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6 苺のショートケーキ
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♢ ♢ ♢
「……」
規則的な呼吸を確認し、昴が寝入ったことを確認すると空は手のひらを顔の上から離した。幼少期からずっと見つめていた顔は、大人になった今でも面影を残している。
普段前髪に隠されている目元は長い睫毛に囲われており、キメの細かい肌はしっとりと青白い。スっと通る鼻筋。薄く、けれども形の良い唇。普段はその鬱蒼とした髪型や全身から漂う陰鬱な雰囲気に隠れている昴の顔は、本当はとても整っていて美人である。
空のように男性的な容姿の美丈夫では無いけれど、きちんと格好を整えれば、昴の印象はかなり変わるだろう。
空はその事を誰よりも理解していたし、だからこそその事実が周囲の人間に知られてしまわないように尽力していた。
(昴くん……昔から変わらない昴くん。
変わらない事は素晴らしい事だ。
どうか、ああどうか変わらないで。
俺の、俺だけの……昴くん)
ちらりと時計を見やり、そろそろ出勤時間だと気付いたけれど空はまだ昴の寝顔を見続けていた。
♢ ♢ ♢
泣き腫らして重くなった瞼をそっと開けた昴が視線を窓に向ければ、カーテンの隙間から橙色の夕暮れが穏やかに広がっていた。藍色と赤色がやけに眩しい光線で混ざりグラデーションを生み出している。
眼鏡をかけていないぼやけた視力で作り出される世界は、上手く生きることが出来ない自分を丸ごと受け止めてくれた。
空は今頃仕事中だろうか。仕事にそれまでにもう一度、お菓子を作ろう。
ずしりと重い身体をなんとか起き上げ、寝室から出ると……いるはずの無い空が鼻歌交じりにエプロンをつけて料理に勤しんでいた。
「……空くん、なんで?」
二人用のダイニングテーブルいっぱいに置かれた料理。どれもこれも、昴の好物だ。テーブルの中央には小さなブーケが飾られて、その横に観葉植物であるアイビーが蔦を垂らし、緑を添えている。
「あ、昴くんおはよう! よく眠れた? そろそろ起こしに行こうと思っていたんだけれど、タイミングバッチリだ!
お腹すいたでしょう。さあ、食べよう?」
促されるまま、まるで何かの記念日を祝うような料理の前に座った昴の脳裏には悲しい予感が過ぎる。
「空くん……、あ、……これ……もしかして……
もう最後だから……ぼくたち……お別れ、しなくちゃ……いけないの?」
「……え? は、はぁあああ?! ちょ、えぇっ昴くん?! な、なんでそんなぶっ飛んだ結論になっちゃった?!」
「だ、だって……こんなに特別なお料理っ……最後の晩餐、みたいだから……ぅぁ……ぼ、ぼく……嫌だ……そらくんと、離れたく、ない……ッヒゥ……ぅう゛……ぅ゛あ゛ぁ」
再び昴の涙腺は緩み、ポロポロと涙が零れる。
お別れなんて、まさかそんな事を言われるとは思ってもみなかった空は酷く動揺していたけれど、泣きながらゆるゆると首を左右に振り、別れを否定する昴に急いで駆け寄り、その足元に跪いた。
「違う、違うよ。昴くん! お別れのために作ったんじゃない。
昴くんの喜ぶ顔が見たくて、俺の作る料理は全部、昴くんに笑って欲しいから、幸せにしたいから作るんだよ」
「でっ……でも……ッ ぼくは、空くんみたいに……っなれなくて!
要領も、悪いし、人と関わることも……ゥッ……苦手、で……お菓子しか、作れない、のに……それも上手に……できなくて……!」
空は昴の膝に置かれた手を優しく包み込む。堰を切ったようにこぼれ落ちる感情を、ただ静かに傾聴し受け止める空。
まるで神の前で過ちを懺悔する信徒のような気持ちで、昴は続ける。
「む、むかしから……ほんとうはっ……分かっていたよ……っ
釣り合ってないって。誰にでも優しくて、かっこよくて、完璧な……人気者の空くんの隣に立つのは、こんなダメ人間では、許されないって……。
で、でも……ぼ、ぼくはっ……そ、らくんが……いなくなったと思ったら、息ができ、ない……よ。そのくらい……苦しくて……さみしくて……。ご、めな、さ……ごめんなさ……ダメな、ぼくは、そらくんが、いないと……もう、いきることが、でき、ない……」
昴は、赦しが欲しくて告白をしているのではなかった。何も出来ないのに空に泣いて縋る自分が、心底惨めで、もういっそ消えてしまいたいとさえ思っていた。
けれども空は、昴の言葉を聞けば聞くほどに、その顔に晴天の蒼の如く胸いっぱいだと言わんばかりの笑みを浮かている。
立ち上がった空は、泣きじゃくる昴をすっぽりと抱きしめる。
胸の中に閉じ込めてもう離さないのだとばかりに、大切に、尊い宝物を守るが如く抱擁した。
「昴くん……昴くん。俺の昴くん……。昴くんはそのままでいいんだ。俺を愛してくれてありがとう。
俺も昴くんのことが大好きで、昴くんのことだけを愛しているんだ。
だって、同じだよ。俺も、昴くんがいなければ生きることはできない。
俺を救ってくた昴くん。俺の唯一。俺の――」
子どものように泣く昴の傷だらけの心に、空の愛がじわじわと染み渡る。自分のような存在でも、空は肯定してくれる。愛してくれる。
「……っうん……うん……! あ、ありがとう……!
