

 燃えるような真っ赤な髪の女が、頭に浮かぶ。多くのものを奪われ、多くのものを置いて、決して穏やかでない血と炎に塗れた道を行くと決めた人。もしも『英雄』に相応しい者がいるとするなら、それは彼女だろう。

「俺が『英雄』に見えているのなら、それは虚像でしかない」

 そう、吐き出せば。

「それはそうでしょう」

 と、ティグルスがさも当然とばかりに言った。

「なんだ? それはそうって……」
「『英雄』なんてね、そんなものは物語の中にしか存在しませんよ」
「だが、お前は俺に――」
「ええ。君に『英雄』に成るようにと、言いました。時代が求めています」
「……お前の考えていることは、さっぱりわからん」
「鼻につきますか?」
「ああ」

 オリオンが頷けば、ティグルスがふっと笑う。

「『英雄』は誰かの希望であり、理想なんです」
「だからお前は、お前たちは……『英雄』を作ろうとしているのか」
「『英雄』が世に出るためには、時代が準備されている必要があります。けれど、その時代によって求められる『英雄』の姿は違うのです。不変の女神に『英雄』は作れない。『英雄』を作れるのは、その時代を生きる人間だけなのですから」

 穏やかな表情で、あまりにも澱みのない言葉を紡がれた。まるでいつまでも腹を決めないオリオンを窘めるかのような、大人びた響きすらある。

 ティグルスの姿に、南部辺境伯の三男レオナルド=メンドーサの姿が重なった。貴族としての責務を負い、生きると決めた、同い歳の彼ら。ひと足早く大人になった同窓生を前に、少しだけ胸がざわつく。この感情はおそらく、道を進み始めた彼らへの嫉妬心と、置いて行かれる寂寥感だ。

「……俺に『英雄』に成れと言うのは、勝手すぎる。自分では成ろうともしないのに」

 つい、そんなことが口をついて出てしまう。

「誰もが『英雄』なれるわけではありません。『英雄』に成るにはさまざまな条件が必要です。中でも、誠実さ――純粋な誠実さがなければ、誰もその人を『英雄』だとは思いません」
「誠実さ……そんなもの……『英雄』に必要なのは、勇気だ。自分の宿命を受け入れ、担い、進んで行く。どんなに険しかろうと逃げ出さない勇気……あの人には、それがあった」
「君にもありますよ。なければ、単騎で敵地へ乗り込んだりできません」
「それだって、今思えば、将失格だ」

 勲章の授与を勧める両親からの手紙には、小言もあった。

 君主は一時の怒りで軍を興すべきではなく、将軍は一時の憤激で戦闘を始めるべきではない――そんな基本の兵法も忘れてしまったのかと、主に母からの小言を頂戴した。北に帰還した時、母に詰め寄られ、そこに義姉が便乗することを考えればゾッとする。父は『さすが俺の子、派手にやったな!』と、どこか楽しんでいる風の文面だったため気にする必要はないだろう。

 ゾッとする……ゾッとはするが、反論はできない。小言も説教も素直に受け入れるつもりだ。もっとも――

(親に小言を頂戴する時点で、大人に成り切れていないんだろうな)

 赤い目を細め、オリオンは天を仰ぐ。風は暖かく、日差しはやわらかい。春の好き日の青空だ。

「これも、白鹿の祝福か」
「なんです?」
「いや、なんでもない。そろそろ時間だろう。行こう」

 オリオンは噴水に背を向けて歩き出した。ティグルスの脇を通りすぎようとした時、彼の手が、オリオンの腕を掴んだ。

「どうした?」
「僕は、君が相応しい人間だと思います」
「『英雄』どうのの話ならもう――」
「自分で、自分自身を『英雄』だと思うような人間は取るに足らない。どれだけ担がれようと、称賛を浴びようと、君は『英雄』を自負したりしないでしょう。その確信があるからこそ、僕は、オリオン=ホワイトディアという人間を『英雄』に推したんです」

 腕を掴む手に力が込められる。痛くもなんともない。ティグルスの表情は穏やかなまま変わらない。声音も、言葉を紡ぐ速度もそのままだ。それでも何故か、絶対に表層には現れないが、縋るような必死さが隠れている気がして――オリオンはフ、と吐息を漏らした。

「『英雄』らしく、王城にクィーンで乗りつけてやるか」

 賢い友人の言う通り、『英雄』は物語の中にしかいないのだろう。それでも時代は『英雄』を求めていて、誰かが『英雄』を作ろうとしていて、自分がそれに選ばれてしまったのであれば、受け入れる。

 きっとそれが大人に成るということの第一歩なのだろう。

 多くの者たちから向けられる期待も、背負う責任も、大きい。

(だが、投げ捨てたりはしない)

 青年――オリオン=ホワイトディアは、大人びた顔で笑う。

「『英雄』が物語の中にしかいないのであれば、お前たちは当然、その物語も生み出すんだろう。そこに、異国の王女を出してくれ。強く気高く、正統な血を有した女を……長く、語り継がれるような、そんな物語を綴ってほしい」
「もちろんです。貴族から民草まで広がる物語……そう、タイトルは――」

 『英雄オリオンの物語』――。


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