えへへ、空くんは、本当に……優しくて……
うん……そう。まるで、
空くんは、ぼくの神様みたいだ」
「――ははあ、はは」
空は昴の濡れる頬に口付けをし、そうして唇同士を重ね合う。
涙で冷たい皮膚は、体温が移り合うように温かくなった。
「さあ、食べよう? それでさ、デザートを一緒に作ろう。
俺、ショートケーキが食べたいな?」
「ショートケーキ……うん、作るよ。苺のやつ。今度は失敗しないように、気をつけて作るね」
少しだけ冷めてしまった空の作った料理は、二人の心と胃袋を満たし温めた。
二人はもう一度キッチンに立つ。今度は並んで、一緒に。
清潔に水気を拭き取ったボウルに玉子を割り入れて、卵黄を別皿分けたら、ハンドミキサーで卵白を泡立てる。数回に分けて砂糖をいれ、絹の様に艶やかなメレンゲが出来上がった。
卵黄を戻して再びハンドミキサーで混ぜ合わて、ふるった薄力粉をゴムベラで底から掬うように丁寧に馴染ませる。
溶かしたバターと牛乳を合わせたら、オーブンペーパーを敷いたまあるい型に優しく流し入れる。数回型ごとカウンターに落として気泡を抜き、予熱したオーブンに生地を入れたら、三十分位焼き上げていく。
「大丈夫、絶対に上手く出来るよ」
「うん……空くんが手伝ってくれたからだ。今度からは、ご飯作るのも、もっと練習、するから……!」
「あはは、ありがとう。昴くんは何か作りたい料理ある?」
「えっと……じゃあ、空くんが時々作ってくれる、ポトフ、とか?」
「いいね。じゃあ、明日作ろう!」
「明日? ふふ、急だなあ」
オーブンから良い匂いがふわりと漂う中で、二人は冷蔵庫の中を見ながら笑い合う。
嗚呼――明日は何を作ろうか、何を食べようか。
そこはまるで天国のように幸福なキッチンだった。
昴の涙は、もうすっかり止まっていた。
「……」
規則的な呼吸を確認し、昴が寝入ったことを確認すると空は手のひらを顔の上から離した。幼少期からずっと見つめていた顔は、大人になった今でも面影を残している。
普段前髪に隠されている目元は長い睫毛に囲われており、キメの細かい肌はしっとりと青白い。スっと通る鼻筋。薄く、けれども形の良い唇。普段はその鬱蒼とした髪型や全身から漂う陰鬱な雰囲気に隠れている昴の顔は、本当はとても整っていて美人である。
空のように男性的な容姿の美丈夫では無いけれど、きちんと格好を整えれば、昴の印象はかなり変わるだろう。
空はその事を誰よりも理解していたし、だからこそその事実が周囲の人間に知られてしまわないように尽力していた。
(昴くん……昔から変わらない昴くん。
変わらない事は素晴らしい事だ。
どうか、ああどうか変わらないで。
俺の、俺だけの……昴くん)
ちらりと時計を見やり、そろそろ出勤時間だと気付いたけれど空はまだ昴の寝顔を見続けていた。
♢ ♢ ♢
泣き腫らして重くなった瞼をそっと開けた昴が視線を窓に向ければ、カーテンの隙間から橙色の夕暮れが穏やかに広がっていた。藍色と赤色がやけに眩しい光線で混ざりグラデーションを生み出している。
眼鏡をかけていないぼやけた視力で作り出される世界は、上手く生きることが出来ない自分を丸ごと受け止めてくれた。
空は今頃仕事中だろうか。仕事にそれまでにもう一度、お菓子を作ろう。
ずしりと重い身体をなんとか起き上げ、寝室から出ると……いるはずの無い空が鼻歌交じりにエプロンをつけて料理に勤しんでいた。
「……空くん、なんで?」
二人用のダイニングテーブルいっぱいに置かれた料理。どれもこれも、昴の好物だ。テーブルの中央には小さなブーケが飾られて、その横に観葉植物であるアイビーが蔦を垂らし、緑を添えている。
「あ、昴くんおはよう! よく眠れた? そろそろ起こしに行こうと思っていたんだけれど、タイミングバッチリだ!
お腹すいたでしょう。さあ、食べよう?」
促されるまま、まるで何かの記念日を祝うような料理の前に座った昴の脳裏には悲しい予感が過ぎる。
「空くん……、あ、……これ……もしかして……
もう最後だから……ぼくたち……お別れ、しなくちゃ……いけないの?」
「……え? は、はぁあああ?! ちょ、えぇっ昴くん?! な、なんでそんなぶっ飛んだ結論になっちゃった?!」
「だ、だって……こんなに特別なお料理っ……最後の晩餐、みたいだから……ぅぁ……ぼ、ぼく……嫌だ……そらくんと、離れたく、ない……ッヒゥ……ぅう゛……ぅ゛あ゛ぁ」
再び昴の涙腺は緩み、ポロポロと涙が零れる。
お別れなんて、まさかそんな事を言われるとは思ってもみなかった空は酷く動揺していたけれど、泣きながらゆるゆると首を左右に振り、別れを否定する昴に急いで駆け寄り、その足元に跪いた。
「違う、違うよ。昴くん! お別れのために作ったんじゃない。
昴くんの喜ぶ顔が見たくて、俺の作る料理は全部、昴くんに笑って欲しいから、幸せにしたいから作るんだよ」
「でっ……でも……ッ ぼくは、空くんみたいに……っなれなくて!
要領も、悪いし、人と関わることも……ゥッ……苦手、で……お菓子しか、作れない、のに……それも上手に……できなくて……!」
空は昴の膝に置かれた手を優しく包み込む。堰を切ったようにこぼれ落ちる感情を、ただ静かに傾聴し受け止める空。
まるで神の前で過ちを懺悔する信徒のような気持ちで、昴は続ける。
「む、むかしから……ほんとうはっ……分かっていたよ……っ
釣り合ってないって。誰にでも優しくて、かっこよくて、完璧な……人気者の空くんの隣に立つのは、こんなダメ人間では、許されないって……。
で、でも……ぼ、ぼくはっ……そ、らくんが……いなくなったと思ったら、息ができ、ない……よ。そのくらい……苦しくて……さみしくて……。ご、めな、さ……ごめんなさ……ダメな、ぼくは、そらくんが、いないと……もう、いきることが、でき、ない……」
昴は、赦しが欲しくて告白をしているのではなかった。何も出来ないのに空に泣いて縋る自分が、心底惨めで、もういっそ消えてしまいたいとさえ思っていた。
けれども空は、昴の言葉を聞けば聞くほどに、その顔に晴天の蒼の如く胸いっぱいだと言わんばかりの笑みを浮かている。
立ち上がった空は、泣きじゃくる昴をすっぽりと抱きしめる。
胸の中に閉じ込めてもう離さないのだとばかりに、大切に、尊い宝物を守るが如く抱擁した。
「昴くん……昴くん。俺の昴くん……。昴くんはそのままでいいんだ。俺を愛してくれてありがとう。
俺も昴くんのことが大好きで、昴くんのことだけを愛しているんだ。
だって、同じだよ。俺も、昴くんがいなければ生きることはできない。
俺を救ってくた昴くん。俺の唯一。俺の――」
子どものように泣く昴の傷だらけの心に、空の愛がじわじわと染み渡る。自分のような存在でも、空は肯定してくれる。愛してくれる。
「……っうん……うん……! あ、ありがとう……!
えへへ、空くんは、本当に……優しくて……
うん……そう。まるで、
空くんは、ぼくの神様みたいだ」
「――ははあ、はは」
空は昴の濡れる頬に口付けをし、そうして唇同士を重ね合う。
涙で冷たい皮膚は、体温が移り合うように温かくなった。
「さあ、食べよう? それでさ、デザートを一緒に作ろう。
俺、ショートケーキが食べたいな?」
「ショートケーキ……うん、作るよ。苺のやつ。今度は失敗しないように、気をつけて作るね」
少しだけ冷めてしまった空の作った料理は、二人の心と胃袋を満たし温めた。
二人はもう一度キッチンに立つ。今度は並んで、一緒に。
清潔に水気を拭き取ったボウルに玉子を割り入れて、卵黄を別皿分けたら、ハンドミキサーで卵白を泡立てる。数回に分けて砂糖をいれ、絹の様に艶やかなメレンゲが出来上がった。
卵黄を戻して再びハンドミキサーで混ぜ合わて、ふるった薄力粉をゴムベラで底から掬うように丁寧に馴染ませる。
溶かしたバターと牛乳を合わせたら、オーブンペーパーを敷いたまあるい型に優しく流し入れる。数回型ごとカウンターに落として気泡を抜き、予熱したオーブンに生地を入れたら、三十分位焼き上げていく。
「大丈夫、絶対に上手く出来るよ」
「うん……空くんが手伝ってくれたからだ。今度からは、ご飯作るのも、もっと練習、するから……!」
「あはは、ありがとう。昴くんは何か作りたい料理ある?」
「えっと……じゃあ、空くんが時々作ってくれる、ポトフ、とか?」
「いいね。じゃあ、明日作ろう!」
「明日? ふふ、急だなあ」
オーブンから良い匂いがふわりと漂う中で、二人は冷蔵庫の中を見ながら笑い合う。
嗚呼――明日は何を作ろうか、何を食べようか。
そこはまるで天国のように幸福なキッチンだった。
昴の涙は、もうすっかり止まっていた。
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